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2010年11月

2010年11月30日 (火)

「0号室の客」②:鑑賞篇

1128日 「0号室の客」昼の部(東京グローブ座)
タイトルに惹かれて何となく見始めたドラマ「0号室の客」。深夜、1回が正味たった10分であるにもかかわらず、初回ですっかりハマってしまった。主演はジャニーズのタレント(第1話は嵐の大野クン、最終話はTOKIOの城島リーダー)で、ストーリーテラーとして毎回関ジャニ∞の横山裕クンが登場する。構成も面白かったし、ジャニーズのタレントたちがそれぞれいい味を出していて、フジの深夜黄金時代を思い出させるようなドラマであった。1話は35回で完結し、全6話。
今回舞台化されたのは、その第5話「戦わない男」の後日談である。
TV
ドラマのストーリーは→ココで。眼目は、「HOTELPOINT」の0号室でエアシューターに名前を書いた紙と髪の毛なり爪なりを入れて送れば、数分後にはその人の点数が書かれたカードが送り返されてくるというところ。当然コイツは低いよなというヤツが案の定低いこともあれば、尊敬されるような人が意外に点数が低かったりすることもある。
5話の主人公・重人(小山慶一郎)の点数は19shock そしてネット界のカリスマ・キング(安藤聖)も同じく19shock

さて、こういう芝居にしては珍しくほぼ時間通り開演した。TVでは、0号室のあるホテルのフロント係でありストーリーテラーでもある横山裕クンが最初に登場してなんやかんや喋るのであるが、芝居でも横山クンがお馴染みの音楽とともに映像で登場する。また点数も画像で大きく公開される(小さなカードじゃ客席からは見えないから)。映像がうまく使われていて、つまりテレビと舞台がうまく融合されている感じ。セリフが聞きづらいってこともなかったし、とかく興ざめさせられる絶叫型セリフもなかったし、気軽に楽しめて面白かった。
ネタバレはしないほうがいいと思うので触れないが、0号室でかつてぶつかり合った重人とキングが同じ場で再会する。人間的に少しは成長した2人がある困難な状況に協力して立ち向かっていくという筋。
TV
ではほとんどみられなかった笑いが、芝居ではあちこちに鏤められていて、TVの味を失わず、舞台に舞台なりの世界がある。密室のシリアス・コメディ…ってほどでもないか。
小山クンは身体が細い(というか、薄いgawk)。TVのニート役のときもぴったりだったが、この芝居でも成長過程にある無力な青年を好演。いえ、重人は決して無力ではない。無力を克服していこうとする一生懸命さがもうすでに無力ではないことを示している。声がよく透ってきれいなのもいい。劇場に入る前は「私は別に小山ファンじゃないわよ」だったけれど、芝居が終わった後はかなり好きになっている自分を発見coldsweats01
キングはTVの時とはまったくキャラが変わり(当時の片鱗がちらっと見えるとはいえsmile)、彼女もまた地に着いた人生を歩み始めたことがわかる。ドラマの時にはどうしようもなく鼻もちならない女だったが、安藤聖という女優の特質だろうか、どこかに傷つきやすいものを感じて決して嫌いではなかった。
堀部圭亮は、TVのバラエティでしか見たことがなく、顔が濃くてデカいくらいにしか思っていなかったが、舞台で見るととてもステキだった(息子に報告したら、「舞台栄えする顔なんじゃない」って。確かにそうかも)。ちなみにホリベって(ごめん、いつもうちでそう呼んでるから)、構成作家や映画監督もやってるんですって、知らなかった。

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2010年11月29日 (月)

「0号室の客」①:開演前

1128日 「0号室の客」昼の部(東京グローブ座)
10112901no0 劇場、前日まではなぜか青山円形劇場だとばかり思い込んでいたcoldsweats01まあ、観客は小山慶一郎ファンの若い女の子ばかりだろうから、オバサンとしては「私は別に小山ファンじゃなくって、『0号室』が好きなの」という空気を全身に漂わせたつもりbleah
座席は1番安い3階上手寄りセンターブロック最後列。といっても2列しかないところの後列。グローブ座は3年前の「郵便配達夫の恋」以来。あの時は舞台間近の席を取ったのでこんなに客席が上まであるということをよく認識しておらず、記憶の中ではもっと小ぢんまりした劇場であった。だから意外に大きいのに驚いた。もっとも、客席がゆったり取られている感じで、客席数はそんなに多くはないような気がする。
3
階席は目の高さに照明器具がずら~っと吊るされており、ちょっと天井桟敷気分happy01
前列の若いカップルが開演前ず~っと手すりに手と顔をのせている。これ、さすがに上演中にやられたらきついな、と思っていたら、劇場の人が注意してくれた。他にも前のめりになっている人たちがたくさんいるので、格ブロックで注意が飛んでいる。でも、少しくらいの前のめりなら、後列の私にとっては全然気にならない。普通に座っていてもよく見えたし、見えなければ伸び上がっても立ち上がっても後ろに迷惑をかけることはない。気の毒に、前列の人は手すりが目に入って見づらかったのではないかしら。
いったい、劇場の上方階の最前列はどうして手すりが視野を邪魔するようにできているのだろう。最前列を取りたいと思うのは人情だが、私自身、最後列が見やすいと気づいたのは比較的最近のこと。とくに2列しかないブロックの後列を狙うようにしている。今回の席が自分で選らんだものかたまたま当たったのかは忘れたが、ラッキーな席だったscissors
別記するが、芝居も面白かった。
しかし、プログラムが高いannoy 1000円という数字が見えたから1000円札1枚出したら、あらそれは「ポイントブック」とかいう文庫本くらいの大きさの何か(自分の点数がわかる本らしい)で、プログラムは2000円なのだった。一瞬「うっshock」と躊躇ったが、それでももう1枚札を取り出して買い求めてしまった。
個別包装(接着剤つき透明セロハン袋にしっかり入れられている)、豪華に見える写真の多用、それにジャニーズだから、なのかな(写真はプログラムの表紙だけど、これに又コート紙のカバーがかかっているの)。それにしても高すぎるわなshock
というわけで、開演前の様々でした。
あ、そうそう、この公演のチラシをもっていなかったのでほしいなと思って終演後取りに行ったら、私の目の前で最後の1枚がcrying

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2010年11月28日 (日)

実力派の踊り:第2回「挑む」②

1126日 「挑む vol.2~歌舞伎役者の華麗な舞」昼の部(玉川区民会館)
「鶴亀」
舞台がすごく近い。長唄がこんなに近くにいるなんて、とびっくりするくらい。
松五郎さんは男らしくきびきびと舞い、隆松クンは小柄だが踊りにのびのびとした大きさがあり、徳松さん(お顔が岡本信人に似てない?)には女方らしい柔らかさが感じられ、3人のバランスがよいと思った。松五郎さんと隆松さんは途中で引っ込み、鞨鼓をつけて又出てきた。素踊りではあったが、下手にはちゃんと五色の揚幕も設えられていたし(舞台が狭いので臆病口はなし)、背景には松の木も描かれていた。この3人の踊りが見られたのは嬉しかった。

この後、又松也クンが出てきて(休憩時間ではない)、スポンサーのAGFから3名の方にコーヒーギフトを進呈するというので抽選が行われ、音一郎さんのアシストでギフトが渡された。いいなあ、当たった人。でも、私たちもお土産にコーヒードリンクを頂いたのだったわ。
松也クンが歌舞伎豆知識とか言って「歌舞伎には声が掛かることがありまして」と口にすると、すかさず「ぉとわやっ!」。「二人椀久」の國矢さんは紀伊国屋、左字郎さんは高島屋だから、本屋とデパートと覚えて(去年も同じこと言ったよ(^^))声を掛けてあげてください。音一郎さんが「やってみますか」とけしかけ、ではということで音一郎さんが見得を切る。あちこちからバラバラと甲高い「おとわやっ」の声が(女性が多いからね)。声は揃わなかったが、音一郎さんの見得はさすがカッコよかった。
以下、松也クンのお喋り。
「棒しばりは踊りがうまい人がしばられてどれくらい踊れるかという難しいもので、最初練習したときには後悔したほど」
「ラジオのDJをやっているということでベシャリはOKだろうと今こうして出されている」
「テレビのバラエティにも出演している(ROCK YOUのこと)。お花もいただいている」
「挑むは今後も続けたい。今日は平日だが、来年以降は土日ということも考えたい」

「二人椀久」
國矢さんの狂おしさ、左字郎さんの切なさ、踊りのうまい2人だから安心して見ていられる。左字郎さんが女方?とちょっと驚いたが、スリムになった左字郎さんの松山はとても美しく幻想的だった。左字郎さんは今後、女方もイケるんじゃないかしら。
この演目は私は苦手なのだが、左字郎さんの説明どおり、音楽はかなりのアップテンポになり、それに応じて踊りも驚くほど激しくなり、見ごたえがあった。また照明も全体にほのぐらい中、次々に色が変り、幻想性を高めていた。
「棒しばり」
團蔵さんの指導によるそうだが、松五郎さんの大名にはたしかに團蔵さんの影響がみられるように思った。真面目そうな松五郎さんがちょっと剽軽に見えて楽しい。
舞台が狭いので棒の扱いが大変そうだったが、松也クンの棒さばきはなかなかのものであった。太郎冠者(音一郎)の手を後ろ手に縛るのにはちょっと手間がかかって、間に合うかしらとハラハラしたが、後見の隆松クン、頑張った。
松也クンも音一郎さんも(あらっ、松也クンのほうが年上?)酔いの演技がうまく、酒の匂いがしてきそうなほど。連れ舞いは迫力があって楽しかった。扇投げもうまくいって拍手喝采。幕が降りたあとも拍手はなりやまず、カーテンコールには松也クンと音一郎さんの2人が顔を見せた。
実にいいコンビで、今日1日だけの公演なんてもったいないとつくづく思った。

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座頭としての貫禄:第2回「挑む」①

1126日 「挑む vol.2~歌舞伎役者の華麗な舞」昼の部(玉川区民会館)
尾上松也自主公演。昨年の第1回に続く2回目の「挑む」である。今年は去年のメンバー(國矢、左字郎、音一郎)のほかに松也一家(?)総出で、徳松さん、松五郎さん、隆松さんも出演されるというのでより楽しみが増して、この日を待った。
ロビーには「先輩ROCK  YOU」の番組、加藤浩次、大東俊介、松坂桃李といった出演者からの花が飾ってあった。そして松也クンが頭中将役で出演する映画「源氏物語」の主役、生田斗真クンが見に来ていた!!  斗真クンは「うぬぼれ刑事」でも顔がうるさいとかさかんに言われていて、私もイケメンっていうほどイケメンじゃないじゃないなんて思っていたのだが、本物の斗真クンは間違いなくイケメンでしたcoldsweats01
あと、尾上右近クン、守田菜生さんが見に来ていた。右近クンはこういう会をよく見に来ていて、勉強熱心だなあと感心する。

中へ入ると、客席下手側の最上段に松也クンの亡父・松助さんの小さな写真が置かれてあるのが胸を打った。舞台を見守るかのような松助さん…。松也クンも立派な役者さんになりましたよ、と心で話しかけた。
さて、開演時間になると、昨年同様スーツ姿の4人が登場(今年は左字郎さんもネクタイをしていた)。下手側から音一郎、國矢、松也、左字郎の順に並ぶ。松也クンが昨年のお礼を述べた後、第2回の今回はバラエティに富んだ演目を選んだ、力が及ばない演目ではあるが、それが「挑む」の由来である。120%の力で挑みたい、と抱負を述べる。
そして1人ずつ演目の説明を。國矢さんは「鶴亀」。物語性はなく、日本人にとって縁起の良い鶴と亀であり、格式の高いお目出度い舞踊である。厳粛、謙虚、礼儀を感じ取ってほしい。素踊りなので素顔の役者も見てほしい。
左字郎さんは「二人椀久」。雀右衛門さんと富十郎さんの当たり役の舞踊である。歌舞伎名作撰にも選ばれている。椀久が恋焦がれる松山と言う女性の幻を見るという、韓流ドラマ並みの恋愛ドラマである。衣裳の色彩、鬘の結い上げの美しさ、照明の変化を見てほしい。また、音楽もポップス→ロック→R&Bといったようにどんどん変っていく。
音一郎さんは「棒しばり」。ストーリーを簡単に紹介して、縛ったほうは安心して出かけたけれど、縛られて諦める2人ではなく、酒を飲んでしまう、あとは舞台でお楽しみ、と。軽快な踊りと芝居が混じって面白い。どんどん笑って拍手して。そうすればこちらもどんどん盛り上がる。
こうして演目紹介が終わり、一同引っ込んだが、最初の「鶴亀」の幕が全然あかない。すると松也クンが再び登場して、「裏に回ったら準備が全然できていない。自分以外の出演者は昨日まで演舞場があったりして、リハーサルをしたのが今朝になってから」と説明。演奏方では三津五郎さんの巡業から帰ってきたばかりの方もいらっしゃったようだ(お疲れ様です。松也クンも雨の中の絶叫マシーン巡り、大変だったわねえ)。
松也クンのつなぎの間に、どうやら準備も整ったようで、幕があいた。松也クン、座頭としての貫禄が出てきたみたい。

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2010年11月27日 (土)

ハプニングも楽しんだ「忍ぶの惣太」:顔見世千穐楽夜の部②

1125日 顔見世大歌舞伎千穐楽夜の部(新橋演舞場
幕間に猿四郎さんらしき人を見かけた。
「都鳥廓白浪」
萬次郎さんの出演がちょっとだけなのがもったいなくて残念。
菊五郎さんがそこひの役ということで、焦点の定まらぬ目をしていたのが当たり前とはいえ印象に残った。ところが、二幕目、惣太の家に花子(実は天狗小僧霧太郎)の手下が忍び込んできた場面、惣太の目が見えぬことを確かめるために橘太郎さん(だったかしら、ちょっとあやふや)が吹き戻し――吹くとひゅ~っと先が伸びて又ひゅるひゅると戻って丸まる縁日なんかで売っている昔懐かしいおもちゃ――を目の前で吹いたのね(確か2度吹いた)。こっちは一瞬あっけに取られて、それから吹き出してしまったのだけど、なんと目の見えないはずの惣太がくすくすくすくす笑っているではないの。肩が上下して、堪えきれぬ笑いが顔に浮かんでいる菊五郎さんに客席は大ウケ。「見えてるじゃん」と思わず口に出す人がそこここに。私もツッコんじゃったよ。これって千穐楽バージョン?
しばらく笑いが納まらなかった舞台と客席だが、芝居は進行しているので、やがてなんとか元に戻り…。ははは、今でも思い出すと可笑しくてたまらないsmile
さて、笑いの後は悲しい場面。生血を取らせるために自害したお梶だが、不思議なことに死相を表す時様の目の縁の青みが徐々に大きく広がっていくような気がした。
お梶はすべてお見通しだったのだろうか。自分の目の前で亭主と他の女がいちゃついてもイヤミ一発かましただけで、泰然としている。2度見ても、その辺の女心はわからなかったなあ。
三幕目の按摩宿では女按摩の段之さんが本領発揮(?)で下手に引っ込んでもぎゃらぎゃらぎゃらぎゃら騒いでいて笑いを起こした。
菊ちゃんと歌六さんの絡みでは菊ちゃんが花子になったり霧太郎になったりして笑わせる。コミカルな面に注目しがちだが、「十二夜」などで男と女の間を行き来する素地がしっかりある菊ちゃんならではの笑いなんだと思った。
歌六さんは酒を飲む時、チュッチュッと音を立てて最後の一滴まで杯に吸い付いているのが丑市の人間性を現しているようで、工夫が感じられた(歌六さんの工夫かどうかはわからないけれど)。
菊五郎さんの2役目・木の葉の峰蔵が宿を訪ねると、霧太郎が「誰だ?」と問う。菊五郎さん、即答はせず、ややあって「木の葉」と答える。今度は菊ちゃんが笑いを堪えていた。
おまんまの立ち回りでは、菊ちゃんが箸から落とす沢庵を捕手の1人が口で受ける。前回見たときは確かうまく入らなかったけれど、今回はナイスキャッチ。
ややこしいけれど、ストーリーは見ていてわかるし、面白い芝居だった。
あ~あ、前回の観劇記で千穐楽はもっとまともな感想を書くと宣言したのに、ダメだったぁ。

ところで、私、これ初見だとばかり思っていたが、平成1610月に見ているらしい。この時は仁左様が惣太で、菊五郎さんが花子、時様は同じくお梶という配役だったのに、ぜ~んぜん覚えていないbearing おまんまの立ち回りも「元の黙阿弥」のほうで覚えていたくらいなんだから。

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初めて泣いた「逆櫓」:顔見世千穐楽夜の部①

1125日 顔見世大歌舞伎千穐楽夜の部(新橋演舞場
久々の最前列happy01
「逆櫓」
第一場、およしの前夫の三回忌では芝のぶちゃんもこんな化粧だとおばさんになっちゃうなあbearing、なんて変な発見(ごめん。とってもかわいいおばさんでしたよ)。それは忘れよう。
だんだん「逆櫓」の面白さがわかってはきたけれど、それに連れて不条理な気持ちも強くなる。江戸時代は子供を犠牲にするのにはあまり抵抗がなかったという話をイヤホンで聞いて以来、もうそこにこだわるのはやめようと思いながら、やっぱり槌松が可哀想過ぎて、つらくなる。
段四郎さん独特の「さ」行の発音を聞くと、祖父としての悲しみが実感をもって伝わってくる。いい役者さんだなあと思う。
ラスト近く、高麗蔵さんのおよしが樋口に槌松(実は駒若丸)に別れを告げるよう勧めた途端、うるっと泣けてきた。こんな悲しい物語なのに、今までは泣くという感慨が全然湧かず、むしろ怒りの感情が強かった。それがおよしの一言で、初めて泣いたweep
樋口の幸四郎さんは間近で見ると立ち回りの体力消耗が激しそう。重い碇を持ち上げた幸四郎さんは、実にカッコよかった。
富十郎さんの代役・彦三郎さんは情けをかけるというよりは、実直な武士として樋口を理解し惜しむという気がした。それはそれで彦三郎さんの味が出ていたと思う。

この芝居の槌松実は駒若丸役は子役にしては大変ではないだろうか。セリフは最後の一言のみ、途中もほとんどじっとしているだけ。それでいて、細かい動きも要求される。難しい役だなあと見るたび思う。金太郎ちゃん、よく頑張りました。
「梅の栄」
前回観劇時に比べて、とくに種之助クンの踊りが進歩したような気がした。
芝翫さんが宜生クン相手に気持ちよさそうに踊っていたのが印象的。

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2010年11月26日 (金)

黙阿弥のアウトローはかっこよく悲しい:河内山と直侍

1125日 顔見世大歌舞伎千穐楽昼の部(新橋演舞場)
3
階席は暑かったsweat01
まず、めで鯛焼きで軽く腹ごしらえ。1時間後には又軽くお昼を食べるんだけど、座席にまで漂ってくる餡の香りに耐えられなかったんだものdelicious
「天衣紛上野初花」
初っ端の市之丞門弟と丑松たちの争い。見物人の春希クン、かっわい~い。そういう争いを見守る雰囲気もだいぶ出るようになったものだ、と親戚のオバサン感覚で目を細める私。そして美形の京由クン、両手を握り締め、どうなることかと固唾をのんでいる様子、一件落着でほっとした様子が見て取れて、ついつい2人にファインダーを合わせてしまう。
左字郎さんは松也クンによるとダイエットに成功したそうだが、リバウンドもこず、本当にスリムになった(教わりたいぞsmile)。しかし筋肉はしっかりしていて、立回りなんかもするからか、とくに脚の筋肉は素晴らしかった(どこ見てんだ、私coldsweats01)。
さて、ミーハーはひとまず置いて。
娘おふじ(腰元・浪路)の一件は「魚屋宗五郎」に通じるものがあって、ああこちらは無事に助かってよかったと思う。ところで、上州屋親戚筋の和泉屋清兵衛さんって、いつも懐に100両もの大金を忍ばせているの? 河内山に100両請求されたときに、ぱっと出すのがずっと気になっていたのだ(ナンセンスつっこみでごめんcoldsweats02)。
二幕目大口楼廻し部屋の場、屏風の陰で横になっている直次郎。芝のぶちゃんだったか菊三呂さんだったかが屏風を片付けると、やおら起き出す直次郎。なんと気だるく美しく色っぽい。ゾクっときた(ここで直次郎という人物が決まると私は思う)。
芝のぶちゃんも美しく、三千歳に対する優しさに輝いている。菊三呂さんと2人、「金子さんの座敷はあたしたちでうまくやっとくから、2人で仲良くしてね」という感じが溢れている。
菊五郎さんと時さまのコンビネーションはやっぱり最高。直さんのヒモぶりを三千歳が可愛く思っている、また直次郎も三千歳に惚れている。金子に対する三千歳のイヤ顔・嫌味。直次郎が紋付を着て金子の座敷を訪ねてきたときの三千歳の得意げで嬉しそうな顔。100両の金を直次郎がきっぱりと金子に返すときの三千歳の誇らしげな顔。後の悲劇を知るこちらには三千歳の気持ちが悲しいけれど、こんな幸せな一瞬もあったのよね。
四幕目入谷村蕎麦屋の場。「菊十郎っ」「音吉っ」と声がかかる。そういえば、昼の部の終わった後、菊十郎さんが楽屋口から出ていらっしゃるところに偶然居合わせ、思わず声をかけてしまったのでした。前回も昼の部の後、同じ場面に出くわしたのだけど、その時は声をかけるには距離があって、ただ姿を眺めていただけの私。素顔の菊十郎さんも江戸っ子の雰囲気を漂わせるイナセなオジサマだった。

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2010年11月25日 (木)

どうした、海老蔵

演舞場夜の部で合流した友人から、海老蔵がケンカしてケガした、と聞いた。
ええ~っshockと驚いて、帰宅してから色々ニュースを調べたら、撮影中に具合が悪くなったというのもあったけれど、どうやら飲んでいてトラブルになったらしいという報道が多い。
真相がわからないから軽々しいことは言えないけれど(誰かを介抱していたら、いきなり殴られたとか)、少なくとも30日から南座公演を控えている役者としてはこの時期身を慎むべきであったろう。南座出演がどうなるかはわからないが(ヘタすりゃ1月だって…)、以前にもケガで舞台にアナをあけたことを忘れないでほしい。
團十郎さんがお詫び会見をしたそうだが、明日の千穐楽前に頭の痛いことであろう。
まあ、とにかくけっこう重傷らしい怪我が早く回復するように願っています。
ちなみに、2月の御園座は五右衛門のような…。
追記:映画撮影で腰を痛め、新春歌舞伎の記者会見を前日にキャンセルした。その晩に飲みに行った、ということまでは本当らしい。とんでもない話だ。
私生活で何をしようと知ったこっちゃあないが、ファンをあんまりガッカリさせてくれるな、と言いたい。

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東京の黄葉・紅葉

10112501jingu
↑外苑の銀杏並木。早慶ラグビーの日は毎年、ちょうど見ごろなのだ。
10112502reien
↑霊園の楓。毎月墓参していると、木々の変化も楽しみになる。

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2010年11月24日 (水)

2月銀座はまさに花:染の与兵衛に亀の於染

2月のル テアトル銀座は染五郎さんの「女殺油地獄」と亀治郎さんの「於染久松色読販」。
染五郎さんは与兵衛のニンだと思うし、仁左様に教わったけれど自分なりの与兵衛にしたいというのも、亀ちゃんのお吉が愛之助さんを相手にしたとき(H21.2@松竹座)とどう違うのかというのも楽しみ。さらには、「逮夜供養」が原作に沿った新脚本で加わるそうだ。これは目玉になりそう。
そして、それ以上に楽しみなのが亀ちゃんの1人7役。猿之助四十八撰に入っているこの演目を澤瀉屋の後継者を自任する亀ちゃんがどう演じるのか。私も初めて見る演目なので、今からゾクゾクしている。
さて、染五郎の与兵衛と亀治郎の於染のポスター写真が今日のトーチュウ(東京中日スポーツ)に出ている。夕方、友人の手を煩わせてやっと手に入れたトーチュウ!!
染五郎さんの与兵衛は手に血塗られた刀を持ち、反対の手を床につき、油まみれになっている。
亀ちゃんの於染は艶やかな花柄の着物の片袖で口元を隠し、そのそばにはピンクの花が。なんとも美しい。
染五郎さん曰く「普通は着流しでスーッと立っている写真になるんだと思いますが、物語性のあるインパクトのある写真になった」。
亀ちゃん曰く「こういう発想はないですね。(着物の柄と)同系色の花を持ってくるというのは、普通は嫌がることなんだけど、ものすごくキレイになってる。陰と陽がはっきりしていて、すごい」。
まったくその通り。このポスター、ほし~いheart04 チラシもこの写真を使ってくれるのかしら。
撮影は蜷川実花さんだというから、その独創性も納得、というところ。

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激しい肉弾戦、耐えに耐えての勝利

1123日 大学ラグビー早慶戦(秩父宮ラグビー場、1400 KO22,121人)→108で勝利

10112401rugby 10年ぶりの勝利だそうだ。私にとってははじめての勝利かも。もう何年前だか忘れたが、3年くらいは毎年早慶戦観戦をしていた。ところが当時の慶応は弱く、早稲田は強く、100点差くらいついたこともあった。あの当時、サイドサイドへと攻撃の手を緩めない早稲田に慶応はまったく追いつくスピードがなく、次々とトライを決められ、試合も面白くなくなってしまったので、ず~っと観戦をやめていたのだ。
今年も大して関心はなく、ただ何となく見に行くか、という気になったのだが、なんとこの日負ければ対抗戦グループ優勝の目はなくなり、勝てば可能性が残るという大一番。表参道で乗り換えた銀座線は超ラッシュで、一駅だから何とか耐えたけれど、ビックリした。外苑前からラグビー場への道も車道にはみ出して歩道を確保してあるのに、そこからだって人がはみ出しそう。
ラグビー場まではすぐなんだけれど、外苑前寄りの入口はメインスタンドで、バック席の私は延々とそこから半周歩く(サッカー場よりは全然小さいから楽だけどね)。
朝かなり降っていた雨も昼前にはやみ、直射されるとけっこう強い日光に、「ああまたシミが…」
試合は前半互いのゴールキックで33。早稲田に押されっぱなし、3点先取され自陣での苦しい守備が続いた慶応だが、魂のタックルで凌ぎ、同点に追いついての折り返しは大きかった。後半も激しいタックルが続き、互いにトライが奪えない。
後半12分、ついに慶応竹本がトライを決める。ゴールキックも見事に決まり、5点(トライの得点)+2点(トライ後のゴールキックの得点)が入り、103と突き放す。しかしその後もハラハラの展開。私にしてみればあの強かった早稲田(実際、今季もここまで全勝だから強いことは強いのだろう)、その早稲田にミスが多く――前半2回のインゴールノックオン、後半には痛恨のスローフォワード、そしてゴールキックはずし等――意外な感じがした。しかしこれも、慶応の魂のこもった防御が誘ったミスなのかもしれない。
その後早稲田に1トライを決められたが、ゴールキックをはずしてくれてこちらは救われた。
最後は自陣ゴール前でボールを保持。1つでもファウルを犯したら逆転というリスクにも慶応はキックを行わず、ただひたすらボールをキープする。見ている私たちは又ハラハラ。3分という長いロスタイムにも耐え、ついに笛の直前、時間を確認した慶応がボールを蹴り出し、試合終了。
面白い試合だった。まさに肉弾戦!! 選手はよく頑張った。10年ぶり(私にとっては初めて)の勝利に観戦グループは美酒に酔ったのでした。
ところで、慶応のラグビー部は正式名称を慶應義塾體育會蹴球部というらしい(HPによれば)。ラグビー部が蹴球部で、サッカー部がソッカー部だということは有名なのだが、体育会に旧字を使っていることは知らなかった。ちなみにソッカー部のHPを見たら「慶應義塾体育会ソッカー部」と普通に新字体を使っていた。ラグビー部の旧字は日本ラグビーのルーツとしての誇りなのかもしれない。

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2010年11月23日 (火)

おまけ付きで味わった上質のミステリー:「スルース」

1118日 「スルース」(自由劇場)
101123jiyugekijo 四季は前にも書いたが、ン十年前の「オンディーヌ」、23年前の「壁抜け男」、そして今回の「スルース」と3回目。劇場は「壁抜け」と同じ自由劇場。今度は迷わずに行くことができた。
たった3回しか見ていないのだから、当然四季好きというわけではない(別に嫌いというわけでは全然ない)。しかしその私が見ても、四季の芝居のレベルの高さ、面白さに感動すら覚えた。四季ファンの人にはひどく怒られそうだけど、四季でもストレートプレイやるのねえ。正直なところ、ミュージカル化された「スルース」を見るつもりでいたcoldsweats01
「スルース」は元々好きな話。北大路欣也の初演も見てるし(これも前に書いたっけ)、映画もオリジナルとリメークの両方を見ている。
だから話はよく知っているのに、騙し騙されの知的ゲームに初めて見るような緊迫感が最初から最後まで途切れることはなく、舞台に引き込まれていた。オリジナル映画が私の「スルース」の原点であることを考えると、この「スルース」はあの映画に匹敵する素晴らしさであった。
主役の2人は初めて見る。作家ワイク役の志村要はチラシで見て「ええっshock」 人相悪すぎじゃない? うっかりオペラグラスを忘れたけれど、舞台の志村さんはもっとずっと知的でイギリス上流階級人間風に見えたよ。またミロ役の下村尊則さんがとっても素敵(もちろん、即行チェックリスト入り)。私の中では菊ちゃんとかなりかぶった。顔もそうだし、声も似ている。2人とも滑舌がすごくよくて、台詞がはっきりしている。志村さんは年長者の余裕を見せた物言い、下村さんは一つ一つの台詞の終わりをちょっと強めに言うところにミロの気負いを表しているのか、そのあたりでも駆け引きが感じられる。面白いことに、2人ともどこかに、微かな下品さ(ちょっと語弊があるかなあ。悪い意味の下品じゃなくて)を含ませていて、それがまたワイクとミロの魅力になっている。
セットも「スルース」の世界をよく表現していて、観客は幕が開いたときからこの世界に引き込まれる。
内容について多くを語るのはルール違反だから、感想は終わりにするが、まさに上質のスコッチの馥郁たる味とでも言おうか。はは、実は私はスコッチなんて飲まないし、味もわかりゃしないsmile それでもそう言いたくなる上質な密室劇のサスペンスであったのだ。
ああ日程さえ取れればリピートしたいわ~。


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2010年11月22日 (月)

上野で古代奈良に圧倒される②

1117日 東大寺大仏展(東京国立博物館平成館)
10112202museum 先を急いで3章「天平の至宝」。正倉院宝物の展示である。
ああ奈良の正倉院展でも展示されていたと思ったのが古裂や、薬類とその袋。薬では奈良の五色龍歯や冶葛に比べて東京の人参、桂心は珍しさの点で劣るが、奈良~平安時代に使われていた形跡を残しながら今でもそれが保管されているのがすごい。
3章で圧巻だったのは二月堂本尊光背と不空羂索観音菩薩立像光背。前者は1667年の火災で大破した断片を貼り合わせ復元したもので、あちこち抜けてはいるが、それが逆に歴史の厳しさを思わせる。二月堂は昨年国立劇場で修二会の声明を見たし、12月の日生劇場では達陀が上演されるし、関心度は高い。後者はくすみはあるが未だ黄金の光を放っている。不空羂索観音は法華堂のご本尊。
奴婢見来(げんらい)帳には奴婢の年齢、身体的特徴が記されている。奈良でも各家の構成員について同じような記載がされた文書が展示されていたが、こちらは奴婢である。逃亡の様子などまで書かれているそうで(読み取れないんだもの)、日本にも人身売買の時代があったのよね、と厳粛な気持ちになった。
4章「重源と公慶」。大仏は、1180年平氏によって焼かれ、大きな痛手を受ける。時の朝廷は再興する力をもたず、その役を担ったのが重源上人であった。再興なった大仏は今度は1567年、松永久秀と三好氏の合戦によって再び害を受ける。これを再興したのが公慶上人である。ということだそうだ。あの弁慶の勧進帳は重源上人の勧進の時のことであったか。
重源上人の坐像は最晩年のお姿らしくひどく老いてはいるが、信念のもつ力強さが漲っている。一方の公慶上人坐像のお顔には、大仏再興勧進の7年間横になって寝ることがなかったというその疲れが感じられる。と言って「くたびれた」お顔ではない。重源上人と同様、強い意志を感じさせ、かつ優しさが窺える。
2
人並んで安置されているのを拝観していたら、どこかのお坊様が重源上人の前で読経(般若心経?)を始めた。有難くて思わず手を合わせ、じっと聞き入った。重源上人の前に集まった人々も皆、手を合わせて頭を垂れている。ああ、日本人の善男善女だなあ。こういう光景が見られる間は日本は大丈夫だ、なんて思う。この読経は、日替わりで行われるらしいが、時間は決まっていないとのこと。偶然、そこに居合わせた私はラッキー。
さて、有難い2人の坐像に増して私が有難かったのは五劫思惟阿弥陀如来坐像。厚い毛皮の帽子でも被っているかのような大きな頭。長く伸びた髪で瞑想の時の長さを表しているのだそうだ。ふっくらと幅の広いお顔に閉じた目、小さな鼻と口は、身体が震えるような感動を私に与えた。日本の作風とはかけ離れていて中国の影響を強く受けているらしい。しばしそこから動けなくなって、グッズ売り場ではポストカードも買ってしまいましたわ。
奈良と東京と両方でたっぷり日本の宝を堪能できたのは幸せであった。
なお、エスカレーターを下りた左側で月光菩薩の作り方が紹介されていたが、塑像(心木に土を盛り付けて作る)だということに驚いた。木を彫って作ったのかと思っていたから。
写真は平成館ではなくて本館(平成館はライトアップされていなかった)。

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上野で古代奈良に圧倒される①

1117日 東大寺大仏展(東京国立博物館平成館)
10112201daibutu 神保町の古本の香りを嗅いだ映画の後は、上野で天平の香りを。
奈良には圧倒される。
展示は4章に分けられ、1「東大寺のはじまり――前身寺院と東大寺創建」と題されている。東大寺前身寺院と東大寺創建時の瓦が欠片も含めて何十枚も展示され、後世になってよくまあどこの瓦って分類できるものだ、などと変な感心の仕方をしながら眺めて歩いた。奈良で見た大極殿の瓦は黒味を帯びていたけれど、東大寺の瓦は素朴な土の風合いであった。法華堂の瓦には瓦工の名前がスタンプされており、ただの出土品、展示品とは言えない当時の息遣いを感じた。
2「大仏造立」。「金光明四天王護国之寺」と彫られた西大門勅額は聖武天皇の筆になるのだとか(なんか、感動!!)。文字を囲んで、梵天と帝釈天が左右上方に、その下左右に四天王が2体ずつ、そして一番下には金剛力士がやはり左右に分かれて力強く額を守っている。「明」の文字は偏が日ではなくて目、「国」は中が玉ではなくて王、「護」の字も今とは少し違う。金光明四天王護国之寺が国分寺の正式名称だなんて知らなかったんだわ(東大寺は大和国の国分寺であり、全国の総国分寺)。
試みの大仏といわれる伝弥勒仏坐像はとても美男子とは言えないお顔だが、強烈な印象を与える実に個性的な仏像である。太く長い眉、ちょっと怖いような目、鼻はしっかりと大きく、厚い唇はきゅっと結ばれている。試みの大仏と言う名称から試作品かと思ったが、そうではないみたい。
今回の目玉は銅製、鍍金の八角燈籠。東大寺の外に出たのは初めてなんだそうである。火袋の羽目板は後世になって修理されたものとオリジナルでは歴然とした違いがみられ、興味深かった。
伎楽面は奈良の正倉院展でもいくつか見てきた。奈良には師子の面、東京には師子を先導する童子(師子児)の面、また奈良には酔胡王、東京にはその従者である酔胡従の面が展示されていたのが面白い。それぞれの面の表情は豊かで、当時の伎楽の様子が耳に聞こえ目に浮かぶようである。
そして、ここに良弁様が!! 正面から見たお顔には厳しさが感じられるが側面にまわると優しさが漂っている。でも同じ側面でも左右でどことなく違うのだ。身体は肩のあたりは丸みを帯びているのに骨太で鍛えられた印象を受ける。
僧衣に残る赤の色が良弁様を身近に感じさせてくれる。
写真は11月17日の大仏の手。身長160cmくらいの人だと、床に立って頭の位置が大仏の親指の付け根に届くか届かないくらいだと思う。

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2010年11月21日 (日)

神保町に流れる時間:映画「森崎書店の日々」

1117日 映画「森崎書店の日々」(神保町シアター)
10112101morisaki ゆる~い映画でした。ゆる~いというのは悪い意味ではなく、ほんわかと暖かく、時の流れがゆったりとして、心が癒されるような、そういうゆるさです。

先月恵比寿で見た映画の予告でちらっとこの映画がかかった。舞台は神保町のとある古本屋。と言われれば、これは見なくっちゃ、と心に決めていたにもかかわらず、なかなか日程が取れなかった。神保町シアターでの上映は19日までという週の水曜日、レディースデーの1000円狙いで、やっと見に行くことができた。

前日、録画しておいた「和風総本家――江戸っ子」を見た。浅草の時の流れは速い。喋りも早ければ、すべてがちゃきちゃきしている。その記憶が新しい翌日見た映画の世界は、時の流れが対照的。ゆっくりとした時の流れが傷ついた心を癒し、自分を見つめ直させ、勇気づけてくれる。浅草も大好きだが、こういう世界もいいかも。
レストランでの楽しいお喋りをしながらの食事中、突然、同じ会社に勤める恋人から「俺、結婚するんだ」と言われて戸惑う貴子。何のことだか事情がつかめない。「誰が?…誰と?」。恋人だと思っていた男は経理課の女性と結婚することを、平然とまるで他人事みたいに告げたのだ。貴子はそれに対して何も言うことができず、ふらふらと家に帰り着き、泣く。そして会社をやめ、ただただ眠って日々を過ごす。
貴子という女の子は、お喋りに夢中になると、目の前にあるパスタがのびるのもかまわず、喋る(うん、こういう子、いるよねえ。私とはまったく正反対。私は喋らないで食べる)。恋人にパスタを食べるように促されて、「あ」とフォークにからませるのに、又お喋りを始める。そういうお喋りの中で、さっきの状況になったのだ。
部屋のカーテンを閉め、眠るだけだった貴子が古書店を営む叔父サトルの誘いで神保町で暮らすようになる。叔父の古書店の2階に寝泊りし、時々店を手伝う(古書の入札風景が面白かった)。
店にやってくる変なお客、近所の喫茶店のマスターとアルバイトの女の子、男の子、そういう人と古本、古本のもつ歴史に囲まれて、貴子はだんだん自分を見つめられるようになっていく。
そんなある日、忘れかけていた恋人に偶然出会ってしまう。気持ちを乱す貴子。叔父は貴子に声をかけ、貴子が自分から話し出すのを辛抱強く待つ。話を聞いた叔父は貴子を連れて男のところへ行き、謝罪を求める。貴子ははっきりと「あなたを好きだった」と言う。しかし男は取り合わず、警察を呼ぶとまで言う。叔父の取った方法は貴子にとっては荒療治だったかもしれない。私もちょっとどうなの?と思った。だけど、そのおかげで貴子は初めて自分の気持ちを口に出して言うことができたのだ。そして男の本性もわかったはずだ。
これが一つのきっかけになり、貴子は職を探して、大好きになった神保町を出て行く決意をする。

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2010年11月20日 (土)

viva Miyako

吉田都さんのラストステージ「ロメオとジュリエット」を2幕の途中(ティボルトとマキューシオの決闘)からTVで見た。
「プロフェッショナル」を見なかったら多分関心をもたなかった。
「プロフェッショナル」を見てよかったと思った。

バレエのことなんかほとんどな~んにも知らない私が言うのもおこがましいが、都さんが登場した瞬間、「違う!!」と強く感じた。違う、というのは都さんがジュリエットとは違うというのではない。都さんのジュリエットはきっと他の人のジュリエットとは違うに違いないという意味。他の人のジュリエットなんて見たこともないのに、なぜかそう確信してしまったのだ。
小柄で華奢で、しなやかで強靭で、淑やかで躍動的で、控えめで生き生きしていて(ぺたっと立つと小さいのに、爪先立ちして脚をぐっと伸ばすと、倍くらい大きく見える。深い腰の反りはあまりに自然で美しく、魔法みたい。あの素晴らしい動きには体中の骨が悲鳴をあげるという犠牲を払っているのだ)、45歳にならんとする(当時:2010年6月29日)都さんはまさに10代の少女ジュリエットであった。
初めて恋を知った少女の喜び、ロメオと別れなくてはならない悲しみ、厭な結婚を押し付けられることへの反発と苦悩と焦り、仮死状態になることへの恐れと希望。そして圧巻は、ロメオの後を追うシーンだ。ここは様々に踊って感情を表現するのではなく、ロメオの掌から毒薬の瓶を取り上げ「ああ、私には1滴も残してくださらなかったのね」と嘆き、すぐにナイフを見つけて自分の身に刃を立てるというだけの、(私が考える)バレエとしてはあっさりした場面。しかし、ジュリエットが仮死状態から覚めて本当の死に至るまでの都さんの表現は実に素直で涙が出た。

15年も英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルを張ってこられた都さんのカーテンコールでの笑顔と涙は、達成感と感謝に溢れているようで、又々深い感動にふるえるような思いがしたのでした。

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2010年11月19日 (金)

1300年の水を抜く

10日ほど前から左膝が痛くて、それでも色々芝居を見たり映画を見たり東大寺展を見たりしていたら、いよいよヤバくなってきた。昨日が痛みのピークで今朝は少し和らいでいたのでどうしようかと思ったが、子供たちの強制もあり、今日、整形外科に行ってきた。
整形といえば、父の苦しみの原因を一瞬にして見抜いて救ってくださり、我が家が全幅の信頼を置いている名医が都内にいる。少し遠いのだが、もちろんその先生の診察を受けた。
先生は私の膝に触るなり、「熱をもって腫れていますね。水か血がたまっているのでしょう」。私自身は左右の膝を見比べてちょっと左が腫れているかな程度の認識。検査というから、ちょこっと針を刺すだけかと思ったら、太い注射器に黄味がかった液をたっぷり抜かれた(100㏄くらい? そんなにないか)。これ、けっこう痛い。内容物は関節液だそうだ。
「原因として思い当たることは?」「56日に長距離バスで旅行したんです。休憩は何回かありましたが、18時間くらい狭い座席にいたから」「向こうで歩きませんでしたか?」「歩きましたっ!! たくさん歩きました」
先生、鋭い。
X線も撮ったが、もう少し詳しい情報を得るためにMRIを実施(ラッキーなことに、今すぐなら入れるって)。
多分、初MRIscissors
それまでのMRI体験は、56年前に母の付き添いでMRI室の前で待ったことがあるだけ(多分)。腰痛もちの息子は先般同じ先生の診察でやはりMRIを撮ったが、閉所恐怖症のため冷や汗をかいたと言っていた。私は閉所恐怖症はないと思うが、膝なので頭がトンネルの外にあったから全然怖くなかった。強烈な音も意外と平気(音楽の流れるヘッドホンを貸してくれたが、ほとんど意味なしbearing)。むしろ眠くなって緊張した。だって、写真がブレるから脚を動かさないでって言われているのに、居眠りしたらぴくって身体が動きそうじゃない。必死でこらえているうち、ついにやってしまったshock 思わず「あ、いけないっ」と声に出た。うわ~、写真ダメになっちゃったかなと心配しながら残りの時間を過ごす(全部で20分くらい。ぴくっとなったのは15分くらい経った頃だろうか)。
終わったとき技師のおねえさんに「動いちゃいました」と告白したら、「画像を見ているときにぴくっと動いたのが見えたので、あれ~shockって思ったのですが、写真は大丈夫でしたhappy01」と言ってくれてほっとした。
検査が終わって再び診察室へ。膝の外側の小さな三角形(名前は忘れた)がなくなっちゃっているので、半月板が炎症を起こしている。それを治そうとして関節液が頑張っている。ところが、三角形がないために関節液が溜まる空間ができてしまっているということらしい。
液が抜けたおかげか、今まで曲げることのできなかった左膝がちゃんと曲がるようになった。
長時間のバスと歩きでこんなことになるとは、これも老化なんだろうなあ。演舞場などのトイレで和式が空くと、「私、膝が悪いから和式はダメなの」と言うオバサマが必ずいらっしゃって「ふうん」ぐらいにしか思っていなかったが、少しそれがわかるような気がしてきたcoldsweats02  しかし1300年の昔を偲ぶ体力もないとは情けなやbearing
病院は混んでいて、ほぼ1日仕事になりました。

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女の物語「国性爺合戦」

1111日 「国性爺合戦」(国立劇場大劇場)
101119tyajpg 演舞場の観劇記が先になってしまったけれど、今月初歌舞伎はこちら。
演目は、歌舞伎鑑賞教室(20066月)で「楼門の場」と「甘輝館の場」を見たことがあるが、通しは初めて。国性爺というと、子供の頃、冒険物として心ときめかせたような記憶があり、また前回見た時もそんな感じだったような気がする。
ところが今回通しで見て、これは女性の物語だ、と思った。
まず栴檀皇女。自分の運命をただ受け入れるのではない強さがある。兄である皇帝は女と酒で骨抜き状態。そんなだらしない皇帝だからこそ理不尽な命令を押し付けてくる。栴檀皇女が李踏天と意に染まぬ結婚をさせられるか否かを梅と桜の花軍で決めるなんて、優雅といえば優雅、アホらしいといえばアホらしい。その争いで桜の枝をもつのが梅之さん。キッパリとした戦いぶりの中にたおやかな美しさがあって、本当は桜が勝つと栴檀皇女が李とう天と結婚させられるのにもかかわらず、思わず桜を応援してしまった。
で、結果、桜が勝つのだけど、そこへ李踏天の反乱が起こり、栴檀皇女は呉三桂の助けを借りて危機を逃れる。しかし、きっと苦難はこれからだったのだろう。小さな船で命からがら1人、日本の浜へ着く(呉三桂が皇女だけを逃したのだろう)。先日、遣唐使船が思いのほか小さいことを見てきたばかりだから、栴檀皇女の乗った小船がどれだけ頼りないものかは想像がつく。ここで和藤内親子に助けられて、栴檀皇女の話は一段落する。
この栴檀皇女に扮しているのが亀鶴さん。はじめ、亀鶴さんに女方はやめてぇと思ったが、意外や意外(なんて言ったら失礼か。でも私は亀鶴さんの女方はあまり好きでないのだ)、素晴らしくよかった!! 国を憂える気持ちと自分の運命に対する悲しみがひしひしと伝わってくる。そのしなやかさは、内面にある強靭さに裏打ちされている。そんな栴檀皇女の人となりは魅力的で、亀鶴さんの女方、イケルと思った。藤十郎さんに付いて女方がぐっと進歩したのかもしれない。とは言いながら、やっぱり私は立役の亀鶴さんのほうが見たいけれど。
錦祥女と渚。楼門の場は眠くてほとんど記憶にない。しかし甘輝館の場での女2人は見ごたえあった。互いに相手を思いやる優しさ、血のつながりは無いのに娘のために、母のために命を捨てられるという思い。東蔵さんの渚には日本人の継母としての愛情、意地、誇りが、藤十郎さんには両親と会えた喜び、血のつながらぬ母が身を挺して自分を守ってくれようとしているという有難さ、申し訳なさがひしひしと感じられ、ともに胸を打った。まさに女あっての「国性爺」である。

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2010年11月18日 (木)

空席考

大相撲九州場所がガラガラだそうだ。
演舞場もけっこう空席が目立っていたし、国立もガラくらいな感じだった。
それだけ不況なんだろうな(そういえば、今日見てきた「スルース」もずいぶん空席があったなgawk)。あるいは歌舞伎座がない、ということも一因かもしれない相撲のほうの事情はわからないが、歌舞伎の場合、値段を高くして空席をつくるより、等級を細かく分けて、もっと安い席をたくさん作ればお客も入るんじゃないのかしら。一等席にあんな差があるのは解せない。
歌舞伎の上演にお金がかかるのはよくわかるけれど、ただ値を上げるんじゃなくて収益を上げるための工夫をもっと凝らす時が来ているのではないだろうか。

高い席が売れないで安い席に人気が集まっている現実は認識されているのだろうか。
私の「毎度お馴染みチケット狂想曲」も何だか過去のことになってしまったわねえbearing 演目や顔ぶれにもよるのかもしれないけれど、こっちも3F最後列のほうが見易かったりしてあまりこだわらなくなったからかもしれない。発売日の胃が痛くなるような緊張感や、戻りを探す必死さが懐かしいくらいcoldsweats02

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ランクアップポイント

マイページを見たら、もう来年のランクアップが2ポイントついていたsmile
昨日のルテチケットかな(昨日は、何も考えず最前列を取ってしまったけれど、後の引落しが怖いshock)。
ところで、毎年のランクアップポイント、28点を超えた分がなんかもったいないなあ(別にランクアップのためにチケット買ってるわけじゃないんだけどね--いや、それもあるcoldsweats01)。 本年42ポイント、まあ、今年もよく観ました、って自分に対する勲章かな。

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2010年11月17日 (水)

ツッコミどころ満載「忍ぶの惣太」:演舞場顔見世夜の部②

1114日 吉例顔見世大歌舞伎夜の部(新橋演舞場)

「都鳥廓白浪」
あの吉田家のお話で、なおかつ「盟三五大切」みたいな主君と家来のごちゃごちゃがあって面白かった。初めて見るんだと思うけれど、何となくどこかで見たことがあるような気がするのは、物語にそういう馴染みがあるからなのか。でも「おまんまの立ち回り」もどこかで見たことがあるようなないような。で、よっく考えたら、平成178月、同じ演舞場で見た「もとの黙阿弥」にその場面があったのよね。記憶力の悪い私にしてはよく覚えていたでしょscissors きっと面白くて強烈な印象があったのでしょうね。
で、今回は感想というよりはナンセンスつっこみ特集で。
酒と肴を買いに行った男女蔵さんはどうしちゃったの?
お梶が妹ではないかと気づいて惣太の家の中の様子を伺っていた團蔵さん、どうして危機に助けにこなかったの? 何もかも終わってからでは遅いよ~。
目が見えないばかりに都鳥をすりかえられ、舅まで殺してしまった惣太。お梶はもっと早くに薬を手に入れていたのだから、すぐにでも飲ませていればそんな悲劇は起こらなかったのに、どうして事が起きてから出てきたのぉ?
お梶(時蔵)の父親役の権十郎さん、若すぎてお気の毒。両性具有的な役はやっぱり菊ちゃんだね。
ていうか、いくら何でも奥さんの前でいちゃつくこたぁないだろう、なんてあまりの堂々たるいちゃつきぶりに呆れを通り越して笑ってしまった。
というあたりでご勘弁。千穐楽にもうちょっとマシな感想書きます。
<上演時間>「逆櫓」99分(16301809)、幕間30分、「梅の栄」18分(18391857)、幕間20分、「忍ぶの惣太」120分(19172117

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樋口もよかった幸四郎:演舞場顔見世夜の部①

1114日 吉例顔見世大歌舞伎夜の部(新橋演舞場)
珍しく昼夜通しで観劇。
それが、昼の部開演直前に(文字通り直前、まさに幕が開かんとする時)急に鼻がむずがゆくなってくしゃみが出た。そうしたらその後もくしゃみが出たくて出たくて、必死で鼻の付け根を押さえて耐える。もう鼻水ずるずるだし、さんざんだったのに、芝居が終わったら何でもなくなった。それでも、鼻水隠しにたまたま持ち合わせていたマスクをしていたのを今度は真っ赤になった鼻の頭隠しではずせない。そして夜の部開演直前。なんと、またくしゃみが出始めたのよ。も~う、最悪。又々必死でこらえながらずるずるするものだから、まるで泣いているみたい。ま、確かに逆櫓は悲しい物語だけど、泣きはしなかったわ。
「逆櫓」
「ひらかな盛衰記」というのは、「ほうおう」には「源平盛衰記」をひらかなのようにわかりやすく平易にくだいたという意味が込められていると書かれているが、イヤホンでは種本が48巻あったからだと言っていた。また、「盛衰記」は昔は「じょうすいき」と読んだのだそうだ。
「逆櫓」は一昨年吉右衛門さんで見たときにうまく消化しきれなかったところがあったが、今回は非常に面白く見ることができた。ここでも幸四郎さんがよかった。台詞も聞こえたし、大きさもある。情はたっぷりなのにいつも気になるそのくどさはなく、泣きも入らず、昼の河内山と同じくバランスがとてもいいのである。
実の孫の金太郎ちゃんに「樋口 さらば」と言われて感激しているだろうな、なんて思ってしまった。
幸四郎さんがよければ段四郎さんがまたいい。取り違えた孫でも可愛がっていればいつかは本当の孫が戻ってくると信じていたのに…。その嘆き、そしてきっぱり諦める意気、すべてが切々と胸を打つ。
途中、鼻水に悩まされて頭が重く少し眠くなったけれど、前回から比べると自分としては大きな進歩である。
ただ、「やっしっしー」がなかったのがとても残念。
「梅の栄」
季節としてどうなの? 梅に鶯だし、屠蘇を飲むって言われてもねえと思いながらも、それなりに楽しんだ。食後だったけれど、意外と眠くならなかったもの。前半の若手(右近、種太郎、種之助、米吉)の踊りは、右近クンが群を抜いて綺麗。身体の線がなめらかで動きが自然。種太郎クンは風格がある。
芝翫さん、最近舞踊だけなのは寂しい。

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2010年11月16日 (火)

見たい、でも現実は厳しい

松竹座の来年2月の演目--仁左様、昼夜の仇討ちということで「毛谷村」と「盟三五大切」をそれぞれ通しで。
実は、南座の顔見世行きが危なくなってきた(チケット取り損ねたのと、諸事情ってヤツで)ので、12月はすっぱり諦めてこっちに懸けようかな。
ただ、2月は博多座も行きたいのだけど、父の一周忌もあり、日程的に難しいかも。
演目や出演者が発表になるたびに「絶対、行くぅ~dash」と張り切るのだけれど、現実は厳しいな。

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2010年11月15日 (月)

カッコよかった幸四郎宗俊:演舞場顔見世昼の部

1114日 吉例顔見世大歌舞伎昼の部(新橋演舞場)
今月初演舞場。歌舞伎そのものは11日に国立で「国性爺合戦」を見てきたのだけれど、仕事が忙しくてまだ感想を書かぬうちにこちらが先になってしまった。
顔見世という割には寂しい顔ぶれ(もちろん、私は音羽屋、萬屋で大満足なんだけど)だし、幸四郎かぁとちょっと思わないでもなかった。
ところが、である。その幸四郎さんが思いのほかよかったのである。
幸四郎さんの河内山は仁左様みたいに爽快というわけではないのだけれど(仁左様はカッコよすぎてスーパーヒーローになってしまう。でも仁左様の河内山大好きheart04)、肝がすわっていて、大きくて、悪党っぽくて(あるところから取るっていうのはいいんじゃない)、第一いつもは気が滅入るような内に向かう暗さがない。と言って外に向かう開放感っていうわけでもないけれど、お茶目なところも悪くなく、とてもバランスがよいような気がした。またもごもごと口の中で言うから聞き取れないことが多い台詞もはっきり聞こえたし、気持ちもしっかり伝わってきて、私にとっては先月のカエサルよりず~っとよかったcoldsweats01
今回の席は後で詳述するが、花道鳥屋に近い場所。七三に立つ河内山はちょうど右横から眺めることになる。その立ち姿は全体にS字を描いている感じでそれがまたいかにも高僧らしい。
妾を思いやる気持ちも出ていたし(萬次郎さんの情と細やかさが好きsign03)、最後に、捕手に囲まれながら平然と直次郎と酒を酌み交わす姿もかっこよくて、こんなに幸四郎をいいと思ったのは初めてだ。幸四郎さんは髪結新三とか暗闇の丑松のような小悪党はちっともいいと思わないが、こういう大きい悪党は合うなあ。
菊五郎さんの直次郎は粋でなんともいえぬ色気があって、一つ一つの行動が自然に身についていて、だからその行動に直次郎の気持ちが一つ一つ込められているようで、なんか切なくなるような直さんだった。蕎麦屋で毛の抜けかかった筆を諦めて爪楊枝かなんかで三千歳に手紙を書くところがぐぐっときた。三千歳と直次郎の間には、独特の空気が漂う。それは菊五郎と時蔵というコンビで演じてきた様々な役から培われてきた、いい意味での「なれ」だろうか。
時様の三千歳は可愛い女であった。直次郎に甘えている感じがして可愛いの。一緒に死んで、と言ったら見事にきっぱりと断られてしまったけれど、最初から答えはわかっていたんじゃないかしら。本気じゃなくてちょっと言ってみて直さんの気を引いてみよう…なんてね。あ~、せっかく2人が一緒になれそうだったのに。「なおさ~ん」という別れの叫びは悲しくて、涙が滲んだ。
菊五郎と幸四郎という組み合せはあまり見たことがないが、どちらもニンの役だし、多分初めて見る河内山妾宅の場なんてちょっとご馳走だったな。
そのほか、錦之助さんは癇症で身分の高い役というのが実にうまい。不機嫌そうに座っているだけで、この殿様の性格やらなにやらが伝わってくる。梅枝クンは瑞々しく可憐。
田之助さんの丈賀、蕎麦屋夫婦(筋書きを買っていないし、役者さんどなただか忘れてしまった)、橘太郎さんの大口寮番頭、みんな江戸の空気をもっている。私はやっぱり江戸の空気が感じられる芝居が好きだ。
<上演時間>序幕・二幕目61分(11:00~12:01)、幕間30分、三幕目60分(12:31~13:31)、幕間20分、四幕目・大詰98分(13:51~15:29)

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2010年11月14日 (日)

ラブ歌舞伎座・45(胸キュン)

10111403kabukiza 10111404kabukiza
久しぶりに歌舞伎座の前を通った。定式幕が胸をキュンとさせる。
urasimaru様からのコメントで、歌舞伎座工事の様子を生中継していることを教えていただきました。
urasimaru様の情報源はてぬぐい…様ですので、てぬぐい…様の記事のURLをここに貼らせていただきます→ココ
情報、ありがとうございます!!

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秋? 春?

10111401blueberry
紅葉したブルーベリー。
10111402crocus
例年3月に咲くクロッカスが!!
我が家の庭では秋と春が一度に楽しめるsmile

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2010年11月13日 (土)

奈良の最後は興福寺

116日 興福寺国宝館
10111401kofukuji 「こちらは昨日のようなわけにはいきません」という添乗員さん。つまり、正倉院展は思いもかけず早く入れたけれど、こっちは50分待ちと明示されている。でも実際は3040分で入れたのではないかな。
国宝館は廊下にも展示物があるのだが、通路がとても狭く、すぐに渋滞してしまう。ここの目玉は、去年上野で公開されていた阿修羅像。それは見に行かなかったけれど、私、だ~いぶ昔に上野で見たことがあるような気がする(記憶は定かではない)。しかし、やはり阿修羅は興福寺に置けだなぁ。興福寺で見ることに幸福館を覚える。
ではあるが、私が一番心惹かれたのは聖徳太子像。高校の修学旅行で行った広隆寺(私たちの学校って、高校で奈良・京都よ。当時は当たり前だと思っていたけど、後で他の学校は中学で行くところだと知ってちょっとガックリ)の聖徳太子像にすっかり惚れてしまった私、未だにその恋心(?)を引きずっているのだけれど、興福寺の太子像も広隆寺に負けず劣らず素敵だった。嬉しかった。
10111402kofukuji 時間に少し余裕があったので、境内を歩いてみた。興福寺も今年が創建1300年にあたり、それへ向けて整備が進められていたが、今年、中金堂の再建が始まった。というわけで、工事中の建物のある境内は観光客の多さもあって少し風情を損なう。
その中で、興福寺伽藍で一番古いという北円堂が7日までの期間限定で特別公開されていた。矢印に従って歩いてみたが、南円堂に行き着くだけで、北円堂はみつからない。戻ってチケット売り場の人に聞いてやっとわかった目的のお堂は徒歩5分もかかりそう。なんだかんだとしているうちに集合時間はもう間近。走って行って外側から眺め、走って戻ってきた。最初から聞いておけば中を見られたのに、バカな私(前の日に添乗員さんが境内の地図をくれたのに、どこかへしまいこんじゃったから)。
10111403kofukuji
さて、興福寺を出発して、あとは一路東京へ。帰りのバスは渋滞にひっかかったこともあって、相当足腰に堪えました。運転手さんのドライビングテクニックは上手だったんだけど、何しろ狭くてねbearing

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遷都1300年祭③:大極殿と遣唐使船

116日 平城遷都1300年祭
10111301heijo
10111302heijo 大極展はまったく待つことなく入れた。真ん中に高さ
7.5mという高御座(たかみくら)が設えられているが、意外と大きくなく、天皇の座る椅子も小さい。朱色の柱の太さ(直径70cm44本だって)に比べると意外な気がする。もっともこの高御座は資料がないため奈良時代の復元ではなく、大正天皇即位の際に作られたものを参考にしたのだそうだ。
柱など主要な木材は樹齢約250年の国内産のヒノキやスギだそうだが、よくそれだけ集めたものだと感心する。屋根に使われている瓦は約10万枚。発掘で出土した黒味を帯びた瓦の色合いを出すために、鉄分の多い黒い粘土の水溶液を表面に塗って1100度で2日かけて焼いたのだそうだ。
天井板と支輪板には上村淳之原画による蓮の花をモチーフにした彩色画が、そして天井近くの小壁には十二支と四神が描かれている。
10111304heijo 高御座のそばに約2mの鴟尾(しび)が置かれていた。屋根の一番上の両端につけるもので、鯱みたいなものかな。出土はしていないが、きっと当時のっていたに違いないというわけで復元されたそうだ。
大極殿見学中に足の疲れがピーク。前日添乗員さんが足に水をかけると疲れがとれますよと言っていたが冷えそうなのでやめたのがまずかったか。10時から解説があるというのになかなか始まらないことにせっかちの私はいらだって外へ出る。やっぱり解説聞けばよかったかなと思ったが、一度外へ出ると入口までぐるっとまわって戻らなくてはならず、それも面倒なのでベンチに越しかけ、悠久のはるかな空気を感じることにした。
目の前にラストイベント用だろうか、鉄骨のステージやテントが組まれていて不粋きわまりないが、聖武天皇、光明皇后を始めとする権力者、身分の高い人たちの息遣いをこの地に感じようと目を閉じて彼らの姿を思い浮かべる。この地に、もしかしたら私の今座っているあたりに、やんごとなきお方がお立ちになっていらしたかもしれないのだ。1300年の時を超えて、彼らと話してみたい!! 「タイムスクープ」みたいにsmile
そんなことを考えているうち11月とは思えない、暑いくらいの日差しにくらくらして(真夏に見学に来た人たちはさぞ大変だっただろう)、戻ることにした。
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↑高御座

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2010年11月12日 (金)

遷都1300年祭②:衛士パレード

116日 平城遷都1300年祭
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さて朱雀門をくぐると、おお、なんとさっき消えた衛士たちがそこを歩いているではないか
!! どうやら朱雀門の脇をまわって出てきたらしい。ミーハーな私はすぐに後を追い、他の大勢の客たちと一緒に「武器をもっておりますので、離れてくださ~い」と叫ぶ係員たちの注意を何度も受けながら(ほら、↑白手袋の手coldsweats01)ゾロゾロと衛士隊にくっついて歩いた。朱雀門から大極殿に行く間には近鉄の線路が走っており、衛士隊も電車通過時には踏み切り前で待たなくてはならない。衛士たちをよく見ると、いかにも現代的なほっそりした若い子たちだったが、少なくとも衛士の扮装で長い槍などを手にしての姿が踏み切り待ちなんて、不思議な気持ちがした。
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大極殿へは向かわない衛士たちとは途中で別れ、私は直進。彼らにくっついて歩いたので距離の長さは全然感じなかったが、所要時間をはかることができなかった(徒歩
20分~30分くらいと添乗員さんは言っていたけど、集合時刻から逆算して会場にどのくらいいられるか計画しておきたかったのよね)。
そういえば、場内にはハートフルトラム、ハートフルカートという乗物があるとうことだったので楽をしようと思ったら、体の不自由な方や妊婦・幼児・75歳以上という利用条件に私は当てはまらないのであった。それに添乗員さんが「時速2kmですから、歩いたほうが早いです」って言っていたし(あとで調べたら5km/hという説もあり)。
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遷都1300年祭①:朱雀門

116日 平城遷都1300年祭
いちおう、1300年祭に関するイベントは明日が最後ということで、会場は大混雑が予想された。前日、添乗員さんが「9時からの衛士隊のパレードは是非みなさんに見ていただきたい」と言っていたが、大津から1時間~1時間半くらいかかるという移動時間、745出発で9時に間に合うのかしらと懸念する。だって、パレードは20分くらいってガイドには書いてあるんだもの。
さて、驚いたことに、バスは多分ふだんは静かであろうと思われる住宅街の真ん中のそんなには広くない道路を通って行く。その住宅街の先にいきなり、だ~~~っと広い土地がひろがり、大極殿らしきものが!! 10年以上も前、ベルサイユに行った時、普通の現代の町角を折れたとたん、壮大な宮殿が目の前に現れて、が~んと驚いたことがある。その驚きに近いものはあるが、大極殿そのものがそれほど大きくはないので、建物よりはむしろ土地の広大さに感銘を受けた。
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でこの会場を見ていて広いのは知っていたし、どこにこんな土地が残っていたの?といつも不思議に思っていた。実際それを目にしても、その不思議な思いは消えない。いや、逆に思いは強くなる。
10111204heio バスはぐる~っと会場の外側を回る。途中、遣唐使船が見える。朱雀門が見える。人垣ができている。添乗員さん曰く「あれは衛士隊のパレードを見る人たちですね」。時間はまだ9時前で十分間に合う(意外と早く着いたのね)。しかし、目の前にそういうものを眺めながらバスはそこから遠ざかり、さらにぐる~っと回り、やっと駐車場へ。
そこは乗降するだけで、バスは駐めておけない、別の場所に移動するということで、集合時間(1110)厳守との注意を受け、自由行動。
まずは朱雀門へ急ぐ。途中、遣唐使船の整理券を配っていたが、今配布しているのは11時の分だということで、最初から諦め。
10111201heijo 朱雀門では武器をもった衛士たちが並び、やがて階段をこちらのほうへ下りて来てどこかへ消えた。何重にもなった人の頭の間から、あるいは人の少ない脇のほうから何とか見ることはできたが、な~んだ、それだけのこと? モナコの衛兵交代のほうがずっと面白かったゾ。

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2010年11月11日 (木)

偶然聞いたラジオで:エバメールとアニソンカバーアルバム

たまたま聞いたTBSのラジオ番組「荒川強啓デイキャッチ」。
なんと、先日私が体験したエバメール化粧品のエステ付工場見学のレポをやっていた。
「メキキの聞き耳」というコーナーで、漫画家の河合克夫という人がレポーター。
自分でエステを受けてみて、これって男性でもやってくれるのかしらと気になっていたら、実際に男性でもOKのようだ。
河合さんはセレブ感をくすぐられたらしいが、私はそれほどでもなかったと思う。それから、エステは10分くらいと言っていたが、30分やってくれたよ。これは誤解を招くから正しく伝えてほしかった(前日寝不足だし、エステは気持ちいいから居眠りしないようにとディレクターに言われて、注意がそっちへばかりいっていた、だからエステはよくわからなかったという言い訳をしていたけど、それってレポーターとして失格じゃない?)。
ただ、見せることを意識した工場見学というのには同意できる。
それから、水についての解説(水に「ありがとう」とか美しい言葉を聞かせると結晶が美しくなり、「バカヤロー」とか汚い言葉を浴びせると結晶が汚くなる、っていう話なんだけど、河合さんはボトルに「ありがとう」と「バカヤロー」と書いておくと言っていた。もしエバメール側の解説が日によって違わないなら、ボトルに書いておくんじゃなくて、毎日声をかけるという話であった)を報告していたけど、この説に関しては胡散臭い疑似科学として批判もあるようで、私も見学記ではさっと触れる程度に留めておいたが、話としては面白いのでこういう放送でも取り上げるのだろう。
男性のエバメール体験は興味深いのに、コーナーの時間が短いのはしょうがないとして、レポはひどくお座なりな感じで間違いと思われる部分もあり、コメントにしてももっとつっこんだ意見が聞きたかった。
それより、昨日の同じコーナーが面白かったですゎ(あら、昨日もたまたまこのコーナーを聞いたんだったわsmile 荒川強啓が好きってわけでは全然なくて、車のラジオがだいたいいつもTBSになっているから)。
アニソンを海外の歌手がカバーしているという話。私は途中から聞いたのだけど、クレモンティーヌの「天才バカボン」(CMで使われているんですって。CMほとんど見ないんで知らなかった)はボサノバ調、ラスマス・フェイバーの「はじめてのチュー」はスゥイングジャズ調、と~ってもいい感じだ。クレモンティーヌのアルバム「アニメンティーヌ」、ラスマスのアルバム「プラチナジャズ~アニメスタンダードvol.2」(ってことはvo.1があるってことねsmile)はともにちょっと手を出してみたいCDだ。
上記放送はポッドキャストで聴けます(ただし、音楽は著作権の関係で流れない。ざんねんっ)→ココ

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今日から通常生活に

本当は、ここまで黙っていたんだからそのまま黙っていようと思ったのだけど…実は娘が2週間強の間、帰国していたのね。今回は休暇っていうわけではなかったのだけど、あんまり頻繁に帰ってくるし、あと1カ月と少したてば年末年始休暇で3週間弱帰ってくることになっているし、ちょっと恥ずかしいかなぁ、なんてねcoldsweats02
で、結局黙っていられなくなったのは、今朝(正確には昨日の朝)それで日暮里へ向かうはずだった京浜東北線の遅延にぶつかったから。赤羽駅で人が転落したために手前の駅は改札規制で入れない。遅延を知らずに次々改札へ向かう人人、JRを諦めてタクシー乗り場へ向かう人人…それで駅前は人間も車も大混乱。改札規制が解けるのを待つか、別の方法で行くか。
あの人の山を見ては迷う間もなく(だって、中へ入れても電車の中でつぶされそう)、駅まで送ってくれた息子を呼び戻し、地下鉄の駅へ向かった。車が戻ってくるのも、地下鉄駅へ向かうのも道路の混雑でずいぶん時間がかかったが、何とかライナーに乗り込み(安心からか、どっと疲れが出てひたすら眠った)、無事成田へ到着。いやあ、こんなこともあろうかといつも心配しながら乗るJRだが、実際には初めての経験だわ。
スーツケースは前日に宅配便に乗せたからいいようなものの、あんな状態で20kgの荷物なんか持っていたらどうにも身動きが取れないところだった。便利な世の中、ありがたい。
しかし、まったくこんな通勤ラッシュ時にangry 「だからJRは嫌いなんだっannoy」と文句たらたらの私。でもふと、転落した人はどうなったのかしら、と気になってきた。貧血でも起こしたのかしら、ホームが混雑していて落ちたのかしら、ケガはなかったかしら。
確実ではないが、意識不明らしいという情報も入った。本当だとしたらお気の毒な限りである。回復されていることを祈る。
10111101narita さて、成田に着いたら、今度は出発ロビーがあまりに閑散としていて驚く。と同時に、人のいない空港は実に不安感を募らせるものだと思った。オフシーズンなのかしら。目立つのはAPECのための警備の人数の多さ。
出だしで大慌てしたけれど、成田では初めて並ばずに搭乗手続きができた。
展望デッキは気持ちのいい陽射しで、全然寒くない。娘の搭乗機らしき機体が点になるまで見送って、さあこれからいつもの生活に戻るんだわ。今月これまで歌舞伎を見ていないのは、こういうワケでしたcoldsweats01
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しかし12時間って長いわ~wobbly 自宅で夕食をとっている間もまだ娘は飛行機の中。
追記 2:45AM過ぎに無事到着の報あり。空港からの道路が大渋滞でタクシー代が大変な額になったとボヤいていた(電車は客質が悪いので乗らないのだそうだ)が、まずは一安心happy01

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2010年11月10日 (水)

いよいよ感アップ、南座のまねき書き

南座のまねき書きが今日10日、始まったそうだ。お寺で書くとは知らなかった。左京区の妙傳寺。書家の川勝清歩さんが63枚書き上げるのだそう。
墨に清酒が入っているのも知らなかった。
午前中の写真(→ココ)でもう何十枚もできあがっているということは、どのくらいの速さで書くものなのだろう。
75%くらいで行く気になっている南座、まねきのニュースで10%アップ。いや、行きたい気持ちは100%なのよ。でも諸事情ってのがあるからgawk

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2010年11月 9日 (火)

奈良の地で天平の空気に触れる:正倉院展

115日 正倉院展(奈良国立博物館) 
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予定通り午後
315分頃、駐車場に到着。すぐにトイレタイム。日本はどこにでもトイレがあって有難いし、トイレタイムをきちんと取ってくれるツアーも有難い。しかし、この時ばかりは早く博物館に並んだほうがいいんじゃないの?なんて自分勝手なことをちょっと考えたcoldsweats01 というのは、大型観光バス1台で行列が大きく変ってくる、と添乗員さんが言っていたから。トイレの間に観光バスが何台か来ちゃったらbearing…と気が焦るんだもの。
でも、それは杞憂に終わり、後で添乗員さんが「こんなにスムーズに入れたことはほとんどない」と喜ぶほど(博物館前で15分待ちくらい。添乗員さんの車中情報では4050分待ちの予測であった)。個人入場の長蛇の列を横目に、団体でよかったぁと思った。
しかし、中はすごかった。人気の展示品の前には大勢の人が集まり、列もなかなか進まない。
展示品は最初から魅せる。
鳥獣花背八角鏡(直径64.5cm、重さはなんと34kg近くもあるという)、それを入れる箱(八角榲匣 : はっかくのすぎばこ)、繍線鞋(ぬいのせんがい : 女性用の靴)。靴は爪先が欠けたり繊維に傷みがみられたりはしたものの、往時の美しさが十分に偲ばれる。
こうして見て歩いた何点か先に、とりわけ幾重にも行列ができている一画があった。螺鈿紫檀五絃琵琶。これを展示ケースのまん前で見るための列がそれだった。「並ばなくても離れたところから見えま~す」ということだが、17年ぶりの出陳という今回随一の目玉だもの、しっかり並んだ(34列で並んでいるため、列によって進み方が違うという、けっこういい加減な並びで、私は案外早く前に出ることができた。といっても20分強待ったかな)。並んでいるあたりにこの琵琶の復元楽器による音色が流れる。
琵琶はなんという美しさ。二瘤駱駝に乗って四絃の琵琶を弾く人、琵琶の音に聞き入るかのように自分が乗せているその人を振り返って見上げている駱駝。駱駝の細かい表情までが螺鈿で美しく表されている。
琵琶の背面がまた見事である。花、鳥、雲が螺鈿と玳瑁(たいまい : 鼈甲)で飾られている。螺鈿の装飾というのはヘタをすると下品になりかねないと思うのだが、この琵琶からは豪華であるのにどことなくひっそりした印象も受けた。造形の美しさ、彩りのバランスのよさだろうか。

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2010年11月 8日 (月)

ご当地名物

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↑11月5日AM9:30頃。@中井PA。う~ん、レンズが汚れているなぁgawk
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↑@遠州豊田SA。この前に足柄SAでも休憩があった。
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↑車内で注文したお弁当はさくらえび弁当。もう1段おかずがついていてお値段はリーズナブル。桜エビ大好きだし、おいしかった。
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↑ツアーじゃなければ松阪肉コロッケなるものを買っていたかもcoldsweats01 @関ドライブイン
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↑11月6日16:50頃。@足柄SA。この後、渋滞に巻き込まれる。
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↑よく見かけるこの紙バッジ。使いまわしするそうで、帰りに回収された。1個1.8円(だったかな)かかるんですって。そうと知っていれば、もう少し丁寧に扱ったのに(安全ピンのあたりが少し折れている)。
ご当地名物は幟の写真を撮ったのみ。

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2010年11月 7日 (日)

東京新聞日曜日の歌舞伎特集

わ~い、今日は時さまだ~sign03
写真はないけど、記事は→ココ
早く、演舞場行きたいよぉ~。

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2010年11月 6日 (土)

無事帰宅

先ほど、午後11時前、無事に帰宅しました。
足柄の先(東京寄り)で渋滞に巻き込まれ、予定より1時間半くらい遅れた新宿着が21:42。そこで下車すればもっと早く帰れたのだけれど、疲れた身体で新宿駅から電車に乗りたくなかったので上野解散組に。
上野着が約30分後の22:14。
2日間お世話になった添乗員さんと運転手さん(交替なし!!)にお礼を言って帰路につきました。
初日約9時間、2日目約10時間のバス生活、見学は各3時間ずつ。初めての国内ツアーはどんな旅だshockって感じだけれど、ホテルがよかったし、何しろ格安だから。
でも、まあ疲れましたわcoldsweats01
これからbeer(昨夜のbeerがめちゃくちゃおいしくてスイスイ入ったのに味をしめて今夜も)&夕食(お昼にものすごいボリュームの「寿司バーガー」というのと、お寿司のおにぎりみたいのを食べたので、夕飯時おなかがすかなかった。でもお弁当を頼んでおいたので、それをこれからいただきます)なので、コメントをくださった方へのお返事、明日までお待たせしてしまうこと、平にお許しくださいませ。

テレビの野球、スポーツニュースかと思ったら、日本Sの延長戦でビックリ。へ〜っとしばらくつけていると、23:54に2-2の同点で終了した。
おやすみなさいsleepy

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琵琶湖畔にて:朝

今、朝日に輝く琵琶湖の風景に見とれています。
5時に起きてから(モーニングコールと携帯アラームで何とか起きられた)1時間は暗くて、その後徐々に姿を現す琵琶湖を楽しむ間もなく食事時間。37Fに上がっていったらなんと満席で行列が出来ている。15分待ちだそうだったけれど、出発までノンビリもできないので、3Fの会場で食事。こちらはまったく景色の見えない宴会場。
食後部屋に戻ったら、とみ様が教えてくださった大津館が見えたsign03good
同行のとこ様がご自分のお部屋で見つけて知らせてくださったの。お2人に感謝です。
遥か遠くに、歌舞伎座を偲んだconfident
琵琶湖は必ずそれを目的に必ず又来たいところですsign03

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2010年11月 5日 (金)

琵琶湖畔にて:夜

無事、本日の日程をこなし、今、大津プリンスホテル(レイクビューの部屋だけど琵琶湖は暗くて見えない)にて寛いでいます。
もう少ししたら、さっき購入した柿の葉寿司にbeerでささやかなディナーのつもり。
なんと、このホテルには部屋にネット環境が整っていないのだshock
せっかく重い思いをしてパソコンもってきたのにぃcrying
でも、部屋はかなり広いツインをシングルユーズだし、お風呂がユニットバスでないのが嬉しいhappy01

というわけで、いただいたコメント(ありがとうございますsign03)へのお返事、明日帰宅後にさせていただくこと、お許しくださいね。携帯からの入力はとても苦手なんです。本文入力がやっとcoldsweats02
いやぁ、しかしバス8時間はハンパなくきつかったですわcoldsweats01

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奈良へ

朝起きが苦手な私、午前6時50分上野駅集合のために起きたのは4時過ぎ。
よほど徹夜しようかと思ったけれど、この後の強行スケジュールを考え、2つの目覚ましを15分おきに鳴らすようセットして、最初の4時で何とか起きることに成功happy01
では、いざ奈良へ。8時間のバス旅行、ちょっと不安coldsweats01

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2010年11月 4日 (木)

亀治郎の歌

今日配信された歌舞伎美人で、亀治郎が歌う「たのしやかぶき」が11月からオンエアと知った。
共演が秋山悠介クンっていうのがすご~く嬉しいsign03 悠介クン、ほんと可愛いんだもの。
で、亀ちゃんの歌だけど、たしか「決闘! 高田の馬場」のDVDで、染五郎さんとノリノリで歌っていたようなsmile(今、DVDが手元にないので確認できない)。
でも私のプチ自慢は、亀ちゃんの歌noteを目の前でナマで2曲(だったと思う。記憶が少し薄れた)聞いたこと。4年前の夏、@朝霧高原のことですscissors
「にほんごであそぼ」はもう何カ月もぜ~んぜん見ていない(時間が変っちゃったんだもの)けど、来週からちゃんと見ようっとheart04

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歴史的決戦、10分間の夢

113日 六大学野球優勝決定早慶戦(神宮球場、1300 試合開始、16:18試合終了36000)→105で敗戦
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回裏まで早稲田は毎回安打の7点、対して慶應はノーヒットの0点。初回にいきなりの6安打で3点を取られたのがすべて…慶應は守備もヨレヨレ、打撃は斎藤佑樹(あの、ハンカチ王子)の前になすすべもなく、相手の攻撃時間ばっかり長く、外野にはちっともボールが飛んでこないし(内野席だったけど、ほとんど外野。自由席なので1時間15分前に球場到着したら外野よりはけっこう座れた)、途中で眠くなったりもしたし、私の関心は応援指導部とチアリーダーによる応援に集中。
ところが、である。8回表、はじめて早稲田をノーヒットに押さえたと思ったらその裏、相手エラーから出塁の慶應に1アウト後初ヒットが生まれ、4連打で3点を取る。
それまで単発的なパフォーマンスで盛り上がりに欠けた応援も俄然勢いづき、切れ目のない応援を繰り返す。我々も立ち上がりジャンプし、「若き血」を歌いまくる。
打順は3番に入っていたピッチャー金子。スクイズをはずされ、3塁走者は本塁間で挟殺。く~っ!! しかし2アウト12塁ながら次の打者は大学最強打者、4番伊藤。最高潮に達した声援に応えた伊藤は見事3ベースヒットを打ち、5点目が入る。そして、ついに斎藤佑樹をマウンドからひきずり下ろした。
救援の大石に後続を断ち切られたものの、逆転の期待を込めた周囲一丸となっての応援はすごく楽しかったし、何よりノーヒットノーランという結果にならなくてよかった。7回で帰っちゃった人もいたが、後で残念がっていたんじゃないかな。
もともと優勝の目はなくなったかと思っていたところへ早慶戦に3連勝すれば優勝という吉報。しかし1つでも負けなければ逆に早稲田が優勝する。そんな圧倒的に有利な早稲田に2連勝しちゃったのだから、その勢いで勝ってくれればと期待したのだが、それは欲張り過ぎだっただろうか。7回まではほとんど諦めていた勝利の夢を8回に10分だけ見せてくれた選手と監督に感謝。
最後9回はもうピッチャーを使い果たし、6人目の投手として何と1塁手の正木を登板させることになった(8回攻撃時、監督がピッチャー山形に代打を送るのを躊躇ったのはそういうことだったのだ)。観戦中は正木がピッチャーじゃないなんて知らなかったから、バッティングピッチャーかと思ったくらい。ボールが高めに浮いてストライクが取れない。押し出しで1点取られ、その後打たれて3点を失い、結局105で負けた。正木クンには気の毒だったなbearing
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年ぶりという早慶両校による優勝決定戦は内外野ともに立ち見の出る超満員。その中で、西武からドラフト1位指名を受けた大石クンがきっちり締めて、六大学最大のスター斎藤クンが華を見せて終わった秋季リーグ戦であった(ちなみに、斎藤クンをナマで見たのは初めて。でもダイヤモンドは遠くて全体像しかわからなかったcoldsweats01)。

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2010年11月 3日 (水)

工場見学で美しく:エバメール体験ツアー3

1029日 エバメール体験ツアー(エバメール化粧品春日部工場)
細切れになってしまったけれど、見学記もこれで最後。
工場から、先ほどエステを受けたビューティーサロンの前の部屋へ移動する。
★毎日のホームケアアドバイス
まず皮膚組織についてパネルを見ながら学ぶ。
それからさっきエステで進行していたことを手の甲でやってみる(エステでは目を瞑っているし、寝ちゃっている人もいるから、実際に何が行われているかわからない、というわけで)。
はじめにゲルクリームを塗ったら白い垢のようなものが取れてきたから「あれっ」と思ったら、それがピーリング効果なのであった。ゲルクリームを使ってのいくつかの過程を経た手は確かに色が白くしっとりとしている(その後23回手を洗ってもその効果は残っていた)。
あまりの効果に、ゲルクリームを買ってしまった。泡の出ない洗顔料もとても魅力だったが、何しろお値段がお値段なので一度にあれこれ揃えるわけにはいかず、今回は断念。
もちろん、ゲルクリームは万能であるわけでも万人に効果があるわけでもなく、その場で購入を強制されることはまったくない。よろしかったらどうぞ、くらいで、ツアー終了後ゆっくり購入を考慮する時間もないくらい。ほとんど即決したのは、たまたま私はぴったりきた感触を得たからである。まあ、せっかく高いクリームを買ったのだから、その効果を活かすためには肌に一手間かけるという意識をもつことが大事なのかもしれない。
きれいになるぞぉ~。
追記
ツアー申し込み後しばらくすると、お洒落なインビテーションカードが届く。そういう小道具も気分を盛り上げる。
・ビューティーサロンのトイレがめちゃくちゃ綺麗。手を洗った後には置いてあるゲルクリームでハンドケアができる。
・ゴミ箱の底にはレースペーパーが敷いてあり、清潔感と細かい心遣いを感じる。
・ケアアドバイスや水の話を聞く部屋の椅子は小さなテーブルとセットになっており、座り心地も使い心地もよかった。

10110301evermere ・最後にお土産をいただいた。嬉しいscissors

また参加したいものだけれど、このツアーは11回と決められている。無料エステ付きだもの、当たり前だよね。ま、エステ並みの効果を自分で得られればいいわけだけど、そうはいきますまいcatface

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2010年11月 2日 (火)

芝雀さん、おめでとう

遅ればせながら、芝雀さんの紫綬褒章受章、おめでとうございます。
私は正直なところ、芝雀さんって比較的最近までどちらかというと苦手だった。それが、「細やかさ」に気がつくようになり、今ではとても好きな女方さんの1人である。
私に物真似の才能があったら、絶対芝雀さんの台詞やるのになぁ。今だって、頭の中ではそれをやっているhappy01

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2010年11月 1日 (月)

工場見学で美しく:エバメール体験ツアー2

1029日 エバメール体験ツアー(エバメール化粧品春日部工場)
月をまたいでしまったけれど、気を取り直して見学記の続きを。
エステでリフレッシュした後は工場見学。だがその前にまず、ゲルクリームの成分の80%を占める水についての解説を受ける。
★水について
水のきれいさは結晶(科学に弱いのでよくわからないが、水の結晶って? それって氷の結晶のこと?)を見るとわかるのだそうだ。きれいな水の結晶は形が整っており、汚染された水は結晶が形を成していない。疑問は疑問として、面白かったのは奇跡の水と言われるフランス・ルルドの泉の水で、結晶がひどく変った形をしていた。
水に「ありがとう」と声をかけ続けると美しい結晶ができて「ばかやろう」などだと汚い結晶になるという説もあると聞いたが(「水からの伝言」ですか)、科学的根拠はないみたい。
エバメールが使っている水はセラミックで活性化した生体エネルギー水(超軟水)で、たとえばレモンの輪切りを入れると一瞬でレモンの酸味が強くなるなど、そのもの本来の力を活性化させる作用があると言う。後でその水を飲ませてもらったが、普段ほとんど生水を飲まない私には残念ながら味の違いはわからなかった。エバメールでは排水にも細心の注意を払っていて、外へ流す水はメダカが棲める純度にまで浄化し、残った廃棄物質は乾燥させて肥料にするのだそうだ。

★工場見学
工場と言うが、いわゆる工場らしい雰囲気は全然なく、明るいガラス張りの明るくきれいな一画が工場なのであった。空気もビューティーサロンのように静かで落ち着いていた。
工場で最初に見せてもらったのが乳化釜。生体エネルギー水と他の原料を混ぜ合わせる釜である。ドイツ製のぴっかぴかの釜(ぴかぴかであることで汚れが目立つから、常に清掃に注意が届く。また内部は自動清浄で清潔をいじしている)の中心にはクリームが均質になるように回転するプロペラシャフトが通っている。乳化鍋の大半は側面や底に付着したクリームが混ざらずに残ったまま排出されるという欠点があるが、この釜には壁を浚う羽のようなものがついているのとクリームを釜底から外へ出して再び上部から入れるという循環式の仕組みにより、残存付着物の問題は解決されたそうだ。また鍋は1基ごとに独立した部屋に設置され、手術室ほどの清潔さが保たれている。部屋の気圧は外部と少し差をつけてあり、内部の空気が外部に流れても外部から空気が入ってくることはなく、清潔が維持されるとのこと。
さらに、配線やボイラーなどが隣の部屋に配置され、釜の部屋ではタッチパネルで操作すればいいだけになっていることにより人の出入りを最低限に抑えることができ、清潔維持に大きな役割を果たしている。
私たちが見学したときは鍋は稼動していなくて、人の姿も見えず、雰囲気も想像していた工場とは違ったし、見学用の見本が展示されているのかと思ったほどだったが、製造ラインの先に従業員さんが働いている姿を見て、「ああ、工場は動いているんだ」と実感した。

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