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2013年11月

2013年11月29日 (金)

梅玉さん、芸術院会員に内定

梅玉さんが、別役実、栗林義信、井上八千代の各氏とともに芸術院の新会員に内定したそうだ。
歌舞伎界からは藤十郎(平成6年)、菊五郎(平成12年)、吉右衛門(平成14年)、仁左衛門(平成18年)、幸四郎(平成21年)に続き6人目。

芸術院って、わかっているようでわかっていなかったので、HPでその役割を調べてみたら、
日本藝術院は,芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関です。
            また,芸術の発達に寄与する活動を行うとともに,芸術に関する重要事項を審議し,これを文部科学大臣又は文化庁長官に意見を述べることができるとされています。

と出ていた。
発令は12月15日。
おめでとうございます。

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2013年11月28日 (木)

菊ちゃん、おめでとう!!!

菊之助さんに男児誕生!!!
目出度い目出度い。
今年は海老蔵家、勘九郎家、そして菊之助家(菊五郎家でもあり吉右衛門家でもあるね)と将来歌舞伎を背負って立つ子たちが続々生まれ、歌舞伎界も色々あったけれど、よかったよかった。

一時期、瓔子さんの体調がすぐれないということでずいぶん心配しただけに、本当に嬉しい。おめでとうございます。

お名前は和史(かずふみ)クンだそうです。菊ちゃんの本名から1字取り、なおかつ「和をもって歴史を刻んでいけるように」とのこと。いいお名前ですね。

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しまった!!

12月の国立研修発表会の前売券が完売になったそうだ。
私はこの仕事の状態では先々も不安で、もう少し様子を見てから取ろうと、ちょっと控えていて、そのうちあんまり忙しくてチケットのことを考える余裕がなくなっていたのだ。この発表会はハズせないわと意気込んでいたのだから何がなんでもさっさと取るべきだった。ちょっと甘くみたわ。あ~、大失敗!!
当日券は後日発表になるそうだが、さぞ並ぶんだろうなあ。あ~あ、くよくよwobbly

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2013年11月27日 (水)

ほしいかも、ほしかったかも。そしてゼロとれい

もう物は増やしたくない、って極力心がけているのに、これ(→ココ)見たら、ちょっとほしい気がしてきた。応募してみようか…(応募は→ココ)。でも、こういうのにメルアド入力すると、必ずスパムメールがどっと押し寄せるからやめておこう。それに前回285倍だったっていうから当たるわけないし。いやいや、チャレンジしなければチャンスはゼロ。あ、そうだ、全然関係ないけど、さっきテレビ見てたら「ゼロ」と「れい」は違うって言ってた。「ゼロ」は皆無を意味し、「れい」はきわめて小さいを意味するとか。そんなこと普段意識していなかったので改めて調べてみたら、「0」を「ゼロ」と読むのは英語読み、「れい」は日本語読みでどちらも「数として数えるものがない」ことを意味する。しかし上記のような違いもある、とNHK「トクする日本語」のサイト2011年3月8日(→ココ)にあった。
閑話休題。これ(→ココ)はもう終わっちゃったけど、かなりほしかったかも。知らなかったんだ、こういうのやってるの。

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2013年11月25日 (月)

パスモ忘れて

車おりて、駅構内に入った途端、「パスモがないっ!!」
バッグをかえると、たいてい何かしら移し忘れる。昨夜も中身を移しかえながら、「あとはパスモ、パスモ」と唱えていたのにbearing パスモとか携帯とかすぐどこか見えなくしちゃうから、いつもバッグに結びつけてあるのよね。紐をはずしてまた別のバッグに結びつけるのがちょっとだけ面倒だから、「あとで」と思っていたのが敗因。やるべきことはすぐにやらなくちゃ。
でも切符を買ったおかげで、交通費がどれくらいかかるかわかった。パスモだと交通費感覚なくなるから。でも、やっぱりパスモがないとチョー不便だ。

仕事は昨日、あと1.5山くらいになったとほっとしたら、今日又1.5山増えた。明治座行ってる場合じゃないよねえ状態だったんだけど…。明日もう一山増える予定だし、ありがたいけど途方に暮れている。とにかく地道に1歩ずつ前進するのみ。

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2013年11月24日 (日)

チラシ

歌舞伎を見に行くと、どうして毎回チラシを持って帰ってきてしまうんだろう。自宅でしばらく積んでおいて、そろそろ頃合いかと整理すると、イヤになるほど同じチラシが何枚もある。いくら捨てられない私でもこれじゃあしょうがないので、一番きれいなものを1枚だけ保存しておくことにしているが、きれいなのが何枚もあるとどれを残しておくか選択に迷う(逆に、積んである間に端がヨレちゃったり折れ目がついちゃったりしたものばかりの時もある)。
もうもらってこないようにしようと思っても、この前持って帰って来たのと今回のはどこか違うんじゃないかなんて考えちゃうのよね。実際、チラシが出た後に休演があったりすると配役が変わっているのだ。それなのに、今回はうっかりというか、もう増やすまいという気持ちが裏目に出て、芝雀さんの名前の載ったチラシをもらって来そこねた。サイトのチラシでは芝雀さんの名前にかわってるから、歌舞伎座に置いてあるのもかわってると思うんだけど


追記:歌舞伎座にきいたら、急だったので刷り直しはなかったとのこと。芝雀さんのお名前に代わったのはWebのみでした。それから、筋書きと違って、チラシは翌月にはもうなくなっているということです。当月のチラシはその月のうちに。

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2013年11月22日 (金)

♪アリゲータゥーブガル♪

って曲知ってる人、まずいないだろうなあ。
歌舞伎の感想がちっとも書けないからってこんな話題でお茶濁してるわけじゃないけれど、今日駅へ向かう車のラジオでかかったのだ(たまたまNHK第一になっていた。ラッキー)。最初にかかったのはブルコメの「甘いお話」。だ~い好きなheart04曲で胸キュンしてたら次が「アリゲーターブーガルー」。最初のメロディーがすぐ出てくるっていうのが我ながらすごいと自画自賛(トシだとも言えるcoldsweats01)。めちゃくちゃ懐かしかったわー。ザ・ハプニングス・フォーというグループ名も頭のうんと片隅に追いやっていたのが久々に表に出てきて、まあ何とも懐かしい。このままラジオ聞いていたかったけど、駅に着いちゃったから。
そうそう、今日は出かける支度をしながら見るのに選んだ録画がビリバンの特集番組で「白いブランコ」をしっとり堪能したのだった。図らずもナツメロ特集になった。
仕事は当面、あと二踏ん張り。

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2013年11月21日 (木)

古都を飛ぶ猿之助

南座顔見世のポスターのことです。
演舞場での襲名興行の際に、猿之助さんが東京上空を飛ぶポスターがあったが、あれの京都バージョン。
29日から阪急梅田駅などに貼りだされるそう。
写真は→ココ
から見てね。

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2013年11月19日 (火)

明治座昼の部

1111日 十一月花形歌舞伎(明治座)
明治座は歌舞伎座や演舞場とは違った独特の雰囲気があって、観客マナーにはちょっと疑問符がつくこともあるが、全体としては決して嫌いではない。しかも明治座の歌舞伎って1階席を取ったことがないように思うけれど(歌舞伎以外の芝居も見ているのでごっちゃになって記憶が定かでない)、3階後列はとても見やすいのだ。お弁当を食べられるソファもあるし。
「鳴神」
131119meijiza03_2 右近さんの鳴神、笑也さんの雲絶間姫、白雲坊・猿三郎さん、黒雲坊・門松さん。全体的に行儀のいい芝居で、私は行儀のいい芝居を大変好ましくは思うのだけど、ちょっと行儀がよすぎるような気がしないでもなかった。客席はよく笑っていたし、それなりに面白い。でもなんか教科書的な面白さで、うまく言えないんだけど滲み出てくるような面白さというのにやや欠けていると思った。
白雲坊の「何を聞いたというのだ」に対する黒雲坊の答えは「日本橋浜町明治座の評判を聞いたというのだ」。もちろん大きな拍手がくる。蔵の中にしまってあると言って黒雲坊が股倉から酒を出すと笑い。白雲坊がタコを出しても笑い。2人のやりとりは相当客席にウケていた。
笑也さんはやはり声が素晴らしくいい。もうこの声だけで透明な泡の中に笑也さんがいるような気がする。雲絶間姫が失神した鳴神の口に水を飲ませている時の猿三郎さんの表情が面白かった。じ~っと2人を見ていたのに、その瞬間、はっと目を逸らすんだもの。門松さんは最初からそっぽを向いていた。
雲絶間姫は鳴神をだますために遣わされたのであるから、下心たっぷりの冷静さが要求されるのだろうし、笑也さんの雲絶間姫はまさにそういう感じだった。でも、コケティッシュな感じにやや欠けているように思ったし、右近さんの鳴神も含めて、もう少し(ほんの少しでいいから)エロチシズムみたいなものがほしいような気がした。
「瞼の母」
131119meijiza04 ちょうど2年前(1116日だった)、巡業の日本青年館で見た「瞼の母」は肝心の実の母との再会場面に物足りなさがあって感動が薄かったのだが、今回はよく描かれていて、満足した。
実母と再会する前に出会う3人の母――忠太郎が母のように感じる3人の老女――がみんないい。忠太郎の弟分・半次郎の母、右之助さんには何としても息子を堅気にしようとする母の強さが感じられた。字の書けない忠太郎が、半次郎の母の手を借りて書付をしたためる場面で泣けたのは、右之助さんがよかったからというのが大きい。三味線弾きの蝶紫さん、巡業でも同じ役だったが、底辺で生きる女の寂しさがにじみ出て、とてもよかった。そして出色なのが巡業の時にもそのうまさに感銘を受けた夜鷹の徳松さん。こちらも底辺で生きる女のすれっからした様子の中に寂しさ・悲しさを隠して突っ張って生きてこなくてはならなかったこの女の人生がたまらない切なさで迫ってくる。忠太郎に初めて人間として扱ってもらって気持ちが昂揚し、大金をもらって(夜鷹がこんな大金を持っていて、あとで盗んだ金ではないかと疑われはしないかとちょっと心配になった)何度も頭を下げながら花道を引っこみ鳥屋に入ってからも礼を言うその気持ちがまた切ない。蝶紫さん徳松さんがいいなと思うのは、そういう女を演じながら歌舞伎としての品性をしっかり保っていることだ。2人の孤独感が忠太郎の孤独感とリンクして、なんとも泣けた。

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2013年11月18日 (月)

三津之助さんご逝去

ショックで言葉もありません。
今はただただ、涙の中でご冥福をお祈りするのみです。
三津五郎さんもどんな思いでいらっしゃることでしょう…。

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2013年11月17日 (日)

比叡山延暦寺の声明

119日 比叡山延暦寺の声明(国立劇場小劇場)
131117syomyo 国立劇場の声明公演は、この叡山を以て50回目になるそうだ。49回目は真言声明。そして50回目は天台声明。この公演は命がけで唐へ渡り様々な声明を日本に伝え、天台声明の祖と言われる慈覚大師円仁を供養する慈覚大師御影供(みえく)である。
公演の前に、斎藤圓眞氏による「天台声明と慈覚大師」のお話があった。「命がけで唐へ渡り云々」は斎藤氏のこのお話の冒頭で聞いたことである。慈覚大師は法要における声明の重要さを認識していた。それは、字が読めず難しい理論がわからない一般大衆も仏教の理想の美しさを声明を聞くことによって肌で感じるから。中国の音楽は、西域からの音楽も伝わり高水準であった。それが仏教音楽(声明)にも影響を与えた。
大師は耳で聞いた音を即座に笛で再現できる天才であった。色々な声明を伝えるとともに、帰国後には舎利会のために新たに声明を作詞したりもしたそうだ。声明はそれだけを独立させて聞いてもらうことはほとんどないが、声明には人々の気持ちを昂揚させるアクセントとしての効果があることを大師は十分認識していたのである。

ここから御影供。
他の公演と違って興味深かったのは、舞台奥の上手側壇上に女性が数人あがったことである。珍しく思ってみていると、どうやらお茶を点てているようである。このお茶は、御影供の中ほどにある「献茶」という式作法で、大師に捧げられていた。
もうひとつ興味深かったのは、左右に居並ぶ僧侶の一番前の列の両端の人がマスクをつけていたことである。これは、「入堂」「僧讃」に続く3番目の式作法「伝供」および「献茶」の前の「仏名」で、供物を捧げるためであった。供物は、やはりマスクをつけた一般の(?)人たち(信者さんの代表だと思う)が1つずつ持ってマスクの僧に渡し、その僧が反対側の僧にそれを渡すと、渡された僧が大師の御影の前に設えられた壇に供える。
そうか、他の公演と違うのは今回が御影供だからか。
声明に用いられる楽器はシンバルみたいなのと薄い木の太鼓みたいなもの。9月の声明公演でも雅楽が演奏されたが、こちらも雅楽の演奏があった。
「祭文」では、「平成25119日、東京都千代田区隼町、国立劇場にて云々」という前振り(?)があってから慈覚大師の祭文が語られた。祭文は和文である。
声明は人々の気持ちを昂揚させると慈覚大師はお考えになっていたそうだが、ごめんなさい、私は途中ですっごくいい気持になって爆睡してしまった(前半はちゃんと見聞きしていたんだけど、テンポがおっそろしくゆっくりだったりすると、睡魔に負けてしまうのだ。「般若心経」と「宝号」(「南無慈覚大師大勇金剛」と3回唱える)はスピーディーで昂揚した。
毎度書いていることだが、貴重な公演を都内で拝見拝聴できるのはありがたい。
<上演時間>お話15分(13001315)、御影供75分(13151430

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2013年11月16日 (土)

さらばの前に--国立競技場

11月7日 国立競技場見学ツアー
131116stadium11 現・国立競技場は来年夏から解体工事が始まり、新しく生まれ変わる。その前に今の姿を見納めようという見学ツアー、何カ月も前から狙っていたけれど、なかなか機会がなくていつも予約一杯。それが先月、やっと11月の予約開始日に巡りあえて、ガッチリ予約できた。
11月7日、予報どおり雨…。ちぇっと思っていたら、同行者が晴れの神様、見事にその神通力で13時30分の見学時刻には雨が上がっていた。
見学コースは、まず併設の秩父宮スポーツ博物館から。そして晴れの場合、聖火台→ロイヤルボックス、壁画、貴賓室→選手更衣室→室内練習場→グラウンド→東京オリンピック優勝銘盤をそれぞれ見学。雨の場合は選手更衣室→室内練習場→貴賓室→メインスタンド→スカイラウンジ、写真判定室の順になる。
目玉はもちろん聖火台なんだけど、よくよく考えたらサッカーの試合の時に聖火台のすぐ近くの席だったことがあったっけと思い出し、雨の「スカイラウンジ、写真判定室」は一般の人は見られないんだからそっちがよかったかな、なんて贅沢な我儘心がもちあがったりもした。
でも、観客が誰もいないスタンドを見渡し、グラウンドに降りるという経験はやっぱりなかなかできないこと。雨があがってよかったのだ。参加者28名。

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↑聖火台をこういう状況で真下から見るってことはふだんできない。
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聖火台はスタジアムの一番高いところに設置されている。

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聖火台の高さから。メインスタンドがこんなに小さく見える。

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後ろ振り返ると、そろそろ木の葉が色づき始めていた。

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なんと遺跡が。工事前にきちんと調査。

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国立競技場は一般のトレーニングにも使われており(申し込めば誰でも使えるみたいよ)、コースの中はトレーニング中の人がいるため入れなかった。走り幅跳びの砂場には緑のシートがかけられていた。
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選手更衣室。ユニフォームの掛けられている棚(?)は両側にある。奥の白板は、監督が戦術を説明したりするのに使うもの(トルシエが是これの前で熱弁をふるっていたっけ)。

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岡崎選手のユニフォームのレプリカ。ここでは好きな選手のユニフォームを着てもいい。本田、楢崎、闘莉王、中澤等の中から、なぜ岡崎の写真を選んだかと言うと(私は着ていませんよ)、最近髪型のせいか、岡崎が吉田に見える、と思っていることをさっきオランダ戦を観戦しながら思い出したから

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正門にある東京オリンピック優勝者の名前が競技ごとに刻まれている銘盤。ふだん、正門から入ることはできないので、この銘盤は見ることができない。懐かしい名前がいっぱいで、しばし思い出に浸った。

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そのごく一部。
最後に国立競技場と同じ芝の種(ソプラノ ペレニアルライグラス)をお土産にいただいた。競技場1平方メートルに蒔かれている量(40g)だそうだ。

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2013年11月15日 (金)

まさかのオチ、ヤマハサイト

最近、情報系ばっかりのエントリーになってしまって、感想がたまりにたまっていることは昨日もボヤいたが、今日は歌舞伎とは全然関係ない話題で。
東京モーターショー(11/22~12/1)に向けたヤマハの特設サイト、色々評判になっているようなので覗いてみた。まさかのオチだった。
特設サイトは→ココです。

中の動画も見たら、このバイク、欲しくなってきた。でもすっごく高そう。

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2013年11月14日 (木)

1月にも歌舞伎の研修発表会、そして2月博多座

来年1月18日(土)、伝統歌舞伎保存会の研修発表会が開かれる。詳しくは→ココ
菊五郎劇団幹部による大喜利もあるそうだから楽しみ。

2月博多座も発表になっていた→ココ 

やっと少し余裕が出てきたと思ったら、また忙しくなって、感想がたまる一方。
歌舞伎も明治座、歌舞伎座の昼の部を見たのに、当分書けそうもないかも。

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2013年11月13日 (水)

福助さん休演

体調不良のため。
代役は芝雀さん。
福助さんの休演は珍しいと思うが、最近休演続きの歌舞伎界、本当に大丈夫なんだろうか。
福助さんは襲名準備のお疲れかしら…。来年3月4月の襲名公演に万全の健康状態で臨んでいただくためにも、休養は必要だと思うけれど、歌舞伎界全体として役者の健康ということをもっと切実に考えてほしい(今、一番心配なのは酷使の続く吉右衛門さんだ)。
福助さんは、とにかくお大事に。

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日本俳優協会賞

11日昼の部、仮名手本四段目の後の幕間に、日本俳優協会賞の表彰式が行われたそうだ。
今年の受賞者は中村勘之丞、中村蝶十郎、井上恭太(新派)、中村梅秋、坂東玉之助、中村歌江の各氏。
皆さんおめでとうございます。
個人的にはとくに玉之助さん、歌江さんの受賞が嬉しい。
授賞理由は→ココで。

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2013年11月12日 (火)

映画の空気をつくる人:「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展」

1112日 種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展(上野の森美術館)
131112taneda01 以前からずっと見たいと思っていたこの展覧会、いよいよ17日までなので焦っていたが(本当は2日のトークショーを娘と聞きに行く予定だった。でも娘が風邪ひいて寝込んじゃったから…。菊ちゃんの青年館パスしたのもそのため)、やっと仕事も一山越えたので昨夜、出かける決心をした。ところがいざとなったら寒いしなんか億劫になって…。でも行かれる時に行っておかねばと気持ちを奮い立て、朝一番で出た。
これまでにまだ2件、感想を書いてないのがあるんだけど、とってもよかったから、先にこちらから。

種田さんが三谷さんと仕事をしたのは「有頂天ホテル」(写真2枚目)が最初で、その後「ザ・マジックアワー」(写真3枚目)、「ステキな金縛り」(写真4枚目)、「ベッジ・パードン」(舞台)、そして今度の「清須会議」(写真5枚目)だが、私は「有頂天ホテル」以外は全部見ている。で、展示は見ているもののほうが断然面白いのは当然だろう。映画の思い出が甦ってきて、あの時はこんな細部にまで目がいかなかなったのに、セットから小道具までこんなにこだわって作られていたんだと実に興味深く、感銘を受けた。
種田さんは映画の空気まで作っていたのだ。種田さんの作る世界は、私たちが見逃131112taneda02 してしまうような小さな物にまでこだわることによってできているのだ。というのは、それによって、役者がその物語の世界に入り込むことになるから。実際に映画には写り込まないかもしれないどんなに小さな物でもどこかにいい加減なものが置かれていたら、それだけで物語の世界が変わってしまうから。しかも種田さんの作るセットは、役者が動きやすいようにできている。
面白いのは、虚構と現実の境界についてだ。たとえば「ステキな金縛り」、あの法廷は現実のものとは異なる。映画でリアリティは大変重要な要素ではあるが、実際の裁判所で撮影すると、幽霊が証人となるという虚構が逆にウソっぽくなる、131112taneda03 そこで、リアルではなるが本物とは少し違う法廷を作ったのだという。言われるとたしかにすり鉢状といい、形といい本物とは違う。それなのに(それだからこそ)、裁判がリアルに見えたのである。
そして裁判所の床の大理石は、スタッフが11枚、板に大理石模様を描いたものだそうだが、これまた本物の大理石に見えて素晴らしい。そして裁判所の椅子(写真)は、ローマ法王の椅子を作った職人さんが作ったものだそう。ちょっと座ってみたが、クッション部分が気持ちよかった。
そういうこだわりはどの映画にもいっぱいあって、ここで全部は紹介しきれないか131112taneda04 ら、興味ある方はぜひ展覧会に行って、ご自分の目で確かめてきてください。私自身は、すばらしい美術の数々を見たら、もう一度それぞれの映画を見たくなってきた。

海外の監督と組んだ仕事も紹介されていたが、私は「キルビル」にしろ何にしろ全然見ていないので、悪いけれどそこはちょっと流した。でも、すっごいと思ったのは、台湾の「セデック・バレ」という映画のセット。最初監督に、酸素マスクが必要な3000m級の山に連れて行かれ、ここに村を作りたいと言われた。しかしそんなところにセットを作るとなるとインフラを整えるだけで何カ月もかかるし、霧が出たら撮影できない。そこで種田さんは「こういう風景がを作り出すのが映画美術だ」と監督を説得して、台北近郊の更地に、3000m級の山の村・町を作り上げたのだ。映画のオープンセットとはよく聞くけれど、こんなにスケールの大きなセットまで作るんだと本当に感心した。
舞台「ベッジ・パードン」では、あの印象的な1900年頃のロンドンの地図が描かれた緞帳も、アパートの3階と屋根裏部屋を2階建てにして外壁を上にあげるとセットが見える作りにしたのも種田さんのアイディアだそうである(うんうん、ちゃんと覚えているよ、あの作り)。
また、映画の美術って、こんなところまでやるんだ、知らなかったわと認識を新たにしたのは、タイトルロールの作成まで種田さんがやっていたこと。三谷映画のあの独特なタイトルロールは三谷さんと種田さんのアイディアがまさにタッグを組んでできたんだなあ。

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2013年11月10日 (日)

上野でハシゴ:「ターナー展」「興福寺仏頭展」

1022日 「ターナー展」(東京都美術館)、「国宝 興福寺仏頭展」(藝大美術館)
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月の感想がまだ書けていなくて、あんまり日が経ってしまったので、ごくごく簡単に2つを一気にいきます。
13111001turner 「ターナー展」は、風景画が好きな人にとっては必見の素晴らしい展覧会だと思うし(展覧会として、よく構成されている)、ターナーの絵の見事さはよくわかるけれど、見ていくうちに、人が描かれていない絵っていうのは私にとってちょっとつまらくなくもない。と言いながら好きな絵はけっこうあったわけで…。
「レグルス」(敵国にまぶたを切られ、陽光に失明したレグルス将軍が見たであろう光)は光の描き方が印象的。「平和―水葬」(海難事故で亡くなり水葬された友人を追悼した作品)は黒色と光の対照に息を
呑み粛然とした気持ちになったし、ジェリコーのかの有名な「メデューズ号の筏」から着想を得ているという「海の惨事(別名「難破した女囚船アンピトリテ号、強風の中で見捨てられた女性と子どもたち」)は、たしかにあの構図になっていてそれだけで目についたし、「グリゾン州の雪崩」の前では最近実感させられている自然への畏怖を具象化された気がした。
絵画だけでなく、スケッチやターナー愛用の絵の具なんかもあって興味深い(当時は絵具は豚の膀胱に入れられていた。チューブはできたばかりで、黄色だったかだけがチューブに入っていた。ちなみに、黄色はターナーの黄色と言われるくらいターナーでは重要な色)。
またターナーは子供の頃から絵がうまくて、理髪店をやっていたおとうさんが店先に息子の描いた絵を並べて売っていたというエピソードが微笑ましく面白かった。
なんだ、けっこうターナー好きなんじゃない。

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2013年11月 8日 (金)

来年3月演舞場は猿之助×蔵之介

来年3月演舞場、佐々木蔵之介さんが歌舞伎デビューするそうだ。
猿之助さん主演の「スーパー歌舞伎Ⅱ 空ヲ刻ム者――若き仏師の物語」で。
作は前川知大さん。
チーム申の「狭き門より入れ」でカメちゃんが現代劇デビューしたのの逆バージョンだね。
4月には松竹座でも上演されるそうだが、これまたチケット争奪戦が厳しそう。

追記:歌舞伎美人でもチラシ付きで発表になりました!!→ココ

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2013年11月 6日 (水)

11月4日、私的もろもろ

114日、一時帰国していた娘を成田に送った。
①スカイライナーチケット騒動
前夜20時ごろ、スカイライナーのチケットレスチケットをネットで予約。普段ならすぐにケータイに確認メールが来て、そこでもう一度何か手続きすることになっているのに、ぜ~んぜんメールが来ない。そこで、座席変更をしてみたら、それはできたのに、そのお知らせメールがまた来ない(パソコンの画面にはメールを送りました、と出ている)。メールを再送信するっていうのを何度もやってみたけど、やっぱり来ない。心配で、チケットセンターに電話したら営業時間を過ぎていてつながらない。
そこで、購入履歴と、今回の購入詳細をプリントアウトして、出発当日、早めに出かけて窓口で事情を話したところ、ちゃんと購入できているとのこと(一応トラブルだから解決に時間がかかるかと懸念したら、すぐに解決した)。
パスモで京成の改札に入り、今度はライナーの入口のところで、チケットチェックをしているおねえさんに事情を話す。すると、最近、そういう問い合わせが何件かあったとのこと。まあ、ちゃんと電車に乗れたからいいけど。
で、この件で、私って他人に事情を説明するのがなんてヘタなんだって、自己嫌悪に陥った。普段人と話す機会が少ないこと、パソコンで文書を作ることが多いから「喋る」という脳の機能が衰えて即座に回転しないんだと思った。だからどうする、ってことでもないんだけど…。
②ライナーを待っている間、何回も電車発着のアナウンスが入った。英語バージョンの案内の男性の発音が素晴らしく「正しい発音」っていう感じ。声も息継ぎの感じも、まるで英語教材を聞いているみたい。「Lesson one. Good morning.」っていうあたりから始まる英語教材の声が頭の中で渦巻いた。
③ライナー車内で後ろの女性が「ハックション」とくしゃみをした。ところが聞くともなく聞こえてくる彼女の言葉は明らかに日本語ではない。スペイン語? イタリア語? ポルトガル語? そんな印象。そういう国の人が日本語で(?)「ハックション」とくしゃみしたのでびっくりした。
④空港でユニかぶりの人を見た。私は今回は着て行かなかったのだけど、ウルトラライトのダウンジャケット(朝、迷って別のジャケットにした)。これは、近所にもかぶる人がいて、なんかなあ、な感じなのだ。どうしてユニクロだとかぶった時に恥ずかしいんだろう。他にも今年買った夏のワンピがかぶっていたことがあって、以来着ていない。かぶるってことは、それだけ売れてるってことなのにね。
ところで、「ジャンパー」という言葉はもう使われていないの? ウルトラダウンのジャケットは私にとってはジャンパーなんだけどな。ついでに、ヤッケ、アノラックも最近聞かなくなっているような…(私がスキーをしないから?)。
⑤帰りの山手線ではスマホかぶり。同年代くらいの女性。私は年齢を考えてらくらくホンにしたわけではないのよ~と心の中で言い訳しちゃった。

 

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2013年11月 5日 (火)

画廊で歌舞伎の道具帳を見よう

銀座七丁目の竹川画廊で第50回舞台美術展が開かれるそうです。
毎年やっているらしいのに知らなかった。
期間は11月12日~17日(11:00~19:00.、最終日は18:00まで)と短いので見られるかどうかわからないけれど、うまく時間があったら見に行こうかな(計画ばっかり立てて、実現できないことが多い、最近。菊ちゃんの巡業もチケット買ったのに行かれなかったweep)。
詳細は→ココ

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2013年11月 3日 (日)

彦三郎丈、旭日双光章おめでとうございます

秋の叙勲で坂東彦三郎丈が旭日双光章を受章された。
おめでとうございます!!
内閣府によれば、旭日章の授与対象は、「功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方」だそうだ。
彦三郎さんの功績が認められたのは歌舞伎ファンとして嬉しい。
亀三郎さんも大変喜んでいて、それも嬉しい。

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2013年11月 1日 (金)

本日第3弾は橘三郎さんと松之助さんの幹部昇進

嵐橘三郎さんと片岡松之助さんが幹部に昇進し、今月歌舞伎座で披露を行っているそう。
お2人ともおめでとうございます!!

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ついに初春歌舞伎座発表

早々と情報の出ていた国立、そして浅草、演舞場、松竹座と、続々初春情報が出てくる中、待たれていた歌舞伎座の演目・配役が発表になった。
出演者いっぱいなので、→ココを見てください。
取り急ぎ。

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松竹座初春公演は玉様舞踊

来年1月松竹座の演目と配役が発表になった(詳細は→ココ)。
七之助、薪車、猿弥、笑三郎、月乃助の共演で玉様の舞踊公演。
見応えありそうな演目が揃ったけれど、毎年1月の松竹座には行かれず、来年も諦めです。

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