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2009年9月11日 (金)

邦楽ジョッキー・トーク再現1

文字にしたって、ちっとも面白くないとは思うけれど、自分の記憶のためにも、今日の「邦楽ジョッキー」、松也クンと青楓さんのトークを再現。若いお2人の物静かながら楽しげな会話には、古典芸能の担い手として芸に自分に精進する努力が感じられるとともに、多忙の中にも少しでも自分の好きなことを楽しもうという前向きな姿勢が見えて、教えられることも多かった。
松也→青楓の質問
①舞踊の稽古は何歳から?
A
一応2歳ということになっている(プロフィールにもそう書かれている)けれど、自分の記憶はない。元々古典の和の音楽に触れてきたし、新橋花柳界の中に家があり、自分ではそういう環境の中で自然に稽古するようになったのではないかと思う。祖母は新橋の芸者であり清元の師匠でもあったから、そこからの影響も無意識のうちに受けた。
松也クンと青楓さんの実家はともに新橋で、しかも一筋違いなんだとか。子供の少ない地域だったので、青楓さんは人力車の車夫さんとキャッチボールをしたり、大人と接することが多かった。
②初舞台は?
A
5歳だけれど、これもあまり記憶にない。長唄「松の実」を素踊りで踊った。板付きなので、緞帳があくと舞台の真ん中でお辞儀をしている。これが客には、風呂敷が落ちているように見えた。その風呂敷が音楽とともに動き出したという感じだった。
青楓さんは中学くらいまで、列の先頭だったそうだ。今でもほっそりしていらっしゃるけど、そんな小さかったとはビックリ。
③踊りをちゃんとやろうと思うようになったきっかけは?(という質問があったのか、①や②の話が広がったのか忘れたけれど便宜上、質問ということにしておきます)
A踊りの世界は女性が多いし、花柳界も女性の世界。小学生くらいまでは、舞踊は女性がやるものだと思っており、自分がやるとは考えていなかった。プロ野球の選手になりたかった(松也クンも、「ボクもです」)。
しかし、囃子など踊り以外の稽古もやっていて、そこで、染五郎さんや菊之助さんと知り合った。個人的に親しくなると、刺激を受けた。遊びだけ一緒じゃ芸の面でヒケをとる。それで頑張るようになったのが中学から高校にかけてくらい。

青楓→松也の質問
①どういう歌舞伎役者になりたいか?
A
土台がしっかりした役者。「たくさん覚えるよりも、3つだけ自分にしかできないものをもて」と、林家たい平さんが師匠に言われたという言葉に感銘を受けた。松也にしかできない、松也じゃなくてはダメという役のできる役者になりたい。
②踊りの演目では何を一番、踊りたいか?
A
「娘道成寺」と「鏡獅子」。7月、七之助さんが道成寺を踊るのを目の当たりにしたが、とても辛そうだった。そうですよ。
③楽屋で時間があいたときは何をしているか?
A
「十二夜」のとき、本を読んだ。ふだんあまり読書もしないし、めったにないことだけどこの本は完読した。感動して、他の人にも勧めている。
青「それは何の本?」
松「清原和博『男道』」
青「あ、それ僕ももっている(笑)」
普段はDVDを見たりするのだが、本を読むのもいいと思った。楽屋で時間のあるときは一番いいかも。これからもどんどん本を読みたい。小説も読んでみたい。
④古典の役は色々な役者さんが演じる。自分でなくては出来ないものにするには芸だけでなく、自分自身を磨くことが必要だと思うが、どんな自分磨きをしているか?
A
人と出会って話をすることが自分磨きに繋がっている。「邦楽ジョッキー」でゲストと話をすることは、自分の中でとても大事。違う考え方に刺激されるし、司会としてトークの勉強にもなる。でも、
松「青楓さんと面と向かってまともに喋ることはないので、さっきからむず痒くて…(笑)」
青「お互いに…(笑)」

続く。

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