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2009年1月15日 (木)

遡って、演舞場昼の部再見感想

112日 初春花形歌舞伎昼の部(新橋演舞場)
もう15日になってしまった。早く感想を、と思いながらだんだん立て込んできた仕事と立て込ませている歌舞伎との板ばさみにあって、気持ちが焦るばかり。演舞場は2度目だけど、自分の記憶のためにも簡単ながらここらで感想を書いておかなくては。
そもそも9日に見たばかりの昼の部をなぜ2日あけただけで見たか。海老ちゃんを近くで見たかったlovely それも花道そばならなおよろしい。ということで、毎日こまめにこまめにWeb松竹をチェックしていたら、12日の2列目花道そばsign01が突然出てきたのね。本当は19日以降がよかったのに。でもこんな席がまた出てくるかどうかわからないし、3日連続歌舞伎がきついのを覚悟のうえで、思い切ってぽち。
う~む、しかし意外にも、座席としてさほどどうということはなかった。9日の3階席で見て満足した以上の満足はほとんど得られなかったと言おうか。つまり、あそこの席のグレードがかなり高かったことになる。
まあでも一応、前回とは別の感想を。
「二人三番叟」は、11日歌舞伎座の三番叟に関連して書いているのでここでは省略。
「木の実、小金吾討死」
海老ちゃんのチンピラワルぶりはやっぱり素敵heart04 大きな目が小狡さや凄みを見せている。さらにこういう役の海老ちゃんの目にはそこはかとない昏さが湛えられている。これが魅力なのよねえ。キャラは全然違うけど、「江戸の夕映え」本田小六で見せたあの目の昏さを思い出してぞくぞくっときた。先代松緑さん(辰之助)の「暗闇の丑松」の目もたまらなく昏かったなぁ。話が逸れましたcoldsweats02
子供に対する情は、「実盛物語」のほうが濃かったように思う。実子とはいえ、この時点ではまだそういう情を出すものじゃないということだろうか(演じている海老ちゃんが、ではなく、権太が)。自分がガキみたいな権太である。でも、店じまいをするときに、意外にも片付けを手伝っていたのがじ~んときたconfident 親子3人で家路につくときの笑三郎さんが嬉しそうで、ああこの愛情が後の自己犠牲につながるのだなあと胸を打ったweep この場面は、束の間の親子の平穏が感じられて好き。
やがて、同じ花道を悄然と鎌倉へ向かう権太の女房と倅、断腸の思いでそれを見送る権太。花道の使い方がうまく、よくできた芝居だ。
小金吾には、今回初めて共感を覚えた。これまでは、簡単にだまされる世間知らずとちょっとバカにしているところがあった。ところが、3度目にして初めて小金吾の悔しさが自分のことのようによくわかり、追手との戦いにも力が入った。花道での飛び越し(段治郎さんを飛び越したのはどなたでしょう)はスリルある。
段治郎さんの立ち回りは本当にカッコいい。小金吾の死はそれが後に主人を救うことになるにしても、いかにも哀れである。六代が悲しげだったのが印象的。
「お祭り」
笑三郎さんと春猿さんの膝の折り方が大きくて、大変だなぁと思った。背の高い女方さんは、将来膝を悪くするんじゃないかと心配です。
とまあ、こんなところでしょうか。
久しぶりにおまけ:売店で、例の文藝春秋(ポニョと海老ちゃんの記事が載っている号)を売っていた!! あと海老ちゃんグッズがいくつかあって、Tシャツに惹かれないでもなかったけど、いいトシしたおばが海老T…ちょっと着られないよなぁ。亀治郎Tシャツは着てるんだけどねsmile

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