« 立ち直れない、三津五郎さんまで | トップページ | やっぱりいいな、歌舞伎座は:2月歌舞伎座昼の部 »

2015年2月25日 (水)

お別れ

三津五郎さんのご葬儀に参列して、お別れをしてまいりました。
今日は歌舞伎座昼の部観劇だったので、終演後時間的にもちょうどいいと思い、青山に行ったのですが、一番混んだ時間帯だったのでしょう、列の最後尾についてからお焼香まで2時間強並びました。
團十郎さんの時には青山霊園の外側を囲むようにして並びましたが、今日は霊園の中に列ができていました。途中冷えてきたし、挫けそうになったけれど、どうしても三津五郎さんにお礼とお別れを言いたくて…。
巳之助クンは、これまでのマスコミ対応も含めて、立派な喪主だと思いました。これからも応援します!!

三津五郎さんのご遺影、穏やかないいお顔をしていらっしゃいました。それが悲しみを新たにします。
しかし、歌舞伎界は本当に危機的状況にあると思います。歌舞伎座のお稲荷さんに、「もうこれ以上、役者さんをお召しにならないでください」とお参りしてきましたが、聞き入れてくださるかどうか…いや、聞き入れていただかなくては困ります。

三津五郎さんとは関係ないのですが、並んでいる間、本を読む合間にそばのお墓を眺めておりましたら、なかなか興味深いことに気がつきました。「陸軍少尉○○之墓」とか「巡査○○之墓」とか「勲三等○○之墓」とか、これまでほとんど見たことのない肩書のような文字が刻まれていました。そばに並んでいた方が「この辺は墓石が古いから戦前の分譲じゃないか」とおっしゃっていたのを、これらの文字から「納得」と頷きました。
また、「○○之奥城」と刻まれた墓石もいくつかお見受けしました。「奥城」という言葉は初めて知りましたが、なるほどと思いました。あとで調べたら、神道のお墓に刻まれるそうです。うちも神道のくせに、知らなかった。
それから、「暑さ寒さも彼岸まで」
と書かれた卒塔婆をいくつか目にしたのも初めてでした。

|
|

« 立ち直れない、三津五郎さんまで | トップページ | やっぱりいいな、歌舞伎座は:2月歌舞伎座昼の部 »

歌舞伎ミーハー日記」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
私もご葬儀に参列致しました。
2時40分頃に到着して並び、5時近くにお焼香できました。並んでいる最中に、SwingingFujisanさまらしきお姿が見えました。
三津五郎丈のご冥福をお祈りすると共に、巳之助丈を一生懸命応援してゆきます。

投稿: とこ | 2015年2月25日 (水) 22時14分

とこ様
きっと、とこ様もいらっしゃっているだろうと思っておりました。こちらは気がつかないでごめんなさい。
三津五郎さんがもうこの世にいらっしゃらないなんて今でも信じられない気持ちですが、遺影の前のお骨を拝見して現実を受け止めるしかないと覚悟を決めました。これからも歌舞伎を愛していきます。そして私も巳之助丈を応援していこうと思いました。

投稿: SwingingFujisan | 2015年2月25日 (水) 23時38分

SwingingFujisan様
今晩は、大和屋の葬儀ご参列御苦労さまでした。2時間強も立ったまま並ぶのは大変ですよね。
大和屋、元気に復帰してくれると思っていたのに本当に残念です。それにしても踊りの上手なひとでしたね。特に「奴道成寺」「喜撰」は家の芸的な面もあり、素晴らしかったですね。また、この優の踊りでいつも思ったのは、立ち役、数人の踊りで大和屋の技量が飛びぬけてすばらしい印象を与えたことでした。例えば「船弁慶」の船頭ではほかの踊り手とまるで違っていました。最後の勢獅子もそうでしたね。あたかも、師匠と弟子が踊っているようで、他の優は勝負にならなったですね。
よく考えてみたら、いわゆる大名跡で三代の方がたを見たのは「三津五郎」(フグで死んだ8代目からです)が少ない例外です。(あと、4月になれば雁治郎がありますが・・。)
 

投稿: レオン・パパ | 2015年2月28日 (土) 20時51分

レオン・パパ様
こんばんは。コメントありがとうございます。
葬儀は並んだ時にはそんなに長い列だとはわかりませんでした。途中で会場整理の方がいらして、私たちの前に1500人も並んでいると知らされ、びっくりしたのでした。

復帰を信じておりましたので本当にショックでした。個性の違う歌舞伎界の宝3人、立て続けに失ってその穴の大きさにあらためて茫然としています。
あんなに踊れる役者さんはいなかった。おっしゃる通り、複数の役者さんと踊るとその技量が群を抜いていることがはっきりわかりました(勢獅子」を見なかったの本当に悔やまれます)。
個人的には時蔵さんとの「喜撰」がもう見られないのが残念です。チョボクレも誰が受け継いでいくのでしょう。
三代見るというのは、役者さんも見るほうも元気でなくてはいけないですね。そして、見ることができるうちは何でも見ておかなくては、と思いました。

投稿: SwingingFujisan | 2015年2月28日 (土) 21時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 立ち直れない、三津五郎さんまで | トップページ | やっぱりいいな、歌舞伎座は:2月歌舞伎座昼の部 »