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2010年2月11日 (木)

二月歌舞伎夜の部2:高坏

28日 二月大歌舞伎夜の部(歌舞伎座)
何度か見ているし、面白いとわかっているのに意外と印象に残っていないのが次の演目。
「高坏」
今度は大丈夫。多分しっかりと頭に納まった(と思う)。
勘三郎さんのあの柔らか味が遺憾なく発揮されている。酒の飲み方、酔っ払い方もさすが勘三郎さんだ。なんとも言えぬ愛敬に思わず微笑んでしまう。高足売り(橋之助)とのやりとりは落語みたい。
酔っ払って寝てしまった次郎冠者。ここですごいのは、横になった勘三郎さんの頭が舞台から数センチ上がったままになっていること。そのままの姿勢で数分間。何という腹筋。ぶよぶよおなかの私だったら、そんな格好をした時点ですでにおなかがぷるぷる震えて、すぐにダウンだ。この間、私、勘三郎さんの頭から目が離せなかったcoldsweats01
タップが始まる直前、「待ってました」の大きなゆっくりとした掛け声。続いて「十八代目!!
ああ、タップはなんて楽しかったのでしょう。あんまり楽しくて、出来もしないのに一緒に足を踏み鳴らしたくなってしまった。次郎冠者に怒り呆れていた「頼うだお方」(=大名、彌十郎)も太郎患者(亀蔵)もすっかりペースに巻き込まれ、一緒になって踊りだす。彌十郎さんが長袴でタップを踏む。勘三郎さんと彌十郎さんが2人して亀蔵さんに顔で促す。「オレも?」という表情で亀蔵さんがタップを踏む。もう、やんややんやの大拍手。
こういう楽しい狂言舞踊は、最初から最後までにこにこして見られるのがいい。ここでは「悪太郎」が甦ってきた。

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