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2014年6月10日 (火)

松緑・左近親子に胸アツくする

今日のNHK「ひるまえほっと」、松緑・左近親子の特集をやっていた!!  松緑さんが淡々と家の芸をしっかり息子に伝えようとする姿に胸がアツくなった。「倅を育てていくことが、私の祖父・父からせがれを預かった者の務めのひとつだと思っている」との会見での言葉、「これから彼(左近)が歌舞伎役者をやっていくのであれば、その第一歩であるから道筋をつけてやりたい」、「39歳になってからあと1年で父の年齢を超えると思うことが多くなった。息子にこの役を見せておこうという気持ちである。左近が蘭平ってかっこいい役なんだと思えるように務める」、「この役最後かもしれない。人生であと24回というつもりで務める。その1回1回を無駄にしないようにやっていければ」という松緑さんの言葉が胸にしみる。松緑さん、実にかっこいい、好きだと思う。 一方の左近クンは実にしっかりしていて、可愛くって、華があって、うまいのはもう周知のとおり。左近クンの化粧に、セリフの稽古に、みどりさんが世話をし見守っている姿にもちょっとじ~んときた。まだ初日前、取材の人に「左近という名にはもう慣れました?」ときかれて「まだ(左近じゃないから)呼ばれていない」と答えてから「この舞台が味舞ったらもう左近なの?」と父親に訊く左近クンのかわいい質問に左近クンの覚悟みたいなものを感じた。 松緑さんは厳しく指導しているようだが、「やることがきっちりできていれば怒る必要はない」と言って、放送の間は怒っている場面はなかった。たった1度、舞台稽古で左近クンが気を緩めた時、すかさず「遊んでいるなら楽屋へ帰れ」と叱咤が飛んだ(松緑さんは自分の稽古をしていたのに、ちゃんと見ているんだなあ)。舞台に立つ者の厳しさを左近クンも身に染みて覚えたと思う。 松緑さんは、早くに父、祖父を続けて亡くしたから、常に死を意識しているようだ。初日に左近クンに向けた「帰りに自分が死んだら、明日からお前がやるんだからな」との言葉は決して冗談として言ったのではないと思う。 後日また蘭平を見る予定だが、それまで待てない気分。明日にでも幕見に飛んでいきた~い。

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