お宝花道
先日、はなみずき様が浅草歌舞伎を育てる会発行の「花道」をご紹介されていた。幸い、その後まもなく第一部を見る機会を得た私、早速育てる会のブースへ飛んで行き
、長島さんのフグよろしく、置いてあった号(8号から最新27号まで、間はかなり抜けている)を隅から隅までずい~っと滑らかして「おばちゃん、これ全部いただくよっ
」。
は、ウソ
本年号(300円)よりバックナンバーのほうが高い(500円)ことにビビリながら、ちらっと手にとって見るうちに、脳内催眠状態…全部、これ全部ほし~と抑制がきかなくなり
、1部ずついただいてきたのでした。
忙しくて、まだ中身はほとんど見ていないのだが、記事は充実しているし、モノクロとはいえ貴重な写真がたっぷりあって、ミーハー心も沸き立つ。手元に揃ったものだけでいえば、今のメンバーでの公演が始まった翌年(2001年)の第22号からは、それ以前の号に比べ若い人を意識した内容やデザインになっている。
92年、93年は時蔵、八十助(現・三津五郎)、歌昇、橋之助、秀調、孝太郎、染五郎さんなどによる花形歌舞伎
、94年には猿之助一座が「千本桜」の忠信編通し上演をしている(写真のみ~んな、若~い)ことを思えば、確かに10代20代の若い役者を中心とした公演には、ビジュアル的編集は合っているのかもしれない。
さて、94年の「花道」16号、「自即売林」というエッセイ(森 直行著)に、歌舞伎の子役のことについて書かれた部分がある。この年、梅枝、萬太郎、種太郎、竹松クンが初舞台を踏んだそうで、萬屋の幼い3人が可愛らしく首を傾げている「道行旅路の嫁入」、竹松クンが小三郎役でお父さんの萬次郎さん(早瀬)と共演している「盛綱陣屋」の写真など、「おお、かっわいい
」と思わず目を細めてしまう。
でも、その嬉しさはもっとボルテージが上がるの![]()
な、な、なんと森氏は「今もっとも頑張っているのが尾上松助の長男・松也くん(9)でしょう。現在青山学院初等部4年。今年9月は、ちょうど来年の大河ドラマ『吉宗』の収録が重なり、月1週間ほどしか学校に行けず、学業との両立が悩みの種だそうです」と書いておられるのだ。「盛綱陣屋」の小四郎役で後ろ手に縛られている松也クン、凛々しくも儚げで哀れを誘う
お顔はお父さまソックリ。今の松也クンはあまりお父さまの面影がないように思うけれど、やっぱり歌舞伎の親子って激似なのね。
しかし、大河「吉宗」ってなんだ
知らないぞ
松也クン、何の役だったの? アーカイブで見たいぞよ。
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