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2009年9月

2009年9月30日 (水)

ジェーン・エア:感動のカーテンコール篇

929日 「ジェーン・エア」千穐楽(日生劇場)
こんなカーテンコールは初めてだ。
おそらく15分以上もの間、拍手が鳴り止まない。
全員が何度も何度も登場する。2~3回目だっただろうか、私の席と同じ列に2人いた子供が途中で席を立った。あれ帰っちゃうのかなと思ったら、その2人もいつの間にかカーテンコールの渦の中にいた。ニブい私はしばらく意味がわからなかったが、ああそうかダブルキャスト(本当はトリプルキャスト。後でそれを知った)の子役ちゃんたちか、と思い至った。道理で親らしき人も見当たらず子供2人だけでその席にいたわけだ。もっと早く気づいていたらなあ(気づいていたら、どうなんだcoldsweats01)。
SP
席を取ってよかったと思ったのはこの時だ。芝居そのものはもちろん全体によく見えたのだが、時としてどうしても役者さんの後姿を拝することもあり、意外と舞台中央との距離もあった。しかしカーテンコールでは下手に引っ込む役者さんたちがまさに至近距離までやってきて、こちらも惜しみない拍手を直接贈ることができたのだから。みんな、千穐楽を迎えた達成感と爽やかさが感じられた。
そのうち、松たか子に呼ばれて指揮者が出てきた。
何度目かにはオーケストラメンバーも松たか子に手招きされて出てきて、客席はスタンディングオベーション。やがて、引っ込んだオーケストラがテーマ曲を演奏し始めると帰る人が出てきて、SP席用の通路も舞台に整えられた(平成中村座との違いは、舞台の上から袖へ回り、特別につくられた階段をのぼって席に着く)。そろそろ終わりかなと思ったから私も下へ降りた。そのとき、演奏が終わって再び拍手が起こり、松たか子が1人で出てきた。松たか子が引っ込んでも客は貪欲に許さない。もう一度全員が舞台に出て、やっと客も満足をしたのであった。
おまけ:プログラムに浅草歌舞伎の告知があった。12日(土)~26日(火)、浅草公会堂とだけ書いてあった。

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「ジェーン・エア」:感動の鑑賞篇

929日 「ジェーン・エア」千穐楽(日生劇場)
原作を読んだのはもう何十年も前のこと。大筋を覚えている程度だが、このミュージカルが原作を多少変えてあるにしても、当時の私は「ジェーン・エア」を理解するには若すぎた、と言わざるを得ない。つまり、若すぎた私は、恋愛小説は美男美女でなければ受け入れられなかったのだ。美人ではなく平凡なジェーン、ハンサムでなくジェーンよりはるかに年上のロチェスター、ただでさえ暗さがつきまとうシャーロット・ブロンテの小説(エミリーの「嵐が丘」だって暗い)にこの主人公では魅力を覚えないというものだ。
しかし、ミュージカル「ジェーン・エア」は感動的だった。何度も泣いた(座席が舞台の上に設えられたSP席という特殊なところでそれも最前列だったため、ちょっと恥ずかしくて涙を滲ませる程度でこらえたが、普通の座席だったら絶対ぼろぼろ泣いている)。ジェーンが人の温かみに触れるたび涙が滲み、ジェーンの愛の強さに涙がこぼれ、急展開を迎える無残な結婚式に泣け、ハッピーエンドのラストに洟をすすった。
きわめて宗教的な内容で、ヘタしたらついていけなくなりそうなのに、胡散臭さも鼻につく感じも受けなかったどころか、人間の本質を衝く作品にまで深めたのはひとえに松たか子の特性によるものではないだろうか(オリジナルはブロードウェイミュージカルであり、その宗教性は日本人とは違う感覚で受け入れられると思う)。とてもきれいで(でも不思議なことに、それほど美人でなくて平凡なジェーンという雰囲気は十分に感じる)、ピュアでいじらしく、芯が強く、人の心を見透かす澄んだ瞳、透明感のある美しい声、そうしたものがすべてジェーンそのものであり、魂の愛を貫く感動を与えてくれた。
橋本さとし(いつも、橋本じゅんじゃないよな、とワンクッション置いてしまう)は決して醜男なロチェスターではなくハンサムで、大きな体なのにその心は傷つきやすく、愛に餓えている孤独な男性であり、私のロチェスター感をまったく覆してくれた。
子役も含めて全員が役にぴったりで存在感があり、歌唱力も優れている。とくにフェアファックス夫人の寿ひずるは初めてジェーンを温かく包んでくれた人としての大きさがあった。

舞台は通常よりだいぶ客席に張り出しており、その分の座席が舞台上にのせられたのだろう。幕はない。セットは舞台奥の池(川?)と石の橋と石の階段くらいで、あとはベッドとかテーブル、椅子などの家具、立ち木や十字架の墓などが時に応じて並べられる程度である。呼び鈴もドアもエア呼び鈴、エアドアである。しかしそれだけで十分、イングランドの暗い、しかし美しい風景、広く豪華なしかしどこかに隙間風の吹いていそうな屋敷が想像できる。
そうした空間のなか、芝居の最中だけでなく、開演前、幕間にも小鳥の囀りが聞こえる。小鳥はジェーンの魂の象徴なのだ。
役者たちは、舞台上で着替える。松たか子は私の目の前で着替えることが多かったが、そのたび衣裳を渡したり着替えを手伝ってくれる召使い役の役者さんに小声で「ありがとう」と言っているのが印象的だった。松たか子の人となりなんだろうが、それはまさにジェーンの人となりでもある。
ミュージカルナンバーは36曲もある。歌の中にセリフがあるという感じで、曲は美しく、歌詞は感動的なものが多い。松たか子、橋本さとしが歌い上げるソロ、デュエットには大きな拍手が湧いた。
ああ、見てよかった、と思った。
<上演時間>第一部65分(13001405)、休憩20分、第二部90分(14251555

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2009年9月29日 (火)

「伝統芸能の今」

928日 「伝統芸能の今」(紀尾井小ホール)
三響会倶楽部とKameProClubの合同企画公演である。
先に、座談会のことから触れたい。まず、この会の趣旨であるが、今年6月に設立された東京ワンハンドレッドライオンズクラブの会長である田中傳次郎さんが、ずっと奉仕のあり方を勉強しており、奉仕にかかわる時間をもちたい、伝統芸能と福祉で何かできないかと考えて企画した、というようなお話であった。実際、本日のチケット代から1000円がゴールドリボン基金(乳癌のピンクリボンが有名であるが、ゴールドリボンは小児がんの研究や啓発などに使われる)に寄付された。
座談会は亀井広忠、田中傳左衛門、田中傳次郎、市川亀治郎の4人のトークで、伝統芸能に対するそれぞれの考え方や、これまでどのようにして修業してきたかなどが語られた。
亀治郎さんは、古典歌舞伎の継承、古典歌舞伎の洗い直し、古典歌舞伎の復活、新しいものを作るの4点を軸として亀治郎の会を立ち上げた。そして亀治郎の会は音についての意見を田中兄弟からもらいながら作っている。たとえば、今までやってはいけなかったことは本当にやってはいけないことなのか、やってはいけない理由が重要でないのであれば、自分たちが今からやろう。そういうあたりでも、亀治郎さんは田中兄弟の考え方が聞きたいのだとか。お2人は必ず意見を言ってくれるのそうだ(傳次郎さんは「猿之助にノーといえる男」なんだって)。
いっぽう三響会では、ふだんは歌舞伎の舞台に囃子方として呼ばれるのだが、自分たちのやりたいことに歌舞伎役者や能のシテ方を呼ぶという形である。歌舞伎の客に能を、能の客に歌舞伎をというのも主眼の一つである。
つまり、4人とも自分の属している世界の枠の中で、枠に捉われない好きなことをしたいという思いから、それぞれの会を立ち上げたわけだ。亀治郎さん曰く、新しい世代になればなるほど覚えることが多くなる(歴史を勉強する学生と同じ)。たとえば50年前に生まれた役者さんに自分はどうやったって追いつかない。であれば、役者の中で古典継承担当と企画開発担当というような分業があってもいいのではないか、自分は企画開発担当である。するとすかさず傳次郎さんが自分も企画開発部に入れてほしい、と手を挙げる。2人の方向性は同じなのだ。
修業については、田中兄弟の話が面白かった。今は歌舞伎の囃子方の2人だが、修業はまず能から始まった。精神面や声の音域を広げるために学んだのだそうだ。それから邦楽演奏の囃子を務め、14歳で黒御簾に入った。それまでは母親の田中佐太郎さんに教わったが、そこからはすべて黒御簾の中で学んだ。邦楽演奏の囃子と違って歌舞伎の囃子方は、役者の一挙手一投足以上のものを飲み込んで演奏しなくてはならない。その日の役者の体調、劇場空間、楽器の状態等、すべてを心得て、役者と呼吸の遣り取りをしながら演奏するのである。それは現場でなければ会得できない。
ふだん何気なく聞いている演奏。それが心に響くのはそういう呼吸の遣り取りがあるからなのか。記憶に新しいのは「船弁慶」。そうか、あの演奏は勘三郎さん(だけではないけれど)の呼吸を受け止め、こちらの呼吸は向こうが受け止め、そうして成り立っていたのか。だから、こちらに訴えかけるものがあり、感動したのだ。

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2009年9月28日 (月)

宗教は音楽だ・2

927日 東大寺修二会の声明(国立劇場大劇場)
後夜の大導師作法・咒師作法

5
人ずつが南座と北座に分かれて座り、南北でホラ貝の掛け合いが始まる。太く低い音、吹きづらそうな高い音、こんなホラ貝は初めて聞く。神々の降臨を呼びかけるのだそうだ。え? 神々? 回向文は五大明王の降臨を促し、咒師は四王勧請する。まさに神仏混淆、日本の宗教をよく表したものだと思った。
大導師の作法は、諸々の祈りらしいが、ものすごい早口で何かを読み上げる(ほんと、半端でない早口なんだから)。そして時々、区切りごとに、なんて言っているのか同じ言葉を起伏に富んだ節回しで入れ、その時にちょっと不思議な鈴を鳴らす。これの繰り返しで、こんなことを言ったら仏罰があたりそうだけど、とてもユーモラスだ。
晨朝の悔過作法
処世界の役の僧侶が「下り松」という杖を全員に配る。南北それぞれ5人ずついたと思うが(あとで全部で11人になっていた…)、最初の5本を無事配り終えたあと、次の5本を落としてしまい思わず「あっ」と声を出されたので、こちらもひやっとした。すぐに拾い、みんなに配り終えると、最後の1本で床を打つ。杖が折れた。

激しく鳴らされる差懸の音、力強いホラ貝の響き、さまざまな音程の鈴の音、二月堂お水取りの行は、なんと力強く、リズミックで、メロディアスなんだろう。宗教は音楽だとつくづく思った。そして修行は厳しいと改めて厳かな気持ちになった。
<上演時間>「上野道善師(華厳宗管長 東大寺別当)のおはなし」10分(14001410)、「走り・後夜の悔過作法」70分(14101520)、休憩20分、「後夜の大導師作法・咒師作法、晨朝の悔過作法」50分(15401630
実際には10分ほど早く終わったかも。
おまけ1僧侶のメガネ率が高いことに驚き(約8割)。薄暗い堂内での修行が目を悪くさせるのだろうか。
おまけ2お水取りの時期にしか作らないという「開山良弁椿」なるお菓子が売られていたが、高くて手が出なかった。
ガッカリおまけ:休憩時間中に舞台の写真を撮ってよいようだったので下へ降りていったが、結局うまく撮れていなかった。暗いんだもの。
最後のおまけ:今日はレッズとマリノスの試合と重なったけど、こっちへ来て正解だ。なんでホームで負けるわけ?annoy

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宗教は音楽だ・1

927日 東大寺修二会の声明(国立劇場大劇場)
仏教徒でない私だけれど、お寺や仏像は好きだし、仏教のこうした行などにも興味がある。2年前の「法相宗の慈恩会」以来二度目の宗教行事観覧。なんと「満員御礼」の札が出ていた。
さすが東大寺と言うべきか、高円宮妃がいらしていた。私は全然気づかなかったのだけど、公演が終わってから突然すぐ下で拍手が起こったので(私は3階席)何事ぞ、と目をやると、高円宮妃がお帰りになるところであった。後姿しか拝見しなかったのが残念。
さて、修二会の声明とは、752年東大寺開眼の年に歌舞伎でもお馴染みの良弁師の高弟(お名前は聞きそびれた)によって始められ、以来一度も絶えることなく今年1258回目を迎える二月堂お水取りの行と祈りである(らしい)。
外部での公演は時々行われているとのこと。今回は26日に「初夜・半夜」、27日に「走り・後夜(ごや)・晨朝(じんじょう)」という構成であった。初夜に比べ後夜はスピード感があるそうだ。
修二会の趣旨は悔過(けか)・懺悔(さんげ)であり、僧11人が懺悔するだけでなく、国民全体の懺悔をして国に幸福をもたらすということだそうだ。
舞台中央に奉られた十一面観音像を中心に僧侶たちが鈴を振り合わせたり、走ったり歩いたり、読経をしたり、なかなか変化に富んだ行で、時々眠気を催しはしたものの、その変化のおかげで撃沈することなく、大変興味深く拝見した。
客席はほとんど真っ暗でメモが取れないので、いただいたプログラムをもとに、ざっと記憶を辿る。用語はよくわからなくても、そのままプログラムから借用しました。
走り
09092801sasikake 平衆(ひらしゅう)が互いに振り鳴らす鈴の音で始まる。咒師(しゅし)が堂内四方を灑水(しゃすい)して巡り、その後須弥壇のまわりを僧侶たちがぐるぐると巡る。印象的なのが僧侶たちの履物である。雨よけのついた下駄のようなもので(オペラグラスからはそう見えた)、床の上をかつかつかつかつと音を立てながら歩く。タップダンスじゃないけれど、力強い音が出して歩き走る。この履物は差懸(さしかけ)というのだそうだ。
南無最上を唱えて僧侶たちが巡っているその時、内陣正面の白い幕(戸帳)が2人の堂童子によってくるくると巻き上げられていく(捩り上げられるという感じかな)。実に見事な手さばきで、1人の堂童子は少し下がったセリの中に入り、1本の巻き紐のようになった戸帳をほどけないように手に持つ。もう1人は隣のセリの縁に腰掛け、撞木から垂れている紐を手にしている。
僧侶たちは差懸で音をさせながら堂内を巡り、和上、大導師、咒師の3人が内陣から交互に出てきて、置いてある板に体を打ちつける(膝から下をどんっと打ちつけているように見えた)。やがて全員が順番に差懸を脱いでいき、今度はひたひたと音をさせずに歩く。突然、連行衆が袈裟をからげて走り出す。
後夜の悔過作法は省略。
続く。

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2009年9月27日 (日)

九月大歌舞伎夜の部・3

926日 九月大歌舞伎千穐楽夜の部(歌舞伎座)
09092705ositi 「松竹梅湯島掛額」
序幕の「吉祥院お土砂の場」は徹底したドタバタ喜劇、大詰の「四ツ木戸火の見櫓の場」は悲劇へと向かう緊迫の人形振りである。
15
分の幕間+弁慶の幕外の引っ込みの数分間で、吉右衛門さんは富樫から「べんちょう」へ早替り。これ、逆だったらきついかもしれないなbearing
丁稚の玉太郎クンがかわいい。「あっちへ行こうかこっちへ行こうか、どうか体が二つほしい、ワイ」の鸚鵡返しも立派なもので笑わせてもらいました。
歌江さんがお質に肩入れする下女お杉役で、細かい芸を見せていたのも嬉しい(みんなの目がお七にいっているようなときでも、表情なんかが細かいの)。でも、お杉が「太鼓を叩けば木戸があく」と入れ知恵しなかったら…。
錦之助さん(吉三郎)は何かいつももったいないなあと思う。こういう二枚目は果たして錦之助さんのニンなのだろうか。う~む、やっぱりニンなんだろうな。前髪の小姓姿は確かに似合うけど…。でも、もっと大きな(人間として大きいという意味)役をやらせてあげたい。しかし、隼人クンがやっぱり似ているなあ。
福助さんはきれいだったけれど、16歳だといったって声はちょっと作りすぎじゃないかしら。時々、普段の声に戻ったりするのも笑いを取ろうというのかもしれないが、私にとっては興ざめだった。高い声ならそれを通してほしかった。人形振りは動きはとてもよかった。人形使い(福太郎、福緒)も足踏み(徳松)も呼吸を合わせた渾身の演技だった(足踏みは、福助さんの動きに合わせなくてはいけないのでとてもむずかしそう)。でも、やっぱり顔を作りすぎるような気がする。ただ目をぱちっと開いていただけなのに、作っている感じが私には強すぎた。私のお七は亀ちゃんで、それを超えるお七を期待していたんだけど…。
吉右衛門さんはギャグ満載、滑稽味満載。お七がお杉に促されて吉三郎と夫婦になりたいとみんなの前で公表したとき「マジっすかぁ」。これにはちょっと驚いたcoldsweats01  お七が吉三郎の気を引くために癪が起きたふりをしたとき、「その癪を治すために吉右衛門を呼んでこよう」。それだけで笑いが起きるのに「あ、だめだ。今吉右衛門は歌舞伎座さよなら公演で3役出ずっぱりだ」。これには客席のみならず、福助さんも錦之助さんもはまってしまい、笑いをこらえるのに必死。そのあとも何か色々おかしかったらしく、福助さんは袖でどうにか顔を隠してごまかしていたが、錦之助さんはそうするわけにもいかず、苦労している様子が気の毒やらおかしいやら。
お土砂になると客席は爆笑の渦。吉右衛門さんが敵方にかけるだけでなく、吉祥院の和尚(由次郎)、お七の母親(東蔵)、丁稚(玉太郎)、黒衣さん、ツケ打ちさんと見境なくかけるものだから、みんなへなへなぐにゃぐにゃ~となってしまって。きっと役者さんも楽しんでいるんだろうなあ。そこへ酔った客が舞台に上がり、案内係のおねえさんが必死でそれを止めている。吉右衛門さんはその2人にもお土砂をかけてしまった。スーツ姿の酔客も、制服のおねえさんもへなへなぐにゃぐにゃ~っ。吉右衛門さんはさらに、舞台前方まで出てきて最前列の客にお土砂をかけようかというところへ、定式幕が引かれてきた。いたずらっぽい顔をした吉右衛門さん、定式幕引きの人にもかけてしまった。とたん、その人もぐにゃぐにゃになり、最後は吉右衛門さんが嬉しそうに定式幕を引いていく。
本来、吉右衛門さんのこういう役は私はあまり好きでない。でも、ノリノリの吉右衛門さん、意外と違和感なくて、楽しめた。
しかし、この話、無茶だなあ。どう見たって江戸時代なのに、時代は鎌倉。範頼が八百屋の娘・お七を妾にしようっていうんだもの。そのチグハグさ、ミスマッチ感がいかにも歌舞伎で、たまりませんわ~。
<上演時間>「鞘当・鈴ヶ森」68分(16301738)、幕間30分、「勧進帳」72分(18081920)、幕間15分、「お土砂・櫓のお七」84分(19352059

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九月大歌舞伎夜の部・2

926日 九月大歌舞伎千穐楽夜の部(歌舞伎座)
09092704kanjintyo 「勧進帳」
見るたび同じことを言っているかもしれないが、「勧進帳」は何度見ても面白い。見飽きない。
太刀持ちの梅丸クンが凛々しい。舞台中央で富樫の口上がある間、右腕を肩の高さまで上げて長い太刀をもっていなくてはならず、そうとうキツいだろうなあと心配になったが、梅丸クンは爽やかな顔でぐらつくこともなく、しっかりと太刀を預っていたのが印象的だった。
「寄せの合方」は杵屋六三郎畢生の名曲と小山覲翁氏が言っていたが、まさにその通りだと思う(昨日はイヤホンを借りてみた)。父が勧進帳を大好きで、子供の頃からしょっちゅう聞いてきたこの曲が始まると、いっしょにメロディーを口ずさんでしまいそうになる。
幸四郎さんの弁慶は汗びっしょりsweat01の熱演。何回も見ている割に、私はどういう弁慶がいいのかというのはよくわからない。見るたびに「この弁慶はよかった」「イマイチだった」という感想をもつ程度だ。そういう意味で言うと、今回の弁慶は概ねよかったし、義経が見破られそうになって打擲するところでは思わず涙が出た。ただし、義経の後ろにまわって一礼するのはどうしても納得がいかない。弁慶の究極の苦渋を観客に伝えるという意味なのだろうかeye だとすれば、かえって逆効果な気がする。いくら様式的な、といってもそれでは富樫が気づいてしまわないか。いや富樫自身は見て見ぬふりをするかもしれないが、大勢の番卒の中の誰か、とくに義経を見破った番卒は見逃さないのではないか。な~んてことを考えちゃったら、私はそこで、一回引いてしまったdown しかしその後すぐに持ち直して涙を誘われたのは、さすが1000回以上も演じている幸四郎さんの力によるものか。
染五郎さんの義経は、はじめピンとこなかった。義経が花道の出で山を見上げる場面、あそこは杖を床からちょっと持ち上げる人と床につく人がいるでしょう。私は床についているのはあまり好きでないのだけど、染五郎さんはつけていたように見えて(確信はない)、そこからしてピンとこなかったのかもしれない。しかし無事安宅の関を越えたところで弁慶の手を取る段で、品位や主君らしさが見えてなかなかいいと思った。ここでも涙が滲んできたもの。
でも、なんてったって、一番は吉右衛門さんの富樫よsign03 品格、大きさ、冷静さと熱い気持ち、涙、どれも弁慶以上に胸を高鳴らせてくれた。しかし、吉右衛門さんの声は高いcoldsweats01
以下、おまけたくさんありますbleah

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九月大歌舞伎夜の部・1

926日 九月大歌舞伎千穐楽夜の部(歌舞伎座)
09092701sensyuraku

初日以来の歌舞伎。こんなに間があいたのはここ何年かで初めてだと思う。
先に結論を言えば、歌舞伎座で見る歌舞伎はやっぱりいい、歌舞伎は落ち着く、歌舞伎座で歌舞伎を見るのが好きだheart01
「浮世柄比翼稲妻」
09092702sayaate 鞘当
初見である。浅葱幕が振り落とされると、そこは花の吉原。どこからか謎の微笑みを含んだ八ツ橋太夫が現れそうだ、なんて思っていたら、茶屋廻りの金棒引き(吉之助、菊史郎)が花道と上手からじゃ~んというのかちゃり~んというのか、その音と姿で吉原気分がもりあがる。
金棒引きが引っ込むと、花道から不破伴左衛門(松緑)が、上手から名古屋山三(染五郎)が登場する。吉原に歌舞伎座をかけた渡り台詞が楽しい。松緑さんの「(どちらも)入れば極楽浄土」という台詞にはうんうんと頷く(吉原は女性にとっては地獄でも、男性にとっては極楽浄土だったんでしょう)。
不破は荒事風、山三は和事風と言えるのだろう。2人とも指の先までそれぞれその風味が出ており、松緑さんの指の反りは力強く、染五郎さんはやわらかであった。松緑さんの立ち姿は実に凛々しく美しく、敵役であってもそのカッコよさは見ていて気持ちがよい。
2
人がすれ違う時、刀の小尻(鞘尻)がぶつかり合っていさかいになる。「鞘当」とはこの芝居を語源としているのそうだ。あとで広辞苑を引いたら、たしかにそう書いてあった。
2
人のケンカに割って入るお京(芝雀)がきりっとカッコいい。歌舞伎座さよなら公演と大南北の180年、その年にこんなケンカを見たら、止めないわけにはいかないよ、というわけ。
松緑さんと染五郎さんは姿かたちは美しかったが、全体として見ると大きさやメリハリが感じられないのが残念。芝雀さんが出てくるとその小粒感や平板感がよりはっきりするようであった。
09092703suzugamori_2 鈴ヶ森
これを見るのは3度目らしい。というのも、初回は山左衛門(仲一郎)さんの襲名披露だったこと、2回目は権八が芝翫さんだったことが強く印象に残っており、この2回がごっちゃになって、これまで1回しか見たことがないように思っていた。
この芝居の楽しさは雲助との立ち回りにある。いかにも歌舞伎らしい小道具を使って、残酷なシーンを笑いに変えてしまう。座頭(目をつぶされたのだろうか)、半面斬り、腕斬り、足斬り、尻斬り、鼻そぎ、すくみ等、文字にするだに恐ろしい斬り方だが、さすが歌舞伎である。雲助の中では橘太郎さんの存在感が図抜けていた(橘太郎贔屓だからそう思ったのかな)。家橘、由次郎、桂三といった役者がばっちい雲助になって立ち回りを見せるのも趣向だ。
しかし何と言っても、この芝居は吉右衛門さんの長兵衛に尽きる。「幡随長兵衛」の時もそうだったが、まさに男の中の男、大きさといい、かっこよさといい、ほんと惚れてしまうわshine
吉右衛門さんのお顔、お父様の白鸚さんによく似てきたなあとしみじみ思った。
梅玉さんも前髪立の若衆姿がよく似合い、若々しく美しかった。

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2009年9月26日 (土)

朝のノスタルジー

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2009年9月25日 (金)

どんな顔をしたら… (^-^;

昨日のエントリーは2題とも少ししめっぽくなってしまったので、お口直しにちょっと笑える話を。さっきラジオで聞いた結婚式のハプニング。
その1
花嫁の父の挨拶が始まった。「どこを出しても恥ずかしくない娘に育てたつもりです」coldsweats01
その2
乾杯の音頭に指名された人の話が延々止まらない。みんながいい加減うんざりした頃やっと終わった。と思ったら、「では、万歳三唱をお願いいたします」。みんなグラス片手に「ばんざ~いばんざ~いばんざ~い」とやったらしいcoldsweats01

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2009年9月24日 (木)

混むドコモ

近所のドコモって、いっつも混んでいる。私自身はほとんど機種変しないし(するとしても量販店だしbleah)、故障ぐらいでしか行ったことないんだけど、外から見ていると、いつも窓口はいっぱいで、何人か待っている人がいる。みんな、どんな用事があるんだろうeye
そのドコモで、今日父の携帯を解約してきた(もちろん、本人の意向だけど、本人が直接行かれないから、委任状書いてもらったりして面倒なんだわ)。月に1回、理髪店から「終わったから迎えに来て」という連絡のためだけにしか使わないくせして(今日、最後のご奉公をしてもらった)、いざ解約したら、父と世間との繋がりがなくなったような気がして、なんだか寂しく切なくなった。で、もう金属ゴミでしかない電話機を処分してもらわずにもらって帰ってきちゃったcoldsweats01
そうそう、それで、ドコモで順番がくるのに40分ほど待ったし、解約手続きに15分くらいかかった。他の人を見ていたら、1人で1時間以上かかっていたりする。回転が悪いから混んでいるように感じるのかなと思ったけれど、でも次から次とお客が入ってくるのも確かなのよ。

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介護雑感

老衰の進行のため自分の体を思うように動かせなくなってきた父を、本人の希望もあって母のいる特養に入所させたのが今月はじめ。永久入所は順番待ちのため、とりあえず空いている日に入れてもらうショートステイを繰り返している。
今回も昨日自宅に一泊して、今日再び施設へ戻る。
準備にも慣れたが、一番大変なのは持ち物チェックと名前書き。とくに衣類は何を何枚もったか自分でも把握して、さらに洗濯時に他の人のとごっちゃにならないよう、わかりやすいところに大きく名前を書くのが大事だ。施設を訪ねると、持ち主不明の衣類が山のように廊下に展示されている。引き取り手があまりいないようなのは、記名が曖昧だと家族でさえもわからなくなってしまうということか(たしかに、似たような衣類が多い)。でも、黒い靴下なんて、どうやって名前を書けばいいのだ。施設で着る衣類を選ぶ時は名前を書きやすい色、というのが第一条件になる。
衣類をチェックしながら、そういえば子供たちが幼稚園のころ、何にでも名前を書かされて面倒だったなあと思い出した。
今の父は頭はしっかりしているが、行動は幼稚園どころか歩き始めの赤ちゃんみたいなものだ。食事も積極的でないから、口にスプーンをもっていってやるとア~ンと開いてどうにか食べる。息子には甘やかしすぎだと言われるが(それも一理あり。父をかわいそうに思うというより、自己満足なのかもしれない)、本当は自宅介護しなくてはいけないんじゃないか、でもそれはきつい(精神的疲労が)、でも施設に預けていていいのだろうかと常に葛藤している私は、ついつい昼食も夕食も食べさせに行ってしまうのだ。やっと今週は11回の面会に減らしたが、やっぱり罪悪感に苛まれる。
もっとも、明後日からは4連チャンの観劇やら何やらが始まるし、10月の予定もバッチリ入っているし(また、がんがんレポしますわよ~dash)、おのずからそんなことも言っていられなくなる。自分だってもう老齢にさしかかろうというこのごろ、自分の人生を優先させる割り切りをどこかでしなくてはいけないのだろう。
しかし、世の中、100歳以上の人口が4万人を超えているっていうんだから、スゴいわ。

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2009年9月23日 (水)

来年のことで頭を悩ますの記

来年1月24日~2月7日、東京芸術劇場:ミュージカル「蜘蛛女のキス」(石井一老、浦井健治、金志賢、辻本知彦、今井朋彦、田村雄一)
同じく来年3月、ル・テアトル銀座:「変身」(森山未來)

来年の予定なんてまだ全然わからないけれど、さいたま芸術劇場の「ヘンリー6世」のほかに、この2つは絶対押さえておきたい。
「蜘蛛女のキス」はぴあもe-plusもプレリザーブ期間中なんだけど、手数料とか配送料とかで1000円以上もかかるのがネック。10月18日の一般販売まで待つことにしようか、それともプレリザーブで安心しておいたほうがいいのか(もちろん、はずれる可能性もあるけど)。ケチな悩みではある。

っていうか、もう来年の予定を立てなくてはいけないなんて、早すぎる。もっとも、もう来年のカレンダーも出ているものなぁ。
現時点で、歌舞伎を除いた一番先の観劇予定は、キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」(公演は来年12月でしょう、多分)。上川隆也・近江谷太朗出演。上川さん、この7月にキャラメルを退団していたらしい。知らなかったゎweep

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松也クン情報2件

昨日、とこ様からのコメントで教えていただいた松也クンのイベント情報、あらためてここに掲載しておきます。

「尾上松也・坂東巳之助トークイベント」
10月12日 14:00~14:40(アップルストアのHPでは、15時まで)
アップルストア銀座店3階イベントスペース(松也じゃなかった、松屋前)
入場無料
 
アップルストアに電話して詳細を聞こうと思ったのだけど、なかなか繋がらない…。

また、「挑む 若き歌舞伎役者の舞」情報も松也クンの「最新情報」にアップされました。演目の一つはぴあの情報どおり「松の羽衣」のようです。踊り上手な皆さんの挑戦、楽しみですnotes

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2009年9月22日 (火)

若き歌舞伎役者の舞

これって、なに、なに?
全然知らなかった。今メールチェックをしたら、ぴあからのお知らせで目がシャキッnotesならぬ目が爛々。
松竹では扱わないようなので、ぴあのプレリザーブに申し込んじゃうdash

「挑む~若き歌舞伎役者の舞~」
11月27日 14:30 18:00
前進座劇場
演目:松の羽衣/太刀盗人
出演:尾上松也、市川左字郎、尾上音一郎、澤村國矢

ぴあはココ
e-plusはココ

あれ~? ぴあは「松の羽衣」だけど、e-plusは「二人椀久」になっているeye

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2009年9月21日 (月)

バラエティーで死にそうになるの記

さっき、1人で古いバラエティーの録画見ながら食事して、お茶飲んでへらへら笑っていたの。
何回目かのお茶を口に含んだとたん、あるシーン(っていうか、フリップに書かれた文)が私を吹き出させたのよ。
吹き出すときって、ほんの一瞬息を吸い込むじゃない。これが地獄の始まり。お茶が一気にのどに流れ込んできたの。ほとんど反射的に吐き出したんだけど、気管にもどっと入ってきちゃって、呼吸ができない。
咳き込んでお茶を逆流させようとしても、息ができないから咳き込めないの。あ~、私ってくだらないバラエティーを見ながら死ぬのか~、みっともななぁ、なんて思いながら、それでも必死で咳き込む努力をしたら、やっとどうにか息が通るようになって。
それからものどと気管が熱くなるほどごほんごほんやって、でもまだ気管に水分が残っている。これ、肺に入ったら誤嚥性肺炎になるのかなあ。先日、施設にいる母が味噌汁を詰まらせて誤嚥性肺炎を心配したけれど幸いなんでもなくてほっとしたのに、自分がそうなっちゃったらどうしよう(肺炎になると、20~30分後に発熱するらしい)。
吹き出したせいとはいえ、お茶に噎せるなんて、反応がニブくなっているのね。つくづく年を感じましたcoldsweats02

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車窓から覚える人間愛

今日、墓参に行ってきたのだけど、電車の中から外を見ているとき、すごく不思議な気持ちになった。
某駅のホーム。階段の壁を背に7~8人が横並びに並んでいるのが車窓から見えた。170cm以上ありそうなオニイチャン、その頭から20~30cmは下にいるオジチャン、オバチャン。そんなに身長が違っても、そして多少は顔の大小や足の長短の違いはあっても、みんな全然違和感なく人としてバランスのとれた形をしている。
当たり前のことだし、そんなこと考えるなんて失礼かもしれないけれど、でもそういうふうに見ていたら、人間というものがとても愛おしく思えてきてしまった。うまく説明できないなあ。個性も暮らし方もそれぞれ違うのに、人間って根本のところでみんな同じなんだ、っていうような愛おしさかなあ。
墓参に行くという状況がそう思わせたのかしら…。いつも何かに苛立っている私にはこういう気持ちを思い出すことも必要なんだわcoldsweats01

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もう一つのヘンリー6世

普段からなかなか郵便物を開封しようとしない私だが、昨日きびだんご様にいただいたコメントを拝読して、そういえば、と思い出したのが4~5日前に来ていたさいたま芸術劇場のチラシ。
新国立の9時間は無理でもこれなら何とか見られるかしら、とは思うものの、凝縮版にして6時間。う~む。頑張ってみるか…。
09092101henry 09092102henry

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2009年9月20日 (日)

10時にすべきこと

11月演舞場の発売日。今回はビックリするほど早く取れた。夜の部は完勝good 昼の部もまあまあ。

いつものように実況をcoldsweats01
940分、入店した。この時間なら余裕で入れる。まだ早いので残っていた家事をすませ、一定時間経過するとどうとかと出るのを恐れて、「関東の劇場公演を見る」をクリックしてみた。当然ながら、まだ発売画面になっていない。
当然ながら戻る。これがウンのツキ。
戻ったら今度は混雑のため入店できないではないかshock アセった、アセった。ひたすら入店⇔戻るを繰り返すこと約10分。やっと入れた(だいたい、いつも10分粘れば入れるみたい)。すぐにログインする。
ここで用心のため、もう1つ購入画面を立ち上げた。何年も毎月ほぼ2回、同じ作業を繰り返しながら、結局いつも失敗するのは自分の中で手順が確立されていないからbearing そこで①10時に入店する経路(「チケット購入画面へ」をクリック)と、②10時に「関東の劇場公演を見る」をクリックする経路の2つを試してみようと思ったのだ。
これまでの学習から、②を先にやるのはこわかったので、時報と同時に「チケット購入画面へ」をクリック。入れたsign03「関東の劇場公演を見る」を押す。たらたら時間がかかったけれど、「ゴールド販売中」が出ていたhappy01 データ展開までにまたたらたら時間がかかって少し苛立ったけれど、ともかくカレンダーが出てきた。
そしてドキドキしながら日と席種を指定して、冒頭のように無事ゲットできたというわけ。
データ展開の間、もう1つの画面で②を試してみた。既に10時は過ぎているにもかかわらず、やはり「販売中」にはなっていなかった。
つまり、10時ちょうどにすべきことは<入店(「チケット購入画面へ」をクリック)>であり、その前に入店してもムダであることが、やっと今回はっきりとわかったのであります(来月になったら忘れそうなので、ここに記録しておきます)。もっとも、来月もやっぱり事前に入店してしまいそう。もしかしたら、早めに入店して、ログインだけはしておくほうがいいのかもしれない。

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2009年9月19日 (土)

天上よりの使者?

09091901higanbana
毎年、気がつくと庭に顔を出している彼岸花。まさに、あ~そろそろお彼岸なんだわと思わせられる。

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小五郎ショック・2

ショックの続き。
神谷明さんのおっちゃんは、9月26日放送分までで、後任は10月28日少年サンデー誌で発表だというから、コナンの放送は1カ月以上ないのだろうか。別の番組になるのか、過去のファイルをデジタルリマスター版で放送するのか。
録画したまま見ていない「毛利小五郎探偵廃業の日」(しかも、後編は録画を忘れたcrying 放送日が土曜日に変わってから時々忘れてしまい、今では毎週予約にしている)のタイトルが、今度の降板を予言していたみたいで悲しいweep

追記:かげみつ様から情報をいただきました。10月は3日・10日に、回転寿司の事件が前後編で放送されるそうです。ただし、この事件ファイルには毛利のおっちゃんは出ていないとのこと。新しい声に代わるまでおっちゃんの出ない事件でつないでいくのでしょうね。

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2009年9月18日 (金)

小五郎ショック

明智ではありません。
毛利。毛利小五郎です。
夕方、息子が「毛利のおっちゃん、解任だってよ」と教えてくれました。「え~~~~ッshock
毛利のおっちゃんといったら、当然ながら神谷明のあの声しか考えられません。私にとっては筋肉マンよりもリョウちゃんよりも、おっちゃんなんだもの。
ルパン3世、ドラえもんたち、サザエさんの家族たち、これまでにも長寿アニメでは声優さんが代替わりしているけれど、あまりに突然のことで、また複雑な事情があるらしいし、今度のが一番ショックだ(いったい何があったんだ)。
あれだけ強烈なキャラをもったおっちゃんの声の2代目を受ける声優さんは、どんなおっちゃん像をつくっていくのだろう。いつから交代するのか知らないけれど、私、受け入れられるかしらwobbly コナン・ファミリーのチームワークが崩れたりはしないのかしら。新しい声優さんも大変だな。
あ~、たかがアニメだけど、一番好きなアニメだから、かなりが~~んときたわ。

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2009年9月17日 (木)

遥かなコールセンターで買ったかもしれない小ギャル財布

100年に1度と言われる不景気の中、驚異的な売上を記録している業種がある。それがテレビショッピング。人々は何気なくチャンネルをまわし、あっという間に財布の紐をゆるめてしまう。
とは、何となく録画して何となく今頃少しずつ見ているドラマ「コールセンターの恋人」の毎回お決まりのオープニングフレーズである。
これ、実は身を以って実感している。
特に深夜。夜更かしの私がさあ寝ようという前にテレビをつけると、たいがいTVショッピングをやっているのである。これまでにも何度財布の紐を緩めたことか。
そして、約2カ月前。ディノスの深夜通販番組で、私はかわいい財布を見てしまったのだ。今回の通販物語はここから始まる。
それはモモエリのプロデュースによるピンクのデカ財布。
モモエリって誰? TVで顔を見ても知らない。そのうち桃華エリという女の子だとわかった。でも、桃華エリって誰? あとでネットで調べたら「小悪魔アゲハ」の元モデルだと知ったけれど、そのモモエリが、製造元にこういう財布を作ってくれと細かい注文出して、出来上がったのがかわいいデカ財布。
私が今使っているのは何年か前にパリで買ったもので、モノもよく、シンプルで、札入れ部分が財布の背中にあるところが気に入ってはいるのだけど、少し小さくて、小銭が入らない。別に持って歩く赤い小銭入れは、どんなバッグのどんなポケットに入れても、どこかに沈んでしまったり、隠れてしまったりで、いざ払う段になると見つからず大慌てすることしばしば。収納がたくさんあって小銭も入る財布がほしいとずっと思っていたのだ。そこへ、かわいいピンクのデカ財布。
合成皮革だから値段も安い。電話申し込みでもよかったのだけど、一度電源を落としたパソコンを再びつけて、早速ネットで申し込んだ。色はピンクのほかに白、黒と3色あって、娘にも買ってあげるつもりで、ピンクと黒の2つを予約。限定何十個かだけど、限定に洩れた人には12カ月後に届くということであった。
予約した直後、娘に「こんなの買っちゃった」とHPURLをメールしたらすぐに電話がきた。「ちょっとぉ、これ、小ギャルの持ち物じゃん~」
ガ~ン!! でも欲しいのだ。すると娘が「白ならまだいいんじゃない」。う~ん、ピンクがほしい!! 娘は呆れ声で「そんなに気に入っているならピンクにすれば。でも私はいらないよ」
電話を切って考えた。いいトシをしたおばさんがピンクのデカ財布を出したら恥ずかしいかも。黒も小ギャル向きだろう。やめようか。でもやっぱりほしい。娘のアドバイスを入れて、汚れやすいからと敬遠していた白に決めた。
予約の訂正はネットだと煩雑そうだったので、電話した。すんなり受け入れてもらえた。以来待つこと2カ月弱。ついに今日届いた。値段が値段だし、テレビよりかなり安っぽく見えるけれど、惜しげなく使えるし、やっぱりかわいいと思う。
09091701wallet

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2009年9月16日 (水)

富姫さまの住む城は

富姫さまの住んでいた姫路城の天守閣は、大天守1つ、小天守3つが渡り櫓で繋がって四角形をつくっており、見る角度によって色々な表情を見せる美しい城である。だが、姫路城はただ美しいだけの城ではなかった。
実にさまざまな仕掛けが潜んだ防御の城である。それも人間心理をうまく衝いた仕掛けなのである。
目標である天守へと急ぐ敵兵たち、その心理を巧みに利用して、背後からひそかに迫り前方の味方と挟み撃ちにする仕掛け。それを突破しても、目の前にあるようでいて天守にはなかなか近づけない。ぐるりとまわり、時には遠ざかるような方向に導かれる。そして、たとえ天守まで辿り着いたとしても、薄暗い天守で明かりを求めて窓辺に寄る敵の大将を隠れ潜んでいた1人の兵士が狙い撃ちできる小さな隠し部屋があったりもする。
姫路城は、徳川家康が西国の大名たちを警戒して娘婿の池田輝政につくらせた城だそうだ。加藤、福島といった西国大名は家康が秀頼のいる大坂城を攻めたら、秀頼を救出して自分たちの居城へと退き家康に抵抗するつもりだった。一方の家康もそれを警戒して大坂城のまわりに彦根城や姫路城を築いた。西国大名を姫路で食い止め、時間稼ぎをして大坂城を攻めようというのである。
結局姫路城がその役割を果たすことはなかったが、それだけ重要な拠点であったということである。
さて、その姫路城、これまでに何度も姿を消す危機に直面してきた。そのたびに地元の努力などで美しい姿を保ってきたのだが、ものすごい奇蹟が1つある。
それは、第二次大戦で姫路がB29の空襲を受けたときのことである。城の美しい白壁(ちなみに、白い漆喰は火に強いそうだ)に黒い網をかけて目立たなくしたおかげか、町は焼け野原になったにもかかわらず、城は残った。だが、あとで驚くべきことが判明した。なんと、天守から不発弾が発見されたのだ。
天守の南の窓から滑り込んできたらしいこの弾がもしも柱の1本にでも当たっていたら、信管が当たって天守閣は吹っ飛んでいただろう。
この奇蹟を聞いたとき、私は間違いなく確信した。
それはheart04富姫と図書之助heart04が守ったのだとsign03

以上、NHKTV「ヒストリア――姫路城」(99日放送)からでした。ここには触れなかったが、姫路城の歴史にまつわる面白いエピソードがいっぱいで興味深かった。
「ヒストリア」はついこの間も「坂本竜馬」を見た(放送は624日。録画を2カ月以上もたってから見た)。自分がこの4月に長崎に行って竜馬の像に面会してきたから見たのであるが、「竜馬がゆく」のタイミングにぴったりであった。
今日は「勝海舟」。納涼歌舞伎の小気味良くほろりときた「天保遊侠録」を思い出しながら、見ようと録画予約*をした。

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2009年9月15日 (火)

ゴースト死す

パトリック・スウェイジさんが亡くなったという。
「ゴースト」ともう1~2本、何か見たかもしれないが、やはりパトリック・スウェイジといえば「ゴースト」である。
大好きなUnchained Melodyとともに「ゴースト」は切なく悲しく甘い感情を掻き立てたものだ。しばらく忘れていたそれが、ちょっと甦ってきた。
癌との闘病の末、天に召されたパトリックは、やっぱりゴーストになって家族を静かに見守るのだろうか。

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2009年9月14日 (月)

スーパースター

遅ればせながら、イチロー選手の9年連続200本安打、おめでとうございます。あと4本、あと2本、わずかな先に目標が近づいてから足踏みするってことは一般によくあることなのに、イチローはあっさり(と言っては語弊があるかな)決めた。
今年はWBCの心労からか胃潰瘍になったり、つい最近もケガで欠場したり。そんなことがあっても200本を打ってしまうのだから、まさに偉業である。
見逃せばボールになる球もヒットにしてしまうのは、体の軸がぶれないからなんだそうだ。
コンスタントに記録を作るのがどれだけ大変なことか。
精神も肉体もぶれない、偉業を成すための一つの必要条件だと思う。どちらもぶれぶれの凡人は、ただただ非凡な人を眩しく眺めるだけです。

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2009年9月13日 (日)

甦る勝利の味

913日 対モンテディオ山形戦(埼玉スタジアム、1505キックオフ、41,500人)→41で勝利
09091301vsyamagata 09091302vsyamagata

7
11日広島に勝って以来の勝利。長かった~happy02
4
1という大差ではあるけれど、完勝とか圧勝とは言えない気分。危ない場面もたくさんあったし(後半残り15分くらい?、守りに入っちゃったからヤバかった。いつも言ってるじゃない、攻撃は最大の防御だよっimpact)、やっぱり完封したかった。
今日はサポも監督も選手もみんな気合入っていたな。サポは上の写真を見ればわかるでしょう。
監督について言えば、珍しく審判の判定に激しい怒りを表して、一応気合入っているなという感じがした(そりゃ、今日負ければクビが危なかったし)けれど、選手交代が遅いのは相変わらずだし、交代もちょっと不可解だった(ポンテ→堀之内、原口→達也)。
選手も気合入っていた。啓太が珍しく前へ前へとボールをまわし、それがエスクデロの1点目に繋がった。でも、その後、再び悪いクセが出て、はらはらする場面の連続になる。走れ走れ、前へボールを出せsign03 結局、啓太が前へ動けばチームもいい形を作れるってことじゃないの。
ポンテも積極的に攻めていた。これまでの疲れがとれたのだろうか。PK2点目を決めておいてよかった。その後に1点返されたんだもの。同点だったら違った展開になっていたかもしれない。
見事だったのは細貝good 後半30分、停滞したムードを一気にぶち破る積極果敢なシュート。今日は夏のような太陽がじりじりとバックスタンドを照りつけ、「シミが」「シワが」と心配しながらの観戦。目から下をタオルで覆ってみたけれど、そうすると瞼が焼かれるように暑く、自分でも脱水症状寸前じゃないかと思うほど頭がぼ~っとしてきた。40分近くも太陽に焼かれ、疲れ切った頭と体には、タイミングといい足の振りといい、久しぶりにスカッとしたこのゴールが清涼剤になった。
09091303umesaki そして前半33分エスクデロと交代した梅崎司(今日のカードは梅ちゃんだ~heart04)。私のユニフォームがやっと日の目を見る。梅ちゃんは目立たないところでよく動き貢献し、でも思いっきり目立つところでミスの連続。決定的なゴールチャンスを2度もつぶしたのは痛い。それでも梅崎コールは一番大きく響いていたような気がする。
5
カ月ぶりの達也が早速ひっくり返されて思わず「いきなりつぶすなよ~annoy」と叫んでしまったが、何事もなかったようでほっとした。
久々の勝利の美酒を仲間たちと、といきたいところだったが、父の介護のため直帰。自宅で飲んだっす。

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2009年9月12日 (土)

11月仮名手本、配役

いつもコメントをくださるレオン・パパ様から、11月歌舞伎座の配役についてお知らせをいただきました。ありがとうございます。
早速、ここに転載させていただきます。やっぱり~と思う配役あり、「おおっ」と思う配役あり、後でゆっくり自分の予想と合わせる楽しみに浸ろうと思いますsmile

大序、三段目

塩冶判官(勘三郎)、高師直(富十郎)、顔世御前(魁春)、桃井若狭之助(梅玉)
四段目
大星由良之助(幸四郎)、石堂右馬之丞(仁左衛門)、薬師寺次郎左衛門(段四郎)、大星力弥(孝太郎)
道行
早野勘平(菊五郎)、お軽(時蔵)、鷺坂伴内は未定
五、六段目
早野勘平(菊五郎)、お軽(時蔵)、一文字屋お才(芝翫)、斧定九郎(梅玉)、判人源六(左団次)、おかや(東蔵)、千崎弥五郎(権十郎)、不破数右衛門(段四郎)
七段目
大星由良之助(仁左衛門)、お軽(福助)、寺岡平右衛門(幸四郎)、大星力弥は未定
討入り
小林平八郎(歌昇)、服部逸郎(梅玉)、?竹森喜多八(錦之助)*

*はなみずき様のところにアップされた配役入り大間の看板の写真から、錦之助さんのお役は、うかれ坊主さまの予想どおり竹森喜多八と思われますので、そのように入れておきます。皆様、ありがとうございます。
★レオン・パパ様からの新たなコメントにより、配役追記しました。ついでに、役名はフルネームに直しましたcoldsweats01(お軽って、「おかる」という表記の時もあり、どちらなんでしょうね)

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今ごろ「ムサシ」?

今夜24:45から「ムサシ 激動の123日間の舞台裏」という番組がテレビ朝日で放送される。
なんで今頃「ムサシ」なんだ?とは思うけれど、芝居は面白かったし、小栗旬、藤原達也の舞台裏をたっぷり見られるのなら、いいか。
そういえば、「笑っていいとも」テレフォンのゲストが11日は旬クンで、達也クンにつないでいたっけ(14日)。

昨夜、「桜姫」の現代版をNHKでやっていた。もし私が見た日にTVカメラが入っていたら、絶対間違いなく写っていたけど、幸い別の日だったみたい(TVカメラが入ってたかどうかなんて忘れちゃって)。

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2009年9月11日 (金)

邦楽ジョッキー・トーク再現2

再現トークの続きです。青楓さんの素晴らしい笑顔が番組HPに出ています(ココ)。何のお話をされているときでしょうねえ。普段面と向かって話すことのないというお2人の楽しそうな様子がこの写真から、よ~くわかります。
再び松也→青楓の質問
④アメリカにある尾上会に行って、大リーグの開幕戦を見たそうだが?
松「2人とも大の野球好きで、早朝野球なんかよく一緒にやるんですよね。僕がピッチャー、青楓さんがキャッチャーでバッテリーを組んだこともある」
青「素晴らしい直球を受けました(笑)」
A
ロンドンの歌舞伎(「十二夜」)に行って、みんなより早く帰ってきた。その後すぐに父とアメリカの尾上会へ。会が終わった翌日は買い物でもしようかと思っていたが、TVで「opening game tomorrow」と言っていた。急遽地元の人に探してもらったら、ネットで67枚見つかった。というわけで、ボルティモア・オリオールズ対NYヤンキースの試合を見ることができた。
当日、球場に着いたら、ちょうど上原がコールされているところだった。上空には戦闘機が3機飛んでいた。試合が始まったら目の前にジーターがいる。大好きな松井秀樹がホームランを打った!!
今までの嬉しいサプライズの中でもナンバーワンだ。
一緒にいたお弟子さんが青楓さんのあまりの興奮ぶりに驚いていたそうだ。だよねえ。私も青楓さんのそんなはしゃぎよう、想像できない。
この話を聞いている松也クンが本当に羨ましそうで、「僕も一生のうちに一度は行きたい!!」 
野球大好きなお2人の間では、やっぱり野球の話は盛り上がる(私は野球にはあまり興味ないけど、スポーツの話で盛り上がる気持ちはよっくわかるし、聞いていて楽しい)。
⑤これからの予定は?
A
今までに一番印象的だったのが今年2月に吾妻徳彌さんとやった「二人椀久」。尾上流にとって大切なこの踊りを富十郎さんについて勉強したが、基本にプラスした富十郎さんの工夫がある(尾上流→富十郎→青楓という流れが面白いね)。
9
19日に国立で「三社祭」を久しぶりに踊る。
松「あ、電車のポスターで見ました(笑)」
6
7年ぶりになるが、もう踊らないと思っていたので、頑張らなくては。
⑥青楓さんの夢は?
A
自分にとって大切な踊り、自分が踊り手として精進するのも大事だが、日本舞踊にはこういう会があるということをもっと広めていきたい。歌舞伎と違って、日本舞踊というのは見るものというより、習うものという感覚のようである。自分は、<見る日本舞踊>を広めていきたい。
松「お世辞じゃなくて…気持ち悪いです(笑)」
青「気持ち悪い、って言われてしまいました(爆)」
⑦座右の銘などはありますか?
A
どんなことをやっても美しく、あらゆることを美しく。
野村万作さんが「面白い前に美しく」と言っておられた。そうでなくてはいけないと思う。
青楓さん、本当に美しいです。私は「趣向の華」で拝見しただけですが、そう思います。
これで再現トークは終わり。
「お相手はDJマッピーこと尾上松也でした」

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邦楽ジョッキー・トーク再現1

文字にしたって、ちっとも面白くないとは思うけれど、自分の記憶のためにも、今日の「邦楽ジョッキー」、松也クンと青楓さんのトークを再現。若いお2人の物静かながら楽しげな会話には、古典芸能の担い手として芸に自分に精進する努力が感じられるとともに、多忙の中にも少しでも自分の好きなことを楽しもうという前向きな姿勢が見えて、教えられることも多かった。
松也→青楓の質問
①舞踊の稽古は何歳から?
A
一応2歳ということになっている(プロフィールにもそう書かれている)けれど、自分の記憶はない。元々古典の和の音楽に触れてきたし、新橋花柳界の中に家があり、自分ではそういう環境の中で自然に稽古するようになったのではないかと思う。祖母は新橋の芸者であり清元の師匠でもあったから、そこからの影響も無意識のうちに受けた。
松也クンと青楓さんの実家はともに新橋で、しかも一筋違いなんだとか。子供の少ない地域だったので、青楓さんは人力車の車夫さんとキャッチボールをしたり、大人と接することが多かった。
②初舞台は?
A
5歳だけれど、これもあまり記憶にない。長唄「松の実」を素踊りで踊った。板付きなので、緞帳があくと舞台の真ん中でお辞儀をしている。これが客には、風呂敷が落ちているように見えた。その風呂敷が音楽とともに動き出したという感じだった。
青楓さんは中学くらいまで、列の先頭だったそうだ。今でもほっそりしていらっしゃるけど、そんな小さかったとはビックリ。
③踊りをちゃんとやろうと思うようになったきっかけは?(という質問があったのか、①や②の話が広がったのか忘れたけれど便宜上、質問ということにしておきます)
A踊りの世界は女性が多いし、花柳界も女性の世界。小学生くらいまでは、舞踊は女性がやるものだと思っており、自分がやるとは考えていなかった。プロ野球の選手になりたかった(松也クンも、「ボクもです」)。
しかし、囃子など踊り以外の稽古もやっていて、そこで、染五郎さんや菊之助さんと知り合った。個人的に親しくなると、刺激を受けた。遊びだけ一緒じゃ芸の面でヒケをとる。それで頑張るようになったのが中学から高校にかけてくらい。

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邦楽ジョッキーまでの5分

今、無事、邦楽ジョッキーを聞いています。
めっちゃアセッたよ~sweat01 だって、11時5分ほど前にラジオのチューニングをしようと思ったら、全然NHKFMがわからないんだもの(このラジオで聞くのは初めてだし)。入ってくるのがJ-WAVEとか、なんだとかばかり。
おまけに、新聞の番組表見たら、「千葉・埼玉は別」とか書いてあるじゃないのshock ナニそれsign03 私は「邦楽ジョッキー」聞けないのかsign02
手元のラジオじゃラチがあかないので、車のラジオをつけた。ああ、よかった、邦楽ジョッキーがちょうど始まるところ。場合によったら、ずっと車の中で聞くつもりで、トランジスタラジオのチューニングをしたら、合った合った。NHKFMがちゃんと入った。
で、今、無事に松也クンと青楓さんのトークを聞いているところheart04

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2009年9月10日 (木)

恒例、歌舞伎座チケット実況

アラームはかけておいたから忘れてはいなかったのだけど、1カ月もあいたらチケット購入のカンが鈍ってしまって、入店しようと動き出したのが10時3分前。
「ただ今大変込み合っています」が出たのを見てガ~ンshock あ~そうだった、いつも15分くらい前には入店していたんだった、と思い出したsad ほんと、ボケボケだよね。すんなり入れるものだと疑いもしなかった。焦った。
8分間、入店したい、入れないを繰り返して(我ながらよく8分も同じことを続けられるものだ)、10時5分、やっと入れたgood
焦った割には3階1列が取れてほっとした。チケット購入後、試しに再入店を試みたが、やっぱり「込み合っています」状態(こんな、余計なお試しをするヤツがいるから、余計込む? ごめんなさい)。
しかし、やっぱり演舞場が間に入らないと、緊張感が薄れるなあ。
今月20日は11月演舞場の発売日。今度は気合入れないとdash

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宝の持ち腐れ~臍を噬む

これまで「邦楽ジョッキー」って一度も聞いたことがない。手軽に聞けるラジオがなかったから、というのが言い訳。
明日11日のゲストは尾上青楓さんと知った。DJの松也クンとは仲良しだそうだから、これは面白いお話が聞けそう。ああ、なんとか聞きたいものだ(本当は、「見たいものだ」も入る。なんてったってイケメン2人が揃うんだからhappy02)…あら、私ったらsign03 先月、ラジオを買ったんじゃない。三日坊主の私は、高校野球でこども科学電話相談室が中断したことから、ラジオの存在をすっかり忘れてしまっていたcoldsweats02
9月11日 午前11時~11時50分 NHKFM
な~んか、お昼頃「あっ、しまったshock」と臍を噬みそうな予感。
それでも大丈夫。再放送がある。
9月12日 午前5時~5時50分
あ、そりゃ絶対ムリだwobbly やっぱり本放送で。
ちなみに今日は10月歌舞伎座のゴールド発売日、最近本当にボケボケだから忘れないように携帯のアラームかけておかなくちゃ。

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2009年9月 9日 (水)

重陽の麦酒

09090901beer
重陽の節句に、菊酒ならぬ麦酒を楽しんだ。
息子のお土産の「猪苗代の地ビール」。
まずは↓
09090902beer
さっぱり美味しい。次に↓
09090903beer
一口ふくんだ瞬間、フルーティだと思った。それからラベルを見たら、「フルーティ」と書いてあった。味音痴な私でもわかった。
そんなわけで、今の私のおなかは、牛をマネしたイソップの蛙と同じ。破裂しそうbearing

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2009年9月 8日 (火)

狭き門、追記

忘れていました。
開演前、携帯電話、カメラ等の注意アナウンスが入った後、仲村トオルの声が流れた。メモしておいたんだけど、うっかり捨てちゃったみたいで、かすかな記憶を頼りに(書くことによって、記憶はより確実なものになる一方で、書いたことによる安心感が記憶を薄れさせるcoldsweats01)…。
え~と、たしか、この作品のグッズやプログラムの宣伝をした後、team申のメンバーだと思っていたのに今回誘われなくてひどく驚いている。蔵之介クン、次回は企画の段階から相談するように。
というようなことだったと思う。
客席は思いがけない声のプレゼントに喜んでいたが、これって、三谷幸喜の「グッドナイト スリイプタイト」の時とおんなじだ。ということで、2回目は1回目ほどの驚きとか嬉しさはなかったものの、私もやっぱり「あ、トオルちゃんだ~」と、ちょっとはニヤリと喜んだのでしたsmile

芝居の最初のほうで聞こえてくる電車の走る音と踏み切りのカンカンカンがリアルに恐怖を覚えさせたっけ。

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狭き門より入れ

96日 「狭き門より入れ」千穐楽(パルコ劇場)
外れたことのないパルコ劇場の会員枠でチケットが取れず、ぴあで申し込んだら思いのほかいい席が取れたgood 実際に非常に見やすい席で、芝居も現代劇はここ2本ちょっとハズし気味だったけれど面白かった。
パラレルワールド――こういう題材、好きだ。ず~っと昔に見たTVSFドラマ、数カ月前に読んだ「鏡の国のアリス」(広瀬正)、ワールドの中身はそれぞれ違っても、絶対ありそうな空間なんだもの。ちょっとした何かのズレでその世界に行ってしまいそうな怖さがある。
で、「狭き門」は、あるコンビニがパラレルワールドへの入り口となる。これからご覧になる方、ごめんなさい。終わったのは東京公演だけなので、なるべくネタバレしないようにします。
芝居の中の<こちら側の>世界が、今の私たちの社会によく似ている。新型ウイルス感染、政治状況、もちろん作者の前川知大(この名前見ると、つい<前田知洋>と勘違いしてしまう。2文字しか一緒じゃないのにcoldsweats02)が意識して書いたんだろうけど、それだけに現実味を帯びる。そして「狭き門~」という題名が示唆するように、宗教性も帯びる(ここのパラレルワールドは明らかに宗教でしょ、と私は思ったけれど…)。いつの時代にも人間は救いを求めるものなのだろう
佐々木蔵之介が時々原田泰造に見えたsmile 熱演すればするほど泰造に見える。蔵之介ちゃんの役の性格(本性)が私にはなかなか摑めず、というか、私が考えていた性格とプログラムに書かれていた性格とはちょっと違った。
一番気に入ったのは手塚とおる。正体不明の、存在自体が現実なのかどうかという男だけど、存在感が抜群。怪しさもいい。浅野和之も、いかにもな感じでうまい。この2人、軽さと重さをほどよいバランスで持ち合わせている。
亀ちゃんの現代劇にはほとんど興味がなかったのだけど、蔵之介ちゃんと出るっていうから見た。それに、やっぱり亀ちゃんを見たいから見た。でも、亀ちゃんの現代劇はやっぱりあまり好みではない。亀治郎でなくてもいいんじゃないか、この役は、と思ってしまう。それに亀ちゃんって、体が華奢だなあ、女方の体なんだよなあ、やっぱり歌舞伎で見たいよなあ。こう言うと多くの亀ファンからブーイングを浴びそうだけど、まあ、あくまで私の好みと偏見に過ぎないので許してね。亀ちゃんの出来が悪かったという意味では決してないし、面白かったんだけどね。それに、こんなこと言いながら、また現代劇に出たら、見ると思うしcoldsweats02
この亀ちゃんの葉刈という役、プログラムは帰宅してから読んだので、音だけで聞いて「はかり→秤?」とずっと頭の中でそれが渦巻いていた。「葉刈」とは思いもしなかった。でもきっと「秤」とかけた名前なんじゃないかな。それに手塚とおるの「岸」という名前だって、意味深だと思うよ(この意味を言うとストーリーがわかっちゃうから、敢えてこのままで。何カ月かたったら、自分でも意味がわからなくなりそう)。
有川マコトは力みのない芝居で、「ドラゴン桜」の時が一番好きだった中尾明慶はちょっと力みながら、現代性を表現していた(2人とも、そこらにいそうなの)。

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2009年9月 7日 (月)

更新話題3題

「狭き門より入れ」の感想、なかなか手がつきません。
亀治郎さんに言われた亀三郎さんじゃないけど、少なくとも今年は毎日更新しようと思っているので、別の話題で。
先日、地下鉄車内でジェルだかムースだか知らないけど、スタイリング剤をさかんに髪の毛につけている男子がいた。若い女性の電車の中での化粧にはもう驚かなくなったけど、そのうち、眉のお手入れやヒゲ剃りでもする男の子が出てきたりしてねbleah

ついさっき、やっとネットをつけたところで、勘太郎クンと田中麗奈ちゃんで「おくりびと」が舞台になるっていうニュースを見た。来年5月28日からACTシアターで。う~ん、見るかどうかはわからない。

イチロー選手、2000本安打、おめでとう。本人は「大リーグは試合数が多いから日本で達成するより楽だ」と言っていたらしいけれど、それだって1900年以降(と、ラジオで聞いた)大リーグ史上2番目の早さで達成したのだから偉大な記録であることには違いない。「最初の遠征ではコインを頭にぶつけられたりアイスが飛んできたけれど、今日は観客が祝福してくれた」っていう話、本当に力のある者への賞賛は、敵であろうと惜しまない、スポーツのよさであるし、アメリカ人のよさかもしれない。
もっとも、私の期待は9年連続200本安打。あと5本、必ず打つと確信している。

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2009年9月 6日 (日)

開場30周年記念の演芸2:バイオリンタップと90歳現役と

95日 国立演芸場9月上席
09090602dontyo

マグナム小林
救急車、コンビニ入り口など、物の音をバイオリンで表す。お見事。新幹線こだま、ひかり、のぞみはみんなおんなじで(爆)、F1カーはそれを34回繰り返し、リニアモーターカーは無音。客席も全部先にわかっちゃっていて面白がっている。打ち上げ花火はひゅ~~(バイオリン)、どかん(マグナムのジャンプ音)。
「次は蚊」と言ってぷ~んと音を出すマグナム。これが、実にリアル、思わず耳元の蚊を叩きたくなる気分になったら、どこかでパチンと音がした。ウケたsign03 ところが「ハエ」ではなかなか叩く音が聞こえてこない。マグナムも叩かれるのを期待して、その客に向かって一生懸命ぶ~んとやる。マグナムに促されて、お客がさっきより強く叩いた。
そのほかにも色々な音を楽しんだが、音ばっかりだと本当はバイオリン弾けないんじゃないかと思われるからと、今度は曲の演奏。するとマグナムが突然タップシューズを履きだした。弾き語りならぬ弾き踊り(弾き踏み?)をするのだ。「美しき天然 」「UFO」と普通に続いた後、アイディアだと思ったのは「暴れん坊将軍」のテーマ。バイオリンで馬をいななかせ、タップでひづめの音を表現する。マツケンが白馬を疾走させる場面が目に浮かんだ。

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開場30周年記念の演芸1:念願の生ナイツ

95日 国立演芸場9月上席
09090601nobori

国立劇場開場30周年記念&新緞帳披露という9月上席の中で5日に大好きなナイツが出演することを、一巴太夫さんの会のときに知り、その場で即チケットを買った。当日券に並んでいる人がたくさんいたからビックリすると同時に(これまで何回か国立演芸場に足を運んでいるが、こんなこと初めて)、あの時わりと前のほうのいい席が残っていたのはラッキーだったと思った。
レポは独断と偏見で、ナイツとマグナム小林、玉川スミについてのみということでご容赦。ギャグなど、文字にすると全然面白くないと思うけど、こんなことやったという自分の記憶のために。
ナイツ
ヤホー(こだま、じゃないよ。ヤフーをわざとヤホーと言い間違える)でお馴染みのナイツ。自己紹介で塙が「今日は土曜日なんで土屋です」と相方を紹介してまず笑いを取り、そこからぽんぽんぽんぽん、言い間違いネタを連発。古典的な漫才であること、テンポのよいことが私のツボにはまった。
塙(ボケ)と土屋(ツッコミ)の2人は同じ大学の落研にいたんだそうだ。「おちけん、落合信子研究会」
塙は事故にあって大腿骨を複雑骨折し、リハビリ生活を送ったと言う。「ジーコに会って」「大体ほねを折って」「ロカビリー生活を送った」
よくまあ、こんなネタ思いつくものだ。
ハリセンボンやキングコング、ガリガリガリクソン(みんなお笑い)を「ハソセソボソ」「キソグコソグ」「ガソガソガソクソソ」と読み間違えたのには、そんな難しい読みがよくすらすらとできると逆に感心してしまった。
「約1回目(101回目)のプロポーズ」のギャグをちょこっとやって、そのあと塙が飛鳥のマネをして「Say Yes」を歌いだした(塙の歌は珍しい)。すると突然、歌をやめ、きょろきょろする。「本物のチャゲが来てるかと思った」。わかりますね。物まね番組で時々本人が登場するでしょう。でも「どうしてチャゲなんだ」と土屋のツッコミ。
そのほかにも色々爆笑もののネタがあり、最後にクイズ。人名を土屋に当てさせるもので、塙が出すヒントがミソ。巨人大好き塙は、ヒントの選択肢を打順にしてしまうのだ。たとえば「坂本竜馬」という答えのときには「1番坂本、2番○○、3番○○、4番○○…」。野球に関心のない私でも3番小笠原あたりで、ああそうか、と笑う。このネタはTVで先日見たが、わかっていてもやっぱり吹き出してしまう。
念願の生ナイツを見られて、よかった~。
長くなるので、次へ続く。

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2009年9月 5日 (土)

何が変わるか、歌舞伎座

8月26日、歌舞伎座建替えが正式に発表され、その詳細が明らかになったが、東京新聞ではやっと今日の夕刊に詳しい記事が出た。いつもなら主に役者さんを特集する欄である。
外観はあちこちで既報の通り、桃山様式が踏襲されるとのことで一安心。ただ、後ろのビルはイラストを見てもガラス張りなのかどうか、よくわからない(Webでは紙の記事にあるイラストがないけれど、わりと噛み砕いて書いてあるので全体像は摑みやすいと思う)。
松竹が出したお知らせを見ても、ガラス張りとは書いていないものの、やっぱりよくわからない。不評だからやめたのか、ただ触れずにいるだけでガラス張りはガラス張りなのか。ところでこの松竹のお知らせ、土地建物所有関係図があって、興味深い。
内部については大谷会長が、バリアフリー化と耐震性能の向上、トイレの充実を強調していたそうだが、毎回、歩行の不自由そうなお年寄りが3階まで苦労してのぼっていく姿を見て、これだけは何とかならないかしらと思っていたから、当然これは一番に改善されるべきであろう(自分もじき、その恩恵を受ける立場になるだろうしcoldsweats01)。
また、現在使い勝手の悪いトイレにも、十分配慮がほしい。水が流れにくいこと(3階のトイレなんて、あっちでもこっちでも「流れない」という声が聞こえてくる)、水道の前で化粧直しをしなければならないこと(手を洗いたいのになかなか洗えず、とても困る)、個室の数が少ないこと等々、けっこう切実な問題である。
でも、一番は、舞台を見やすい席にしてほしい、ってこと。現在の雰囲気や音響などをこわさずに、全体に見やすい席にしてほしい(たとえば、花外。演舞場は花道が視野を妨げないよう高くなっているみたいだが、歌舞伎座もそうだといいと思う)。そして料金体系も見直してほしい。同じ1等席でも見え方に差がありすぎない? そう言うと、最前列からとちりあたりをうんと高くされそうな気もするけど。
あんなに「イヤだ!!」と思っていた建替えだけれど、こうなった以上、その日がくるのを、さよなら公演に通いながら待つのみ…か。

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亀治郎ファン必見、9歳の「雙生隅田川」

今月の歌舞伎チャンネル「雙生隅田川」(ふたごすみだがわ)、めっちゃくちゃ面白いです。
10歳になる直前の亀ちゃんのかっわいいことかっわいいことheart04
もう既にご覧になった方もたくさんいらっしゃると思うけれど、亀治郎ファン、必見ですよ。
放送は6日、9日、11日、14日、16日、21日、26日。

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2009年9月 4日 (金)

歌舞伎座写真集

申し込んでおいた歌舞伎座写真集が届いた。
まだざっとパラパラとページをめくっただけだけど、自分じゃ絶対撮れない写真がほとんどだから、買ってよかった。
確かに、最近、古さや不便さを痛感することも時々あるけれど、やっぱりこの建物がなくなってしまうのは寂しく悲しい。解体する前に、歌舞伎座ツアーとかやってくれないかな。

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人間豹チケット

今日は国立劇場10月の発売日(あぜくら会会員)。かなり人気だろうな、とちょっとびくびくしながらスタンバイ。携帯の目覚ましを9時50分にセットしておいてよかった!! 今朝起きたときまでずっと「国立、国立」と言い聞かせていたのに、仕事を始めたらすっかり忘れちゃって、アラーム音にビックリしたくらい。
慌てて国立にアクセスして、ログインして、でも国立って毎月じゃないからチケットの買い方、何となく頼りなくて、これでいいんだよな、とドキドキ(国立のチケットでこんなにドキドキしたの初めて)。
時報と同時にチケット購入へ。歌舞伎座と違ってすんなり入れるのはありがたい。初日と千穐楽を狙っていたので、まずは千穐楽をゲット。そして初日にいったら、希望の枚数の残席がないってshock そこでランクを下げてどうにか初日も確保。国立はどこの席でもいいのだけど、やっぱり宙乗りをそばで見たいじゃない。確保した席はどうなのかな。でも、チラシのあの怖い顔がそばを通ったら、ひきつけを起こしてしまうかもbleah

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2009年9月 3日 (木)

たっぷりな九月昼の部初日・2

92日 九月大歌舞伎初日昼の部(歌舞伎座)
09090304omaturi 「お祭り」
こちらは「名残惜木挽の賑」の副題がついた華やかな踊り。
幕があくと、舞台に大きなセリの穴があいている。やがてせり上がってきた鳶頭5人と手古舞2人。鳶頭は照吉、信吉、染吉、松吉、勝吉。それぞれ歌昇、錦之助、染五郎、松緑、松江。染吉、松吉はともかく、歌昇さんも錦之助さんも本名から取った名前(光照、信二郎)だね。松江さんもそうかもしれないけれど、残念ながら本名は知らない。
そういえば、今年の演舞場初春公演でも右近さん以外は本名から取った名前になっていた。鳶頭が複数のときはそういうふうにしているのかしら。
ま、それはどうでもいいことで。
清元が新内流しみたいな置手拭をしていて、粋さが行き届いている。
芸者おえいの芝翫さんが登場すると、さすがに舞台がしまる。貫禄たっぷり、粋で若々しい。「神谷町っ」の大向こうが盛んに飛んでいたが、私としては「おえい姐さんっ」と思わず声をかけたくなるようだった。
おえい姐さんを中心に7人が舞台に並び、「今日は木挽町の祭り」「歌舞伎座が建替えになる」「年に1度は汗を流したあの舞台に立てないのは寂しいねえ」などと一言ずつ口にして、「歌舞伎座の再興を祝して手締めを」となった。客も一緒に手を締め、再び舞い踊る。
踊り終えた芝翫さんが若い鳶頭たちの踊りを、調子を取りながら見ている。これも粋な姿だ。歌昇・芝雀コンビ…あら、さっきのくどきソデにしの2人じゃない。
染五郎さんと松緑さんが獅子舞を見せる。贅沢。辰巳さんと京純さんが左右から同時に獅子の飛び越え。お見事っ。辰巳さんのトンボは久しぶりに見た気がする。
箸休め的に楽しんだ。

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たっぷりな九月昼の部初日・1

92日 九月大歌舞伎初日昼の部(歌舞伎座)
09090301syoniti

近松座の巡業で8月が終わり、1日おいたらもう歌舞伎座初日。不思議な気分がする。
09090302ryoma 「竜馬がゆく――最後の一日」
亀治郎ファン大方の期待を裏切って、ハニームーンどころか竜馬最後の1日になってしまった。
大政奉還から1カ月後の慶応31115日。悲劇の日の始まりは午後3時過ぎ。そこから午後5時過ぎ、7時と時は過ぎ、ついに8時半、竜馬の命が絶たれる。
竜馬を中心とする武士たちの動きと並行して描かれるのが近江屋奉公人の桃助。この無知蒙昧な貧しい、恐らく実直な男が竜馬の運命を左右する重大な役目をはからずも負ってしまった。竜馬があの時死ななかったら日本がどうなっていたかと考えても仕方ないが、もしかしたら無知な一庶民が日本の行く末に一役買っていたとしたら(そうでなくても、視野の狭い連中が竜馬を殺したことは間違いない)。なんてこった、でもそれは今にも通じることのような気がする。自民党崩壊と政権交代劇をつい先日目にしたばかりの身は、この「竜馬、最後の一日」が切実感をもって訴えかけてくるものを感じた。
染五郎さんの竜馬は過去2作品と同様はまり役だし、中岡慎太郎の松緑さんも変わらぬ情熱を見せた。近江屋主人の猿弥さんがさすが。京の大店の主人としての貫禄、竜馬を匿う大きさ、それでいて町人としての分を弁えていて、芸の幅の広さに改めて感銘を受けた。
桃助の男女蔵さんは、無知で貧しいがゆえに広い世界が見えない男を好演。侍になるんだと張り切っている姿に、もう侍の世ではなくなることを知っている現代人の私は悲しさを覚えた。桃助と思いを寄せ合うおとめの芝のぶちゃんが可愛らしい。竜馬に姉と同じ名前だと気に入られ、おとめ自身も無知ながら、竜馬の人柄、竜馬が何か大きいことをやる人間だということを感じ取り、桃助に翻意を促そうとする。いじらしさが滲み出ている。今回のヒロインは芝のぶさんだ。
竹三郎さんが竜馬を見舞う薬屋として出演。
舞台は近江屋の店、階段、2階座敷へと自然に視線を移せるように盆を効果的に使っている。
中岡と竜馬が斬られて終わるラストは、あまりにあっけなくて、何かスッキリしない。というか、わかっているのにどう捉えていいかわからないような、そんな気分である。

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修験者亀鶴さんについて思い出したこと

今、突然思い出したんだけど、近松座の「連獅子」で、たしか亀鶴さん、「ぼろろんぼろろん」と言っていた。「ぼろろんぼろろん」といえば、「天守物語」は朱の盤坊じゃない(朱の盤坊も修験者?)。そんなことを思い出して楽しかった。
もう一つ、今日(2日)竜馬のくしゃみを見て、亀鶴さんがくしゃみをしていたのを思い出した。勘十郎さんに稽古をつけてもらっているとき、宗家(勘十郎さん)がくしゃみをしたんですって。亀鶴さんはそれを振りだと思ってまねをしたんだけど、宗家のくしゃみは本物だった。「でもそれが面白い振りになりそうなんですよ。歌舞伎の型って意外なところから生まれるのかもしれませんね」というエピソードをプログラムを先に読んでいたので、ああ、あれがそのくしゃみね、とにんまりしたことを、感想に書くのを忘れていた。竜馬のくしゃみに、そうだ、と思い出したわけcoldsweats01
初日の感想は後ほど。

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2009年9月 2日 (水)

顔見世演目

仮名手本忠臣蔵です。
09090201enmoku
チラシがあったのかなかったのか、見つけられなかった。

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近松座公演:8月最後まで歌舞伎を楽しむ

831日 松竹大歌舞伎近松座公演(巡業西コース)初日(川口リリア)
藤十郎・翫雀・壱太郎の三代、秀太郎・愛之助の二代を中心に亀鶴さんなどが加わった巡業西コースの初日。あいにくの台風にもかかわらず、そこそこの入りだったと思う。秀太郎・愛之助さんは7月の巡業東コースに続く巡業で大変だけれど、愛之助さんは「普段なかなか旅行できないのでプチ旅行気分も味わっている」とのこと、そういうポジティブな気持ちで体調を維持していってほしいなと嬉しく思った。
坂田藤十郎お目見得御挨拶
一瞬、え~っ、まだ襲名公演?と驚いてしまったこのタイトル。私は昨日のエントリー通りの事情でこの口上を聞き逃してしまったからよくわからないが、プログラムには、「藤十郎襲名以来4年が経とうとしています。今回の『お目見得御挨拶』では、ご当地の皆様にお目見得のご挨拶を申し上げるとともに、長年に亘って続けてきた近松座、そして上方歌舞伎にかける思いなどをお話し致します」とある。今回は襲名公演で行っていないところにお目見得ということだろうか。10分も問う藤十郎さんが語る口上なんて、やっぱり聞きたかったゎ。
「封印切」
何といっても注目は、壱太郎クンの梅川。正直言って、はじめの数分間、「趣向の華」の化け猫のイメージが抜けず、ぽってりした唇の紅が濃いこともあって、今にも口が裂けてきそうな気がしてしまった。それにちょっと体の動きに独特なものがあって、時々ひどく気になる。「趣向の華」でもそうだった。手足が長いせいなのか、動きがなめらかでない。ギクシャクというのではなく、何となく一つ一つの動きに連続性がないような…ある意味ダイナミックといおうか。それとちょっと体を反らせすぎる気もする。もう一つ、目の縁の紅、入れすぎ!!
それでもこの梅川は儚げで愛らしい。忠兵衛をひたすら思う気持ちがよく出ている。忠兵衛と八右衛門のやりとりなど、離れたところから時々心配そうに忠兵衛に目をやるのがかわいくて切なかった。
さて、いくら藤十郎さんが若いと言っても19歳の壱太郎クンとはどうだろうか。これが全然ギャップを感じさせないのだ。梅川との痴話げんかなど、微笑ましいやら呆れるやら。また八右衛門の愛之助さんとのまるで子供じみたけんかも、藤十郎さんのほうが幼く見えてしまうほど。八右衛門にたきつけられてあしらわれて、まったくこんなダメ男のどこがよくて梅川はあんなに惚れちゃったのだろうか。そういうダメ男ぶりをやらせたら藤十郎さんは天下一品だ。
愛之助さんの八右衛門はことさらに執拗で、いつもは忠兵衛より断然カッコいいと思うのに、今回は「意地悪、根性ワル」と少し憎らしくなった(大人の対応ができなかったダメ男の忠兵衛…)。仁左様と似ている頻度は今回はわりと少なかったが、やっぱり時々「そっくり」と思う。くっと首を上に上げるときなどとくにheart04
おえん(秀太郎)が梅川忠兵衛のいちゃいちゃぶりを見て、自分の若かりし頃の恋を思い出し、うふっとする場面、秀太郎さんかわいい。でも、おえんのそんなセリフ、あったっけ。今回初めて見たような気がする。
リリアという会場の音響のせいか、セリフがもわ~んとしてよく聞き取れないことがあったのが残念。

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2009年9月 1日 (火)

巡業直前ハムレット気分

こんなこともあった、という自分の記憶のために。
よんどころない用事で朝から外出(そのおかげで、頭を雲の中に、の東京タワーが拝めた)。帰りが思いもかけず遅くなった。いや、朝、持って出ようかとチケットに手がかかったのだが、そんなに遅くはなるまいと高を括ったのだった。
それを後悔しながら、帰りの電車の中で葛藤する。
30分の遅刻になる、もう諦めようか」
「でもせっかく地元で歌舞伎を見られるって楽しみにしていたのに」
「今頃来たのって顔をされながら自分の列にたどりつき、すみませんすみませんと観劇の邪魔をしながら席に座るのって…」
「でもこの巡業、近場は今日しかないのよね」
「だけど、途中から入るって思うとちょっと億劫」
「でも台風だからって空席が目立つんだったら1人でも観客が多いほうがいいよね」
「じゃあ封印切はあきらめて、亀鶴さんの出る連獅子だけ見ようか」
「でも、封印切はじじさま・孫の恋人どうしで話題だもの、見ておかなくちゃ」
乗換案内で調べた電車より1本早く乗れた。のはいいけれど、よけい悩むじゃない。
ままよ、遅刻したら、はじめは後ろのほうのあいている席にこっそり座り、場面転換のときに自分の席へ行こう。
そうと決めたら、自宅で10分で支度。車を飛ばすが、雨の夕方、ところどころで渋滞している。駐車場から走り、息せき切って会場に着いたら、あらロビーに大勢の人の姿が見えるじゃないの。「ちょうど幕間でございますから大丈夫ですよ」!!
そう、藤十郎さんご挨拶と「封印切」の間に到着したのだった。あわよくばそういうこともあろうかと予想しないではなかったが、口上5分・幕間5分というのが私の計算に対し、実際は口上10分・幕間15分。藤十郎さんの口上が聞けなかったのは誠に残念であるが、いいタイミングで入れてラッキーだった。
感想は今晩か明日に。

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台風

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こんな東京タワーも好きなのに、スカイツリーができたら、やっぱりそっちに関心がいくのかなぁ。

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