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2011年8月 5日 (金)

最古映像よりアルベール・カーンの名前に驚く

11080502kahn_2 朝刊で、「フランスの博物館に所蔵されている日本の能楽の映像が、プロの能楽師による現存最古の演能映像」であることが判明したというニュースを読んだ。
2~3年前には歌舞伎最古の映像が発見され、その時は「おおっ!」と盛り上がったが、能にはほとんど関心のない私が反応したのはフランスの博物館という点であり、能に関しては誠に恥ずかしながらただ「ふ~ん」とだけ通り過ぎるところであった。
11080501kahn_2そして、この博物館、私にとってはただの博物館ではなかった。
7月末までまったく知らなかったアルベール・カーンという人物の邸宅であっ たのだ。アルベール・カーンはドイツ生まれの銀行家でフランス国籍を取り、1808年と09年に仕事で日本に来て日本が大好きになり、その後プロの写真家を派遣して写真をたくさん撮らせたのだそう。1908~30年に撮られたそれらの写真展をパリでやっていて、娘からつい4~5日前に見てきたとの報告があったから、あまりの偶然にびっくりしちゃったわけ(娘からカーンという人のことを聞いたときも「ふ~ん、そうなの」くらいだったのよ。相乗効果だわね)。
11080503kahn_2 ブローニュにあるカーンの邸宅には、日本庭園(写真)とイギリス庭園があるそうだ。古き日本の写真はきわめて素朴でとてもよかったとのこと。
さて、能楽の映像は100年前のもので、カーンが派遣したクルーが京都・佛光寺で10月30日に撮影したものだそうだ。演じ手の1人は金剛謹之輔。来年1月、国際シンポジウム@早大で公開予定という。
新聞で見る「橋弁慶」の写真は生き生きとしたキレが感じられて(映像の一部からとった写真なのに)、能に関心のない私でも「いいな、これは見てみたいかも」と思う。

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