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2010年3月

2010年3月31日 (水)

7月は赤坂で大歌舞伎

7月12日(月)~29日(木)
「文七元結」
「鷺娘」
中村勘三郎ほか

詳細はココ

そっか、赤坂歌舞伎っていうのもあったんだっけね。

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2010年3月30日 (火)

ラブ歌舞伎座・34(3月千穐楽の夜)

10033001owabi
4月チケット、だいぶ戻ってきているから、窓口販売再開するのかな。
10033002plan

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歌舞伎座工事中は

演舞場を中心に、日生、明治座、ル・テアトル銀座などで通常公演を確保(明治座は年内はなさそう)、地方公演も増やす予定。
新歌舞伎座では杮落とし公演を1年続けたい、そうだ。

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2010年3月29日 (月)

4月30日のチケット

歌舞伎座閉場式(仮称だそう)のチケットがいつ販売されるのかとやきもきしていたが、4月中旬くらいになるそう。ずいぶん日のないことで。それより歌舞伎観劇日と重ならないように祈るぅ。

なお当日は、同様の出し物が2回(第一部:正午、第二部:午後4時)上演される。女方、立役の役者がそれぞれ舞踊を披露。芝翫、藤十郎、富十郎が挨拶し、最後は幹部俳優が舞台に勢揃いをして手締めを行う。そうです。

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3月歌舞伎第三部再見:千穐楽

328日 御名残三月大歌舞伎千穐楽第三部(歌舞伎座)
こちらも二度目なので、やはりさらっと。
「道明寺」
立田の前の哀れさが前回より心に響いた。ワルい頭の働く父親に、悪だくみを「思い『切った』」と言わされたちょっと頭のまわらない立田の夫・太郎。なぜかそんなおバカな夫を愛している立田は「思い『切った』」の本当の意味を知らず、これで元の舅・嫁、夫婦になれると喜んだのに、邪悪な太刀を浴びたその哀れさ。さすがに夫の太郎はなかなか思い「切れ」ず、その背中を押したのは父親であった。とはいえ、その後は自分の意志であり(一度タガがはずれると、突き進むしかないのだ)、覚寿ならずとも腹わたが煮えくり返るような怒りと悔しさを覚えた。
真犯人に気づいた時の玉様・覚寿の表情が見事。水奴を犯人に仕立てようという騒ぎの中で、立田が咥えた布の切れ端を見てはっとあることに思い当たり、それをじっと確認する。絶望と怒りと悔しさと娘哀れの混じった表情に涙が出た。玉様の覚寿はリアルに感情が表れていて、深い共感を覚える。忘れがたい覚寿である。
しかし太郎はどうしてあんな暑苦しい衣裳なんだろう。
トッテンコーは客席に大受けだった。
二枚目の錦之助さんが化粧で三枚目に。意外と似合っている。こういう丁寧な三枚目って好き。
別れの場面の仁左様は頬に涙が伝っていた。苅屋姫に対する父親の心情、姫の父親に対する気持ち、それが頂点に達する檜扇の場面、私もたまらず泣いた。花道の引っ込みでも仁左様の目から涙が伝う。その仁左様の引っ込みをたっぷり味わったあと、温情溢れ凛々しい我當さんの輝国が引っ込む。我當さんの目にも、今にもあふれ出しそうな涙が浮かんでいるようであった。
松島屋3兄弟に玉三郎さん、追善の主役4人に泣いた「道明寺」であった。

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3月歌舞伎座第二部再見:千穐楽

328日 御名残三月大歌舞伎千穐楽第二部(歌舞伎座)
10032901sensyuraku
二度目なので、さらっと。

「筆法伝授」
菅丞相のいらっしゃるお部屋の上に牛蒡締めが飾られていた。当時のことはわからないのだけど、注連縄といえば現在は神社や神棚などに飾られるから、一瞬、後世の人が菅丞相をすでに神様としての存在として崇めていたのかしらなどと思ってしまったが、そうではなくてここは神聖な学問所であるということなのだろう。
10032902hanamichi 「筆法伝授」が始まる前に、ふと花道の奥に目をやると、そこは通常の揚幕ではなく写真のようになっており、ちょっと厳粛な気持ちになった。そしていつ変わったのか気がつかなかったが、武部夫婦が菅秀才を守って逃れるときには普通の揚幕になっていた。「道明寺」の時にはどうなっていたのか、うっかり見逃した。
腰元・勝野の新悟クン、声が掠れて出しづらそうだったのがちょっと気になった。

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2010年3月28日 (日)

TVでもオーラ溢れる海老蔵さん

26日金曜日の「いいとも」テレホンは海老ちゃんheart04 録画を今見た。前日がEXILEATSUSHIで、どういうつながりなのかと不思議だった(前日は見ていない)が、どうやらジムつながりらしい。タモリが言うには、木曜日の電話での声は寝起きだったの?というくらい不機嫌そうだったらしい。木曜日も録画しておけばよかった。海老ちゃんは全然機嫌悪くなかったと否定していた。
数々のお花の中に伊藤英明からのものがあったが、「さっきまで一緒にいたんですよ」と海老ちゃん。そういえば、「伊達の十役」千穐楽に唐沢寿明と一緒に来ていたっけ。仲良しなんだhappy01
新居の話がめちゃくちゃ可笑しい。以前、巨大なお風呂がずいぶん話題になったが、「いいとも」では寝室の話。麻央さんの趣味で、ベッドは天蓋付き(4本柱があるわけでなく、天上からふわ~っと覆いがかぶさっているらしい)、色はワインレッド(これは風水的に、だそう)、海老ちゃんは「インドじゃん」と思ったそうだ。24日の夜から1人新居に入り、その寝室から「今日は出勤」だとか。でも、海老ちゃんはインドの王子さまみたいで似合っているかもbleah
「こんな詳しく言わなくても」と自分でも苦笑していたが、幸せいっぱいだから、ねwink
ロンドン公演を控える海老ちゃんは、去年のモナコ公演のことについてもちらっと触れた。そこに時さまの名前が出て、嬉しかった。
ロンドンの後は、8月に演舞場9月南座と楽しみな公演が続く。今度こそ、南座には行きたいsign03(会場の若い女性で歌舞伎を見たことのある人はほとんどいないようだった。あれだけ若い女性がたくさん歌舞伎公演を見にきているのに)
歌舞伎の稽古期間が短いことについて、先輩たちはそれで十分なんじゃないでしょうか、ボクたち若手は初役に出くわすともうちょっと稽古させてくださいと時間を増やしてもらうことが最近多くなっている。先輩たちは毎月出演していてほとんど休みがない。どうなっているんだか、ボクもよくわからない、って。歌舞伎役者のこのタフネス、いつも心底感心してどうなってるんだと思っていたが、海老ちゃんがわからないこと、私などわかるわけがないcoldsweats01

ちなみに1/100アンケートは、「今日足の裏にトゲが刺さった人」。海老ちゃんはアルタに来る前に実家に寄って、なが~いトゲが刺さり、なかなか抜けなくて苦労したんだとか。結果はゼロ。もう一つ迷っていた質問は「33日に結婚した人」。こちらもゼロ。どっちにしてもゼロだった。
あ、ゼロといえば、日テレの「NEWS ZERO」から花が届いていた。そして日テレ「霧の旗」からも。霧の旗、まだ見てないわ。
テレビ(それも録画)からでも海老ちゃんオーラはきらきらshine

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2010年3月27日 (土)

巡業日程決まる

公文協巡業の日程等が正式に発表になった。ココ
コース別の日程等は以下のリンクでどうぞ。
中央コース
東コース
西コース

西コースは、前回当ブログで巡業予定を取り上げた時には詳細が不明だったが、なんと亀鶴さんの「歌舞伎の見方」があるではないのhappy02
国立劇場での亀鶴さんの解説がとても楽しくて、また好評だったから、すっごく楽しみ。

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そめさま千穐楽:鑑賞篇

326日 「染模様恩愛御書」千穐楽(日生劇場)
今日は千穐楽のせいか、さかんに掛け声が飛んだ。それも女性の声が多かった。なんたって、観客の9割以上は女性だったもの(多分)。幕開きには講談師の旭堂南左衛門さんにも若い女性の声で「なんざえもんっ」
今日は前方席(松島屋と高麗屋の後援会席に1人紛れ込んじゃったような気分)だったので、2階からは気がつかなかったことが見えた。たとえば、最初の料亭の場面。障子の桟か窓枠か、喜昇さんがすっと人差し指でなでる。客が入る前に仲居が部屋を点検する、あるいは埃に気づいたという細かい演技に感心した。
横山図書は侍たちに妻・いよを褒められて得意げでもあり嬉しそうでもある。それが根も葉もない不実を吹き込まれると、表情が怒りに変わっていく。それなりに妻を愛していたんだろうなと思った。でも妻より作られた噂を信じたところに図書の人間性が表れている。後にきくを折檻するのも図書の人間性として一貫している。印南数馬の父を殺した以上に、このときの図書は憎らしい。いじめられる芝のぶちゃんの姿に涙が出た。
友右衛門と数馬のラブシーン――濡れ場だけでなく、見つめ合ったり、ラブレターを渡したり、手をつないだり――には「え? なんで?」と驚くほど笑いがよく起きていた。そんなに可笑しい? と私には笑いがよく理解できなかった。でも、決してイヤな笑いじゃなくて、もしかしたらいつもよりアツかったかもしれないラブシーンに染五郎さんの確信犯的なところが見えた染ファンの共犯的な笑いだったのかも。
帯くるくるの場面では笑いだけでなく拍手まで起きていたし、友右衛門が数馬の部屋に忍び込んだのを見届けたあざみが「え~、悔しい!!」と身を捩ったときでさえ笑いが湧いた。
ラブシーン以外にも、細川公が袖助を武士に取り立てることにしたらどっと笑いが起きた。この場面、お取り立てを辞退する袖助を説得した時の門之助・細川公の嬉しそうだったこと。門之助さんの演技にも力が入って、私はなんてステキな殿様なんだと、これまでにも増して好もしく思った。
めでたしめでたしの第一幕ラスト、あざみ1人がやりきれない思い、悔しさ恨めしさを表情にのせていたのが印象的だった。第二幕では、とかく目が行きがちな火事で大騒ぎしている人たちではなく、あざみに注目してみた。すると、その心情がひしひしと伝わってきて涙が出た。あざみ自身のセリフにあるように「恋に迷いし身の因果」、春猿さんがめちゃくちゃ綺麗で、それだけに哀れさが募った。

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2010年3月26日 (金)

だから千穐楽はやめられない:「染模様恩愛御書」

326日 「染模様恩愛御書」千穐楽(日生劇場)
10032601somesensyuraku 図書が放った火矢のせいで炎に包まれる細川館。家宝の御朱印状を無事に持ち出すため、まっしぐらに宝蔵へ向かった、はずの友右衛門。花道を注目していたら、後ろのほうから歓声がear
おお、なんと2階上手通路突端にぶすぶす燃える友さまのお姿があるではないかheart04
すかさず講談師、「そこはまだ一の蔵」。宝蔵はどこだ?と探す友右衛門、「二の蔵、三の蔵の先」と講談師から聞くと2階後方へ走り去る。「友右衛門は細川家につとめてまだが浅いから」大きな細川館で迷うのだと講談師。
さて、宝蔵目指す友さまが次に姿を見せたのは、1階上手通路。XC席(3列目)とA席(4列目)の間の通路で立ち止まってさらに宝蔵を探す。私はXB席で、やや上手寄りだったので正直、花道寄りがよかったのにと残念に思っていたが、なんのなんの、ぶすぶす燃える染さまを間近に見ることができて大正解lovely
友右衛門はそのまま通路を下手側へ向かい、そこから花道によじ登ろうとする。しかし体力を消耗している友右衛門、なかなか上がれない。花道際の女性客の手を借りてやっとこ花道へ(いいな、いいなhappy02 やっぱり花道寄りがよかったなcoldsweats01)。
これまでは、この場面では講談師が上手上方で火事の実況中継?をしており、「観客のみなさんも炎に気をつけて」とか何とか言っていたのだけど、今日は上に上がらず、「炎に気をつけて」もなし。
やっと宝蔵に辿り着いた友右衛門、ターザン→階段落ちで舞台に転がった瞬間、大量の火の粉(銀紙)が友さま目掛けて降り注ぐ。思わず大歓声があがる。

サービス精神たっぷりの千穐楽、カーテンコールは2回(? 幕が2回開いた。以下、記憶が違っていたらご容赦。違っているとしても展開されたことの順番程度だと思うけれど…)。
上から大量の銀紙が落ちてくるものだから、舞台には掃除しやすいように大きな銀紙みたいなものが敷いてある。錦吾さんがつるっと滑りそうになった。すると、講談師の旭堂南左衛門さんが滑りそうになってみせ、猿弥さんも染五郎さんもそれに続く(カーテンコールに登場したのは、染五郎、愛之助、錦吾、吉弥、門之助、猿弥、春猿、旭堂南左衛門の面々だったと思う)。
愛之助さんと染五郎さんに観客から花束が贈られる。猿弥さんが「オレには?」という感じで手を広げる。やがて客席ではスタンディングオベーションが。私ももちろん立った。愛之助さんと染五郎さんは花束を抱えて花道へ。途端、愛之助さんの前でシューッっと煙が噴出した。愛之助さんのビックリした笑顔がかわいいheart04 興奮が続く中、幕がおりる。だけど、観客がそれで満足するわけがない。

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4月歌舞伎座配役追記

海老ちゃん、やっぱり口上だったね。
金太郎ちゃんが菅秀才!!
チラシ更新はココ

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雨の翌日は目の痒み

今日はクシャミが治まったと思ったら目が痒い。そめさま千穐楽だというのにbearing

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雨の日のくしゃみ

花粉症って、晴れて風が強くてという日にひどくなるって言うでしょ。たしかにそういう日は鼻がぐずぐずして頭が重いのだけど、私はなぜか雨の日に症状が強く出る。
1日じゅうクシャミが出て、鼻セレブをもってしても鼻の周りはひりひり赤くなる。
ハウスダストのせい?とも思うけれど、外出してもこの症状は変わらないからやっぱり花粉?
この2日間、本当にユーウツだった。雨の日のクシャミなんて私だけかと思ったら、けっこうほかにもいるらしい。ので、少し安心した。

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2010年3月25日 (木)

これ、な~んだ?2

これ、なんだかわかりますか。
10032401vin
パッケージの絵で一目瞭然か…coldsweats01
お花見用として某スーパーに置いてあるのを発見(たしかに花見にはいいかも)。
こういうモノは日本人のアイディアかと思ったら、これフランスからの輸入品である。
まだ試飲していないのでお味のほどはわからないけれど、「おいしいもの」のカテゴリーに入れておこう。
187mL、258円也。もちろん赤もある。
ちなみに、「これ、な~んだ?」第1弾はこちら

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5月花形配役追加

5月演舞場花形歌舞伎のチラシ更新&配役追記→ココ
当ブログ前回の記事(3月2日)以降追加になったのは、
「寺子屋」
園生の前     松也
涎くり与太郎   猿弥
春藤玄蕃     市蔵
「魚屋宗五郎」
小奴三吉     亀寿
岩上典蔵     亀蔵
父親太兵衛    市蔵
「熊谷陣屋」
藤の方       松也
堤軍次       亀三郎
「助六」
福山かつぎ     亀三郎
朝顔仙平     亀寿
曽我満江     秀太郎
口上        左團次

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2010年3月24日 (水)

亀治郎の歌舞伎:「異端(カブキ)を受け継ぐもの」

BSハイビジョン「伝統芸能の若き獅子たち市川亀治郎 異端(カブキ)を受け継ぐもの」を見た。
見たと言っても後半の40分くらいだけ。BShiはうちのTVでは見られないと思い込んでいたのと、前半はチャンネル権がなかったから。チャンネル権を取り戻してふと、ダメ元でBShiを探してみた。映ったgood
どっちにしても録画はできないので見た。夢中で見た。
澤瀉屋の芸を、猿之助の芝居を真摯に一生懸命受け継ごうとしている亀治郎に激しく心を揺さぶられた。
亀治郎に指導をしている猿之助に涙が出た。
「お笑い草」と称して猿之助から亀治郎に贈られた数枚の色紙に胸がキュンとなった。
猿之助の芸を知る人たちの助言を聞き、若い共演者たちと芝居を作り上げていく過程は興味深かった。
満足をしたら歌舞伎はやめるという亀ちゃんの生き方に励まされる。
博多座も南座も行かれなかった(本当は今週はじめに行く予定でスケジュールを空けておいたのだが)、金比羅も行かれない。自分の中で大きな損失を生んだような気がした。御園座はどうしようか。

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結末がわかってももう一度見たい「ライアーゲーム」

323日 映画「ライアーゲーム」
松田翔太クンの秋山深一heart04、秋山深一の松田翔太クンheart04 直球ど真ん中でかっこいい、大好きheart04
ちょっと上から目線的な喋りも嫌味でなく、考え込んでいるときの顔、皮肉な表情、くっくっ笑い、哀れむような目、そのどれもが陰を帯びていて好きだけど、めったに見せない明るい若者らしい笑顔がたまらなくいい。
戸田恵梨香(役名の「神崎直」とミックスさせて「戸田なお」と時々言ってしまう)は素直で愛らしく、直が成長してきていることを窺わせる強さがしばしば見える。直は本当に、ただのバカ正直でなくなってきている。いや、バカ正直の強さがじわじわと目に見えてきているのかもしれない。秋山だって言っていた「おまえがいなければ、勝てなかった」と。
物語の性質上、多くは語れないけれど、今回のゲームはオリジナルにはなく、映画用に考え出されたものだそうだ。TVのシリーズ2のゲームよりルールが単純でわかりやすく、巻き戻して見直すことのできない映画には合っていると思った。ゲームも人間模様も面白かった。
出演者では、TVシリーズでも好評のキノコ・福永ユウジ(鈴木浩介)が映画でも強烈な個性を振りまいているし(実にいいキャラだ)、TVのシースン2で人のよい西田勇一を演じた荒川良々がその双子の弟で再登場している(こっちはアニキに比べてヒネている)。吉瀬美智子は相変わらず謎めいて色っぽく美しく、渡辺いっけいはやっぱり不気味である(キラリ光る歯がコワい)。そして、あの人(誰だか言わないでおこう)が登場したのにはビックリした。キーパーソン・Xの見当はストーリーとは関係ないところで早くからついてしまうが、やっぱりあの人だったのねとほくそ笑むのも楽しい。
深夜ドラマ時代の「ライアーゲーム」にすっかりはまったものの、ゴールデンに進出した「ライアーゲーム2」はまだ全部見終わっていない。一つには、番組が深夜からゴールデンに昇格するとロクなことがないから。このドラマも深夜枠のほうが面白かった(というか、葛城との対決は深夜枠で見たかった)。もう一つには、見ている間かなり緊張を強いられるから、何本もまとめて見るのは疲れるという理由がある。本当は録画を全部見てから映画へ行くつもりだったが、いつになったら見終わるかわからないし、ガマンできなくて先に見ちゃった。
映画は「ファイナル」と謳っているけれど、本当にファイナルなのだろうか。神崎直と松田翔太の秋山深一heart04 秋山深一の松田翔太heart04にもう会えなくなるなんて寂しいな。面白かったし、結末がわかっていても、もう1回見たいな。

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2010年3月23日 (火)

竜頭プチ騒動

去年の途中くらいから、外出時(とくに観劇時)には腕時計をはめるようにしている。長いこと携帯が時計代わりをしていたものだからなかなか慣れず、よく忘れたものだが、最近やっと習慣づいてきたような気がする。
使っているのは、父のものを借用しているうちに形見になった思い切りアナログな時計。数字の苦手な私には時間の計算をするのにこれが一番いい。
さて今日、車の中でちらっと腕時計を見たら、5時10分を指している。本当の時間は午前11時40分。あ、また竜頭が飛び出して動いちゃったんだ。前にもそういうことがあったから、竜頭を戻そうと時計に触れた。
時計の側面がつるっとしているshock
竜頭がないのである。あ~あ、形見を壊しちゃったか…しょうがない、時計を腕からはずそうとしたとき、なんと、反対側に竜頭を触れたのである。
バカな私は、腕時計を逆さにはめていたのだ。さすがに我ながら恥ずかしく思った。
はは、お粗末さまでしたcoldsweats01

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とにかくこするな

先日、古い録画を見た。「ためしてガッテン」の「シミ」coldsweats01
言い古されてきたことだが、ここでもやはりシミ(ただし、紫外線によるシミでなく肝斑のほう)を作らず、かつ既存のシミ薄くするのは泡洗顔だと勧めていた。
こういう番組を見るたび、自分も、と決意して早速泡洗顔をするのだが、何となく汚れが落ちた気にならない。
まあ、それはいいとして、とにかく顔をこすってはいけないのだそうだ(こすることによって、皮膚の奥で炎症が起こり、メラニンが放出されるらしい)。でも、クリーム類はこすらないでどうやって塗るのだ?
結局、そういうところから挫折して、相変わらずシミに悩む毎日から抜け出せないことになるwobbly
しかも、この番組、冬の放送だったから、「冬のシミ対策」であり、今からやってもあまり効果はないらしい。というと語弊があるかな。冬の間に顔をこすらないことを徹底すれば、それによる皮膚の状態の好転&日焼けによるシミがあまりできない(ホントかな?)から、目に見えて顔全体のシミが薄くなる。しかし、夏に向けてのお手入れでは、新たな紫外線シミができるから、肝斑が薄くなったことが実感できないんだって。な~んか、スッキリしないなあ。

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2010年3月22日 (月)

100年たっても古くない「変身」

316日 「変身」(ル・テアトル銀座)
こちらもまた、今さらでごめんなさい。
森山未來(エントリー時「来」→「來」に直しました)ファンと思しき若い女性がい~っぱい。
原作も奇妙な話ではあるが、奇妙な舞台であった。セットは主人公グレゴールの部屋に見立てた空間から伸びるパイプのみ。それは遠近法を表す線のように、舞台手前にくるにつれ、空間を広くしている。そのパイプ自体が虫のようにも見える。簡素な舞台、パントマイム風の動き、パーカッションとキーボードで表現されるさまざまな音。
スティーブン・バーコフ演出のこの舞台は、極端に簡素化されており、その分こちらの想像力が試される。ドイツ文学とは相性のよろしくない私だが(中学だか高校の時のヘッセが躓きの最初だろう)、なぜか「変身」には比較的すんなり入れた。もっとも原作を読んだのは大学生時代だったから、「何がどうしてこうなった」程度しか覚えていないが、その程度の記憶でもあってよかったと思った。何も知らないで見たら、わけがわからないままで終わっていたかもしれない。
登場人物は、グレゴール・ザムザ(森山未來)、その父ザムザ氏(永島敏行)、母ザムザ夫人(久世星佳)、妹グレタ・ザムザ(穂のか)のザムザ一家と、グレゴールの勤務先の主任(福井貴一)、ザムザ家の下宿人(丸尾丸一郎)の6人。
グレゴール以外の家族が3人、だいたいいつも舞台前面に立っているか、椅子を置いて座っているかなので、私の席からは他の人物がその誰かの陰になって見えないことも間々あった。
大方の観客の同意を得られると思うけど、未來クンの体のやわらかさ、身体能力の高さには驚いた。虫になってしまったグレゴールは四つん這いになったり、パイプに長い手足を絡ませながら動いたり、実に大変な姿勢を取らなくてはならないのだ。未來クンの動きはしなやかで(巨大の虫の動きとしてしなやかという意味)、表情はあったのかもしれないがほとんど無表情だったという印象ながら、表現が自然で優れていた。カーテンコールの未來クンはとても小柄で華奢で、それにも驚いた。華奢なのはTVを見ていてもわかるが、もっと身長があると思っていたんだもの。
カフカは父親との間に軋轢があり、この作品にもそれが反映されているそうだが、このザムザ氏は私には温かい人物のように見えた。むしろ母親のほうが冷たいという印象を受けた。妹は愛すべき性格で両親の愛情の不足分を彼女が補っている、という感じ。
主任はいかにも上司的で、下宿人は本当にヘンな人であった。2人の役者さんが個性的で面白かった。

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2010年3月21日 (日)

今さらですが、3月第一部再見

315日 御名残三月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)
今さら15日の感想なんてという気もなくはないが、やはり見たものに対しては自分の記録を残しておきたいので。
「加茂堤」
梅玉さんのやわらかさがいかにも桜丸な感じで好きだ。御所車のまわりにいた仕丁を追い払って「いっぱい食らいおったわ」というセリフの若々しいこと。いそいそとお膳立てをする軽々しさも、先の悲劇を考えない若さの表れか。
斎世親王と苅屋姫に刺激されて八重に迫る場面は初日よりあっさりしていたような気がした。この場面での牛の鳴き声、初日に聞き逃したので今回は意識してバッチリ聞いた。「道明寺」の東天紅といい、動物の鳴き声は重要な意味をもちながらのどかな雰囲気を醸し出すものだなあと思った。
時様が牛を引こうとする姿に客席から微笑ましい笑いが寄せられた。こういう場面も含めて全体に大らかさ、のどかさが感じられて、後の展開にはかかわりなく古代ロマンへの思いが掻き立てられた。
「楼門五三桐」
なぜか、「絶景かな」の一言で笑いが起きた。すぐに収まったが、あまりにも有名なセリフを聞いたから思わず笑っちゃったということなのだろうか。
吉右衛門さんの存在があまりに大きくて、歌六・歌昇さんが小さく見えた。菊五郎さんの久吉がとても素敵でドキドキしてしまった。国立のこの場面を思い出すと、久吉の立ち位置がよくなかったような気がする。菊五郎さんの久吉は、この場にしっくりくる位置に立っている。柄杓に小柄が刺さった瞬間、客席が沸くのは毎度のこと。私も未だに「おお~」と小さく唸ってしまう。
「女暫」
玉三郎さんの声の甲高さが初日気になったが、今日はずいぶん低くしたように聞こえた。その分音としては聞きやすくなったが、発声が広がるようで(たとえは「い」が「え」に近いような)、言葉としては聞きづらい部分があったのも否めない。初日もそういうところはあったけれど、三階で聞くとそれが目立つような気がした。巴はむずかしい役だ。玉様自身も初日のほうが気持ちよさそうに演じていたように思う。
我當さんの範頼がいい。こういう役はまずは大きさが大事だけれど、私はそこにプラスして明るさ(と言っては語弊があるかしら、開放的な悪と言ったほうがいいかしら)を求める。工藤祐経にしても、暗く沈みこむようなのは好きでない。そういう意味でも我當さんの範頼は好きだ。
松緑さんと菊ちゃんが華やかさを添え(2人の絡みも面白かった)、吉右衛門さんが締めたというところで、私の今月の第一部は終わり。
おまけ:「楼門五三桐」の後の幕間、初日は35分取っていたが、今日は30分になっていた。従って終演時刻も5分繰り上げ。いつから短縮されたのだろう。

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2010年3月20日 (土)

82歳、驚異の視力、芝翫さん

当ブログにてしょっちゅうご紹介する東京新聞土曜日夕刊の歌舞伎記事、今日はなんと拡大版で、4月公演の吉右衛門さんと芝翫さんが取り上げられていた。
そこで目を引いたのが、歌舞伎とは全然(でもないか)関係ない芝翫さんの視力のこと。
なんと今でも右35、左30あるのだそうだsign03
えっ、誤植じゃないの? 
しかし、「後ろの扉から入ってくるお客さんの顔がはっきり見えますよ」。
最後列でも居眠りご用心coldsweats01
記事はココ

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海老ちゃん独り占め席を求めて1時間…

5月演舞場のゴールド発売日。
大阪行きをやめて演舞場に絞るというコメントを下さった方もあり、通常より混雑するであろうとは予測していた。案の定、940分にアクセスしたら入れなかった。でもこれまでの経験から(4月の歌舞伎座は別として)「チケット購入へ」⇔「戻る」を10分続ければ入れると信じていた。そして8分たった頃、入店できた。すぐにログインして10時を待つ。待っている間、優先順位に悩む。一応初日の3Bをまず狙うことにする。
実際に購入画面に入るまでにちょっとトラブルがあり(アクセス集中のためと思われる)、102分になんとか購入可能場面に辿り着けた。
昼の部は狙いを考えると打率5割というところ。問題は夜の部。海老ちゃん独り占めの席がなかなか出てこない。電話作戦も併用したが、当然つながらない。とりあえず千穐楽は確保したが、現時点でパソコンに張り付いて探すのは大変なので(バカだね、気が付いたらもう1時間もこんなことやってたcoldsweats02)、あとはこまめにチェックというところかな。
松竹座は演目と配役を見たらやっぱり諦め切れなくて、でも日帰りできない遠征はなかなか難しくて未だ思案中。

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2010年3月19日 (金)

全編血塗られた「ヘンリー6世」

318日 「ヘンリー6世」(さいたま芸術劇場)
全編これ血塗られた歴史劇である。100年戦争から薔薇戦争に至る中世イギリス。実際に血が流される場面でなくても、登場人物は常に争い、疑い、血みどろに見える。権力欲に憑かれた裏切り、復讐、憎悪、嫉妬、エゴ…わが父親、わが息子を殺された心の痛み・悲しみさえエゴである。エゴであるから復讐は果てしがない。彼らがどんなに悲しみ苦しんでも、復讐の繰り返しでは同じ穴の狢に過ぎない。どちらの側にもちっとも肩入れできないのである。王妃マーガレットとサフォーク伯爵の激しい愛は純愛のようでもあるが、権力欲に駆られた2人であれば、その愛だって血にまみれている。中で唯一信仰に身を投じ、権力争いに翻弄され無力に見えるヘンリー6世ですら、やはり王位には執着があり、嫉妬心に駆られたりもする。

舞台の向こう側には白い階段が作られていて、それは王宮や戦場への通り道でもあるのだけれど、観客席でもある(その席を取らないでよかった。6時間モノで通常の客席と対面する座席はきびしい)。つまり、舞台上の役者は2方向から見られることになる。芝居も当然、片方だけに背を向けるわけにはいかない。こちら側の私にとって向こう側を向かれるとセリフが聞き取りづらくなった。
開演前の舞台には赤い水溜りのようなものが56カ所。やがて掃除のオバサンたちが現れ、それを丁寧に拭き取っていく。その間、舞台下手側から車の走る音や救急車のサイレンが聞こえてきて、まるでドアが開いていて外の空気が入ってきているかのよう。私の席(振り返ると、視線の先にニナガワがいた)からは下手側が見切れるので真相は不明。さて、せっかく拭き取ったのに、そこへぼとっ、ぼとっと赤黒い肉の塊のようなものがたくさん落ちてくる。それで、さっきの赤い水溜りは血溜りだったのかとわかった。赤黒い塊は「死」を表しているのだろう。この塊もオバサンたちが片付ける。
そしてとにかく舞台にはほぼひっきりなしに赤い薔薇、白い薔薇の花がぼとっ、ぼとっと音を立てて落ちてくる。物語はその薔薇の雨の中で展開していく。場面が転換するたびに、掃除のオバサンたちが薔薇の花を木製のレーキみたいなもので片付けていく。そのそばから舞台にはまた薔薇の花が落ちる。ランカスター家の物語の時には赤い薔薇が、ヨーク家の時には白い薔薇が、両方のときには両方が。この薔薇にどんな意味があるのかついに私にはわからなかった。それぞれの家の運命を表しているのだろうか。わからない分、なんだかうるさい気もした。
生首がいくつも登場するのにもちょっとうわっとなった。役者さんの顔から型を取ったのだろう、顔がリアルなんだもの。

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2010年3月18日 (木)

初日とは大違いの感動・興奮:そめさま再見

317日 「染模様恩愛御書」昼の部(日生劇場)
先日の歌舞伎座第三部からここへくるまで2つ飛ばしているのだけど、とりあえず興奮が醒めないうちにこちらを。
初日に大阪の初演に比べて感動が薄く、ちょっと消化不良気味な、という感想をもったので、実はこの日はパスしようかと迷っていた。でも行ってよかった。
初日とは全然違って、感動感動、実に面白かった。
友右衛門と数馬の出会いは、数馬の恥じらいドキドキ感がはるか2階席(初日とまったく同じ席だったのだぁ)にも伝わってきて、ちょっとときめいてしまった。
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人の思いにも、友右衛門の男っぽさ、忠義心(染五郎さんがほんっと、カッコイイ)にも、細川の殿様の大きさにも、奥方の思いやりにも、涙が滲むほど感動した。
初日に何となく安っぽく聞こえた音楽も今日は芝居にマッチしていると思ったし、上滑りしているようだった講談もしっかり芝居に入り込んでいて、とくに火事の場面では緊迫感を大いに盛り上げ、わかっていても展開にハラハラさせられた。
客席の反応もよく、初日同様たしかにラブシーン(濡れ場だけでなく、見つめあう場面など)には笑いが起きていたけれど、たとえば刀を首に当てられても動じず死のうとする友右衛門(袖助)の潔さ・胆力に細川越中守が感心して「あっぱれ」と褒める場面に、また「絶えずして流るる水を見渡せば 上は細川下は大川」の一首に、客席から期せずして大きな拍手が湧いたのには、共感と喜びを覚えた。
猿弥さんの悪役ぶりがますます冴えを見せていた。刀というのは時に武士の人生を狂わせるようだ。事情は違えど「ぢいさんばあさん」の伊織もほしい刀を手に入れ、大きな代償を払った。また、「祐定は切れるなあ」というセリフに、武士ではないが佐野次郎左衛門のセリフが重なった。
女方では芝のぶちゃんの薄幸の美女は哀れながら芯の強さを感じさせ、かつ愛らしく、春猿さんのあざみには恋する女の悲しさが滲み出ていた。

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2010年3月17日 (水)

「召しませ歌舞伎」著者インタビュー

「召しませ歌舞伎」については六条亭様のところで既に紹介されているが、サイゾーウーマンに著者・狩野真央さん(「まお」が多いねえsmile)のインタビュー記事が出ている。歌舞伎初心者でなくても面白い記事だ。ただ、私、まだこの本を読んではいない。歌舞伎座がなくなって、歌舞伎に通う回数が減って時間ができたら、歌舞伎関係の本を色々読みたいと思っている。最近、少し読書欲が出てきた。

サイゾーウーマンの記事、ココです(ごめんなさい、肝心のURL、エントリー時に入れ忘れました)。

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3月歌舞伎第三部

312日 御名残三月大歌舞伎第三部(歌舞伎座)
第二部と通しで見た第三部。すっかり遅くなってしまった。感想というのは、すぐ書かなければダメだと痛感。
10031701tuizen 「道明寺」

十三代目片岡仁左衛門十七回忌・十四代目守田勘弥三十七回忌追善公演。
どのあたりからだろうか。場内がしんと静まり返り、厳粛な空気に包まれた。その中でも時々笑いを誘う場面があったりして、少しほっとするのだが、菅丞相が出てくると、神々しさに客席も打たれるのだ。私など、本物の(つまり木像でない)菅丞相のお姿があまりに有り難くて涙が出たくらい。まったく仁左様は、本当の道真公もかくありや。美しく、気高く、悲しい。最後、苅屋姫に檜扇をそっと渡す場面、父と別れたばかりの私はたまらず滂沱の涙を流した。
この演目はちょうど4年前の先代13回忌追善公演でも見ているが、残念ながら私のブログはその年の8月に始めたものであり、3月の記録はない。それでもけっこう記憶に残っているから、当時もかなり感動を覚えたに違いない。木像と一緒の写真にしようか仁左様1人の写真にしようか散々迷って1人のにしたけれど、木像のほうも買えばよかった。
菅丞相は醍醐天皇の信任厚かったから朱雀天皇もわかってくださるだろうと思っていて、敢えて弁明しなかったそうだ。ところが結局朱雀天皇はわかってくださらなかった。機を見るに敏い時平との対比が現実問題として興味深い。
立田の前の秀太郎さんがとてもいい。あんなバカで軽率な男とどうして夫婦になったか不思議でならないが、好きになっちゃったんだからしょうがない(とは小山觀翁氏の言)という風情がよく出ていた。あんまり哀れで、心の中で手を合わせた。
孝太郎さんの苅屋姫は、「加茂堤」よりよかった。無謀なことをする世間知らず的な可愛らしさがあり、父に対する思いも切々と感じられた。ところで、菅丞相は菅秀才という息子がありながらどうして苅屋姫を養女にしたのだろう。ナゾですな。第一、覚寿が菅丞相の伯母ならばその実の娘である苅屋姫は菅丞相にとって従姉妹ではないか(伯母の子だとはわかっているのに私はずっと姪だと思い込んでいた。さっき友人に指摘されて、「あら、ほんと」と初めて気づいた次第)。
そしてまた良かったのが我當さんの輝国。真面目な役人でありながら大きさもあたたかさも兼ね備えている。松島屋3兄弟に孝太郎さん揃っての好演が十三代目の何よりの追善になったのではないだろうか。

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2010年3月16日 (火)

逃げる、逃げろ、ラブ&亀

3月24日21:00~23:18、フジTVの「逃走中」に愛之助&亀治郎が出演する。
私は一時この番組にハマってよく見ていたけれど、一応ワンパターンだし、あまり好きでないタレントが要領よく立ち回るのを見るとちょっと面白くなかったりして(たかがゲームとはいえ、ちょっと人間性が垣間見えたりもする。でも、それもヤラセかもしれない)、見なくなってしまった。
勘と判断力と運動神経を必要とするこのゲーム、ラブ&亀はどう活躍するのでしょう。楽しみ。
ところで、「逃走中」って、浅草とか横浜の町なかでやったこともあるのだけど、いつどうやって撮影したのだろう。

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番宣効果?:「霧の旗」

寝ぼけ眼でバチっとつけた「ズームイン」。ああおヒゲに囲まれた麗しきご尊顔がheart04
そうか、「霧の旗」は今日だったのか。毎日宣伝しているから、いつだったか飛んでいた。現代劇初主演っていうけれど、映画(「出口のない海」)は違うの?
現実逃避派の私は、清張作品に日常の恐怖を覚えるから見ないでおくつもりだったのだけど、海老ちゃんが早朝から半日(1日?)ナマで番宣していると思ったら、つい録画予約をしたのでした。

ついでにと言ってはなんだけど、4月のチケット、第二部を除いて真っ赤になっていた。二部の3階西が出ていたからぽちっとしかけて、千穐楽の席も花道が見えないことを思い出し、やめたのでした。でも、花道の見える席、戻ってくるのかしら。
ところで、ヤフオクに一階最前列とか前方席が出品されているのはどういうこと? 

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2010年3月15日 (月)

四月千穐楽完売

すごいね、千穐楽3部とも完売。
第一部と二部をリピートしたいから(三部は2回分確保済)、一般発売になる今日を待っていたんだけど、幕間に携帯からアクセスしても全然入れなくて、午後になってもなかなか入れなくて、自宅に帰ってパソコンからアクセスしてもすぐには入れなくてshock
贅沢言ってると怒られそうだけど、あまりいい席は残っていない(当たり前bearing)。
しばらく様子見するか、それとも様子見している場合じゃないんだろうか。チケットちゃんと戻ってくるんだろうか。

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舞台写真と鯛焼きはお早めに

今日、歌舞伎座に行ったら舞台写真が出ていた。いつから出たのか知らないが、売り切れの写真の注文は受け付けていないと貼り紙がしてあった。
ということは、焼き増しはしてくれないということかな。つい訊いてくるのを忘れてしまったcoldsweats02
浅草なんかは焼き増ししてくれたから、歌舞伎座もやってくれるかと思ったのに。だってもう最後のサービスじゃないね。
で、私はなくならないうちに仁左様heart04を4枚も買ってしまったsmile

あ、それから鯛焼きは二回目の幕間だと売り切れる可能性あり。私、ギリギリあと5枚というところでセーフsweat01 ランチがわりの鯛焼きクンを美味しくいただくことができましたhappy01

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3月歌舞伎第二部

312日 御名残三月大歌舞伎第二部(歌舞伎座)
感想が今頃になってしまいました。
「筆法伝授」
幕があくとお香のかおりが漂ってきた(誰かの香水じゃないよね)。
寺子屋に至る過程がよくわかり、こんな面白い場面がなぜあまりかからないのか不思議。
どの役も私にはしっくりきた。まず第一に、吉之丞さんの局・水無瀬が嬉しい。この人が登場しただけで、空気がその場面のものになる。魁春さんの園生の前も気品と格と心の優しさが見て取れた。前にも書いたが、私は魁春さんの女方にほぼ絶対男性を感じない(多くの反論がありそうだけど)。それは、多分うなじの線によるものなんだと思う。うなじから肩のあたりのラインがとてもきれい。東蔵さんの三枚目敵の役が面白い。腰元に手を出すあたりにもうちょっと下世話なところがほしい気もするが(ほら、「毛抜」の弾正みたいに)、飄々とした柔らかさがあって、源蔵の書を邪魔する場面など子供みたいで可笑しかった。道真の落ちた烏帽子を被る時に後ろから手伝うが、仁左様の身長が高いから小柄な東蔵さんは大変そうだった。
武部源蔵、梅玉さんの心が入って丁寧な演技がとてもよかった。菅丞相に特別な恩義を感じ、菅秀才を守り抜いた事情が、芝雀さんの戸浪の気持ちとともに胸に迫る。菅原館を去るとき、なぜ女である戸浪に菅秀才を背負わせたのかと思ったら小袖で秀才を守るためだったのか。ところで梅玉さん、ちょっとスリムになったのではないかしら? 
歌昇さんの梅王丸も心が感じられていい。歌昇さんは本当にいい。大好き。
三善清行は「加茂堤」と同じ秀調さん。「加茂堤」の時より敵として憎らしい気がした。
菅丞相の仁左様。ここでの出番は少なく動きもあまりないものの、その品格でその場の空気を圧倒する。本物の道真公もこうだったに違いないと思う。伝授は伝授、勘当は勘当ときっぱり武部の懇願を退けるあたりも、菅丞相の清廉な性格が伝わってきて、下手な同情などいらないのだと納得させられてしまう。
芝居としても喜劇的要素、緊迫感、立ち回りなど様々な要素が入っていて、楽しめた。
<上演時間>「筆法伝授」88分(14:30~15:58)、幕間15分、「弁天娘」70分(16:13~17:23)

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2010年3月14日 (日)

チラシから・2(今夏、子供のためのシェイクスピア)

夏の楽しみ、子供のためのシェイクスピア、今年は「お気に召すまま」。

7/17(土)~25(日)
於:あうるすぽっと
出演:伊沢磨紀、福井貴一、戸谷昌弘、若松力、大内めぐみ、加藤記生、北川響、高島玲、山崎清介

華のん企画のHPにも出ています。

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チラシから・1(今夏亀治郎@春秋座)

京都では、夏の亀治郎の会のチラシが出たらしい。
於:京都芸術劇場春秋座
8
24日(火) 1730
  25日(水) 1730
  26日(木) 13001730
  27日(金) 1600
一 漁樵問答
   市川亀治郎
   尾上青楓
二 上州土産百両首
   市川亀治郎
   上村吉弥
   中村亀鶴
   市川門之助
   福士誠治
   渡辺 哲

亀治郎の会は東京公演(@国立劇場)もあるが、東京は「四の切」と「上州土産百両首」の予定だと思う。
亀ちゃんの「漁樵問答」は以前、どこかで見たことがあるが、青楓さんとの共演というのは魅力。

なお、このたび「公演情報」というカテゴリーを作成しました。私の場合、そんなに数は多くないのだけど、一応独立させて、ということで。

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今度こそ本当に狂想曲最終章?

430日は歌舞伎座ラスト公演!!
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日が俳優さんだけのイベント、30日に地味な俳優祭的なイベントがあるということは以前に聞いていたけれど、オフレコだと思ってここでの発表は控えていました(10日の当ブログタイトル「とりあえず狂想曲最終章…かな」は、そういうを含みをもたせていたわけcoldsweats01)。
先ほど六条亭様のところへ伺ったら、スポーツ報知にこの情報が出ているということを知り、こちらでも同じ情報をアップしました。
今回も電話のみの予約だとしたら、もう諦めだし、Web受付があるとしても、先日の騒ぎを思えばほとんどムリかも。
チケットがダメでも、当日は歌舞伎座周辺をうろうろしようかな。

4月30日、カウントダウン時計は0になる…じゃなくて、「1」になる、でした(六条亭様からご指摘をいただきました。ありがとうございます!!)。

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今年も来た~っ

一昨日から花粉にやられている。
歌舞伎を見ているとき(感想はもう少し後で)、どこかからクシャミ連発が聞こえたと思ったら、帰宅後自分もクシャミ連発。連発は今日も止まらず、電車の中でも2~3回。しかし幸い観劇中(「変身」)はどうにかガマンができた。今はまた鼻グズグズ。
春の晴れた日は、強風とこれが悩みの種。<鼻セレブ>が手放せませんわsmile

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円周率の日

見て見て、Googleのロゴ!!
なんだか、「おお~っ」と感動してしまった。
それは、3月14日が3.14に通じる(ってことは、まったく頭に浮かんでこなかった。相当錆びついているね、この脳wobbly)からというだけでなく、ロゴがよくできているから。私、数学にはおよそ弱いので、ロゴの中の数字のことはよくわからないけれどcoldsweats02
Wikipediaによると、3月14日の1時59分または15時9分に円周率の日を祝うんだとか。なるほどね。しかし、祝うって、いったい誰がどうやって祝うの? ということはWikipediaに書いてある。
ちなみに今日はアインシュタインの誕生日でもあり、日本では「数学の日」ともなっているそうだ。
え~と、そういう日なら日本以外のGoogleでも特別なロゴが出ているかなと思ったが、現時点ではGoogleEnglishもGoogleFranceも通常と変わりない。

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2010年3月13日 (土)

そういえば:上海バンスキング補足

310日はNHKのカメラが入っていた。センターブロックの30席(8席×4列-2席:カメラのすぐ下の両端の席だけ人が座っていた)と左右の3席くらいずつが撮影用に確保されていた。立ち見の人は恨めしかったかな。
放送は地上波でやってくれると嬉しいんだけど。だって、うちのTVはハイビジョンもBSも見られるのだけど、録画できないんだもの(というか、BSDVDに落とせない。ハイビジョンは録画もダメかも)。

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かっこいいオジサンたちと愛らしいデコちゃん:上海バンスキング

10031302shanghai 310日 「上海バンスキング」(シアターコクーン)
松坂慶子と風間杜夫の映画「上海バンスキング」を見たのは、当時、まだ芝居より映画が好きだった私にしても、オリジナルに関心があったに違いない。
さて、その映画の内容の記憶もあまりなくなった今、オリジナルの芝居が見られると知って心がときめいた。役者よし、ナマ演奏の音楽よし、セリフよし、ときめきはまったく裏切られることなく、楽しくてちょっと悲しくて切なくて、興奮と感動をもたらした。
そろそろ開演かなと思う頃、1人のオジサンが通路を通るのが見えた。私の席は中二階だったけど、上から見ても笹野高史に似たオジサン、遅刻かぁなんて思っていたら、そのオジサンがトランペットを吹き始めた。やっぱり笹野さんだったんだ。その音の懐かしさ、切なさ。それだけで、世界は一気にジャズモードへ。
10031301shanghai_2 楽器のできるオジサンは、なんてかっこよくて素敵なんだろう。笹野高史も串田和美(クラリネット)も小日向文世(アルトサックス)も、ほかのオジサンたちもみんな、若々しくてかっこよくて、20代の若者を演じていても全然違和感がない。戦前・戦中の青春群像に、もう自分の中では眠ってしまったのか死んでしまったのかそんな瑞々しい気持ちが甦ってくる。ポマードで撫で付けた頭、ジャズマンらしい衣裳、ジャズが好きで好きで、軍の命令で「海ゆかば」を演奏させられていくうちに自然にジャズになるほど、もう彼らの体にはジャズが染み付いている。こういうシーンを見るととくに、彼らにとってジャズは自由の象徴なのだと痛感する。
どんな時代にもこういう若者はいる。好きなことをやり、他人の迷惑はあまり考えず、自由を謳歌し…だがどんなに抗っても戦争という大きな波が押し寄せるこの時代。警察に追われる左翼だった学生・弘田(小日向)は波にうまく乗って日本軍の要人となり、だがやがて中国から追われる身になる。四郎はジャズができなくなった空虚な気持ちを弘田に勧められたアヘンでつぶされ、バクマツは召集に応じる。
バクマツを戦争に行かせたくない中国人の妻リリー(さつき里香)はバクマツと賭けをして、リリーが勝ったらバクマツを中国人に仕立て逃げることを持ちかける。バクマツは賭けに勝ち、戦争に行く。バクマツはインチキをして勝ったのだ。それを知りながら止めることのできないリリーの悲しさが胸を打つ。この場面、私の中でレット・バトラーが炎の中スカーレットを置き去りにして南北戦争に身を投じる場面と重なった。バクマツは日本人として、レットは南部人としての矜持を捨てられなかったのだ。
そのバクマツはなんと、戦地から帰る汽車から落ちて骨になってリリーの元に戻ってくる。「人間の条件」だったか「戦争と人間」だったか、二等兵が辛さのあまりトイレ内で銃で自殺しようとするが、なかなかうまく引き金がひけない。やがて死ぬことを諦めて一服しようとしたときだったか、何かの弾みで引き金が引かれ死んでしまう場面があった。それを思い出した。骨を見たマドンナの「ばか」という一言にぐっときて涙が出た。

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2010年3月12日 (金)

ラブ歌舞伎座・33(こんな姿に)

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まだ切られてはいなかったけれど、前回のラブ歌舞伎座と比べてみてweep
「上海バンスキング」の感想、今晩頑張りますsweat01

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2010年3月11日 (木)

歌舞伎美人より:「佐倉義民伝」詳細と歌舞伎座切手

歌舞伎美人の情報から、自分の記憶のために抜粋。
①6月コクーン歌舞伎「佐倉義民伝」
6月3日(木)~27日(日) 日によって開演時間は12:00、13:00、17:00、18:00とあり。
チケット一般発売は4月18日より(ってことは、ゴールド発売日はいつ?)。
一階平場席・椅子席13,500円、二等席9,000円、三等席5,000円
詳細はココ
②さよなら歌舞伎座フレーム切手発売
3,500円で5,000セットの数量限定。「限定」に弱いわけじゃないけれど、これはやっぱり買ってしまいそう(明日歌舞伎座に行くけれど、まだなくなったりはしないよね)。あ~あ、まったくmoneybagが軽くなるぅ~bearing
都内の郵便局、歌舞伎座売店、歌舞伎座ネットショップで売っているそう。
詳細はココ

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終演後はロビーへ急げ:上海バンスキング

今、感想を書くのに充てる時間がかなり不足しているので、とりあえず写真だけ(感想はなるべく早く仕上げるつもり)。
10031101shanghai
カーテンコールで数曲演奏があり、さらには終演後もノリノリ数曲演奏の大サービス(数曲というのは2~3曲かな? いやいやもっとあったかも。興奮のあまり忘れてしまった)。
終演後、急いで外へ出るのではなく、急いでロビーへdash
そういえば、かつて「ブラスト」でも@ロビー演奏があったな。あれはオーチャードホールだったかしら。そして休憩時間だったような気がする。

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2010年3月10日 (水)

とりあえず狂想曲最終章…かな

いつものように10時の画面切換がうまくいかなくて、以降延々約1時間、Web松竹と格闘。
「チケット購入へ」をクリックしてもうんともすんとも言わなかったり真っ白画面が出たり(せめて、何かメッセージくらい出してよannoy)、「サーバーが見つかりません」になったり、混雑表示が出たからTopへ戻ろうとしても戻れなかったり。
途中から携帯のWeb松竹と電話の3本立てにしたけれど、どれも全然ダメ。電話だけは時々話中音が出る。ツーツーと鳴るたび、運のいい人は誰だ~?と羨ましく思う。
12
時には出かけなければいけないのに、と焦りながら、とにかく地道に入店作業を繰り返す。
そして1053、ついに入れたgood
しかし、狙っていた席はもうとっくになくなっている(当たり前だ、1時間もたっているのだから)。「千穐楽の最後にどの席でもいいから歌舞伎座にいられたら幸せnotes」なんてしおらしいことを言っていた自分はどこへやらcoldsweats01 欲が働いて、悩んだ(悩んでる場合じゃない、ってwobbly)。本当は一等席を奮発するつもりでいたのだが、あまりにコストパフォーマンスが悪いので、諦めて三等席へ。それもかなり後ろのほう。
仕方ないね。作業中に停電にならなかったことに感謝し、初心に戻って最後の2000人の1人でいられる幸せをありがたく思おうhappy01
皆様はいかがでしたか。

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うそ~

甘い、甘い。
さっき停電の記事をアップして、それから9時過ぎ、Web松竹に行ったら、もう混雑で入店できないshock
ああ、やっぱりさっきの停電が…焦ってとにかく入店のための努力を繰り返したら、間もなく入れたけれど、8時半過ぎに入店して決して早すぎることはなかったのだ。しかし1時間も前からこんな状態になるなんて、これじゃ10時までな~んにもできないじゃないsad
試しに、別にWeb松竹を立ち上げてやってみたら、今度はすんなり入れた。どういうこと? 

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まさかの凶兆?

今日は4月歌舞伎座ゴールド発売日。
早すぎるのは重々承知で、8時30分過ぎにはWeb松竹画面にてスタンバイ。
ところが、であるshock
つい15分ほど前、突然「ボッ」というような音とともに、家じゅうの電気が切れた。
ええ~ッwobbly 額に縦線3本、いやそれ以上shock
何が原因? すぐにブレーカーを見に行ったが落ちているものはない。とすると、自宅に原因があるわけではない…?
そういえば、数日前工事のお知らせが入っていたな、と珍しくすぐに見つけたチラシを手に取ると、確かに10日に某工事を行う、と書いてあった。
でも、午前1時から5時までの間の1時間という予定。じゃあ、これも違うのか。
結局原因は不明のまま1~2分で自然回復flairしたが、これをチケット予約中でなくてよかったと考えるべきか、暗雲立ち込める前兆と考えるのかthink
平常心で10時を迎えようと言い聞かせていたのに、まさか又停電になったりしやしないよね、とドキドキしてきた。

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2010年3月 9日 (火)

又々五右衛門:金門五山桐

38日 「金門五三桐」(国立劇場大劇場)
昨年8月の「石川五右衛門」、今年1月国立の「旭輝黄金鯱」、先日歌舞伎座の「楼門五三桐」。こうくりゃ、通し狂言の石川五右衛門はどんなに面白かろうと期待大だったのに、ちょっとはずされたのは、ひとえに
①自分の体調不十分(昼間雑事に追われるから、夜中に仕事をする、そして寝不足に…。よっぽどパスしようかと思ったくらい)によるものcoldsweats02
さらには、
②台詞がむずかしい。全部が全部むずかしいわけではないが、意味を噛み締めるのにちょっと時間がかかることが間々あった。
③実は○○、実は××が多い。それは歌舞伎ではよくあることだけれど、さらに123役…あれあれあれ…wobbly 結局ストーリーを摑み損ねた。
というのも、すべて自分の眠気のせいに違いない。
後半になると、山門の場やつづら抜けがあって、それなりに盛り上がった。つづら抜けで宙乗り小屋に入った五右衛門は、その後、今度は逆に舞台に向かって飛ぶ。帰りに宙乗りというのは多分初めて。橋之助さんは気持ちよさそうに宙を飛び、上手でもいいやと取った席(というか、上手しか空いてなかった)だがやっぱり下手で見たかった。
ただ、橋之助さんは五右衛門の役にぴったり合っているものの、演技のテンションが高くて、少々疲れた。
扇雀さんの薗生の方がよかった。扇雀さんは他に五右衛門の女房おりつ、真柴久吉である。立役よりもやはり女方のほうが合っているような気がする。
山門の場では、どうしたって、ついこの間の歌舞伎座の見事な一場を思い出してしまう。何が違うのだろう、スケール感かしら。それと、国立の舞台が大きいせいか、だだっ広さのようなものも気になった。
橋之助さんを座長とする比較的若い座組の中で、彦三郎さんが出ると舞台がしまる。さすがだ。萬次郎さんは、意外とインパクトが弱かったな(ちなみに、「女暫」は萬次郎さんのが一番好きかも)。
普通、通し狂言だと、上演回数の多い有名な場面に至る過程がよくわかり、その芝居が倍楽しめるのだが、この芝居に関しては先にも書いたようにストーリーをうまく摑めなかった(バカな私bearing)。しかもせっかくの並木五瓶なのに、いまひとつノリ切れなかったのが実に残念で、しかし恐らくリベンジする機会もなさそうなのがさらに残念。

<上演時間>序幕・二幕目80分(12001320)、幕間30分、三幕目10分(13501400)、幕間10分、四幕目・大詰70分(14101520

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2010年3月 8日 (月)

ラブ歌舞伎座・32(エンジュ)

10030801tree
urasimaruさまのところで、この木が切られてしまうことを知ったのは2月末。まだ間に合うかしらと心配しながらの初日だったが、無事に木々は葉を茂らせていた。あまりいい写真が撮れなかったので、次回撮り直そうと思っているうち、ひょっとしたら次回はないかも(↓)ということで、急遽アップ。それに初日の写真も出していなかったしcoldsweats02
10030802tree

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ありがたし、ファン

チケットWeb松竹をちょっと覗いてビックリ。
いえ、歌舞伎のことではなくて、5月日生の「眠狂四郎」。
詳細発表の折、あまりの高額に「見る人いるのかしら?」と危惧した私は甘かったwobbly
まあ、一番安い1万円(一番安くても1万円shock)の席が完売なのはまだわかるとして、3万円のP席に空席ありの○印がない!! 空席なしの×印と空席わずかの△印が半々くらいか。3万円といえば、平成中村座のお大尽席35,000円に迫る高額チケット。高校時代、狂四郎にはまった私としては、GACKT狂四郎に興味津々だけど、とても手が出ない(1万円の席にもビビッてしまったもの)。
ファンとはありがたいものだ。

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2010年3月 7日 (日)

そめさま、じゃなかった、「染模様恩愛御書」初日

36日 「染模様恩愛御書」初日(日生劇場)
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年半前の松竹座での公演で受けたような衝撃、感動、興奮は残念ながら感じられなかった。ただし、それはあくまでも初日に2階で見た感想であり、芝居も今後進化していくだろうし、間近で見たらまた違うかもしれない(間近の席は千穐楽までお預けだけど)。
全体にずいぶんコンパクトにまとめられた感があり(初演時の上演時間を私は書き留めていないため、実際に短くなったのかどうかはわからない)、心理描写に重点が置かれたようであり、それは成功していたように思うが、随所にみられるマイナー(だけではない)チェンジによるものか、余裕のような大らかさのようなものがあまり感じられず、それが逆に感動に繋がらなかったような気がする。音楽やラストの紫の照明もちょっと安っぽさを感じた(音楽は音響のせいかも)。
マイナーチェンジの一つと言おうか、火事の場面における「かんじんちょう」*がなくなっていたのは、なんとも残念である。
ちなみに、副題も大阪版「細川の男敵討ち」から「細川の血達磨」と本来の通り名が用いられている。

以下、ネタバレします。
大川友右衛門(染五郎
: あらっ、大谷友右衛門と1字違いbleah)に見初められた印南数馬(愛之助)の気持ちの揺れ、一気に燃え上がる思い、最愛の人を失った悲しみは前回よりずっと伝わってきた。
初演ではイヤな女だとしか思えなかったあざみ(春猿)の気持ちも今回は理解できるような気がした。このあざみについては、春猿さんにもそういう反省のようなものがあったのではないだろうか。春猿さん自身が「初演のときは、女の人の嫉妬心を前面に出せばいいと思って演じたが、今回は心理をもう少し深く突き詰めたい」と言っている。愛する男を男に寝取られる女の身を思いやれる気持ちを観客に持たせることができたのではないだろうか。
横山図書(猿弥)はうんと悪いヤツになっていた。初演時の自分の感想を読み直してみると、「短慮が次々と悪事を生むという感じで、根っからの悪党という気がしない」と書いている。今回の図書は実に憎らしく、数馬の父を襲う卑劣さもさることながら、妻をいじめる男は許せない。この悪党ぶりについても猿弥さんによれば、前回は妖刀に操られるようにして妻を殺し、その現場を見た数馬の父を殺すという設定だったようで(その辺、記憶が…)、はっきりとした意志をもって殺す今回のほうが悪人らしく、勧善懲悪の爽快感が生まれる。
友右衛門の心理は、愛情ももちろんよくわかるのだけれど、後半の忠義の部分のほうがぐっとくるものがあった。

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2010年3月 6日 (土)

東京新聞歌舞伎関連記事:新・歌舞伎座の設計理念

今、日生劇場から帰ってきたばかりで、内容は読んでいないのだけど、毎週楽しみな東京新聞土曜日夕刊の歌舞伎特集記事。今日は新しい歌舞伎座を設計する建築家・隈研吾氏のお話。
あとでゆっくり読みます。Webでもココで読めます。

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東京新聞歌舞伎関連記事2件

新聞をぱらぱらっとめくっていて、最初に目に入るのはやはり歌舞伎関係の記事。
今日の東京新聞「熱気球」という社会面一番下の小さな囲み記事に、南座で中村壱太郎クンが史上最年少の19歳でお初(「曽根崎心中」)を演じたことが出ている。小さいけれど、死を前にして手を合わせている姿のカラー写真も掲載されている。
今回の相手役は父親の翫雀さんだが、壱太郎クンといえば去年の公文協西コース近松座で祖父藤十郎さんと組んだ「封印切」が記憶に新しい。はかなさ、愛らしさをもった壱太郎クンのこれからが期待できる。
もう一つの記事は、品川歴史館で「品川歌舞伎の大舞台」展が開かれているというもの。展覧会の詳細はココ
行かれるかどうかわからないけれど、品川方面に出かけることがあれば、立ち寄ってみたい。
しかし、歌舞伎という文字が目に付くのはいいけれど、はっと思って記事を見ると「歌舞伎町」の話題だったりしてcoldsweats01

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2010年3月 5日 (金)

歌舞伎、今年の公文協巡業

今年の巡業は
東コース:6月30日~7月31日
出演者:幸四郎、梅玉、魁春、高麗蔵、松江、錦吾、宗之助 
昼公演:「恋女房染分手綱」「勧進帳」
夜公演:「雨の五郎」「仮名手本忠臣蔵~祗園一力茶屋」「近江のお兼」
(えっ、昼夜別公演?)
7月1日14:30、18:30 江戸川区総合文化センター
8月1日13:00、17:00 鎌倉芸術館
日程は、公文協では7月31日までとなっているけれど、鎌倉芸術館での公演は8月1日。どうなってるの?

中央コース:6月30日~7月31日
出演者:菊五郎、時蔵、松緑、菊之助、團蔵、秀調、梅枝、萬太郎
演目:「廓三番叟」「一條大蔵譚」「棒しばり」
7月3日18:00 アミューたちかわ(HPにはまだ出ていないみたい)
7月29日14:00 越谷サンシティホール
7月31日13:00 厚木市文化会館

西コース:8月30日~9月25日 橋之助他 演目未定

何度も言うようだけれど、最近まったくアンテナを張っていないので、とっくに出回っている情報だったらごめんなさい(各日程の情報は新しいかも)。まあ、自分のための情報でもあり、ということで。

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3月歌舞伎座第一部初日・3

3月2日 御名残三月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)
やっと第一部最後の演目に辿り着きましたcoldsweats01
「女暫」
萬次郎、福助に続く、私にとっては3人目の女暫、とても楽しみにしていたのだけど、そんなこんなで連日の疲れが出て、ほどよく眠ってしまった。
でも、座席が花道のそばだったので、玉様のつらねはいい気持ちの中でゆっくり聞くことができた。玉様も実に気持ちよさそうに滔々と述べていた(もうちょっと声が低くてもいいような…)。このつらねの時の高合引は花道七三に置かれるが、最近では三階からも見えるようにとの配慮で八二の位置に変わってきているそうである。
舞台上部には、大和屋の紋の入った提灯と歌舞伎座の鳳凰の入った提灯が吊るされ、その後ろには紅白の梅の花があしらわれていて、春らしくきれい。
とにかく玉様が気分よさそうで、楽しんで演じている。客席もそれを楽しんでいる。玉様の手締めの後、悪人どもも手締めをしたが、このとき一緒に手を打っているお客がけっこういたような気がする。客席が舞台の玉様のオーラに引き込まれ、いっしょにその世界を楽しむことができたのである。私のお気に入りは悪人どもにキッと目をやる玉様の一睨み。「めっ!!」という感じでとても愛らしいのだ。
海老蔵さんの「暫」の時、茶後見が子役ちゃんだったため私の席からは見そびれたが、今回は隼人クン。席が近いことを差し引いても、さすがによく見えた。
赤腹の中ではやはり市蔵さんがいい。構えが低くてかっこいいと思う。
さて、お楽しみ、巴御前幕外の引っ込みは舞台番の六方指南と、突然女らしくなる巴のやりとりが眼目。一つ前の演目「楼門五三桐」ではあんな凄い鬘と衣裳をつけていた吉右衛門さんは上前に「播磨屋」の文字が大きく染め抜かれた粋な着物姿で登場。このあたりの玉様の台詞回しは、江戸のおかみさんみたいな、あるいは「ふるあめりか」のお園みたいなノリに思えた。
六方指南では、客席まで玉様と一緒に首をまわして見得を切り…私もつい、そうしそうになり、ふと恥ずかしくなってやめてしまったけれど。お茶目な巴、「おお恥ずかしい」と照れる玉様はほんと可愛らしい。
でも大らかな巴御前をいつか時様で見たい、なんて思ってしまった。

上演時間でもわかるとおり、第一部は幕間のほうが長いんじゃないかという印象をもってしまうくらい短く、かつ息を抜いて楽しめる演目ばかり。気楽ではあるし、それなりに豪華ではあるけれど、ちょっと物足りなさも覚える…かな(もっと、見ていたい、って気持ちになる)。ま、三部制だから。
<上演時間>「加茂堤」30分(11:00~11:30)、幕間30分、「楼門五三桐」15分(12:00~12:15)、幕間35分、「女暫」58分(12:50~13:48)

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2010年3月 4日 (木)

3月歌舞伎座第一部初日・2

32日 御名残三月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)
皆様にいただいた励ましのお言葉(ありがとうございました!!)でも触れられていたように、事後処理はハンパでなく大変。まだ第一歩を踏み出したに過ぎないのに、くたくたになってしまい、感想アップが遅くなりました。
「楼門五三桐」
たった15分ほどの短い芝居でありながら、南禅寺山門のセットが大掛かりで豪華なら、五右衛門=吉右衛門、真柴久吉=菊五郎、右忠太=歌六、左忠太=歌昇と配役も超豪華。実に贅沢な一幕である。
大薩摩が終わると、浅葱幕が振り落とされ、満開の桜に囲まれた目にも鮮やかな山門が忽然と現れる。もうそれだけで気持ちが昂揚する。山門のせり上がりも初めてではないのに、思わず「おお~っ」と唸りたくなる。
「絶景かな絶景かな」「石川や、浜の真砂は尽きるとも~」は、私が幼い頃、亡父からよく聞かされた台詞(父は、鼻唄がわりにこうした台詞を口にしていた)。ちょっとウルウルしてしまった。
菊五郎さんは、第二部の弁天小僧のために減量に励まれたそうだが、確かにちょっとスリムになったかもwink 五右衛門の大仰な衣裳とは対照的に質素な巡礼姿ながら、大きさが現れていた。
五右衛門の投げた手裏剣が久吉の持つ柄杓に刺さる瞬間、わからなかったぁbearing 客席からはこの瞬間と、血染めの布を加えた鷹が出てきたとき、笑いが起こった。まあ、そういう笑いに目くじらを立てることはあるまい。
名台詞に酔いしれ、菊五郎さん、吉右衛門さんの大きさに父を懐かしみ、短いこの芝居をたっぷり楽しんだ。
さて、先日当ブログで色々ご意見をいただいた芝居の最中の拍手だが、私、敢えて大薩摩の演奏中は拍手を控えていた(大薩摩も、父が大好きだった影響で好きになった)。すると、確かに演奏がまったくかき消されるではないか。自分が拍手していた時には気づかなかった、拍手しながら聞こえているつもりでいた。これからは、やはり演奏が終わってからの拍手にしようと、栄津三郎さんの見事なバチ捌きに心の中で手を叩きながら思った。

名台詞に対する拍手も極力控えた。でも、やっぱりついつい叩きたくなっちゃうなあ。それは、自分の心の中の昂揚が思わず外に出る、という感じなのだ。だから、それに関しては今後控えるということはむずかしいかも。
なお、大薩摩の「大薩摩文清太夫林雀」とは長唄の鳥羽屋里長さんのこと。これまで何十回も聞いてきた大薩摩だが、大薩摩の太夫としてのお名前を見たのは初めてのような気がする(ボンヤリな私だから、気がつかなかっただけかも?)。

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海老ちゃんが海老バーガーCMに

ロッテリアの「史上最高のエビバーガー」CMに海老ちゃんが起用されたそうだ。
エビバーガー誕生が1977年。海老ちゃんも1977年生まれという縁もあるのだとか。ちなみに、海老ちゃん、血液型もABなんだそう。
エビということで真っ赤なスーツ(ネクタイもシャツもまっかっか)で、麻央さんとのことで突っ込まれても海老ちゃんらしい躱し方。やっぱり海老ちゃんはオーラたっぷり。「霧の旗」(13日午後9時、日本テレビ)は見るかなどうするかな。
CM会見のニュースはココ

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2010年3月 3日 (水)

3月歌舞伎座第一部初日・1

32日 御名残三月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)
なんと、先月8日以来の歌舞伎観劇。長い夏休みが終わって初めて登校する時のような妙なムズムズ感coldsweats01を覚えながら歌舞伎座に向かった。観劇カンも鈍っていたんだなあ、筋書き割引券を持ってくるのを忘れたshock また三部制だから敢えて昼食を取ることもなかったのにガッツリお弁当を買ってしまった。あとで鯛焼き屋さんが1階に出店しているのを知ったのに、さすがにお腹におさめることはできなかった。
「加茂堤」
この演目は、菅原伝授の悲劇の発端となる場面であるにもかかわらず、いかにも時代の大らかさを感じるので好きだ(この時代はもう大らかではなかったのかもしれないけれど)。加茂堤には梅が咲いていて、季節もぴったり。しかも、桜丸・八重は前回の橋之助・福助コンビよりしっくりきた。
前髪立ちの梅玉さんが若いっ!! 妻・八重の時様も若々しく美しい(すてき、かなり見とれた)。
友右衛門さんが斎世親王ぉ?? いやいやお見それしました。苅屋姫の孝太郎さんとも、16歳と15歳のカップルらしい初々しさは十分に出ていた。姫がかつぎを取ると、御所車の中で苅屋姫を待つ斎世親王が物見にかかる御簾(とは言わない?)の陰からそっと覗くのには前回は多分気がつかなかった。こういう小技(というと語弊があるな)、芝居としての細かい配慮が登場人物の気持ちをよく表していて、ちょっとハマった。
若いカップルがもじもじして、なかなか先へ進まないことにじりじりする桜丸、御所車の中の2人に刺激されちゃった桜丸、こちらも若い夫婦であるからそれが微笑ましい。梅玉さんと時様のカップルはそういう場面でも生々しくなく、とても上品。桜丸が八重に抱きついたところで牛が鳴くことになっていると思ったけれど、牛の声を聞きそびれた。牛の声は梅之さんご担当で、楽しみにしていたのにcrying
御所車を抜け出した親王と姫は駆け落ちするが、このときの孝太郎さんにもう少し女になった変化(色気というか狎れ狎れしさみたいなもの)がほしいような気がした。もっとも恥じらいは感じられたし、15歳だからそれでいいのかな。友右衛門さんには男になったという部分(姫をリードする)が見えて、興味深かった。
三善清行(秀調)に親王と姫の密会が疑われる場面。牛車の中の2人がみつかりやしないかと、けっこうハラハラした。とはいえ、梅玉・時蔵・秀調という割と大らかな役者さんが揃ったせいだろうか、大変なことになったという緊迫感はあまり感じられなかった。
最後、八重が舎人の白張を着て夫のかわりに御所車を引く場面は八重の見せ場であるが、これがまたユーモラスで緊迫感を欠く。それが逆に後の悲劇を際立たせるのかもしれない。残っていた清行の仕丁が八重を襲う場面、牛を引く帯をまたいで跳ぶ仕丁のトンボがお見事。
ところで、松王、梅王、桜丸のうち、長男は誰でしょう? 梅王丸なんだそうだ。もしかしたらかつてどこかで聞いたことがあるかもしれないが、だとしてもず~~っと松王丸だとばかり思っていたbearing 春の魁に咲く花だから、らしい。

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ラブ歌舞伎座・31(鯛焼きクン)

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鯛焼き屋さんが1階に移転していた。それはそれで1階が楽しくなっていいのだけど…。
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がらんと寂しい3階。階段を上る途中から漂ってくる甘い餡の香もない。

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2010年3月 2日 (火)

5月花形配役

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写真をクリックすれば拡大されますが、それでも配役が見えない場合は下をご参照あれ。
「寺子屋」、「熊谷陣屋」、「助六」は4月歌舞伎座の演目でもあり、花形がどう取り組むか注目。
そういえば、最近、歌六さんはすっかり若手のお目付け役になった感ありじゃない?
寺子屋

 松王:海老蔵
 千代:勘太郎
 戸浪:七之助
 武部:染五郎
吉野山
 忠信:勘太郎
 静:福助
魚屋宗五郎
 宗五郎:松緑
 主計之助:海老蔵
 おなぎ:七之助
 おはま:芝雀
お祭り
 鳶頭:染五郎
熊谷陣屋
 直実:染五郎
 義経:海老蔵
 相模:七之助
 弥陀六:歌六
うかれ坊主
 願人坊主:松緑
助六
 助六:海老蔵
 白酒売り:染五郎
 くわんべら:松緑
 白玉:七之助
 揚巻:福助
 意休:歌六

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5月花形歌舞伎

昼の部
寺子屋
吉野山
魚屋宗五郎
お祭り

夜の部
熊谷陣屋
うかれ坊主
助六由縁江戸桜

最近アンテナ閉じていたから、既に発表済みだったら失礼。
取り急ぎ。

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2010年3月 1日 (月)

探し物人生

前にもこんなことを書いたと思うけれど、私って本当に探し物ばかりしている。
今、使っていた何かが見当たらない。今、そこに置いたはずの何かがそこにない。
先日、うちに泊まっていった人が呆れていた。
まったく人生の半分は物を探すために費やしていると言ってもいいくらい。
で、今も大事なものが見当たらなくて、探しまわっている(比喩じゃありません。本当に探しているのcoldsweats02)。
脳細胞がどこか欠損しているのかも。

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怒涛の3月来たる

今日から3月かconfident
私にとって長い2月だったけれど、最後の1週間はあっという間に過ぎた感じ。
いよいよ2日から観劇活動再開です(2月はたった3回の変動的観劇に終わった)。また怒涛の3月になりそうsmile

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