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2010年7月21日 (水)

直島で(地中美術館):7月14日

10072101benessehouse
パーク棟の入口から宿泊施設部分入口(ここから先はセキュリティ付き)まではコンクリート打ちっぱなし。
10072102dinner
夕食はフレンチのフルコースを選んだ(和食というのもある)。とても美味delicious
10072103breakfast
朝食。バイキング形式でお料理は豊富。まずはフルーツを。
10072104fishing
定置網を揚げに来たらしい。直島は漁業の島でもある。
10072105chichuartmuseum
雨の中、地中美術館へ。この先は撮影禁止。

<記>
ホテルはミュージアム棟(美術館に泊まれる)でなくても、あちこちに作品が置いてある。コンクリート打ちっぱなしの通路にかけられた松の写真がけっこう気に入った。各部屋にも1枚作品が飾られている。芸術家の作品と自然が創り出す芸術--ベネッセハウスの醍醐味だろう。
ミュージアム棟に展示された作品はどれもよかったが、とくに「バンザイ・コーナー」という作品が面白かった。直角に向かい合った鏡の前にバンザイをしたウルトラマンとウルトラセブンのフィギュアが20列くらいに並べられ、鏡の中に映ったものと合わせて20列(くらい)の同心円が作られ、ウルトラマンたちが無数にいるように見える。
雨の中、帰り支度をしてシャトルバスで地中美術館へ。途中、6月にオープンしたばかりという李禹煥(リ・ウーファン)美術館へ寄ってみた。海辺に向かう広い谷あいにコンクリートが敷かれ石の柱が立ち大きな石と鉄板が置かれている。さらにコンクリートのアプローチを進んでいくと、屋根のない空間と半地下の建物が現れる。作品の基本は自然石のようで、どの部屋にも置かれていた。靴を脱いで鑑賞する部屋もあった。美術館の設計は安藤忠雄。建築家と芸術家がぶつかり合ってできた美術館だそうだが、空間も芸術と言われても、私のような人間にはよくわからず、ちょっと敷居が高い気がしたのでした。
地中美術館は、チケット売り場と美術館の間に距離があり、チケットを買ってから「地中の庭」の花々を楽しむ散策をしながら美術館へ辿るという趣向。これも安藤忠雄の設計で(直島のアート化には安藤忠雄が大きく関わっている)、美術館そのものも作品とすれば安藤忠雄を含めて、展示されているのはクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの4人のみの作品という贅沢さである(ベネッセハウスもそうだが、広大な空間を実に贅沢に使っている)。
モネの「睡蓮」は5作あり、まあこの人どれだけ「睡蓮」を量産したんだろうと感心してしまった。ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノータイム」は階段をうまく使った礼拝堂みたいな雰囲気のある作品で、こちらの空間は居心地よく、わかるような気がした。ここでは声が響くからできるだけ静かにという注意を受けてから鑑賞するが、おかまいなしに喋っているおぢおばの集団がいたcoldsweats02
タレルは光のアートと言おうか、実に不思議な世界であった。中でも「オープン・フィールド」は限定数名で鑑賞する作品で、靴を脱いで階段に立つと、闇の中、正面に青いスクリーンが現れる。平面だと思っていたところが実は空間で、階段をあがり恐る恐るその中に入ってみると、明らかに光はあるのに影もなく遠近感もない。そういう空間ってどう表現したらいいのか、不安を掻き立てるようでもあり、ふわっと居心地のよさを感じるようでもあり…。そして振り返ってみると、先ほどまでは確かに白かった壁が黄色(オレンジかな?)に変色している。まさに光の妙である。ここはもう一度見にきてもいいなあと思った。
安藤忠雄の好きでない人には直島はまったく向かないかもしれないが、私は特に好きでも嫌いでもなく、それなりに楽しむことができた。
外国人客が多くみられ、直島がアートの島として有名なんだなあと実感したのでした。
地中美術館の作品はココを参照してください。

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コメント

SwingingFujisanさま
ステキですね♪
直島は私もぜひ一度行ってみたいと思っている
場所のひとつです。
キレイで楽しい写真を拝見しているとその思いは
ますますつのります。
ステキな写真をありがとうございます。

ベネッセハウスのテラスレストランは、かつて
大阪で私が大好きだった「キュイエール」という
レストランの新屋信幸さんがシェフをされていた
かと思いますが、今でもいらっしゃるのかしら。

投稿: スキップ | 2010年7月22日 (木) 22時37分

スキップ様
コメントありがとうございます。
直島はお天気がよければもっと歩いてみたかったのですが、各施設を結ぶシャトルバスや町営バスで移動できたおかげで、十分楽しむことができました。ただ、もっと事前勉強していけばよかったかなと思いました。
今回の旅の目的の一つはベネッセハウスでの宿泊でしたが(花より団子ですねcoldsweats01)、それも大満足。

テラスレストランのシェフは今でも新屋さんのようです(ネット情報ですが)。で、そのネット情報を探しているときに、スキップ様の新屋さんに関する記事に行き当たり、「おお!!」と感激しながら拝読しました。
本当に美味しいお料理で、娘は「今まで食べた中で一番」と言っていました。実際、フルコースというときついことが多いのですが、テラスレストランのフルコースはおなかにも丁度よく、素晴らしかったです!! ベネッセハウスはシーズンオフの平日なら予約が取れると思いますよ(^^)

投稿: SwingingFujisan | 2010年7月23日 (金) 08時31分

随分遅れ馳せながらこちらへのコメント、御免くださいませ!

本日、「Casa Brutus」(カーサブルータス)8月号発売!

http://magazineworld.jp/casabrutus/126/) 

大好きな翔さんが私を直島へ連れて行ってくれましたhappy02! 直島特集です!! 「バンザイ・コーナー」も、「腰掛」も載っていましたよ。翔さんと同じ場所に行かれて、いいなぁ~♪なんて思ってしまいました(笑)。島全体がアートになっているのですね。

私は一生懸命立ち読みしてきましたが(←すみません、オフレコで!)、直島のアート&ナチュラルな景色と翔さんのカッコ良さに癒されて参りました。

投稿: はなみずき | 2010年8月10日 (火) 20時36分

はなみずき様
コメント&情報、ありがとうございます!! そして、この記事のことを覚えていてくださって、ありがとうございます!!!

以前、翔クンが直島へ行ったという情報をいただいたので私もチェックしておりました。明日、本屋さんで見てきます(うちの近くに置いてあるかなあ)。
自分が出かけた場所がこうやって特集されると嬉しいものです。それも翔クンが取材に行って(私も桜井クンのファンですhappy01)。
はなみずき様が一生懸命立ち読みなさっている様子が目に浮かびました(あ、オフレコでしたっけcoldsweats02

投稿: SwingingFujisan | 2010年8月10日 (火) 23時55分

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