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2009年2月10日 (火)

シネマで思い切り笑おう

28日 シネマ歌舞伎「らくだ/連獅子」
「明日のココロ」が1日遅れになってしまいました。
日曜日にKen’sさんに寄れたワケそれは、シネマ歌舞伎happy01
「らくだ」は、去年の8月、歌舞伎座でも笑い転げたものだが(感想はココ)、あの時は3階席で見たので、ぜひアップの馬太郎サンを見たかったのだ。
亀蔵さんのらくだ(すなわち馬太郎)は、絶妙な動き(「動かない動き」とでも言いましょうか)で死人らしさを見せているし、すべてがあんなにおかしいのにまったく表情が変わらず、こっちはそれがまたおかしくて、涙が出るほど笑った。
今回特筆しておきたいのは三津五郎さん。チョイワルなんだけど、その江戸っ子ぶりがなんともカッコよくて、惚れ惚れしてしまった。ぽんぽん機関銃のように飛び出す言葉、キッと睨む脅しの目、悪さをたくらむ思案顔、してやったりのほくそ笑みなど豊かな表情、袖をまくったり、裾をからげたりの動作も実にカッコいい。
後半、徐々に酒に飲まれていく久六(勘三郎)の変化、そして半次(三津五郎)との立場が入れ替わる様が面白いのは、もちろん勘三郎さん自身の演技のうまさにもよるけれど、それを受ける三津五郎さんの間(ま)がバツグンにいいからだと思った。それはまた言い換えれば、2人の呼吸がぴったり合っていたということだろう。
ここに加えて、らくだの亀蔵さんの3人の呼吸が完全に一致していた、それが椅子から転げ落ちそうになるほど、涙が出るほど、息がつまりそうなど笑わせてくれるのだ。
映画館の客の笑いと、シネマの中の客の笑いが一緒になって、中の空気が揺れるようだった。
一言追加:家主女房の彌十郎さん、けっこう化粧がコワくて、びっくりした。
「連獅子」は、残念ながら、かなりの間沈没してしまいました。さんざん笑った疲れが出た、わけではなくて、前日父の介護がとりわけ大変で心身ともに疲れがピークに達したのだと思う。そういうわけで、感想は書けないんだけど、私が見ていた範囲のみで言えば、カメラワークが3人全員を1つのフレームに入れている場面が少なく、もうちょっと全体的な視野で見たかったなと思った。
勘太郎クンの若々しくきりりとした顔、勘三郎さんの威厳に満ちた表情が頭に残っている。これはリベンジしないといけないかな。「らくだ」ももう一度見たいし。

なお、「らくだ/連獅子」の上映館はこちらから。

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コメント

私の今年の「初笑い」は実は、この「らくだ」だったのです! お正月の2日に早速、シネマで拝見しました。(拙ブログの記事にはしそこなっているような気がします。) ほんっと、楽しいですよネ! 映画館のなかは劇場より暗いですし、椅子が「個」の空間でしっかりしているので、なんとなく遠慮なく笑っていられるような気になってしまい、ず~っと顔がニヤけていたような記憶があります。映画で観ますと、舞台では見落としていたところがはっきりと見えてきたりして(らくださんが踊っている間の大家さんの逃げ回り方とか…!)、思い出が膨らみました。

そうそう、三津五郎丈の「受け」のお芝居の巧さ、同感でゴザイマス!!

投稿: はなみずき | 2009年2月10日 (火) 20時21分

はなみずき様
やはりもう「らくだ」をご覧になっていらっしゃったのですね。はなみずき様なら絶対ご覧になっているはず、と確信しておりましたwink 今年2日目にはもう楽しまれていらっしゃったのねhappy01
大家さん夫婦にも思い切り笑いました。逃げる彌十郎さんの上にらくだサンが降ってきたときには、いっしょになって「きゃ~」と悲鳴をあげそうになりましたし。映画館のほうが確かに笑いやすいかもしれませんね。私のそばのオバサマはまさに「けたたましく」笑っていらっしゃいました。それが嬉しくて、私も負けじと「けたたましく」笑いました。

投稿: SwingingFujisan | 2009年2月11日 (水) 00時53分

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