ジョン・レノン夫妻と歌舞伎
今日の東京新聞「筆洗」というコラム欄にジョン・レノンが歌舞伎を見たときのエピソードが紹介されている。
40年前、六代目中村歌右衛門の「隅田川」に夫妻で涙していたという話だが、私がここで要約するより、記事をお読みいただいたほうがいい。記事はココ。
最近あちこちで歌舞伎関連の話題を目にし耳にするのは嬉しいが、これも建替えが近づいたからと思うと複雑。
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コメント
SwinginFujisan様
ジョン・レノンの記事、興味深く読みました。歌右衛門の「隅田川」は海外公演で、いつも評判を呼んだ作品で、外国人に分かりやすいテーマなのでしょうが、それ以上に歌右衛門の芸の力があってのことでしょう。私は一度観ていますが、後半の狂いの凄絶さが印象的でした。
それにしても、さよなら公演で「隅田川」がかからなかったのが残念です。玉三郎(レパートリーにしているはずです)の狂女、勘三郎か仁左衛門の舟長が私のドリームキャスティングです。玉三郎は最近、得意の出し物を封印しはじめたので、体力のあるうちに是非、観たいものです。
投稿: レオン・パパ | 2010年4月25日 (日) 16時54分
レオン・パパ様
「隅田川」がそんなに外国人に好評だとは思いませんでした。私もこの記事の故木村東介さんの立場だったら、同じようにもっと明るい歌舞伎をお見せしたいと思ったに違いありません。
子を連れ去られた母親の悲しみは世界共通なのでしょうが、それにも増して歌右衛門さんが凄かったのでしょうね。私はTVで見たことがありますが、本当にあの狂気は怖いくらいでした。本物を見たのは鴈治郎時代の藤十郎さんで。藤十郎さんの場合は狂いよりも悲しみが強かったような気がします。
そういえば、さよなら公演と言わず「隅田川」はそれ以来見ていないように思います。玉三郎さんの狂気も凄まじいものがあるでしょうね。私は勘三郎さんとのコンビで見てみたいです。
投稿: SwingingFujisan | 2010年4月25日 (日) 17時58分