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2010年8月18日 (水)

「ガラスの仮面」・1

816日 音楽劇「ガラスの仮面 2人のヘレン」(埼玉芸術劇場)
100818garasunokamen
一気に
3本いきます

素晴らしくレベルの高い舞台であった。私は2年前の「ガラスの仮面」も見ているが、舞台はさらにレベルアップされ、それに応じた感動も高まりに胸が打ち震えた。前回は北島マヤがその才能を見出され、もう1人の天才的な少女・姫川亜弓と互いを意識するストーリー。今回はその続編で、マヤと亜弓がその才能を伸ばしながら、ライバル意識も燃やしていく。当然、マヤ役の大和田美帆、亜弓役の奥村佳恵にも成長がみられなければいけない。2人は厳しい蜷川の指導を受けて、素晴らしく伸びていた。
彩の国ファミリーシアターと謳っているからお子様向けという軽い気持ちで行ったら、それはいい意味で裏切られる。お子様向けではないが、お子様にもきっとわかってもらえるお芝居だと思う。

劇日の何日か前にバックステージツアーのお知らせがきた。応募したら当選した。バックステージツアーについては後述するが、私たちがステージの上で説明を聞いている間にも出演者たちが徐々にステージに集まりだし、それぞれに発声練習やストレッチなどのウォームアップを始める。そして私たちは開演時間と同時にそれぞれの席につき、ステージではウォームアップに熱がこもる。彼らの動きはやがて号令に合わせて少しずつ規則正しいものになり、群舞となる。ミュージカル、それも「ウエストサイドストーリー」を思わせるような動き。群舞と言ったが、音楽はない。しかし沈黙の群舞でありながら、どこかに音楽を感じさせるようであった。
その終わりのほうで、ステテコ姿の中高年のオジサンたち(ハラの突き出た人とか)がちょっと加わったりして笑いを取る。オジサンたちもニコニコしていた。
全員が引っ込むと、「ガラスの仮面」主要人物の原画が大きなパネルとなって前面に押し出される(ここまでは前回とほぼ同じ)。その中央から突然能面をかぶった人物が飛ぶ。紅天女だ!!(前回の感想でも書いたように、私は「ガラスの仮面」の原作を全然読んでいない。なのになぜ気になるのか…以前、「ガラスの仮面」にインスパイアーされた能の「紅天女」を見に行ったことがある)。
ここまでがオープニングと言おうか、一つの芝居を作り上げる過程の第一歩を我々観客も体感したことになる。
なお、前回の感想は→ココ

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