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2009年6月19日 (金)

「十二夜」再見

618日 「十二夜」(新橋演舞場)
実を言うと、かなり眠かった(前夜寝不足だったから)。ところどころ寝たsleepy(ということを前提に、あくまで再見の感想です)。寝たからなのか、寝たのになのかわからないが、前回のような物足りなさはほとんど感じなかった(2回の踊りはいっしょくたに言ってはいけないかもしれないけれど、どちらも短すぎるっbearing)。さらに、うっかりオペラグラスを忘れたため、細かいところを見ようとか、11人の表情を見ようとか、したくてもできなかったため、細部にあまりこだわらずに見ることができたつもりである。そうしたら、大詰めの兄妹再会の場面なんて、吹き替えに笑いを誘われる客席をよそに、思わず涙が出てしまったweep
今回は3階から見たのだが、3階だとけっこう舞台の奥(あるいは裏)が見えるものだなあ、と船の遭難の場面で思った。
喜劇的な部分はみんな初日よりずっとテンションが上がっていて、とくに菊五郎さんが思い切り楽しんで坊太夫を演じているような気がした。
また、左團次さんとか時蔵さんとか、とりわけおかしな言動の強調がない役のおかしみが強く感じられた。雰囲気だけでくっくっ笑いたくなる喜劇の香りが漂っていて、それが菊五郎さんや翫雀さん、亀ちゃんの直接的な笑いとうまく噛み合っている。初演ではこりゃ完全に亀治郎の芝居だわいと思い、再演では菊ちゃんが見事な心理的男女入れ替わりで引き戻し、そして今回は全体のバランスが整っているように感じる(こちらが見慣れたせいもあるだろうが、麻阿に英竹でさえ、突出して目立つというほどでもなくなってきた)。
喜劇にかかわる役の多い中で、大篠左大臣組は常に恋の悩みの中にいて、役者としてストレスが溜まらないかなあ、なんて余計な心配をしてしまう。
ところで、最初に獅子丸が織笛姫にお目通りする時、姫がイタズラ心から麻阿と入れ替わろうと持ちかけ、かつぎを被って獅子丸をからかう場面があるが、ここの意味が何度見てもわからなかった。今回な~んとなくわかったような気がしたが、時間がたったら、またわからなくなってきたcoldsweats02
それにしても、時さまったら、じゃなかった、織笛姫さまったら、お使いが若い(坊太夫は「まだ子供です」って言ってるようなものでしょ)イケメンだと知って会う気になったなんてbleah
何度見ても、やっぱり面白い「十二夜」でした。

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