« 北の桜と駒形茂兵衛 | トップページ | 小庭の春 »

2009年1月25日 (日)

とんだ日曜日

6時前、父の「まいったな、まいったな」と繰り返す声で目が覚めた。しばらく放っておいたのだが、あんまり同じことを繰り返しているので様子を見に行ったら、トイレで血だらけになっているではないかshock
小用に起きた際、寝ぼけ半分、寝室で転んだのだという。見ると、右手の人差し指と中指の間から鮮血がどくどく噴き出している。手をついた拍子に高齢で弱っている皮膚が深く裂けたのだろう。本人は枕元にあった手拭で出血を押さえているのだが、そんなものすぐに絞るほどの血液を吸ってしまって役に立たない。
トイレにいつまでもいるわけにいかないから、新たにガーゼを当てて下へ連れて行き、手の血液を水道水で洗い流し(きれいには落ちなかった)、血止めのホルム散を傷口にふりかけ、洗面所に父を置いたまま(暖房は入れたが、寒がって風邪のほうが心配になったwobbly)、私はあちこちの病院に連絡を取り始めた。よほど救急車を呼ぼうかと思ったのだが、命にかかわるわけでなし、そこまでするケガかどうか見極めがつかず、ためらってしまったのだ(タクシーがわりに使える神経は、さすがの私にもない)。時々行く病院は、担当医がいないと言って救急医療情報センターを紹介してくれた。しかしセンターで教えてもらった病院・医院も担当医がいなかったり外科といっても消化器外科だったりして、全部ダメdown たらい回し気分を味わった。
そこでネットで救急病院を探しているうち、休日当番医制度を思い出し、幸い整形外科が1軒あったので電話をすると、時間外メッセージになっていた。なんだ、使えね~bearingと諦め、とにかくホルム散をやたらふりかけラップで傷口を覆い、動かすと傷口が開いて出血量が増えるので親指を除いた4本の指をくっつけて固定し、血の出にくい高さに腕を吊り、「このままでいい」と言い張る父の血まみれの衣類を全部着替えさせ、明日、私が絶大な信頼を置いている先生の診療を受けることにした。
大量に出血したにもかかわらず、幸い父の食欲は衰えておらず、私が用意した朝食を平らげたのにはほっとした。だって、転倒現場を見たら血の海で、父の動いたところは全部ぽたぽた血がたまっていて、まるで傷害の犯罪現場っていうくらいすごかったんだもの。こんな大量の血を見たのは初めてだshock
そこらじゅうを掃除して、少し落ち着いた頃様子を見ると、また出血が始まっており、とてもじゃないが一晩放置しておける傷ではない。父も今晩は寝ないと言い出すし(布団を汚すのが心配だからって。もう~っ)。そこで当番医にもう一度電話してみると、今度はちゃんとつながって、しかも縫ってくれると言う(朝は、当番医とはいえ、時間外だったのね)。

息子が一緒に付き添ってくれて医者に行き(2人で面倒をみると全然どうということないのだけど、これを1人でやるとなると倍以上の大変さなのよ。助かった)、無事に治療を終え、ほっとした。10sign01縫ったそうだ。200710月にやはり転倒して作った裂傷は7針縫ったから、95歳にしてその上をいく大手術を受けたというわけだ。
医者が休みの日にこんな大ケガするじいさまは子供と同じだ。でも昨日だったら、浅草行かれなかったよぉ~。今日でよかったのかも。
しかし、これで、国立リベンジの目はなくなったし、松竹座行きも不安になってきた。父がベッドで起き上がったら私にわかるように、離床センサーパッドというのを買おうかなと思っている。
あ、ちなみに私がてっきり右手だと思っていた患部は実は左手で、しかも人差し指と中指の間ではなく、薬指と小指の間なのでした。医者に電話するたび右手の云々と説明していた私は何なのでしょうcoldsweats02

|
|

« 北の桜と駒形茂兵衛 | トップページ | 小庭の春 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

続けてのコメント投稿、失礼致します。

記事を拝読していて、その傷口の状態や、お掃除の状況を想像するだけで、私など血の気が引くほどですのに、それを実際に手当て、あと片付け、そして救急の手配をされたSwingingFujisan様、本当に、本当にお疲れさまでした。その後、経過は大丈夫でしょうか? 寒いですし、本当に心配ですね。

そして、この一つ後の清々しいお写真。寒い、忙しいなかでホっとする自然の美しさですね。SwingingFujisan様のお人柄が、お写真に現れているように、思われます。

投稿: はなみずき | 2009年1月25日 (日) 19時49分

はなみずき様
ごたごた私宅の状況を書きましたのに、あたたかいコメント、ありがとうございます!!
おかげさまで、父は今のところ左手が使えない以外は普通に生活しております(お風呂は禁止ですけれど)。
大量の血を見ても、その場にいると案外ハラが据わるというのか、必死なため怖がったり気味悪がったりしていられないというのか、平気で触れるんですね。かえって、後になったほうが気分悪くなりそうでした。
ご心配をおかけしましたが、幸い頭を打ったわけでもなく、骨折もなく、この程度ですんでよかったと考えております。

梅は、昨日近所で咲いているのを見かけ、「あら、もう開花しているのね」とびっくりしたのですが、今日我が家でも何輪か可愛い姿を見せてくれていました。ほっとしますね。

ありがとうございました。

投稿: SwingingFujisan | 2009年1月25日 (日) 22時05分

たいへんでしたね!wobbly
本当に、高齢になってくると、いつどこで、どんな怪我をするか想像もつかないから、心臓が飛び出るほどびっくりしますよね。
SwingingFjisan様はいつも、きっちりと対処されていて、事後の工夫もされてて、すごいなあと思います。
お父様が食欲もあってお元気なようで良かったです。そして、息子さんがいてくださって本当に良かったですね。
SwingingFjisan様も、お体に気をつけてくださいね。松竹座、無事に行けますよう祈ってますheart04

投稿: mami | 2009年1月25日 (日) 22時08分

mami様
ありがとうございます!!
mami様もお父様、十分お気をつけくださいね。と言っても、事故は起きるときには起きるもので…。
冷静に対処しているつもりでしたが、やはり動転していたのでしょうね。患部を左右も指もまったく違って頭に入れていたのには自分ながら驚き呆れましたcoldsweats02
おかげさまで、今は出血もすっかり止まり、みんな落ち着いております。
松竹座、ギリギリまで新幹線押さえられません。前日に行くことを考えていたのですが、日帰り強行軍になりそうbearing

投稿: SwingingFujisan | 2009年1月25日 (日) 22時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1083822/27452247

この記事へのトラックバック一覧です: とんだ日曜日:

« 北の桜と駒形茂兵衛 | トップページ | 小庭の春 »