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2012年9月20日 (木)

楽しいベルばらの世界:40周年記念 ベルサイユのばら展

919日 「ベルサイユのばら展」(銀座松屋8F
12092001berubara 今年はジョジョの25周年で盛り上がってる人たちがいるなあと思っていたら、ベルばらは40周年なのだった。
娘が見たいというので、ブリジストン美術館「ドビュッシー展」の後、徒歩で松屋へ。本当は私、出かける直前に自宅で躓いて右足小指を内側へ思いっきり折り込んでしまい、その痛いのなんのって。ひょっとして骨折かヒビかとも懸念したけれど、それだったらもっと痛いに違いない。とにかく片足引きずりながら展覧会ハシゴ、徒歩移動を完遂したのだった。
感想というほどの感想ではないけれど、ベルばら展が24日までなので先に。
1章 コミック~ベルばらオリジナル
週刊マーガレットでの連載にあたり、「女子供に歴史ものなんてヒットしない」という編集者の猛反対を池田さんは「必ずヒットさせる」と強く説得して連載にこぎつけたとのこと。この時、ボツになっていたら…(でも、優れたものは必ず日の目をみる。ここでボツになったら他できっとヒットをとばしていただろう)。
原画がいっぱい。エピソードごとにストーリーと原画が展示されている。これを丁寧に見ていけば、ほとんどストーリーがわかる。

国民的漫画と言っていいだろう「ベルばら」を実は私は一度も読んだことがないし、宝塚で見たこともない。唯一、テレビアニメをちょこっとだけ見たことがあるだけ(田島令子さんの声がぴったりだった)。だからオスカルもアンドレもアントワネットもフェルゼンも名前は知っていても見分けがつかない。大勢のベルばらファン(ヅカファンも大勢いただろう)に押されながら娘の耳にこっそり「どれがオスカルでどれがアントワネットかわからない」と訴えると(オスカルが一度だけドレスを着たことがあるっていう場面を見てもよくわからんのだ)、呆れながら見簡単な見分け方を教えてくれた。
原画なので、白い修正液で手を加えた跡や、吹き出しのセリフが貼ってあるのが見える。
2章 舞台~宝塚歌劇版ベルばら
各公演のポスター展示と代表的な舞台のビデオ、衣裳・小道具展示など。1974年初演はオスカル・榛名由梨、フェルゼン・大道子、アントワネット・初風諄。私の片手で数えられるくらいの宝塚経験はほとんどが和央ようか×花總まりコンビなのだが、ベルばらでも2人のフェルゼン×アントワネットが上演されていた。ポスターでは天海祐希さんを見つけたが、宝塚メイクで私にはみんな同じ顔に見えてしまって…ごめんなさい。
衣裳は豪華で、こんなすごいの着て踊ったり歌ったり演技したりするのって大変だろうなあと感心したが、考えてみれば歌舞伎も同じように重い衣裳なんだわね。
馬車のレプリカが置いてあったが、これがまた豪華。夢の世界だわ~。
3章 映像~アニメ版ベルばら
セル画、原画展示にアニメダイジェスト版上映。細かくていねいなキャラクター設定のイラスト(って言わないかもしれないけど、なんて言っていいかわからないから)が興味深い。セル画の複製を何点か販売していた。
4章 そして今~広がるベルばらの世界
12092002berubara 海外で翻訳された漫画本、ベルばらkids(かぶキッズもいるよねえ。なんか通じるものがある)、様々な方が描いた「我が心のオスカル・フランソワ」。漫画家、イラストレーターなどに混じって福助さんの作品が!! 平成元年第26回俳優祭でまだ児太郎時代の福助さんがオスカルを演じた時の写真に「あまりにも静かに あまりにも優しく あなたが私のそばにいたものだから…私はその愛に気付かなかったのです…」とサイン入りで書かれている。ラストにこれを見て、私は大満足。
その後、グッズ売り場を眺めたり(昔、娘に買ってあげたかも、なベルばら筆箱は今はないみたいだった)、顔はめパネルの写真を撮ったり、4Fに展示されている衣裳の写真を撮ったり。
今や、ベルばらはすっかり文化だなあと思いながら、ほとんど知らない私でも十分楽しめた展示だった。
外国人の男性が1人、熱心に展示を眺め、グッズを買い集めていたのが印象的だった。

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コメント

SwingSwingSwingさまも、「ベルばら」展御覧になったのですね。私も昨日行って来ました。
懐かしかった~。原作も読んだし、宝塚も1974年の初演から、各組のベルばらを大劇場も含め、何回見たことか。
朝日新聞の「ベルばらKids」も好きですhappy01

投稿: とこ | 2012年9月20日 (木) 21時09分

とこ様
こんばんは。コメントありがとうございます。
とこ様も昨日いらしたということはニアミスでしたのねえ。とこ様と違って、私はベルばらとの関わりは薄いのですが、それでも華やかな絵、ロマンを掻き立てる世界、そして史実、すべてがステキでした。
宝塚も漫画の連載開始同様、初演にもっていくまで苦労があったようですね。結局「いいものはいい」ということですよね。私にとって宝塚のベルばらといえば榛名由梨、安奈淳時代ですが、こんなに何回も上演されているんですねえ。
ベルばらkids、かわいいですよね。

投稿: SwingingFujisan | 2012年9月20日 (木) 21時43分

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