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2009年3月

2009年3月31日 (火)

またも悲報が

夕方のネットで金田龍之介さんが亡くなったことを知り、すぐに思ったのは猿之助さんをはじめとする澤瀉屋のことだった。
つい先日、藤間紫さんをなくされて深い悲しみの中にある猿之助さんたちに、さらにまた悲しい知らせがもたらされてしまった。
私は「ヤマトタケル」の帝しか知らないが、タケルがあれほど恋しがった帝もついに天に上った…。
藤間紫さん、金田龍之介さんのご冥福をお祈りするとともに、猿之助さんがお体をこわされないことを祈ります。

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中村屋兄弟、テレビと新聞に

「いいとも」見ましたっ。
七之助クンより勘太郎クンのほうが好き、って思っていたのに、七クンもすっごくかわいくて(人柄が)、いいなあ(顔がおとうさんに時々よっく似ている)。
マツジュンと同級生だったってsign03 そういえば、海老ちゃんheart04も堂本剛クンと高校の同級生(クラスは違ったのかな? 同学年っていうことだったかも)だと、「堂本剛の正直しんどい」で言っていた。そのときもビックリしたけど、今回もビックリしたゎ。
浅草歌舞伎で道成寺を踊るために、アリゾナで休養中のおとうさんのところに2泊3日で習いに行ったという話は面白かった。初役の大役だから、帰ってきて教えてくれるかと思ったら、アリゾナまで来てゴルフをワンラウンド付き合わないと教えない、と言われたんだそうだsmile 勘太郎クン、獅童さんも自分たちの役を習うため同行したけれど、この2人は芝居、七クンは踊りだから、体の動かし方が全然違う。ゴルフの後の踊りの稽古は死ぬ思いをした、ってcoldsweats01
昔、勘三郎さんが先代に「マージャンを付き合わないと教えない」と言われたことをマネしてるんだ、って七クンは苦笑していた。
もっと色々そういう話を聞きたかったのに、タモリは自分の話するからなあ。もちろん、タモリの話もとっても面白いんだけどね。
今週は3人も歌舞伎役者が「いいとも」に出たのに、ちゃんと見たのは今日だけ。もったいなかったなbearing
5月、名古屋へ行こうかどうしようかと迷っているのに、南座にも行きたくなってしまった。ハシゴできるかなあ。「行きたい」だけで終わっちゃいそうな気もする…。
ちなみに明日のゲストは小池栄子で、七クンとは映画で、おとうさんとは舞台で共演しているって。へへ、私、その舞台見たんだ。意外と可愛くて、以来小池栄子を好きになった。

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満開、六義園の枝垂れ桜

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六義園の有名な枝垂れ桜。種類はエドヒガン(解説は畳んでおきます)。仕事の途中でたまたま桜祭りをやっているのを見つけたので、イチデジを持っていなくて残念な思いをした。
フジTVの夕方のニュース番組が中継をしていた(名前は知らないのだけど、レポーターがすっごく美人)。
夜になると、ライトアップされるこの枝垂れ桜を目当てに、六義園染井門の前は長蛇の列であった。なお、ライトアップは今日3月31日21時まで(入園は20時30分まで)。
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こちらはソメイヨシノだと思う。まだつぼみのほうが多い。3分咲き?

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2009年3月30日 (月)

歌舞伎関係TV番組

4月の歌舞伎チャンネルで「古式顔寄せ手打式」をノーカット放送という記事を東京新聞朝刊で目にした。放送があるのは、歌舞伎チャンネルから送られてきた番組表で知っていたけれど、ノーカット放送sign03なんだ、と嬉しくなった。
いや、しかし待てよ、それなら「歌舞伎チャンネル友の会」というパンフレット(というのかな? ブローシュアではないよね。小冊子というのが一番無難?)にも出ているはずだ。というわけでそれを見ようと思ったら、ない。
片付けられない女である私のパソコンの周りには、整理していない郵便が山と積まれ(一時期は郵便がくるたびに、即整理していたのにwobbly)、さらにはチラシやら新聞記事の切抜きやらがところかまわず放り出されてあり(一時はもらってくるたび、切り抜くたび、ちゃんとそれぞれの保管場所に整理していたのにwobbly)、まずはそれをまとめることから始めなくてはならない。
で、出てきたのが2月と3月の番組表。4月からはたしかA4判になったんだから、見つけやすいはずだと、きりきりしながら探したら、出てきましたgood でも、レッズのマッチデープログラムが入っていた封筒の糊部分に一部がくっついて、そのまま一部が封筒のほうにもっていかれてしまったcoldsweats02
かくだらしない私ですが、ともかくもめでたく番組表と小冊子を見つけ、改めて読み直してみると、ちゃ~んと「ノーカット放送」と書いてあったゎ。
忙しくて片付ける時間がないという言い訳は、結局探し物で時間を浪費するという結果を生む、わかっちゃいるのに、お馬鹿の繰り返しbearing
そうそう、今日からNHK教育TV「知る楽」で「極付歌舞伎謎解」が始まる。松井今朝子さんの解説で8回にわたる。第1回の今日は『お約束のヒーロー登場--「暫」』。時間は22:25~22:50。翌週5:35~6:00に再放送がある。詳細はココ
ついでに、と言っては申し訳ないが、今日の「徹子の部屋」は獅童さん。先週だったか、「笑っていいとも」に勘太郎クンが出ていたし、ミーハーおばさんには嬉しいことじゃ。
追記:明日の「いいとも」テレホンショッキングに七之助クン登場。勘太郎→笹野高史→七之助というつながり(勘太郎クン、先週の金曜日だったのか。私の記憶って、ホントにアテにならない)。

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3月締めは元禄夜の部

326日 「元禄忠臣蔵」千穐楽夜の部(歌舞伎座)
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まる3日もたっちゃったので、書きづらくなってしまったけれど、自分の記憶のためにも、少しなりとも記録を残しておきます。国立からのハシゴで身も心も急いていたため、「本日千穐楽」の看板あるいは垂れ幕に頭がいかず、写真を撮り損ねたweep
09033001nanbuzaka 「南部坂雪の別れ」
最後の最後になって、ああ、この物語って本当はすごく感動的なんだ、と気がついた。ここの大石(團十郎、姿がとてもいい)は、雪の中で羽倉の罵声に耐え、瑤泉院のところで落合の責めと瑤泉院の不興に耐え、とにかく苦しい大石なのだ。羽倉なんて生意気な若僧(我當さん、若々しく演じているけれど、さすがに若僧ではないだろう。<我當さんの味>が感じられる)はどうでもいいが、瑤泉院(芝翫)には気持ちを黙ったままわかってほしかっただろう。大石自身が落合(東蔵)に手渡した東下りの旅日記(筋書きには討入同志の誓詞血判が認められていた、とあるが、そうなの? 瑤泉院のセリフからはわからなかったが、状況的にはそうであってもおかしくないのかも)が落合と瑤泉院の目を開き、涙の<目出度し>の別れになる。
幕切れ直前になって、急に感動が押し寄せてきたのはなぜだろう。
ちなみに、先年国立劇場の通しでは第一幕の「芝高輪泉岳寺境内」は演じられなかった。羽倉はここでも怒っており、最初から最後まで苛立っているのが仇討ちへの期待が裏切られているからだとはわかるが、思慮が浅いことだ。深い雪の中、裸足にわらじを履いている人物もいたが、こっちまで冷えてくるようだった。
09033002sengoku 「千石屋敷」
夜の部のお目当て。期待に違わず感動した。いや、先ほど国立の時の自分の感想を読んだら、ほとんど感動もしていないし、大石に共感も覚えていない。それがどうだ、仁左様の大石の一言一言がしみじみ響いて、胸が熱くなった。やっぱりこうした理路整然としたセリフは仁左様によく似合う。綱豊卿とは違って、声もトーンも低く抑え、噛み締めるような感じが大石の気持ちを如実に表していて、時に切なくなるほどであった。
梅玉さんの千石伯耆守も情に溢れていて、よかった~。ただ、浪士たちへの質問で「~しましたか?」という口調が一部あったのにはちょっと違和感を覚えた(脚本がそうだから仕方ないんだろうけど)。無念の内匠頭が、その無念が晴らされたことを喜んでいる、と安堵を覚えるのは、内匠頭と伯耆守を同じ梅玉さんが演じているからsmile
巳之助クンの大石主税、大人と子供の間を行き来する若者の姿がとても瑞々しく演じられていて感銘を受けた。

09033003saigo 「大石最後の一日」
これも国立であまりピンとこなかったのだが、今回は意外にも面白く見られたし、幸四郎さんの泣きが生きる芝居だと思った。ただ、私はこういう物語はあまり好みではない。おみの(福助)の気持ちは今回もよく摑めなかった(福助さんの演技がどうこうではない。私がこういう女性の心を理解できないだけ)。
そういうわけで、自害したおみのに白装束の磯貝(染五郎)が駆け寄ったとき、「ああ、白装束が真っ赤に染まるぅ」と思わずツッコミを入れてしまった。
多分、とてもいいお話なんだろうし、2度目の今回は初回に比べてそれが少しはわかったように思うし、いつの日か、ちゃんと登場人物の心を理解して感動を覚えたいものである。
<上演時間>「南部坂」77分(16301747)、幕間30分、「千石屋敷」78分(18171935)、幕間15分、「最後の一日」80分(19502110

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2009年3月29日 (日)

段四郎さん・亀治郎さん共演舞踊

4月5日、国立劇場で行われる「旭流創流三十周年記念舞踏会」に、段四郎さんと亀治郎さんが特別出演されるそうだ。
常盤津「松廼羽衣」を2人で踊るらしい。
段四郎さんと旭流家元の七彦さんが慶應義塾大学の同級生で、段四郎さんは旭流の会に何度か出演なさっているとか。亀治郎さんは、多忙な中、今回初めて出演されるとのこと。

4月5日午前11時から。全27番。トリが七彦さんで、亀治郎さんたちの出演はその前になるのかな。残念ながら、私は行かれそうもない。
詳細はココ

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2009年3月28日 (土)

見てよかった「新皿屋敷舗月雨暈」・2

326日 「新皿屋敷舗月雨暈」アフタートーク(国立劇場大劇場)
<
「宗五郎」の歴史~どう演じるか>
アフタートークは終演20分後に、磯部家奥庭弁天堂の前で、国立劇場理事の織田(おりた)紘二さんと化粧を落とした素顔の松緑さんによって始まった。この演目は松緑さんにとって格別に思い入れの深いものである。音羽屋の芝居であるし、おじいさんの二代目松緑さんの持ち役だったから。というところで、しばらくは「宗五郎」の歴史のような話になった。黙阿弥が明治になってから六代目菊五郎のために書いた作品で、江戸時代に書かれたものより江戸の町をよく描きこんでいるのだそうだ。六代目は宗五郎を昭和18年までに15回演じている。昭和12年二代目松緑が三吉を初演。23年、松緑、宗五郎を初演。その翌年、六代目は病に倒れた。松緑は14回宗五郎を演じ、うち11回は梅幸がおはまであった。
で、現・四代目松緑さんは菊五郎さんにこの役について聞きに行ったら、「おまえわかってるんだろ。稽古場に行くからまとめておけ」と言われたそうだ。そして菊五郎さんは「こうやれ、ああやれ」と教えるのではなく、段取りはこうこうだから、自分の気持ちをどうもっていくかは自分でやってみろ、というようなことだったらしい。指導は、菊五郎さんのほか、三津五郎さん、時蔵さんにも仰いだ。三津五郎さんも稽古に立ち会ってくれたそうだし、時蔵さんはおはま役を教えた。芸の継承は、松嶋屋さんでは「これこれ、こういうやり方があるけど、あんたどれ選ぶ?」という方法だそうだ。
松緑さんが酔う演技で注意しているのは、丸顔で童顔、元が笑い顔なので、そう見えないようにと。意識を素面に戻さないように、でもムリに酔いを意識してはいけないとか(このへん、よくわからなかった)。常日頃の飲酒生活は反映されているのかという織田さんの質問に「ははは、当たらずといえども遠からず」とのお答えでした。
今回は、「魚屋宗五郎」という確立された芝居に「お蔦殺し」をどうつなげていくかということが課題だったと。お芝居を見た印象としては、「お蔦殺し」を見ることによって、理不尽さ、非道さがはっきり実感でき、宗五郎の怒りにもより共感を覚えた。おなぎの説明にも、言葉だけではない感情をより明確に汲み取ることができた。
途中から登場した孝太郎さんは、お蔦とおはまとどちらが難しいかという観客からの質問(配られたアンケート用紙からの質問)に対し、おはまのほうが難しい、と。お蔦は型がないので拘束されず好きにやれたが、おはまは何人もの先輩が演じている。江戸と上方では間のつなぎ方がちがうし、江戸訛りもできていない(次までにマスターしたい)。というところで、織田さんが江戸訛りから信州訛りにうまくひっかけて、映画「Beauty」のチラシを取り出してちょっと宣伝された。これはかりん様のブログで先日感想を拝読したばかりなので、「ああ」とすぐにわかった。ぜひ見てみたい映画である。
孝太郎さんがむずかしいと言ったおはまはしかし、意外にもよかった。上方らしいはんなりさは漂うものの、江戸のおかみさんの心情がよく表現されていた。「宗五郎」とはこれまで縁のなさそうな孝太郎さんだが、面白いことに、六代目より早く、十一代目仁左衛門が宗五郎をやっているらしい。十一代目という人は変わり者で敵も多く、枕元に拳銃をしのばせていたとかshock
<夫婦仲>
松緑さんと孝太郎さんの「夫婦仲」はうまくいっていて、松緑さんにとって孝太郎さんは「僕には過ぎた女房heart04」だそうである。先にも触れたように、二代目松緑の宗五郎に対し、その大半が梅幸のおはまであったということだが、この芝居は家族の関係がとても大切なのだそうだ。四代目松緑さんも「とにかく慣れろ(「狎れろ」なのかな)」と菊五郎さんに念を押されたと言っていた。このメンバーで何回も何回もやって、慣れろ、と(江戸の狂言は「慣れ」と「息」なんだって)。宗五郎夫婦は同じコンビで演じられたほうがいいということになるのだろうが、私が今回も含めて6回見た夫婦は全部コンビが違う。でも、みんないい夫婦だったと思う。松緑さんは、今後やりたい役として、この同じメンバーで「宗五郎」を、と言っていた。
孝太郎さんによれば、雀右衛門さんと仁左様が共演したとき、雀右衛門さんのほうが先輩であるにもかかわらず、女房役として挨拶にこられたそうだ。女房役の心得として、なるほどと感心した。
<その他>
アンケートでなくて、客席からの直接の意見・感想。
★おはまが宗五郎に突き飛ばされる時、裾が割れずにきれいに倒れることについて→足も揃えているし、手で裾を押さえている。
★宗五郎が酒に酔って磯部家へ乗り込む花道での引っ込み。ここでの衣裳の乱れがないのがとてもよいという観客の意見(そういうところをちゃんと見ている人がいるんだなあ、と感心)→酔いを衣裳の乱れで表現する役者もいるが、自分はそうしたくない。六代目菊五郎から二代目松緑に継承されたときも、「行儀よくやれよ」と言われた。織田氏も今回ひとつだけ松緑さんに注文をつけたのが「行儀よくやってほしい」ということだそうだ。そうか、次回からは私もそういうところに目を向けよう。

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回のアフタートークの中で、この3回目だけ、松緑さんと孝太郎さんのサイン色紙が6枚プレゼントされた。アンケート用紙に書いた座席番号が抽選の対象となったのだが、アフタートーク参加が公演期間中のチケット有効なのに対し、色紙当選の権利があるのは26日のチケットを持っている人だけ。私は残念ながら当たりませんでしたweep

国立劇場の花形歌舞伎は二代目松緑さんが橋之助さんに教えた「大物浦」(@小劇場、昭和61年?)が第1回だと聞いたように思うが、この情報には自信ない(自信がなければ出さなきゃいいのにねcoldsweats02)。今後も花形歌舞伎は続けていくそうなので(国立の花形歌舞伎って、わたしは今回初めて見たように思う。鑑賞教室とはまた別なわけでしょ)、浅草歌舞伎とはまた違った趣で、若手の大きなお役が見られる楽しみが増えた。
<上演時間>序幕・二幕目65分(11301235)、幕間30分、三幕目・四幕目80分(13051425)、幕間20分、アフタートーク40分(14451525

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見てよかった「新皿屋敷舗月雨暈」・1

326日 「新皿屋敷舗月雨暈」(国立劇場大劇場)
初日を見損ねたらなかなか見る機会がなく、歌舞伎座とハシゴすることになった。でも、おかげで運よくアフタートークを聞くことができちゃった。
三幕目「片門前魚屋宗五郎内の場」、四幕目「磯部邸玄関先の場」「同庭先の場」はおなじみ「魚屋宗五郎」で、序幕「磯部邸弁天堂の場」「同お蔦部屋の場」、二幕目「磯部邸井戸館詮議の場」がいわゆる「お蔦殺し」にあたり、今回初めて見る。それも道理、通しは20年ぶり、「お蔦部屋」は85年ぶりの上演だという。
<
おなぎに関する私の思い違い>
通しと「魚屋宗五郎」を見て、自分が大きな思い込みというか思い違いをしていたことがわかった。それはおなぎの地位。私はこれまでずっと、おなぎは腰元だと思っていた。筋書きを見れば、たしかに配役には「磯部家召使い」とは書いてあるのに、なんでそう思い込んでいたのだろう。
おなぎとお蔦は、「加賀見山旧錦絵」のお初と尾上のような関係だったのね。実際、「お蔦部屋」ではお初がいそいそと尾上に仕え、主人の身を心配するのと同じような場面がみられる。ここは、黙阿弥が「加賀見山」を下敷きに書いたらしい。でも、宗五郎の家を訪ねたおなぎには、これまでお蔦の召使いっていう風情が感じられなかったなあ。私の中では、おなぎといえば菊之助さんなんだけど、今回の梅枝クン、「お蔦部屋」もお蔦殺しの説明も情感がこもって、とてもよかった。
<
怪談を思い起こさせる題名だが>
また、題名にもあるように、「皿屋敷」の怪談もちょっとだけ盛り込まれている。怪談部分は実にさらっと描かれていて、磯部家の重宝の茶碗を割った罪を着せられたことに対するお蔦の恨みはあまり感じられない。おなぎが宗五郎たちにお蔦殺しの事情を説明するときにもこの話は出てこない。題名だけ見ると怪談かと想像するが、そうではなく、あくまでもこれは悲劇だ。
亀蔵さんの悪役は、とんでもないヤツだと思いながらも、お蔦を打ち据えよと殿に命令させて(されて、ではない。悪人どもが仕組んだことなのだから)、それでもちょっとは躊躇った様子を見せたから、やっぱり好きな女にそんなことできないよねえ、と思っていたら、それはとんでもないことだった。「可愛さあまって憎さ百倍ってことか」とため息をついたとたんに、亀蔵さんがそのセリフを吐いた。
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人の酒飲み>
宗五郎のほかに酒飲みがもう1人出てくる。酒飲みというか、酒に飲まれるというか、酒乱というか。磯部の殿様である。バカな殿様をいただくお家は悲劇だ。バカだから悪人につけこまれ、お家騒動も起きるっていうわけだ。とりわけ上に立つ人は、我が酒癖を心得ておいたほうがいい。今度の事件で、磯部主計之介も少しは反省して酒を控えるであろうと期待したい。ラスト、自分をだましてお蔦を殺させた悪人どもを自ら罰するからそれで料簡してくれとの主計之介の言葉を、宗五郎が有難がるのがどうにも納得いかない。殿が手をついて謝罪したからか。お蔦が側室に迎えられたときに支度金やらいろいろ磯部様からいただいているという感謝の気持ちが宗五郎に残っているのか。生涯困らないように金を下さるとのことが有難いのか。いずれにしてもかわいそうなお蔦は帰ってこない。「この芝居は悲劇だ」と松緑さんも言っていたのに、ハッピーエンド風な終わり方というのがイマイチ納得できないけど、これも封建時代の庶民感情なのかな。
長くなりそうなので、以下続く。

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2009年3月27日 (金)

ワールドカップトロフィー

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今、ソニービルで、2010年ワールドカップのトロフィーが展示されていて、一緒に記念撮影をしてもらえます。
3月26~29日18:30~22:30と、夜だけなのですが、昨日歌舞伎座の帰りにちょっと寄って、写真を撮ってもらいました(他に見物客が誰もいなかった)。
このトロフィー、本当に本物なの? と、やや疑いの目で見たけれど、本当に本物だそうです。ゴッツイ外国人のガードマンが2人、立っていました(ガードマン、カッコいいけど、すっごくデカくてこわそう~coldsweats02)。
詳しくはココ
南ア、こんな時でなければ行く機会はないだろうから、行ってみたいなぁ。

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徒労

俳優祭、ダメでしたweep
だいたいが、午前10時にはチケットホン松竹につながるようにスタンバイしていたのに、なんとその直前、まさに直前、ピンポ~ンと玄関チャイムshock 片手にtelephone、片手にmobilephoneを持ち、出てみると、父の介護用品が届いたのであった。それは有難いのだけど、何もこのタイミングでbearing 
急いで受取手続きをすませた時には恐らくもう10時を何秒か過ぎていたはず。この時点で、「ダメだ」と思ったけれど、それでもともかく12時まではいっさい仕事をせずに3本の電話で頑張った。
telephone2本は、「こちらはNTTです」だったのがいつの間にか「こちらはKDDIです」に替わり、mobilephoneは15分に1回くらい話中のツーツー音が出る。ってことは、mobilephoneならもしかしてつながるかと期待したけれど、ぜ~んぜんダメ。KDDIのほうは、即「KDDIです」というのが普通だが、時々2秒くらい間があくことがある。「すわ、今度はつながるか」と何度もドキドキさせられた。でも結局は「しばらくたってからおかけ直しください」なのよ。
しばらくたってから、って、どれだけ待てばいいのよ。と1人で毒づく。
12時を過ぎてからは、父の昼食の用意とか家事の残りをしながら、5分に1回くらいの割りで、1時を過ぎてからは仕事を気にしながらも再び切ってはかけ、切ってはかけ、そして2時過ぎ。ついに携帯がつながったsign03
ま、結果、予想どおり「昼夜とも完売になりました」down
というわけで、今回もあえなく撃沈(昨夜、電話を神棚にあげて拝んでおこうと思っていたのに、すっかり忘れたのがマズかったかcoldsweats02)。せっかく俳優祭のチラシもらってきたのにな。
ただし、2度目のチャンスが4月11日にあるみたい→ココ
一応努力はするつもりだけど、2度目のほうが、はるかに厳しいでしょうね。最後の手段は当日券か…。元気があったら、早朝から並びますゎdespair
とにかく、疲れたsad

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花の国立劇場

国立劇場と歌舞伎座夜の部をハシゴしました。
花形歌舞伎公演中の国立劇場は花盛り。
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駿河桜(↑)、半分満開、半分つぼみという不思議な状態でした(↓)。
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駿河桜は白といってもいい色、駿河小町(↓)はほんのり桜色。
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駿河小町のそばに利休梅(りきゅうばい)という白い花が咲いていました(↓)。満開の梅のように咲き誇るけれど梅ではなく、茶花に使われるとのことです。
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さくらまつりは27日(1日違いだったwobbly)から4月5日までなんだぁ。これまで一度も行ったことないから、今年は出かけてみようかな。
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2009年3月26日 (木)

無題

①今朝、ベッドの中でぼんやり見ていたズームインの「バードウォッチング」。<くるとが>を取り上げていた。半分眠っていたので、結果は見逃してしまったけれど(<くるとが>の認知度、何パーセントと出るんだと思う)、案外知らない人もいたみたいで、「へへ、私はコレ、去年のうちにみつけて愛用してるもんね(http://kasuga-hatsune.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-45f3.html)」と、プチ優越感smile
09032601kurutoga でもね、この部分(写真矢印)が書いている間に回っているのは知らなかったcoldsweats02 このシャープペンを使ってから、芯が減ってくると文字が太くなるイライラが消えて、それをごく当たり前に思うようになってきていたけれど、これって、とてもありがたいことなのね。
②鼻マスク。今度はもう1種類のほうを買おうと思っているのだけど、私が買って数日後には近所のドラッグストアでは完売の札がかかっていて、その後あちこち探しているんだけど、やっぱり売り切れ状態shock へ~、そんなに爆発的に売れているんだと、認識を新たにした次第。
③テレ東の「ソロモン流」が書籍化されたそうだ。2008年登場50人のうち厳選された20人が掲載されているとか。亀ちゃんも載っているみたいだよ~scissors 23日前にたまたまテレ東のCMで見ました。今日3月26日発売らしい。

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2009年3月25日 (水)

3回見ても面白かった「元禄忠臣蔵」昼の部

325日 「元禄忠臣蔵」昼の部(歌舞伎座)
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3
回目なので、感想はごく簡単に。
「江戸城の刃傷」
内匠頭(梅玉)が多門伝八郎(彌十郎)の取調べを受けた後、桜の間囲内に向かうとき、花道七三で、無念そうに松の廊下のほうを振り返る。この姿が、「最後の大評定」で、あるいは仮名手本で、大石(または大星)が赤穂のお城を振り返るシーンに重なり、じ~んときた。
今日は2階上手側だったので、松江さん(片岡源五右衛門)がよく見えた。全身を震わせている源五右衛門と内匠頭とのアイコンタクトは、何度見ても泣ける。
それと、見るたび思うけれど、萬次郎さん(加藤越中守)のきっぱりした中にちょっと迷いの生じたような表情が好きだ。
「最後の大評定」
井関徳兵衛・紋左衛門親子(歌六・種太郎)の死を見届けた大石が花道を引っ込むまでの間、幸四郎さんが泣きすぎるような感じがするのが私にはどうもひっかかっていた(泣きすぎは人物を小さく見せる)。ところが今日は、それがずいぶん抑えられていて、大石気持ちが伝わり、けっこうぐっときた。
それにしても紋左衛門は哀れである。望みはかなえられず、14歳にして死を選ぶことになったが、ずっと父と歩いていて幸せだったと思える時が少しでもあったことを祈りたい(きっと、時々は幸せだったよね)。
歌六さんって、どんな役でも、なんとなくドキドキさせられる。なんなんだろう、この感覚は。
「御浜御殿綱豊卿」
何度見てもアツくなる。綱豊卿の仁左様、カッコよすぎる。
助右衛門(染五郎)が「恐れながら、お閾を越えます」と叫んで、頑なに越えないでいた閾のこちら側に走ってきて、「浅野家再興のご内願の儀は…」と綱豊の目をひたすら見つめ、泣く。私も泣いた。
今日は客席からよく拍手が沸いていた。これまでの2回は、なんとなく拍手のしどころなのにしそびれた、というもどかしい感じの客席であり、私も1人で拍手する勇気がなくて…。でも、今日思い切り拍手したから満足。
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回、色々な席から見たが、3回とも胸打たれ、面白く見られた「元禄忠臣蔵」昼の部でありました(私、こういう男のドラマが好きなのかもしれない)。

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2009年3月24日 (火)

おめでとう、WBC優勝

野球にもWBCにもほとんど興味がなかったのだけど、たまたま決勝戦のオープニングセレモニーを見た。王さん(JAPANのチーム内でどういう役割なの?  ついでに、どうして韓国と5回も戦うことになったの? ごめん、そんなことも知らないで)がスタジアムじゅうの歓声を受けて、韓国の監督のもとへ行って抱き合って、というシーンにはちょっとじ~んときた。
その後、プチ外出して、帰宅して、やっぱり決勝戦だからとさっきTVつけて、隣の部屋で音声だけ聞いていた(仕事部屋にはTV置いてないの)。大音声にしていないので、アナウンサーが興奮したところしか聞こえてこなかったけれど、3対1が3対3になって、延長になって、そして5対3で勝った。延長でイチローが頑張ったらしい。
素直におめでとう、と言おう。

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獨道中五十三驛・千穐楽

323日 「獨道中五十三驛」千穐楽(新橋演舞場)
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日の初日から約3週間。この間、長かったなあ。
この座組の千穐楽は、カーテンコールが大きな楽しみの一つ。昨日は久しぶりに本格的に外出したせいか、妙にくたびれてしまって、早寝をしたので、感激をお伝えするのが遅くなりました。ということで、先にそちらを。
幕が開くと、下手から弘太郎、猿弥、門之助、段治郎、右近、笑也、笑三郎、春猿と、大詰の扮装で並んでいる。大きな拍手に何度もお辞儀をする8人。一度幕はしまったが、まだまだ、当然、客は拍手をやめない。
ややあって、二度目のカーテンコール。誰もいない舞台に、つつつっと登場したのが、「お六」の扮装の右近さん。お六は早替りの中でも大好きな役、これは嬉しい登場だ。本舞台でお辞儀を繰り返したあと、お六・右近は花道へ。そして投げキッスkissmark このサービスに客席はますます拍手の渦。一等席取ればよかったかなあ。
二度目の幕がしまって、3階では席を立つ人も見られたが、大半は三度目を待っている。そりゃそうだよね、大きな期待がまだ一つ残っている。でもなかなか幕があかず、ちょっと不安になってきたころ、あきました、あきました。そして、期待どおり、猿之助さんが舞台中央に。その猿之助さんを囲んで8人が。このシーンには、どうしたって胸がアツくなる。客席ではスタンディングオベーションもみられた。猿之助さんの姿を見た客席は満足してやっと席を立ったのでした。でも、私としては、三度目にはできたら出演者全員が登場してほしかったな。そうしたらもっと、興奮も感激もボルテージが上がったのにな。というのが正直なところです(だって、全員に拍手を送りたかったんだもの)。

お芝居は初日に感じたモタモタ感もなく、面白く手際よく進行していた。猿弥さんの悪役はますます悪に磨きがかかっていたし、段治郎さんの客席に水を振りまくイタズラ心にも初日にはちょっとあったに違いない遠慮がなかったし(客席、大喜びしていた)。ほんと、段治郎さんは水もしたたるいい男ですゎ。
笑三郎・春猿のコンビの上品な可笑しさには何度も笑わせられた。序幕で、春猿さんが初日「1時間」を「横文字」とつっこんでいたのにツッコミを入れた私だけど、今日は「歌舞伎で『1時間』はまずいんじゃないの」と変わっていて、「横文字」はその後の「サービス」に対してのツッコミに使われていた。客席に下りて2人が見つけたお地蔵さまは、初日に私がいたあたりの席でしたcoldsweats01 2人がチラシをもって宣伝した5月中日劇場の「東海道中膝栗毛」、やっぱり見たい、見に行かなくっちゃ(日程・資金がむずかしい)。

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2009年3月23日 (月)

太陽と役者さんの健康

一昨日(321日)の東京新聞夕刊歌舞伎記事のメイン4月公演の藤十郎さん。カラー写真のお初のきれいなことsign03Webは写真なし)56年前の初演に出た役者さんは藤十郎さんご自身のほかにお弟子さんの寿治郎さんと、萬屋さんのところの時蝶さんの3人だけなんですってsign03(3人だけというより、3人もいらっしゃるんだと思った) 寿治郎さんはまだ子供で丁稚役だったそうだけど、時蝶さんは遊女役だったというから、その年輪の重さに改めて感銘を受けた。
56
年前、徳兵衛役の2世雁治郎さんは51歳(藤十郎=扇雀さんは21歳だったそう)、今回の翫雀さんは50歳。藤十郎さん、ほぼ同じ年齢の父親と息子と共演することになるわけで、すごい。
ところで、先日仁左様の夏巡業のことを書いたが、藤十郎さんも夏巡業をされるらしい(他に、吉右衛門さんも→公文協)。又々すごいsign03
役者さんの健康を考える時、私はいつも、役者さんって日光に当たることが少なすぎるんじゃないかと思う。自分が歌舞伎を見に行けば、昼間の45時間をまったく日光とは無縁の世界で過ごすことになる(劇場は大きな穴倉みたい、って思うことがある)。雨の後久しぶりに晴れた日などは、いくら好きな歌舞伎でも、お日様がもったいない、と残念な思いをする。観客はその日だけだけど、役者さんは、公演中はほとんど日に当たらないんじゃないかしら。
日光浴が皮膚癌につながるかどうかは別として、ハードな歌舞伎のスケジュールを健康にこなすには、日光sunに当たることも大事なんじゃないかな、なんて余計な心配をしてしまうのであります。とはいえ、やっぱり、役者さんはタフだと感心するのでもあります。

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いいなあ、ロンドン

亀三郎さんのロンドン便りっていうのかな、楽しいです。
いいなあ、ロンドン!!
写真に必ず登場している緑色の亀さんがかわいいです。
こんなブログもあります。制作スタッフさんのブログです。

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2009年3月22日 (日)

東京マラソンと歌舞伎座

今年も歌舞伎座前に行かれなかったwobbly 去年はTVでも歌舞伎座を見逃した。だから、今年はすごく楽しみにしていたのに、先頭集団が歌舞伎座前に差し掛かったところでカメラワークが変わり、それまで通り過ぎる建物がはっきり写っていたのが選手中心になって、歌舞伎座はほんのちょこっとしか写らなかったcrying
マラソン中継なんだから、選手中心で当たり前なんだろうけど、でもシティマラソンって、やっぱり沿道の建物や町を見る楽しみもあるんじゃない? 私にとって東京マラソンはとくにその趣が強い。今話題の歌舞伎座の建替えのことだって、ちょっとくらい触れてもいいのに。35km手前ということで、勝負が動く可能性の大きいところだったからなのかもしれないけど、都知事に遠慮したのか、なんて穿った見方をしちゃった。私の単なるわがまま、ひがみかなcoldsweats02 
来年は最後のチャンス、絶対行かなくっちゃなぁ。
ところで、最初の10kmくらいまでだったかしら、先頭集団に変なヅラつけた選手がいたsmile ダレ、これ?と思ったら、枚方マスターズの高田選手という人だった。No130ってことは一般ランナーではないわけだけど、あのヅラはなんだったんだろうsmile
それにしても、この強風、相当からだに堪えるだろうな。高岡選手、お疲れ様。完走できなかったは残念だけど、限界を知って引くのも勇気ある決断。日本記録保持者の栄光は輝き続けています。
仕事があるので、もうTVは消します…(女子の時映るかなぁ)。

今月の歌舞伎はシリアスだから、東京マラソンについて触れるアドリブはなさそうだなthink

今年もurasimaru様が東京マラソンと歌舞伎座の素敵な写真を撮っていらっしゃいます。タイトルで私のところにいらして下さった方、ごめんなさい。

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2009年3月21日 (土)

山本山~大阪

昨日、なにげなくTVをつけたら相撲をやっていて、それもラッキーなことに、ちょうど山本山 vs 木村山だったのよ。
先場所、ものすごい巨漢力士がいて、その名前が「山本山」って聞いて、思わずクスっsmileとしてしまったのね。そうしたら、この前ラジオで、248kgもあるのに筋肉だから動きがいいという話をしていて、ちょっと気になる存在だったの。
その山本山の相手が「木村山」sign03 出来すぎじゃんhappy02とニヤニヤしていたら、2人とも推測どおり本名に「山」をつけただけなんだって。最近、凝った変わった名前も多く見かけるので、単純明快、よろしいじゃないの。
対戦は山本山が体勢を崩したものの落ち着いて取り、最後は体の大きさも利用して完勝。木村山は、この相手に押し込まれたらしょうがないよな、という苦笑まじりの顔をしていた。つぶされたらケガしそうだし、山本山自身もヘタな倒れ方をしたらケガするだろう。お互い、気を使うだろうな。
あんな大きな体なのに、顔はやさしげで可愛い。
「尾上部屋」っていうのが親近感あるね。
ところで、先場所サインしてもらった北桜。幕下に落ちちゃって、今場所も黒星先行みたいsad 相撲伝道師、ガンバレsign03

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2009年3月20日 (金)

不純な墓参り

09032001tree
急に思い立って、墓参りをしてきた。雨が降っていたし、仕事があるし、今日でなくてもと躊躇していたのだけど、お墓をさしおいて国立へは行けないよなあという不純な理由で、出かけたのだった。先日いただいた桜の枝をもって行きたかったが、花びらが散り加減で、向こうに着いたらただの枝になっていた、っていうんじゃしょうがないから、諦め、そうだ、なぜ今まで気づかなかったのだろう、その分を神棚に飾った。

幸い天気はぐんぐん回復し、コートと折り畳み傘が邪魔になった。根がお祭り好きのくせに、人が多すぎるのは苦手、でも今日は人出もほどよく、やっぱり彼岸の中日じゃなくっちゃね、と墓参りなのにちょっとウキウキnotes
動機は不純だけど、心を込めて墓を掃き清め(落ち葉が積もっていた)、榊とさっき駅前で買ったおはぎをそなえ、ジイサマバアサマに父母の健康長寿(今だって十分長寿だけどsmile)を祈り、寄り道もせず、直帰。まあ、生きているほうのジイサマ(父)も、自分が死んでもちゃんと墓を守ってもらえそうだと、安心しているのではないでしょうかbleah

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2009年3月19日 (木)

歌舞伎(役者)超ミーハーお喋り続編

⑤「十二夜」ご出演の役者さん、今日ロンドンへ出発airplaneのようです。全員が一緒かどうかはわからないけれど、少なくとも亀三郎さんと松也クンは今日らしい(2人とも今日のブログに「行ってきます」って)。亀三郎さんは高校時代、ロンドンに留学していたというから、その町で公演ができるなんて嬉しいだろうな。
⑥じいさまと食事しながら古い「Qさま」(29日)を見た。「頭のいい芸能人ベスト10」とかで、亀ちゃんが入っていたから見たんだけどね。まあ総集編みたいなものでくだらないといえばくだらない企画だ。1位は予想通りウジ~、亀ちゃんは5位でした。
4月日生の「赤い城黒い砂」、バックステージツアーが行われるんだって。私、1日ズレてる。BSツアーを狙ってもう一度見に行くほどのものかどうか、わからないしな…

あ~、それにしても昨日と今日、花粉が辛うございました。目はかゆかゆしょぼしょぼ、洟たらたら鼻ひりひり(ティッシュは「鼻セレブ」を使っている。鼻マスク、この前売り切れだった)、頭はずんずん重く、集中力がもたない。そろそろ医者に行くべきか。

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歌舞伎(役者)超ミーハーお喋り

11日に歌舞伎座へ行って以来、仕事仕事でぜ~んぜん歌舞伎を見られない。国立は今週末には行きたいと思っているけど、どうなるやら。
そんな歌舞伎飢え飢え状態での超ミーハーお喋り。
①今、「ズームイン」に福助さん親子が出ていたsign03 お、番宣かと思ったら、本当にただ遊びに来ただけなんだそうだ。児太郎クンは昨日中学を卒業したそうで、お父さんよりちょっとだけ背が高い。2人ともズームインの大ファンで、福助さんから「福助人形とズーミンのコラボしてよsmile」という提案が出た。
②福助さんついでに(ついでに、なんて失礼coldsweats02)、何日かまえ、福助さんご夫婦が12chの何とかっていう午後番組(4時台くらいかな)に出ていた。2人で目黒デート。当日は雨ザーザーでちょっとお気の毒だったけれど、若々しく素敵な奥様と、デートでもスタジオでも仲のよいところを見せていた。

③おととい、お昼を食べていたら、獅童さんの新しいCMを見た。「ゴリマッチョ」と「細マッチョ」のうちの細マッチョsmileとして松田翔太クンと踊っていた。「あ、獅童さんだheart04」と目が釘付けになって、結局何のCMだったか覚えていない。スポーツドリンク?→ネットで調べたらコレでした。

④これは、真面目な歌舞伎公演の話。2~3日前に来ていたさいたま芸術劇場の通信を昨夜めくっていたら、夏の巡業情報がsign03 今年は仁左様らしい。演目は「義経千本桜ほか」と出ていた。写真はいがみの権太。過酷な夏sunの巡業、大変だなぁbearing

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春のサプライズな贈り物:桜ミニミニ図鑑

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最近すっかり足が弱くなってしまった父を何とかしようと思って、散歩に連れ出した。ほんの
100mほどの往復だったのだけど、近所の植木農家で満開の桜らしき花を見つけた。その家の人にきいたら、「おかめ桜」っていうのだそうだ。
あらためて見上げると、おおお、もしかして、ひょっとして、まさか、ウグイスsign02
近くの林の大半がなくなってしまって心配していたのだけど、つい先日、そういえば、ウグイスの声がどこからか聞こえてきたのだった。
前日の白いクロッカスに引き続き、春のプレゼントだねnotes(国立、なかなか行けないし、かわいそうに思ってくれているのかも)
追記:ウグイスじゃなくて、メジロだそうですcoldsweats02 でも、メジロもこんな近くで見たのは初めてだし、花の蜜が大好きだそうだし、嬉しい春のプレゼントには変わりありませんhappy01 ありがとう。
09031903hikanzakura_2

ちなみに、これは「緋寒桜」。
09031905keiosakura

そしてこちらは「啓翁桜」(けいおうざくら。発音だけ聞いたときは「慶応桜」だと思った)。彼岸桜の一種だそうだ。「ひかんざくら」に「ひがんざくら」。姿は全然違うけど、ややっこしい。啓翁桜の枝を数本いただいた。おかげで、父の部屋でも桜満開happy01

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2009年3月18日 (水)

サギとカモ

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母の施設の前の川に「鷺と鴨がいた」と家族に報告しながら、ふふ、サギとカモかbleahと、自分ながら可笑しくなった。みなさん、十分お気をつけくださいね。

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2009年3月17日 (火)

鎮静剤

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仕事がやたら詰まっていて、そこへ雑用がしょっちゅう入るからイライライライラしていた昨日。
ピンポーン。は~い。
りりりりtelephone(本当は着メロだけど)。はい、もしもし。
ピンポーン。は~い、はいはい。
まったくぅ、このクソ忙しいのにぃangryとカリカリしながら出て行く私の気持ちを鎮め和ませてくれたのが甘い香りを庭中に漂わせるこの愛らしい花。ついこの間は「あと一息」だったのにね。
ふと足下を見ると、新顔がhappy01
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午後、じいさまを虫干ししたら(仕事の合間に、ジイサマやバアサマを陽に当ててあげねばならんのですsun)、ご褒美にこんな新顔さんが挨拶してくれた。
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2009年3月16日 (月)

春、一番好きな風景:ピンクの霞

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この時期、私の一番好きな風景は↑だった。道を曲がり、坂の上に出ると、そこだけピンクの霞がかかったような桃の木たち。

それが見られなくなって4年目。
ずいぶん寂しい思いをしてきたが、今年新たにそれに近い風景を見つけた(↓)。
↑に比べるとインパクトは弱いものの、ピンクの霞が春の甘さというか切なさというか、喜びというか、そんなものを感じさせて、胸がキュンとなる。
09031602momo_2 

今はもう見られない坂道からの霞はこんな無残な姿になってしまった(↓は3年前の写真。ショックだったshock 切り株が古くなっただけで今もそこはほとんど変わらない)。
09031603momo

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2009年3月15日 (日)

小さなミステリー

シャープペンシルの頭の部分を何カ月か前になくした。ので、消しゴムがむき出しになったまま使っている。
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この消しゴムが先日姿を消した。このシャープペンシルは消しゴムが芯を押し出すようになっているので、とっても困っていたdespair 仕方ないから、爪楊枝などで押してみたりする。
09031502mechanicalpencil

ところが、今朝、突然、仕事部屋の床に小さな白いものが落ちているのを発見。なんと、その消しゴムではないかsign03
09031503eraser_3 
たしか
23日前も昨日も、あまりの部屋の汚さに少しは掃除したはずなのに、なぜ? どこから?
小さなミステリーだeye
じつはこの消しゴム経験、2度目coldsweats01
こんな小さなものが、「片付けられない女」の部屋から2度もよく出てきてくれたものだ。

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2009年3月14日 (土)

半年ぶりの美酒

314日 対FC東京戦(埼玉スタジアム、1402キックオフ、50,802人)→31で勝利
09031401vsfctokyo 09031402vsfctokyo
今季、ホーム初戦。
サッカーって、こんなに面白かったんだっけ
sign03

もちろん負けたらこんなふうに思えたかどうかはわからない、でも、たとえ負けたとしても、去年よりはずっと面白い試合であったことは間違いない。
前半はイマイチだった。開始後4分に阿部ちゃんが決めたのは嬉しい。でも、これまでのレッズからすると、早すぎる得点なのだ。案の定、それから10分もしないうちに同点にされてしまった。そのまま、あまりぱっとしない前半が終わった。
寒いbearing 今日は午後から雨がやむということだったし、うちの中で様々な雑用をこなしていると、寒さを感じない。その感覚を基準に観戦したのが間違い。時間がたつにつれ、歯はガチガチ、体はぶるぶる、それなのに後半戦は♡が高鳴って、精神的に寒さ半減smile

つなぐサッカーがこんなに面白いとは。縦パス1本の昨年とは大違い。次はどんな展開になるのか、インターセプトされたらどうやって奪い返すのか。
「行け行け~っ!!」「走れ~っ」「まわせ~っ「奪られるな~っ」「働け~っ」
叫んだ。みんなよく働いていた。去年と動きが全然違う。若い選手がチャンスを得ている。
今年のレッズは違うぞ。
というわけで、ホームリーグ戦は824日の対磐田戦以来の勝利(non様、ごめん)(ついでながら、ホーム最後の勝利は924ACL、対アルカディシア:クエート戦)。長かった~。本当に長い長いトンネルだったbearing
半年ぶりの興奮に、beer
4杯飲んだから、思うように言葉が出てこないのと、文に乱れがあるのはお許しを。
ダンケシェーン、フィンケ。ありがとうshine

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2009年3月13日 (金)

俳優祭詳細!!

俳優祭の詳細が発表になりましたねsign03ココ
チケット発売開始は3月27日午前10時。予想どおり電話ですsad
幸い、自宅から電話できますが、つながる自信はまったくなしwobbly

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春を楽しむ…

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09031302crocus_2
これは昨日撮った写真。天気がいいと風が強くて寒い春先は、なかなか「季節を楽しむ」というわけにはいかない。ましてや、花粉症では(昨日は鼻、今日は目をやられた)bearing でも、ちょっと庭に出てみれば、心が和む。
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こちらはあと一息…
福岡では桜が開花ですかnotes

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2009年3月12日 (木)

元禄忠臣蔵再見:理に訴え情を揺さぶられる

311日 元禄忠臣蔵昼の部(歌舞伎座)
09031201hanamiti_2 
初日に見て、どうしても間近で見たくなって帰宅後すぐに
Web松竹で取った席。
どちらかといえば<情に訴える>ことによって理も感じ入るところの多い「仮名手本」に対して、<理に訴える>ことによって情を揺さぶられる「元禄」をたっぷり味わった。
「江戸城の刃傷」
梅玉さんの内匠頭は、大大名らしい品性の中に癇性が垣間見える。このときの内匠頭は「大変なことをしてしまった」という意識よりも、吉良を仕留められなかった悔しさがいっぱいのようで、見ているこちらは事件の大きさと波紋を承知しているから、内匠頭の切なくジリジリする思いも切実にわかりながら、複雑な気持ちであった。
ここで興味があったのは、内匠頭を羽交い絞めにしていた梶川与惣平衛が内匠頭に対してどういう感情をもっていたかということだった。セリフだけ聞いていると、中立の立場でもあるようなのだが、菊十郎さんの表情からは、内匠頭への同情が感じられた。
また、もう一つ面白かったのが加藤越中守で、多門伝八郎(彌十郎)論ずるところの「武士の脇差心」*に心を動かされながらも、幕府の役人としてそれを受け入れられない気持ちの揺れというものが萬次郎さんの大きな目によく表れていて、私はここでかなり感動した。萬次郎さんについては後でも触れる。多門は儲け役には違いないが、それだからこその難しさがあると思う。彌十郎さんは初日やや上滑りな感じがしたが、今回はしっかりハラが据わり、大きさが出ていた。
「最後の大評定」
前回失敗したので、今回は昼食を抜いて備える。でも、一部沈没したcoldsweats02
井関徳兵衛(歌六)は、私としてはもう少し抑えてもいいのではないかと思うけれど、息子・紋左衛門(種太郎)とのやりとりには哀れを覚えた。「われ等も侍の子の生まれ、一度この御城内に詰めとうござりました」と言う息子の言葉がどんなにか徳兵衛の心を揺らしたであろう。不器用な生き方しか出来なかった徳兵衛のような人間も、歴史の片隅にいたんだな、と胸を抉られる。
ここで、よかったのは巳之助クン(大石松之丞、後の主税)。下男・八介に内蔵助に関する愚痴をさんざん聞かされて「爺よ。もうわかった。堪忍してくだされ」というその一言で、松之丞の人となりの一部がわかるような、いいセリフだった。また、血判の場面ではセリフはないが表情からその気持ちが理解できた。
幸四郎さんの内蔵助は、泣きすぎのような気がする。ねっとり系の人があまり泣くと、大石の大きさが損なわれる。ど~んとすべてを受け止めた中での苦悩というものが伝わってこない。幸四郎さんは「夢の仲蔵」や「明智小五郎」がとてもよかったし、こういうセリフ中心の新歌舞伎は向いていると思うのだが…。
「御浜御殿綱豊卿」
仁左様の綱豊卿の緩急自在なセリフの素晴らしさ。真山青果の真髄を一番捉えているのは仁左様ではないかと思われるほど一言一言が熱く伝わってくる。
新井勘解由(白石)に言う「討たせたいのう」なんていうのは簡単なようで難しいセリフだと思うが、本当に共感できる。
富森助右衛門との遣り取りも、軽くあしらいながら助右衛門の人となり、覚悟を鋭く見抜いて、厳しく暖かく見守る大きさが素敵。綱豊卿という人の魅力を余すところなく体現している。
先に加藤越中守を好演した萬次郎さんがここでは意地悪上臈・浦尾。その意地悪にも位の高さが感じられる(変な表現だけれど、何となくそんな感じがした)。同人物とは思えない変身ぶりだが、何しろ映画「マジックアワー」でしょぼくれた会計係を演じたのも同じ萬次郎さんだから、私にとっては加藤越中守のほうが新鮮な驚きであった。もう、萬次郎さん、大好き!!

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歌舞伎座建替え中の代替公演は演舞場中心に

歌舞伎座建替え期間中の代替公演は演舞場を中心に開催する方針を我孫子専務が明らかにした、という記事が朝刊(東京新聞)に出ていた。
演舞場は現在の年5カ月前後から10~11カ月に増やす。ほかに日生劇場など都内劇場、地方の劇場での上演も検討しているとのこと。
まあ、これは予想されたことではあるし、演舞場ならこちらも劇場としては慣れているからいいのだけど、いかんせんキャパが違うでしょう。
それに、新劇場には幕見が継続されるとの発表もあったそうだが、建替え期間中の幕見はどうなるのかしら。

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2009年3月11日 (水)

緊急続報:鼻マスク

今朝、相当花粉がきていたので、再度鼻マスクにトライ。
う~ん、イマイチ感あり。クシャミは止まったが、なんとなくムズムズして、かえってスッキリしないような気もする。
鼻水もおさえてくれなかった。アクビの鼻水と花粉の鼻水はちがうのかもしれない。
つけ方が悪かったのかなあ。
ということで、もうしばらく検証作業を続けないと、答えは出ない。先日と全然違う結果でごめんなさい。

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赤で楽しく

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モップを洗うのにバケツがほしかった。
年をとると明るい色を好むようになるというけれど、モップを洗うのも楽しくなりそうな赤いバケツsmile
「強力バケツ」ってなんだろう?

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2009年3月10日 (火)

もう~、やだっ!!

恒例、チケット騒動記coldsweats01
10
5分前、ログインしようとしたら、案の定混雑入店拒否。必死でクリッククリッククリックsweat01 その甲斐あって、ギリギリセーフで入店。
だけど、毎度ながら10時の時報から10秒ちょっと待ったのに、購入画面に切り替わっていない(これって、私の操作が悪いの?)。急いで戻って、購入画面に入る。緑の背景が出てきたことは出てきたんだけど、背景のみ。な~んにも出てこない。「慌てるな」gawk
私にしてはかなり気長に待つ。でも待っても待っても画面変わらず。仕方なく戻り、入り直し。ところがっ。今度はサーバー見つからず、だよannoy
またまたクリッククリッククリックsweat01 しばらくたったら無事カレンダー画面に入れて、まずは友人の昼の部を取る。世話になっている友人だし、前回の仁左様・八汐を見てないというから、自分より優先なんだよねdespair いい席が取れて、あとは何事もなく送信してくれ~という祈りが通じたか、これは無事ゲットgood 他人のチケットには倍以上神経使うよ。ここまでで10分(いいほうか)。
ところがそれからが大変。自分の分を取ろうとしてまずは3Bを探す(一度は一等席で見ようとおもっているから、ここは節約)。狙いの席でなかったので取り消し(こんな事態のときに「取り消し」なんてしていいのかっsign02)、3Aに変更。おっ!! いい席あるじゃん。座席確保までは時間はかかったものの(11つの作動がめっちゃ遅いangry)、意外なすんなりに喜び勇んで送信をぽちっ。う~ん、なかなか送信せんな…待て待て…落ち着け落ち着け…あ゛~っ、なんでなんで、いつも最後の詰めでこうなるのannoybomb
毎度のことながら「送信エラー」でやんのweep
こうしてSwingチケット騒動は今月もトラブル続きで、それでもどうにかこうにか昼夜ともチケット入手に至り、でもこの騒動は今後毎月毎月繰り返すのだろうと思うと、かなりユーウツになるのでしたcoldsweats02

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2009年3月 9日 (月)

鼻マスク検証:中間報告

昨日、いい具合に突然、鼻がむずむずし始め、クシャミが3回ほど立て続けに出た。いつもならユーウツなクシャミも、よし、「きた~っsign01」てなもんで、早速あの鼻マスクを装着。
ふふ、ちょっとヘンな感じ。違和感ある。説明書に「装着時に違和感を感じられる方もおりますが、気にならなくなります」(敬語、おかしくない?)と書いてあるとおり、確かに違和感ある。でもまあ、イヤな感じではない。ただ、最初に水を含ませ、強めに水気を切ってから鼻に入れると書いてあったのに、水を含ませるのを忘れたせいか、鼻の中が乾燥するような気がする。息苦しさは全然ないのに、口呼吸になってしまう。のども渇いてきた。
そのまま仕事に出かけ、途中で鼻から出し、水を吸わせてもう一度入れ直した。すると、そういう渇きや乾燥が気にならなくなってきた。
仕事先の人に「見て」と鼻を上にあげて見せたら、「言われなければわからない」ってscissors
仕事のあと、久しぶりに軽く飲もうということになって、beer3杯飲んで帰宅。
自宅で、ふと、「アレ? 大きなハナクソが…coldsweats02」ティッシュでつまみ出した。鼻マスクだったcoldsweats01
中間報告結論:クシャミは止まったものの、それが実際に花粉をシャットアウトしてくれた結果なのかどうかは、もっとクシャミを連発するような日でないとわからない。ただ、姉妹品の鼻水用マスクでないにもかかわらず、鼻水を吸収してくれることは確実に言える。これはアクビ連発時に検証ずみsmile

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2009年3月 8日 (日)

これ、な~んだ?

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、コレ、な~んだ?
09030801mask_2
答えはマスク。
鼻の穴に直接差し込むのだそうです。
①えっ、鼻の奥に吸い込まれていかないの?→2つのマスクはフィルターでつながっているから大丈夫らしい。
②えっ、でもそのフィルター、鼻の外に出ているわけでしょ。みっともなくない?→TVでこの商品を知った息子によれば、ほとんど目立たず、言われなければ気がつかないそう(ただし、美容院と歯医者はマズいかもcoldsweats01)。
③えっ、でもフィルターを密着させても、クシャミしたら鼻の中からマスクが飛び出すんじゃない?→う~む、これは実際に使用してみないとわからん。
09030802mask

というわけで、自分で検証していないのに、こうやって記事掲載しちゃったのは、新しいオモチャを手に入れた子供が早く見せびらかしたいのと同じ心理かなbleah
3
個セットで<500円(マツキヨ)とちょっとお高いので、用もなく試すわけにいかなくて(花粉アレルギーは気まぐれで…)。
なお、この「ノーズピットマスク」の姉妹品として、「ピット・ストッパー」というのがある。花粉などの粒子99.9%カット+鼻水吸収タイプだそうだ。マツキヨで2つ並んでいるのを見たときは違いがわからず(お店の人もわかっていなかった)、「花粉・ウイルス・粉塵・黄砂対策に」というキャッチフレーズにひかれこっちを買ってしまったけれど、「ピット・ストッパー」のほうがよかったかも。第一、後でよく考えたら、インフルエンザウイルスは鼻だけでなく、のどにもくっつくのよね。この商品では、それは防げない。
そのうち使ってみたら、検証報告いたします。
↓のような形で売り場にあります。
09030803mask

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2009年3月 7日 (土)

おめでとうございます再び

亀治郎さんが平成20年度の芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞sign03
受賞理由は以下のとおり。

新春浅草歌舞伎で演じた「祇園祭礼信仰記~金閣寺」(浅草公会堂 一月)の雪姫は,「三姫」に数えられる大役の一つで,市川亀治郎氏は初役にもかかわらず,「縛られた姫」という制約の中に,格調と瑞々しい情感のこもった演技が秀逸だった。また,新秋九月大歌舞伎における「色彩間苅豆」(新橋演舞場 九月)のかさねは,端正な芸格で,一途な女心の切なさ,裏切りへの怨念を清元に乗せて見事に踊り切り,歌舞伎の次代を担う活躍への大きな期待を感じさせた。

そうだ、そうだっ!! そのとおり!! 「(雪姫の)格調と瑞々しい情感のこもった演技」が思い出される。一途な切ないかさねが甦る。

先日の段四郎さんの松尾國三賞に引き続く親子受賞、そして勘太郎さんの読売演劇大賞・杉村春子賞に引き続く浅草組の受賞、嬉しい限りです。賞は、ご本人にとってはもちろんでしょうが、ファンにとっても励みになります。
おめでとうございますshine

追記:今夜の「白洲次郎」に亀ちゃん登場。忘れないようにしなくちゃ。もっとも、私は歌舞伎の(とくに女方の)亀ちゃんが好きなんだけどねheart04

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美容院にて

春らしく、ふわっと広がる髪にしてほしいと注文した。私は横の髪を広げたかったのだが、美容師さんは上がふわっとなるように仕上げた(一般に美容師さんは、横広がりを好まない傾向にある)。でもスタイリング次第でどうにでも変化がつくので、イメチェンもできるし、自分好みにもできそう。
美容師さんたちとのお喋りで、ついに「歌舞伎好き」を宣言した。これまでは「マジック好き」で通っていたのだ。前田(知洋)さんを追いかけて大阪までディナーショーを見に行ったこともあったから。最近、マジックの話題を振られても対応しきれなくなり、カミングアウト(bleah)に至った。
幸か不幸か、美容師さんは歌舞伎には関心なく、私が「歌舞伎を見てよく泣く」とか「同じ演目も何回も見に行く」と言ったら、「え~~~っsign03」とひどく驚いていた。歌舞伎を知らない人は、「泣く」ことにとくにビックリするようだ。以前にも友人に「歌舞伎って泣くものなのsign02」と言われたことがある。認識不足だよ~っ、みんなbearing「歌舞伎を見て大笑いすることもある」と言ったことはないが、そう言ったらどんなリアクションが返ってくるんだろう。
女性週刊誌の記事。「人間国宝の眉に30本のマッチが」
その人間国宝はなんと、常盤津一巴太夫さんsign03 なが~い眉毛にマッチ棒が30本ものるそうな。両の眉に15本ずつのせたアップの写真がど~んと1ページに掲載されていたwobbly 67年前のこんぴら歌舞伎で、少々酔いのまわった團十郎さんが一巴太夫さんの眉に何本のるか、やってみたらしいcoldsweats01 そのときは片方に17本、もう片方に20本のったそうだ!!  團十郎さんも絶賛って(團十郎さんらしいイタズラ心ですよね)。眉毛の長いのは長寿のしるし。目出度い。しかし、つい先日、kirigirisu様のところ(2月23日27日)で拝読したばかりの一巴太夫さんを女性週刊誌に見つけるとはね。それも、眉毛でcoldsweats02 「週刊女性自身」310日号でした。

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2009年3月 6日 (金)

獨道中五十三驛:3

「獨道中五十三驛」続き
疲れたので簡単に(2年トシをとったからsad
第二幕
丹波与八郎(段治郎)は、敵の一味である江戸兵衛という男(右近)に鉄砲で撃たれたのがもとで破傷風になり、足腰が立たなくなってしまう。重の井姫(笑也)が与八郎を車に乗せて、箱根の湯で養生させる毎日。ここ、「小栗判官」や「児雷也」みたいだなあと懐かしんでいたら、セリフでも「小栗判官」のことを言っていた。車につけた綱を引く笑也さんが可愛い。
姫はその後、色々あって、江戸兵衛に斬られ、もはやこれまでと滝壺に飛び込む。すると奇跡的に与八郎の足が立ったではないか!! 与八郎は「立った立ったsign03」と大はしゃぎ。でも、たしか、その前に花道の車から本舞台に移動するとき、段治郎さん、立って歩いていったような気がするんだけど…think
それはともかく、ここからが又お楽しみの本水を使った立ち回り(名古屋版では水は使っていなかった)。滝壺で、流れ落ちる滝に打たれながら、与八郎は敵(欣也、猿三郎)と戦い、ついに2人を討ち果たす。与八郎を見守るかのように滝の中に浮き上がる姫の姿。笑也さん独特の透明感がこういうところに生きる。
悪人2人の最期、欣也さんと猿三郎さんの首のあたりから赤い血が勢いよく噴き出すが、細いホースをもっているのが見えてしまった。こういうところ、うまく隠すようにしてほしい気もするが、ちょっとお遊び的な要素もある場面だから、逆にそういう仕掛けが見えて「ああ、そうだったのか」と納得するのも悪くはないのかもしれない。
本水を使っているから、3人ともびしょびしょになって、途中からは滝壺の水を子供みたいにばしゃばしゃ掛け合って(かなり必死でやっていた)、客席は大ウケ。助っ人に現れた弘太郎さんもためらうことなく水に飛び込み、大暴れ。段治郎さんは、水から上がったあと、袖と裾をきゅっと絞り、その水を最前列の観客(ビニールシートが配られていたようです)に向かって振り掛けるsweat01ような仕草をしていた。花道でも、ぶるぶるぶるっと顔を振り、周囲のお客に水をかけたりしてsweat01 まさに水もしたたるいい男の段治郎さん、すま~した顔で、でも目は悪戯っ子みたいにきらきらと嬉しそうで、なんとも可愛らしい。段治郎さんて、そういう表情をあまり見せない印象があるけれど、こんんなワルさをするなんて、とっても素敵。
敵役・赤堀水右衛門の猿弥さんはここでは2役目の雲助・逸平。与八郎たちを助けるいい人役で、普通の猿弥さんは実にお人よしな感じである。
大詰
見どころは右近さんの早替り。1時間もないこの大詰で12役も演じる。思わず「早っsign03」と声に出してしまうほど、見事。だけど、右近さんの役が何人も1つの場面で絡むようになると早替りのカラクリがミエミエで、今度は思わず笑ってしまう。しかし、それはご愛敬で、右近さんがよく間違えずに何人もの人物に次々変われるものだという感嘆と楽しみのほうが大きい。女方で町娘役はちょっと、な感じがするが、芸者などはキリっとして色っぽく、とてもきれいだ。
2
年前の自分の記事を読み返してみると、同じようなことを書いているのが我ながら可笑しい。
余談ですが、いつ、どんな役を演じていてもすぐにわかる喜昇さん、不思議と色っぽい、貴重な存在だ。個性が大事だということの象徴のよう。喜昇さんについてはてぬぐい…様とまったく同感。
<上演時間>序幕95分(11:00~12:35)、幕間30分、第二幕60分(13:05~14:05)、幕間25分、大詰55分(14:30~15:25)

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2009年3月 5日 (木)

獨道中五十三驛:2

<不気味なばあさん>
いよいよ、お楽しみ、岡崎無量寺化け猫の場面。裏で舞台をこしらえている間、おやえ・おきちコンビが客を退屈させないよう漫才もどきをやったり、舞台から通路に降りてきて客いじりをしたりする(②)
化け猫ばあさんはもちろん右近さん。口上以来、ここで初めての登場。おくらは前回同様猿琉さん。どちらかというとガッチリ系の猿琉さんなのに、田舎娘らしく見えるから不思議。声だって、ちゃんと女の声だ。猿琉さんのトンボは身軽で音を立てない。前転、お尻ぴょこぴょこ、逆立ちと、見事なスタントを見せてくれる。右近さん自身も身軽に飛んだり跳ねたり、鴨居渡りをしたり。
右近さんが猫の本性を現した姿は不気味だったけれど、猫の着ぐるみはイマイチだった。
最大の楽しみだった右近さんの宙乗り。ヤマトタケルや狐の宙乗りでは右近さんの顔に喜びが宿っていたが、不気味な化け猫姿ではどんな表情をしていたのだろう。私の席からは見えなかった。
この場面では重の井の十二単が大事な役割を果たしていたが、おばばはそれを着たまま飛んでいってしまった。この十二単はそれだけの役割だったのか。もっと意味深で、後にかかわりでもあるのかと思った。
さて、ここまでが序幕。15場もある。時間的にはほとんど予定どおりだったのだけれどね。                          まだまだ続く

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獨道中五十三驛:1

34日 「獨道中五十三驛」初日(演舞場)
演舞場は歌舞伎座と違って、「本日初日」のアピールがないから、いつもちょっと物足りない気分。
それはともかくとして、東京では13年ぶりというこの演目、2年前の6月に名古屋で上演されているから、初日といってもかなり出来上がっているのではないかと思ったが、初日は初日であった。テンポは悪くないのだけれど、何となく全体にもたつきが感じられたのだ。おそらくあの後、猿之助さんからダメ出しがあっただろうし、夜の部には改善されていたかもしれない。いずれにしても、そういう問題は日を追うごとによくなっていくに違いない。
2
年前みたいな観劇記を書く元気は今はないけれど、やっぱり記録として残しておくと、記憶が甦るものだなあと思うので、自分のためにも頑張ってみるか。え~と、当時と同じスタイルで書き進めていきます。ネタバレたっぷり(初日からバラしてはあんまりだ、と思う部分は丸囲み数字にして畳んでおきます)、なが~くなるので、何回かに分けます。ちなみに、こんな時間にこんなことやってるってことは、明日の国立を諦めたということデスcoldsweats02
<つかみ>
出だしは「新橋演舞場芝居前」。今日は澤瀉屋の花形歌舞伎。芝居茶屋は人々で賑わっている。そこへ澤瀉屋の役者3人(右近、笑三郎、春猿)がやってきて口上を述べる(①)
物語は丹波の国、由留木(ゆるぎ)家にお家騒動が持ち上がり、家督相続に必要な2つの家宝、九重の印と宝剣雷丸(いかずちまる)を巡って悪玉善玉が入り乱れながら東海道を江戸へ下る、というもので、右近ちゃん(笑三郎・春猿さんがそう言うんだもの)はこれから15役を演じ、笑三郎・春猿さんは弥次さん喜多さんの奥さん、やえ、きちとして、狂言まわし的にしばしば登場することになる。
3
人は「隅から隅までずい~と希いあげ奉りまする~」の後、平伏したまま、舞台中央からセリ下がっていく(1月のQさま、亀ちゃんが「希う」を「こいねがう」と読んで賞賛を浴びていたっけ。口上で「希う」を連発するからって亀ちゃん平然としていたhappy01)。
<本筋へ>
舞台は京の三条大橋下へと変わる。橋桁が下からず~っと上がってきて、それがどんどんのびて、欄干がはるか上のほうに見える。
ここで、物語の発端となる事件が起こる。善玉家臣・丹波与惣兵衛が悪玉に殺され、雷丸を奪われるのである。ここに与惣兵衛の甥石井半次郎(弘太郎)が駆けつけ、犯人は赤堀水右衛門(猿弥)であることを察する。
場面は次々変わり、その都度舞台上手に設えられた柱に「○○の場」と表示が出る(裏で誰かがくるっと回転させている)。
<旅へ:重の井>
大津石山寺では大江家の息女(笑也)が十二単で雛祭りの遊びに来ているが、憂鬱そうで、出家したいと言って腰元たちを困らせている。そこへやってきた自然薯の三吉という馬方(段治郎)が、道中双六をもっているというので、腰元たちが姫の気を引き立てようと、遊び始める。
自然薯の三吉、道中双六…どうしたって「重の井」を思い出すじゃないのsign03 なんとこの芝居、「恋女房染分手綱」の世界を借りているのだそうだ。そう言われてみれば、あちらも由留木家のお話だし、調姫がこちらでは調之介に、こちらの大江家の姫君の名は重の井になっている。不覚にも前回はまったく気づかなかったwobbly
さて重の井姫は、ここで三吉が2年前に大原の闇祭りで契りを交わし、ずっと想い続けてきた人物であることを知る。ほんと、赤姫って積極的だよねえbearing  お姫様が闇祭りで、ってありえないshock(こういうシチュエーション、誰か別の赤姫でもあったような気がするけれど、思い出せない)。腰元を追い払って2人がいい感じになろうとしたところへ、石井半次郎が三吉に与惣兵衛の死を知らせにくる。実は三吉は与惣兵衛の息子・丹波与八郎なのであった。敵討ちに出ようとする与八郎に重の井姫もくっついていく。足手まといになろうがsign03 
<海中の立ち回り>
ま、色々あって、雷丸も九重の印はめでたく与八郎の手に入るのだが、なぜか与八郎は波にのまれ、海中で敵と戦うことになる。そして九重の印は敵ではなくて、大きな魚にもっていかれてしまう。段治郎さんが大ダコにからまれたりして、一つの見どころではあります。

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2009年3月 4日 (水)

揺れる

09030401baisi
そんな大仰なことじゃないけど、私にとってはやっぱり悩みどころ。

明日の国立…チケット、一番安い席を取ってあるんだけど、厳しい状況になってきたwobbly
今日、演舞場に行っちゃったから。本来、「獨道中五十三驛」は2年前に名古屋遠征したんだから、今回は千穐楽を3階から見るだけにするつもりだった。それなのに、何となくWeb松竹をいじっていたら、初日の「とちり」のめっちゃいいところが空いているではないですかsign03 それでも、すぐには飛びつかなかったのだ。ところが、23日たっても、そこが残っている。う~ん、これは天の配剤、私に買えってことか、と都合よく解釈して(いや、日程とお財布には都合悪かったかもしれないな)、ついにぽちっ。
ええ、もちろん、行ってよかったです(感想は後ほど)happy01 千穐楽だけだったら、もう二度と見られないから後悔したと思います。
だけど、そのために、日程が苦しくなった。仕事を考えると、明日国立に行ってる場合じゃなくなっちゃった(計画性のない自分!! だらしないことこの上ない)。思い切って、捨てようと一度は決意したんだけど、明日、国立初日なのよね。
3
座目の初日、見たくなる。でも、仕事はどうする。9日のアフタートークも聞きたいから、やっぱり明日は諦めるか。だけど、何より、席をあけるということに罪悪感を覚える。あ~あ、どうしよう。
直前まで揺れるであろう、SwingingFujisanです(名前どおりだcoldsweats02)。
写真は、先月24日、大阪城の梅林で見つけた「梅枝」クン(今月国立出演だから)。幹の札にはこう(↓)書かれていた。
09030402baisi

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2009年3月 3日 (火)

歌舞伎座は初日からアツい!

09030301syoniti
3
2日 「元禄忠臣蔵」昼の部初日
(歌舞伎座)
2
年ちょっと前に国立で3カ月に亘ってたっぷり上演されたときの記憶もまだ残っているからどうかな、という感じで見に行った「忠臣蔵」だが、初日から大感動sign03セリフの入っていない役者さんも何人か見受けられはしたものの、だからって緊張感が途切れることはなく、セリフ劇の面白さを堪能。はじめからアツいアツい舞台でした。
09030302ninjo 「江戸城の刃傷」
幕うちから、武士たちの騒ぐ声が聞こえ、刃傷が起きたことを想像させるうちに開幕。突然切りつけられ動転した様子の吉良が松の廊下を坊主たちに囲まれながら駆け抜けていく。そこへ、梶川与惣兵衛(菊十郎)と御坊主・関久和(梅之)に押さえられた内匠頭(梅玉)が無念の表情で登場。確か梅之さんは師匠とのこういう絡みは初めてだとかで、個人的にはそれを思うだけで感動した。もう吉良を追うことはしないから、放してくれ、刀を返してくれとのむなしい哀願が痛ましい。
田村家での切腹の場では、内匠頭の最後の言葉を書き取るのが梅蔵さん。芝居に私情は挟まないだろうけれど、梅之さんにしても梅蔵さんにしても、師匠演じる内匠頭の辛い心情に、心の中で泣いているような気がした。
片岡源五右衛門(松江)との心と心のお別れにはやっぱり泣いてしまった。「仮名手本」では大星がぎりぎりで間に合う名場面だが、「元禄」のここもまた名場面だ。3階席からは2人を均等に見ることはできるのだが、表情を見たいと思うと、1人ずつしかレンズには入らない。ああ、オペラグラスを使わなくてすむ席で見たい。しかも見るなら14日だ(でも、14日はレッズのホーム開幕戦でムリ。昨日、「必ず行くから」って友達に早朝からぴあに並んでチケット取ってもらっちゃったからなあweep)。余談だが、源五右衛門には先日亡くなられた又五郎さんがかぶった。
田村右京太夫の我當さん、座敷を出るときに柱につかまっていたのが気になった。足がお悪いのかしらと心配していたら、次の場面では供の侍に手を取られて出ていらっしゃったので、ますます心配になった。がんばれ、我當さん。
亀鶴さんと男女蔵さんが出演していて、「ああ、大阪は遠くになりにけり」と思った。亀鶴さん(平川録太郎)は少し疲れているように見えたが、それが江戸城の混乱を表しているようにも感じた。男女蔵さん(稲垣対馬守)は大名らしくとても立派で、歌舞伎には「らしさ」ということが実に大事なんだと思った。
09030303hyojo 「最後の大評定」
寝不足、満腹がたたって、ところどころ沈没sleepy(あるいは幸四郎さんと相性が悪いのかも。幸四郎さん、少なくとも最初のほうのちゃんと見ているときはよかったんだけど)。そのため感動がつながらず。国立で見たときに面白かった井関徳兵衛、今回は歌六さん。息子役に甥の種太郎クンが扮している。これは必ずリベンジするので、感想はお預けにしておいてくださいbearing

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2009年3月 2日 (月)

ラブ歌舞伎座・8(ひと足早く、か…)

09030202destruction
これだけじゃ、どこだかわからないかもしれないけれど、歌舞伎座から通りを1本隔てた隣のビル(なんだか今日は慌しくて、ちゃんと写真撮れなかった)。
いったい、ここには何があったんだっけ…文明堂っていう字が見えるからeye…こういうのって、忘れるものだ(私はとくにcoldsweats02)。自分の歌舞伎座写真コレクションの中にここが写っているものを探したら、かろうじて見えるのが1枚だけあった(赤い矢印)。
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というわけで、やっぱり文明堂らしい。入居していた松竹のビル改修&歌舞伎座建替えに連動した取り壊しということで、2月中に2軒先に移転していたのだそうだ。ぜ~んぜん気づかなかった。
いずれ歌舞伎座もこんなになっちゃうのだろうか。という思いを込めて、カテゴリーにラブ歌舞伎座を採用しました。

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一番乗り

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ここの桜は、私の通常の行動半径内で知る限り、毎年開花一番乗り。
写真は、友人が携帯で撮って送ってくれたもの。

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2009年3月 1日 (日)

実盛物語の薄いレポ

225日 二月花形歌舞伎「実盛物語」(松竹座)
09030101hanagata
松竹座レポの最後。先に白状すると、締めなのにあまり詳細に書けないsad というのも、もう
3月に入ったことについさっき気づき(今日が28日だとばかり思っていた)、それでは明日が歌舞伎座の初日ではないのsign03 山のような仕事と睡眠時間の確保のジレンマに、つい、このレポがお粗末になってしまう。
それと、もうひとつ、恥を忍んで告白すれば、「実盛物語」ではちょこちょこ記憶が飛んでいるsleepy そのために、表面的になぞる程度の見方になってしまい、登場人物の心の動きをきちんと把握できなかった。お粗末レポの理由は本当はこっちのほうかもしれない(弁解させてもらえば、私のまわり、けっこう寝ている人が多かった。決してつまらなかったわけじゃないんだけどな。去年、通しで見て、実盛物語に至る事情がよくつかめたから、安心してしまったのかもしれないcoldsweats02)。
勘太郎クン初役の実盛は、瑞々しかった。海老ちゃん、うかうかしていられないぞ、という感じ(ただ、海老ちゃんのオーラは別格だけど)。勘太郎クンの実盛は声が勘三郎さんにそっくりだけれども、芸風は仁左様の路線かもしれない(明言はできない。イメージとして)。
亀ちゃんの小万には、短い時間だったけれど執念を感じた。
亀鶴さんの葵御前は、「すし屋」の若葉の内侍(19年浅草)を思い出させた。あの時は亀鶴さんが女方なんてと驚いたものだが、今回は2度目だから。顔はちょっとこわかったけれど、小万が生き返る場面や瀬尾のモドリの場面では情が窺えた(高貴の奥方というのは無表情で、冷たく見えることが多い)。ただ、声はちょっとつらいかも。
男女蔵さんの瀬尾、トンボ切ったねscissors ちょっとドタっという感じではあったけれど、拍手。そんなミーハー的興味ですみません。
ミーハーついでに、もう一つ。矢走仁惣太(九郎助の甥)が、一連の出来事を隠れて見ていて訴人しようと走りだしたとき、実盛が小柄を投げ、それが仁惣太の首に刺さるでしょう。あの瞬間、一生懸命見ているんだけど、やっぱりわからない。仁惣太(山左衛門)がうまく隠しているんだよね。
亀蔵さん、吉弥さんといい役者さんが揃っていたんだから、もっとちゃんと見ておけばよかった(吉弥さん、あまり老けづくりで、最初誰だかわからなかった)。
と、こんなしょうもないレポだけれど、一応自分の記憶・記録のためにもアップしておきます。
<上演時間>「吹雪峠」30分(16001630)、幕間25分、「実盛物語」85分(16551820)、幕間30分、「蜘蛛絲梓弦」70分(18502000
20
時終演ということで、カーテンコールがあっても、予定の2120分新大阪発新幹線を21時発に変更して帰路に着くことができた(もう1本早い2053発でも間に合ったくらい)。

Swing part1に「見ました2月」、アップしました。

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