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2009年2月22日 (日)

さようなら、又五郎さん

昼間、友人から又五郎さん逝去の一報が入ったのだけれど、外出しており、また帰宅がやや遅くなったのとその後よんどころない用事があって、やっと今落ち着いて、又五郎さんを偲んでいるところ。
子供のころに見た歌舞伎での又五郎さんはよく覚えていないのだが、私にとって又五郎さんといえばNHK大河「忠臣蔵」の片岡源五右衛門。小柄で洒脱で、存在感の大きな役者さんだった。
その又五郎さんに大人になってからの歌舞伎ライフで再会したのは、勘九郎最後の歌舞伎座「今昔桃太郎」(平成1612月)。手押し車だか何だか(大五郎が乗ってるような車だったかも)に乗って花道を登場してきた時、嬉しくって嬉しくって思いっきり拍手したのを覚えている。犬の長老役だったのだけど、勘九郎ちゃん初舞台の「桃太郎」で演じた犬の五十年後の姿ということで、ひどく感動した。
その後、国立研修生の指導をなさっていらしたことを知り(こわい先生だったと聞いたことがある)、多くの歌舞伎俳優を育ててこられたことにもまた感銘を受けたのだった。
ご高齢だからいつかその日が、とは思っていた(父より1歳お若い)。しかし天寿を全うされたとはいえ、「古式顔寄せ手打式」から2カ月もたっていないのに、と少しショックではある
全盛期の又五郎さんの歌舞伎を見ていないのが残念だけど、「今昔桃太郎」、勘三郎襲名公演(平成17年3月、4月)および中村歌右衛門五年祭追善公演(平成18年4月)での口上で、そのお姿に接することができてよかった。

又五郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。長い間、歌舞伎を育ててこられて、ありがとうございます。

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