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2010年3月 4日 (木)

3月歌舞伎座第一部初日・2

32日 御名残三月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)
皆様にいただいた励ましのお言葉(ありがとうございました!!)でも触れられていたように、事後処理はハンパでなく大変。まだ第一歩を踏み出したに過ぎないのに、くたくたになってしまい、感想アップが遅くなりました。
「楼門五三桐」
たった15分ほどの短い芝居でありながら、南禅寺山門のセットが大掛かりで豪華なら、五右衛門=吉右衛門、真柴久吉=菊五郎、右忠太=歌六、左忠太=歌昇と配役も超豪華。実に贅沢な一幕である。
大薩摩が終わると、浅葱幕が振り落とされ、満開の桜に囲まれた目にも鮮やかな山門が忽然と現れる。もうそれだけで気持ちが昂揚する。山門のせり上がりも初めてではないのに、思わず「おお~っ」と唸りたくなる。
「絶景かな絶景かな」「石川や、浜の真砂は尽きるとも~」は、私が幼い頃、亡父からよく聞かされた台詞(父は、鼻唄がわりにこうした台詞を口にしていた)。ちょっとウルウルしてしまった。
菊五郎さんは、第二部の弁天小僧のために減量に励まれたそうだが、確かにちょっとスリムになったかもwink 五右衛門の大仰な衣裳とは対照的に質素な巡礼姿ながら、大きさが現れていた。
五右衛門の投げた手裏剣が久吉の持つ柄杓に刺さる瞬間、わからなかったぁbearing 客席からはこの瞬間と、血染めの布を加えた鷹が出てきたとき、笑いが起こった。まあ、そういう笑いに目くじらを立てることはあるまい。
名台詞に酔いしれ、菊五郎さん、吉右衛門さんの大きさに父を懐かしみ、短いこの芝居をたっぷり楽しんだ。
さて、先日当ブログで色々ご意見をいただいた芝居の最中の拍手だが、私、敢えて大薩摩の演奏中は拍手を控えていた(大薩摩も、父が大好きだった影響で好きになった)。すると、確かに演奏がまったくかき消されるではないか。自分が拍手していた時には気づかなかった、拍手しながら聞こえているつもりでいた。これからは、やはり演奏が終わってからの拍手にしようと、栄津三郎さんの見事なバチ捌きに心の中で手を叩きながら思った。

名台詞に対する拍手も極力控えた。でも、やっぱりついつい叩きたくなっちゃうなあ。それは、自分の心の中の昂揚が思わず外に出る、という感じなのだ。だから、それに関しては今後控えるということはむずかしいかも。
なお、大薩摩の「大薩摩文清太夫林雀」とは長唄の鳥羽屋里長さんのこと。これまで何十回も聞いてきた大薩摩だが、大薩摩の太夫としてのお名前を見たのは初めてのような気がする(ボンヤリな私だから、気がつかなかっただけかも?)。

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