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2009年4月 9日 (木)

四月歌舞伎夜の部1・毛谷村

48日 四月大歌舞伎夜の部(歌舞伎座)
失礼ながら正直言って、夜の部は「吉田屋」だけちゃんと見ればいいかな、ぐらいの気持ちでいた。だって、大人になってからの歌舞伎デビュー演目である「毛谷村」は、その時の吉右衛門・時蔵コンビ以来6度目で、さすがにちょっと飽きてきたし、「吉田屋」「曽根崎心中」は演目としてあまり好きじゃないしdespair…。
ところがところが、3演目ともと~っても面白くて、とくに後者2演目にはちょっと新たな目を開かされた気がした。実は、私、今月の歌舞伎座はなんと、これでおしまいなのだ。でも、昼夜とももう一度、今度は一階前のほうの席で見たい。見たいけれど、5月・6月の出費予定を考えると、二の足を踏む。先日も昼の部、とちりの素晴らしい席が出てきて、もう少しでぽちっとするところだった。う~ん、でもぉ~…bearing
09040901keyamura 「毛谷村」
吉右衛門さんの六助が若々しくて素敵。若い役者さんのきびきびした動きも大好きなんだけど、円熟の丸みを帯びた力強さといおうか、吉右衛門さんのいい意味での泥臭さに(六助は決してスマートな存在じゃなくて、本来田舎者なんだということを思い出させてくれる)、けっこうはまってしまった。福助さんはお園のような役だとちょっと作りすぎるんじゃないかと懸念していたが、控えめな演技で、これまたいいお園だった。
吉之丞さんのお幸が又見られたのは嬉しい。私の中ではお幸=吉之丞になっている。斧右衛門に東蔵さん!! そういえば、去年錦之助さんの巡業で斧右衛門(梅蔵)のこだまを梅之さんがなさったそうだが、今回はどなただったのだろう。あのこだまのタイミングは難しいと思うけれど、実にいい感じで返ってきていた。
これ、通しで見てみたいな。
ところで、お園が六助の仇討ちの門出に差し出す梅の花は、梶原景季の箙の梅にちなんだものだが、これを見るたび高校の凱旋歌を思い出す。「♪もののふの えび~らをかざ~る うめ~のはな~♪」っていう歌詞があるのよsmile

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