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2009年5月12日 (火)

酔っ払っちゃって…知る人の親切

昨日のこと。
10時過ぎ、仕事をしていたら電話が鳴った。
「こちら××警察署です」
ぎょshock 自分がしでかした悪事を数え上げようとしたが、そんなワルいことしてないものcoldsweats02 では子どもたちが? いや、それもないな。じゃあ、何?なに?なに? 「ケイサツ」っていうだけで、相手が次の言葉を発するまでの12秒間にイヤなことばかりが頭の中を回転し、胸が不安で高鳴ってきた。
「お財布、落としませんでしたか?」
不安の頂点で聞こえてきた言葉に、一瞬絶句した。
「どんなお財布ですか?」
思わず発したセリフは、後で考えると我ながら間抜けだ。
今度は相手が一瞬絶句し、「いえ、どんな財布をおもちですか?」と逆に訊かれてしまった。
不審な気持ちが抜けないまま、こんなあんなと財布の説明をすると、それが警察署にあるのだと言う。昨夜7時ごろ、我が家の前の路上で拾われたのだそうだ(拾得地点の番地が、まさに我が家の前だった)。
そうか、昨日サッカーの後、居酒屋で反省会beerをして自宅の少し手前でタクシーを降りた…そのとき落とした…のだろう。
財布がなくなっているなんて、まったく気づかなかった(毎晩、寝る前に財布の存在を確認するのだけど、一昨日は酔っ払っていたから確認したつもりで、実のところしていなかったことになる)。電話をもらったって、ピンときていない。届けられていなかったらきっと、夕方買い物に行くときになって初めて財布がないないと大騒ぎして、それでも落としたとは思わないでパニックtyphoonになっていたに違いない。
いや、落として拾われて届けられたというだけで、頭が負の方向へ走り出し、カードカード、カードを止めなくっちゃと、持っているだけのカード会社にすぐに連絡した(ああ、めんどくさい。カードなんて歌舞伎会とJALだけで十分だわ)。12週間は歌舞伎のチケットも買えないし、パスモのオートチャージもできない(JALのマイルがつくのだ。今週はけっこう出かけるのになあ)。
一通りカードを止めてから、落ち着いた。
昨夜7時に拾われた…それって、私が帰宅したほぼ直後じゃないの。
拾ってくれた人は届けたくらいだし、財布の中身は私が覚えている範囲のものがちゃんと残っているようだったし(現金もいくら入っていたか把握はしていないが、ちゃんとあるらしい)、そんな親切な人がわずかな時間でカードをどうこうするわけがない。止める必要はまったくなかったんじゃないか。でも、銀行のカードと違って、クレジットカードの場合は使われてもすぐにはわからないし、「落とした⇒止める」の図式がインプットされちゃっていたのだ。
早まったなあと後悔しながら警察に財布を受け取りに行った。たいして大きくもない財布にまあ、色々なカードが入っていること。盗まれていたら大変なことになっていた。
拾ってくださった方のお名前と住所を聞くと、「お礼の権利は放棄されていらっしゃいますが、電話でお礼を言ってください」と。もちろん、もちろんです。
自宅に戻り、早速その方に電話して、心からのお礼を述べた。でも、やっぱりそれだけじゃ私の気持ちがすまない。比較的近所だったので午後、直接ご自宅に伺ってお礼をしてきた。免許証が入っていたから持ち主がわかったのだけれど、自分たちは転居して間もないので、地理に疎い。それで警察に届けたのだとおっしゃっていた。朴訥としたやさしそうな、ご年配のご夫婦であった。本当に本当にありがとうございました。

たしかにここ1カ月ほど、平均睡眠時間が23時間で疲れ切っていた。そこへ飲んだから、よけい酔いがまわったのだ。
あ~、しかし今後、酒は最後の1杯をやめよう。だいたいいつも、これで失敗する(二日酔いのもとになったり…)。
息子には、財布に穴をあけてチェーンか紐で首からさげておけと言われた。携帯もすぐに見当たらなくなるので、太い紐をつけて下げられるようにしてある(それでもまだ、時々鳴らして探すことがある)。そのうち、私の首には何本もの紐がぶら下がり…

拾ってくださった方の家を探している時に、もう一つの親切に出会った。
地元の住宅地図にはその方のお名前が出ていなくて、番地を頼りにその近辺の方に尋ねればわかるかしら、と出かけていった(電話をしていけばよさそうなものだけど、なんだかそれもねえ)。ちょうど小学校34年生の男の子が遊んでいたので、そこの番地と私の探す番地が同じかどうか訊いたら、その子は二階にいたおかあさんを呼んだ。おかあさんはベランダから顔を出したあと、地図をもって急いで降りてきてくださり、一緒に図面を辿って探してくださった。結局わからなかったので、もしかしたらアパート住まいの方なのかなと、いくつかあるアパートの表札を11軒見て歩くことにした(まるで不審人物だね)。
するとややあって、後ろから私を呼び止める声が。双方駆け寄る。その方が地図の1点をおさえ、「ここにその名前が」と示す。たしかに私が探す名前だがカタカナ表記になっており、当人かどうかはわからない。しかし、そうそうある名前ではないし、番地の数字が警察でもらった住所と一部逆になっていて、可能性はかなり高い。
なんて親切な方なんでしょう!! 若いおかあさん、本当にありがとうございました。おかげさまで、無事目的の家を探し当てることができました。私の住んでいるところ、いいところだなあと、つくづく思いました。

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コメント

良かったですね!! 親切、って、意外と身近なところに、あるんですねぇ~。どれもこれも、SwingingFujisan様の日頃の優しさの賜物ですよ!

投稿: はなみずき | 2009年5月12日 (火) 06時42分

はなみずき様
ありがとうございます!!
小さな親切、大きな親切、考えてみれば、日々色々な親切に囲まれて生きているような気がします。気づかないままご親切を受けていることもあるかもしれません。
自分も心をささくれ立たせることなく、家族にもひとさまにも優しくありたいと思いました(^^)

投稿: SwingingFujisan | 2009年5月12日 (火) 07時46分

ホンに不幸中の幸い?!ご親切な方に拾われてなによりでした。世の中まだまだ捨てたものではございませんね(^^) 

投稿: kirigirisu | 2009年5月12日 (火) 23時22分

kirigirisu様
ありがとうございます。
そうなんですよ、世の中、悪いことばかりではありません。こうした親切に出会うと、気持ちが明るくなります。
それより、酒を少し控えなくては、と反省した次第でございますcoldsweats02

投稿: SwingingFujisan | 2009年5月12日 (火) 23時28分

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