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2010年1月18日 (月)

格別な海老蔵:2日続きの演舞場で

昨日夜の部、今日昼の部と2日続きで演舞場の歌舞伎を見て、海老蔵の格別さが改めて強く印象づけられた。
出てきた時の拍手が違う、見せ場の拍手が違う、何か変でも笑いが違う、幕が引かれる(あるいは下りる)時の拍手が違う。多くの観客が海老蔵のオーラを受け、海老蔵ワールドに取り込まれる。
海老蔵もそのスター性に驕ることなく、全力で役に打ち込んでいる。今日の鏡獅子の毛振りはなんと53回sign03 (レオン・パパ様が初日に数えられたときは49回。それだってスゴいのに、それを超えたのだからsweat01) 
毛振りだけではなく、他の動きも全力投球、見事な舞shine
昼の部の終演が3時前、約1時間後には八面六臂ならぬ十面八臂(?)の大活躍の夜の部が始まる。衣裳を脱いで化粧を落とし風呂に入ったら、それだけで1時間なんてアッと言う間に過ぎてしまいそうだけど、さらには夜の拵えもしなくてはならないのだ。休む間もないこの公演、初日に比べ何となく痩せたようにも見える。若いとはいえ海老ちゃんの健康状態が心配sad
それにしても、演舞場のこの空気に直接肌で触れた小林麻央は、海老蔵本人でさえ潰されそうになったという成田屋の重み、海老蔵夫人になることの重みを痛感していることだろう。

でね、ついつい海老ちゃんの舞台写真を買ってしまうわけ。浅草でもじっと堪えたのに、海老蔵だけはガマンができなくなっちゃうの。それでも20日には舞台写真入りの筋書きが出るというから、鏡獅子の1枚(これ、すっごくいい写真)だけにしたけれど、仁木弾正もほしかったなぁheart04 ちなみに、舞台写真売り場は2階ではなくなって、1階左側ロビー。2階では何か別のお店が出ていた(手拭のお店だっけ? なんだか忘れてしまった。ごめんなさい)。

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コメント

画面の前で、激しくうなずいてしまいました~!
海老蔵のオーラは別格ですよねshine女子はモチロンのこと、カップルで来ている彼の方が、幕間に「海老蔵カッコイイ~」とか言っているのを時々耳にして嬉しくなります。
ウマイ、ヘタを超越した「華」は誰もがもてるものではないので、それに圧倒されたり惹きこまれてしまうんですよね~lovely

舞台写真はやはりマストですよね!タイミングがズレてしまった時は、写真だけ買いに入れてもらった事もあったりしますcatface

小林真央は仕事を続けると言っているようですが、それはどう考えてもムリですよね~。「旦那様」というよりは、「役者」として尊敬していなければつとまらないと思うので、海老蔵の将来のためにもシッカリ支えてほしいなと思います。
そうそう、真央がZEROで海老蔵と交際宣言をした2~3日あとの歌舞伎座の幕間でお弁当を食べながら後ろのおばちゃん達が「TVでわざわざあ~んな事言っちゃってね~」「ノボせてるのよ~~」なんて散々言ってました。チョット怖かったですよぉ~bearing
色んな意味で大変ですなcoldsweats01

投稿: 林檎 | 2010年1月19日 (火) 22時54分

林檎様
ありがとうございます!!
海老蔵さんは、たしかに男性が見てもかっこいいと思うでしょうねえ。まったくおっしゃるとおり、華とかオーラは誰でもがもてるものではありません。また、あれだけの華をもった人もそうそういるものではないと思います。自分のそういう特性に溺れることなく様々な役にチャレンジする姿がまたかっこいいですよねえ。

写真だけ買いに入られたこともあるなんて、さすが林檎さまsmile 私はそこまでの経験はありませんが、千穐楽もう2枚くらい買ってしまいそう…(売れ切れていたりして)。でも、海老ちゃんの写真って、意外と種類が少ないんですよね。

歌舞伎役者の奥さんというのは、それ自体お仕事みたいなものかもしれませんね。それも、夫の体調管理、周囲への気配り等々、裏方としても表方としても重要な仕事ばかり。ご自分の仕事も別にもっている奥様方もいらっしゃるので、できないことはないと思いますが、まったく違う世界から梨園に飛び込むのですから、どんなにか大変でしょう。それに海老蔵夫人ともなれば、世間の注目を集めますから、怖いおばちゃんたちが又何を言い出すかわかりませんよねぇ(私も、あの宣言については「へ~え」と思いましたが、それだけ海老蔵は人気者だってことなんだわ)。
でも、人の幸せに水を差すつもりは毛頭ありませんけれど、女性の噂が全然ない海老蔵っていうのもちょっと寂しい気がしません?(これが一番怖い評だったりしてbleah

投稿: SwingingFujisan | 2010年1月19日 (火) 23時29分

SwingingFujisan様
 今晩は。演舞場の熱いレポ、楽しく読みました。
 海老蔵の鏡獅子の後シテの毛ぶり50回を超えましたか。凄いですね。相変わらず、玄人筋は、余裕を持って、丸くふるのが本格で、早くふると、平面的になり、回転速度にむらができて見苦しいと言っているようです。
 私が、あまりの早さにびっくりしたのは、勘三郎が勘九郎時代、歌舞伎座初役、20代の時で、その時、40数回ふったというので、大変話題になりました。当時は、梅幸はもちろん、菊五郎も猿之助もそんなに、早くはふらず30数回程度だったと思います。その時も、腰でふるのが正統で、勘九郎は首で、しゃにむにふっているとの評がでました。その勘九郎も昨年の歌舞伎座は38回程度(たまに、数えているのです。)の振り方で、みごとな円運動の振り方でした。海老蔵も年齢を経れば、落ち着くところに落ち着いた後シテになると思います。ただ、若いうちは、このような後シテも許されて良いのではと思います。今回の指導にあたった、勘三郎はもちろんのこと、藤間宗家も容認し、それでいきましょうと言っていると思いますよ。

投稿: レオン・パパ | 2010年1月20日 (水) 20時19分

SwingingFujisan様
 海老蔵つながりで、追加のコメントをさせてください。
 海老蔵のちょっといい話を読みましたので、ご存知かもしれませんが、書かせてください。(もし、それ知ってますよということであれば、恐縮です。)
 瀬戸内寂聴さんは海老蔵贔屓で有名な方ですが、最近のインタビュー本(尾崎真理子著「寂聴文学史」p312 中央公論新社)の中でこう言っています。
 金毘羅歌舞伎で、海老蔵の追っかけをやったところ、『海老蔵が暫で花道に出てきて、立ち止まって見得を切るところがあるのですが、あいにく彼の真後ろの席だった。それで、思い切って「こっち向いて」と声を掛けたら、「ヨーッ」と振り向いてくれた。周囲のお客が喜んだこと。』
 楽しい、いい話ですよね。市川宗家の御曹司だから、許される話といえば、そうですが、なかなか、こんなことできるものではありません。団十郎はこれを聞いて、なんて言ったのでしょうか。例の豪傑笑いですかね。

投稿: レオン・パパ | 2010年1月20日 (水) 20時40分

レオン・パパ様
コメント2通、ありがとうございます。
毛振りは、私も若いうちは勢いのある早さで(早さで、じゃなくて、早さが、かな)いいと思います。若いうちにしかできないんですから(染五郎さんも無茶振りしますよね)。
勘九郎さんの早さは当時画期的だったのですね。とすると、勘九郎さんがそういう振り方のパイオニアになりますかしらね。若い役者さんはそれに共感を覚えたから自分たちも早く振るのでしょう。毛振りに限らず、若さと円熟、それぞれの年代の芸を楽しめて、歌舞伎がますます面白く感じられます。

海老蔵さんのエピソード、ありがとうございます(知りませんでした)!!
いいですねえ。市川宗家の御曹司だからということもあるかもしれませんが、海老蔵さんの大らかさ、茶目っ気を感じますね。また小屋の雰囲気もそういうことが自然にできるものだったのでしょうね(羨ましい!!)。
團十郎さん、きっと豪快にお笑いになったと思いますhappy01

投稿: SwingingFujisan | 2010年1月20日 (水) 23時41分

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