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2010年10月 4日 (月)

御園座初日昼の部・1

102日 第四十六回吉例顔見世初日昼の部(御園座)
10100401maneki 御園座は、藤十郎さんの襲名披露以来かも。ちょうど4年、もうそんなになるのか。というわけでちょっとまごついたこともあったのは、又後で。
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日菊五郎劇団の芝居を見て、わたしここの歌舞伎が一番好き!!って思った。もしかしたら、次に海老蔵とか見て「海老蔵の歌舞伎が一番好き!!」って言うかもしれない(節操のない女だ)。ま、その時見たのが一番いいって思えるのは幸せかも。でも、夏の巡業を思い出しても、やっぱり菊五郎劇団の歌舞伎が一番好き。
「旭輝黄金鯱」
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月の国立でたっぷり楽しませてくれたこの演目がかなりテンポよくなって再登場。こっちが話を知っていることもあるかもしれない、あるいは舞台が小さいためかもしれない。いずれにしても全体に締まった感じを受けた。
以下、自分の記憶のために、かなりネタバレします。乞ご容赦。
★序幕
茶摘の場は、幕開けとして目にも鮮やか艶やか、楽しい。きっと踊っている女方の役者さんたちもこの場を楽しんでいるんじゃないかな。そういう感じが伝わってくる。
松也クン(小田春勝)は国立では色好みのお殿様というには清潔すぎて年季が足りない気がしたものだが、だいぶその辺は身についてきたみたいでsmile違和感は覚えなかった。国立では名前のついた遊女は3人だけだった(おたけ、おこま、おさわ)が、今回はおてる、おらん、おふじが加わり6人になっていた。セリフがある遊女が増えたのかどうかはわからない。
松也クンったら段之さんがちょっかい出しにいったときは「フン」と突き飛ばしたくせに、最後は段之さんに自分から手を出しにいったりしてぇ~happy02
梅枝クン(国姫)は本当に可憐で初々しい艶やかさがある。国立でも感心したが、茶屋での情事の前後の変化は見事である。春勝に見せる細やかな心遣いがまた初々しい。梅枝クンの古風でおっとりした良さが光る場面であった。
宇治街道の場、菊五郎さん(柿木金助)のぶっ返りがなんともカッコいい。松緑さん(向坂甚内、実は…)と金助子分との立ち回りは見ごたえある。辰巳さんが花道で(sign033人飛び越しを見せる。いつもながら軽やかなトンボはため息が出るほど美しい。松緑さんの引っ込みは鳥屋手前までバックで走り、だっと戻ってくるとくるくるくるくる回転し、最後は六方でというダイナミックなもの。
★第二幕
那古野城内大書院の場、自害しようとした偽春長(菊之助)は忠臣ぶりを買われて本物の春長(松緑)の家臣として認められる。「かたじけのうございます」と感極まった声を張り上げる菊ちゃんがおとうさんそっくりだった。
天守閣屋根上の場ではお楽しみ、菊五郎さんの大凧乗りがある。3階下手から舞台上手に斜めに飛ぶのは国立と同じ。まさに悠然たる飛行!! 3階には学生の団体がいて、大いに盛り上がっているようだった。
国立でもそうだったが、大凧乗りの前にちょっと間がある。そこでさっさと席を立つ人がいる。慌てて戻って来る人がいたのは、幕間でないことを知らされてか(職員が教えているのかなと思う)。

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