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2015年10月

2015年10月31日 (土)

早くもクリスマスへ向けて

昨日の話。
某スーパーに行ったら、なんとクリスマスソングが流れていた。
世の中ハロウィンハロウィンって浮かれてるのに。でもハロウィンって特別に音楽はなさそうだし、もう翌日(すなわち今日)を過ぎたらクリスマス、正月に向けてまっしぐらか…。
ああ、心が慌しくざわざわする。

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2015年10月30日 (金)

歌舞伎少年・菊五郎丈、文化功労者に

おめでとうございます‼
ネットのニュースで知って、すぐに歌舞伎美人を見たら、菊五郎さんの気持ちを語ったインタビュー記事が出ていた→ココ
菊五郎さんも壁にぶつかった時期があったんだなあ。

10月のレポがたまっているのにもう11月になっちゃぅ~。

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2015年10月26日 (月)

秋のにおいは…

秋も深まって上野に行くたび、あのにおいが…。
そう、ぎんなん。
小学生の頃、学校帰りにみんなで「くさいくさい」と鼻をつまんで走ったことが懐かしく思い出される。
今日はぎんなん拾いをしている人たちがちらほら。私も余裕があれば拾いたかったわ。

国立劇場、研修発表会、歌舞伎座夜の部、そして今日は「秦の始皇帝と大兵馬俑」展の内覧会、明日は「ヴェローナの二紳士」。仕事が忙しくてレポートできない…。年々、仕事するにも時間がかかるようになってきた。ま、おいおいと。

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2015年10月24日 (土)

11月の研修発表会

来月の国立劇場研修発表会は、米吉クンのお舟、吉之助さんの頓兵衛による「神霊矢口渡」だそう。
出先から来たから、早く着いて開場まで1時間待ち。もうかなりの疲労で肝心の貢で寝そう😱
いつもより列が出来るのが早いような気がする。
あ、11月は21日、土曜日です、

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2015年10月23日 (金)

浅草の次は演舞場、2016初春演目発表

町にクリスマスソングが流れ始めると、煽られるようでなんか焦り出す私だが、クリスマスソングより先に、来年の演目が次々発表で…(1週間前には松竹座も発表になっていたしね~→ココ
演舞場は右近、海老蔵、獅童と魅力的(詳細はココ)。桜丸は、時平はどなたがやるのでしょう。赤星十三郎、忠信利平は?
追加の配役発表が待たれます。
早々と1月の大仕事を引き受けてしまって、都内全座、見に行けるかしら(行く、絶対)。

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2015年10月22日 (木)

まさにスーパー歌舞伎II:「ワンピース」

1020日 スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」
151022onepiece 今日も体調不良をひきずっている。朝はめまいがして起きられなかったし、気分が悪いから食欲もない。11月も見るから今日はやめておこうか…。でも、来月だって何があるかわからない。見られる時に見ておかなくちゃ。
関係ないけど歌舞伎座前の辨松、行列ができていてびっくり(これは、歌舞伎座観劇の人だと思う)。
演舞場もワンピースのグッズ売り場なんかできていて熱気むんむん、いつもとは違う雰囲気。
見てよかった‼ 3階下手側の座席は、花道は七三がまあまあ程度なものの舞台は全部見えるし、正解。とにかく面白くて、途中から襲われだした頭痛もなんの、3幕目に1度だけガクっときた以外は全部ノリノリで見てしまった。
全体として、時代不明、国籍不明(だから衣裳も色々で面白い)、カタカナ語あり(登場人物の名前からしてそうだ)で、歌舞伎じゃないようだが、歌舞伎の要素は押さえているし(大事な品性を失っていないし)、色々な歌舞伎演目のパロディも鏤められているし、まさにスーパー歌舞伎、それも「Ⅱ」というのは言い得て妙である。もっとも、今日は「1幕で帰ってきちゃったわ」という声も聞いた。まあ好き嫌いはしょうがないよね。ただ、友情とかファミリーが前面に出過ぎるきらいがあって、そこはやや鼻白む。そんなにアピールしなくても伝わるのに。
舞台はセリがあきっぱなしのことが多く、染五郎さんのことを思い出してちょっとはらはらしながら見ていた。

一般演劇ではよくあることだが、開演前の舞台に幕がかかっていないのは歌舞伎では初めてじゃないかしら。舞台中央に両手両足を広げたルフィの等身大(?)のフィギュアが置かれている。それがセリ下がると、バックの布にシルエットでルフィや仲間たちが映る。そして七之助さんのナレーションが入る(七之助さんってわかったのは、ラストで定式幕の上に流れたエンディングロールで。これも画期的)。プロジェクションマッピングや音楽の感じがちょっと新感線を思い出させた。
1
オークション会場。仕切るのは猿三郎さん。みんな拵えがきついので顔だけでわかる人は限られる。あとは声で判断するのだが、それでもわからない人の方が多くて(歌舞伎役者じゃない役者さんもいるし)、配役表でも配ってくれればいいのにと思った(筋書きは11月に舞台写真が入るらしいから、今回はガマン。1,800円もするし~。この値段も新感線並だわ)。なので、登場人物の名前とか、勘違い、記憶違いとかも多々ありと思います。
舞台に戻る。オークションといっても物品だけではなく、人身売買も含まれる。これから売られるのは人魚のケイミー。水槽の中で震えている感じがいじらしい。演じるは猿珠さんだそう。かなりの美形。ケイミーは海賊・麦わらの仲間だということで、海賊たちが救助にくる。しかしここで騒ぎを起こしてはまずいという判断をする者があり、ナミ(春猿)が金を出して買おうとするところへ、それ以上の金額で落す者が現れた。世界貴族チャルロス(欣弥)だ。欣弥さんの重厚感と金持ちの厭らしさが欣弥ファンとしては役にぴったりでうれしかった。ルフィも現れ、世界貴族一派と一揉めした後、麦わらたちは高いところへ上がり、名乗りを始める。ここは白浪五人男のパロ? 春猿さんが弁天よろしく片肌脱ぐと、胸のふくらみまで見えて客席がちょっとどよめいた。笑也さんの拵えがとても似合ってきれいだった。
巨大な熊にふっとばされてアマゾン・リリーに落ちたルフィ―。ここは女王にハンコックを戴く女護島で、ハンコックは猿之助さんの2役。最初、男だからとルフィを許さなかったハンコックが次第にルフィを好きになってしまうのが面白かった。なにしろ猿之助が猿之助を好きになるんだから。もちろんここはお得意の早替り。ニョン婆の笑三郎さんがなんとなく「ヤマトタケル」の倭姫を思い出させる雰囲気だった。
テレビで紹介されていたルフィの腕が伸びる場面は1回しかなかった。でも「おお、これこれ」とじかに見たので満足。

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2015年10月21日 (水)

浅草歌舞伎演目発表

浅草歌舞伎の演目が発表になった。昨日演舞場でもらったチラシは仮チラシだったから、今日決まったのかも。
詳細は→ココで。
巳之助クンの粂寺弾正、松也クンの狐忠信が私としてはとくに関心度高。
お年玉ご挨拶は、錦之助さんもなさるなら、ぜひ聞きたい。
PS:演舞場、すっごく面白かった。感想は後ほど。11月も楽しみ。

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2015年10月20日 (火)

十月歌舞伎座昼の部

1017日 芸術祭十月大歌舞伎昼の部(歌舞伎座)
家を出る前は何ともなかったのに、駅に着いた頃ひどく気分が悪くなってしまった。よほど引き返そうかとも考えたけれど、今月はもう昼の部を見る日が取れないので、とにかく見られるだけ見ることにした。いつも持ち歩いている胃の薬を電車の中で飲もうとしたら、ない。前回飲んで補充するのをわすれたらしい。不安を抱えたまま歌舞伎座へ。結果、全部見ることができた。ただし、飲み食い一切なしで。
「音羽嶽だんまり」
開幕の柝が鳴り始めると同時に、3A席後方の人が案内係の先導で大挙して入ってきて、着席に手間取っている。その間、身をかがめることもなく立っているから、後ろのこっちは前が見えないし、4人の武士のセリフも全然耳に入ってこなかった。気分壊れる~。
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人が引っこむと松也、萬太郎、児太郎の3人が奉納舞を舞い始める。途中で松也クンが盗賊であることがわかり、3人で一揉めあった後、浅葱幕となる。楽曲も清元から浄瑠璃になる。場所が変わって、八幡神社奥社で、梅枝、右近、権十郎の3人が加わり、雄竜丸の名刀、繋馬の旗印(これ見ると、いつもフェラーリって言いたくなる)を探り合う。若い4人のうち、梅枝クンの風格はダントツだ、踊りもうまい。右近クンは形がとてもきれい。
幕外、松也クンの珍しい六方があったが、私の席からは花道での立ち回りも六方もほとんど見えなくて残念だった。
「矢の根」
松緑さんって、あの鬘をつけても顔が大きく見えないのだから、よほど顔が小さいのだなあと思った。と言って、鬘に負けているわけでないのがすごい。はじめ、声があまり出ておらず心配したが、そのうちそうでもなくなった。ただ、高い声はちょっと出しにくそうだった。でも華もあるしカッコよかったし、セリフも悪くなかった。
五郎が大の字に寝る場面では笑いが起き、兄を救おうと身支度する場面では、後見(緑さんと松男さん?)のうち緑さんがぎゅう~っと力いっぱい仁王襷を締め上げると、客席拍手、仕上がった時も拍手だった。途中の拍手は珍しいような気がするが、わかるわかる。身支度ができあがる頃の後見と三味線のアイコンタクトが、私はちょっと好き。
藤十郎さんはほんのわずかな出だけだが、若々しくて、華があり、もっていくなあと感心する。
馬の動きや、松緑さんが馬に乗る時など、客席は大いにウケていた。
松緑さんはさっぱりした感じが五郎の役に合うなと思った。
「一條大蔵譚」
菊之助さん(鬼次郎)が若く美しく凛々しい。孝太郎さん(お京)は落ち着きが目立ったから夫婦役としてバランスはどうなのかしらと懸念したが、全然そんなことはなかった。
仁左様(一條大蔵)は鬼次郎を門に見つけた時と、幕外花道七三で鬼次郎のいると思われるところを振り返る表情に一瞬の鋭さ(シャープな鋭さじゃなくて、わかっているぞみたいな…)が見えた。その顔の横に扇を広げた姿の美しさ‼
お京に責められている時の常盤御前(時蔵)は悲しげだった。菊ちゃんの鬼次郎は怒りの爆発が凄まじい(あの勢いで打たれたら常盤は吹っ飛んでしまいそう)。それだけに、常盤の真実が分かった時の申し訳なさ、悔いがはっきりしていてよかった。菊ちゃんはセリフが明晰でありがたい。こんなにメリハリの利いた勢いのある鬼次郎は初めてかも。
愛嬌を捨てた松之助さんの八剣勘解由が憎々しくてよかった。「やあれ、かたがた驚くな。一條大蔵長成が不忠の家来の~」。姿なき声のかっこよさ。大蔵卿は実はつくり阿呆をしていたんだと明かすが、常盤はそれを知っていたのだろうか。「あらぁ、そうだったのぉ」という感じにも見えたけれど、「ええ、存じておりました」かもしれない…。
義朝の最期を語る大蔵卿には義朝への敬意と悲しげな常盤への静かな愛があり、自害した鳴瀬(家橘)を憐れむ大蔵卿の心からも、この人の人柄が感じられた。鳴瀬については常盤は無表情のようだったが、哀しみの表現があってもよかったのではないだろうか。
勘解由の首は刎ねられた後、大蔵卿が布に包んで持ってくると思ったが、今回は屏風の外に転がってきただけだった。とかく、包んだ首をもってくるタイミンブが早すぎるので、今回のようなほうが自然でいいような気がした。
大蔵卿が再びつくり阿呆として「ただ楽しみは狂言、舞い」と言う時の表情の変化が楽しめた。
「人情噺文七元結」
梅枝クンの文七がうまい。文七と長五郎の大川端でのやりとりに泣けた。この芝居で泣いたのなんて初めて。菊五郎さんの江戸っ子気質と可笑しみ、梅枝クンの若いまっすぐな悲痛な思い込みのぶつかり合いは見応えあった。長兵衛が大事な大事な五十両を他人にやってしまうに至る心情がよくわかったし、花道での「死ぬなよ、死んでくれるなよ」が胸に響いた。
角海老の場面は途中から寝てしまったから、玉様の説教も、右近クンの「いいかい、いいかい、いいね、いいね」も聞きそびれた。
團蔵さんの藤助がとても手に入った感じでよかった。松緑さんの鳶頭は出しゃばらずに面倒見がよいという感じでカッコよかった。
時様と菊五郎さんの夫婦役は、本当に長年連れ添っている空気が濃い。左團次さんと菊五郎さんとの間の酒とお金の行ったり来たりもベテランの味で面白かった。
昼の部は1550までと長時間だったけれど、面白くて長さを感じなかった。
<上演時間>「音羽嶽だんまり」28分(11001128)、幕間20分、「矢の根」27分(11481215)、幕間35分、「一條大蔵譚」84分(12501414)、幕間20分、「文七元結」75



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2015年10月19日 (月)

祝 宙乗り700回

猿之助さんが昨日、宙乗り700回を達成したそうだ。5000回(猿翁さんの宙乗り回数だそう)超えの通過点だね。
写真とそれとは何の関係もない…。

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田舎の秋もいいものだ。
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2015年10月18日 (日)

貴重、蔵王権現が一堂に:「蔵王権現と修験の秘宝展」

1016日 蔵王権現と修験の秘宝展(三井記念美術館)
三菱の次は三井へ。
先に見た人から私が好きそうな展覧会だと聞いて、蔵王権現って何のことやらほとんどわからずに出かけた。確かに私の好きな展覧会で、蔵王権現がこんなに集められた貴重な展覧会は二度とないかもしれない(少なくとも私の生きている間はないに違いない)から、図録がほしい‼ もう図録は増やすまいという気持ちと激しく戦い続けて、結局図録は諦めた。
展示されているのは、金峯山寺(修験道の根本聖地だそう)、大峯山寺、如意輪寺、櫻本坊、吉野水分神社、三佛寺などが所蔵する蔵王権現像や仏像、役行者像、曼荼羅図、鏡像など(国宝、重文を含む)である。
蔵王権現とは正しくは金剛蔵王権現というらしく、金峯山寺のHPから丸写しさせていただくと、「権現とは権(仮り)に現われるという意味で、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化されて、過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願して出現されました。また金剛蔵王とは、金剛界と胎蔵界を統べるという意味も表しています」。「金峯山に役行者神変大菩薩が白鳳年間(7世紀後半)に修行に入り、修験道独特の本尊・金剛蔵王大権現を感得されます。」
展示されている蔵王権現を見ると、どれも憤怒の形相で右手、右脚を上げていらっしゃる。展示室1にあった弥勒上生経残闕(個人蔵‼)は経筒に入れて立てに埋納されていたため、長年の間下部にしみこんだ水で下半分欠失のまま出土したそうだ。もったいないけれど、上半分がきちんと残っていてよかった(この特別展のHPに写真が出ている)。
展示室2には国宝「双鳥宝相華文経箱」が1点のみ。白河上皇が埋納したと言われると知ると、なんだかおごそかな気持ちになる。こちらは後期のみの展示で、前期の「藤原道長経筒」も見たかったな。
展示室3は写真展「大峯奥駈」(六田知弘)。険しい岩山を修験者たちがロープや鎖を使って登る様子や、かの有名な<西の覗き>の写真が展示してあった。すべての展示の最後に修験道に密着したビデオが流れていて、私は時間がなくて全部は見られなかったが、それでもその厳しさ―― ―般人も含まれているのか、自分勝手な行動が全員の命にかかわるなど、リーダーの言葉をおろそかにした者への厳しい注意等――が余すところなく伝わってきた。
展示室4では聖徳太子立像(重文、HPに写真あり)、童子立像(重文)が、ともに目尻を吊り上げた表情で印象的である。太子像は太子16歳の時、父の病気平癒を祈っている姿だそうだ。阿難立像・迦葉立像は2軀で一対をなすようで、若者である阿難に対し、迦葉はあばら骨の浮き出た老人であるが、その表情から強い意志を感じた。役行者の坐像は穏やかな悟りが表れているようであった。
展示室5の鏡像は線刻であり、はっきり見えないものもあったが、くっきりとしたものは細かい線刻が素晴らしく、見えないものもきっと同様に素晴らしいだろうと想像できた。
展示室6には三佛寺の投入堂古材、棟札が展示されていた。三徳山三佛寺の投入堂(国宝)は断崖絶壁のくぼみに建てられたお堂で、平安時代創建ということだが、こんなところにどうやって建てたのか不思議でならない。役行者が法力でお堂を掌にのるくらい小さくして、エイッと投入れたのでその名があると言われているのだとか。本当に、この話を信じたくなるくらい、断崖絶壁に絶妙なバランスで建っている。大正時代に修復されたそうだが、それだってどうやって修復したのかと不思議。
展示室7にはその三佛寺投入堂に安置されていた蔵王権現像や狛犬、神像などが展示されていた。蔵王権現はみな右手右脚をあげているのだが、ここではただ1軀(重文、三佛寺)、左手左脚を上げていらっしゃる蔵王権現像(重文)があった。
修験についてはこれまでテレビで見るのみで遠い世界のことであったが、この展覧会によって修験が少し身近に感じられ、厳しい場所にある修験のお寺のせめて近くまで一度行ってみたいものだと思った(断崖絶壁の岩登り、西の覗きは絶対ムリだから)。

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2015年10月16日 (金)

美、小さなヨーロッパ絵画たち:プラド美術館展

109日 プラド美術館展内覧会(三菱一号館)
151016prado 三菱一号館は展示品の選択がうまいなあといつも思うのは、作品が美術館の雰囲気にぴったり合っているから。今回は、サイズの大きな作品はほとんどなく小さい作品にこだわった展示で、美術館の展示室の大きさにもマッチして、その魅力が十二分に伝わってくる。こんなに間近で見ていいの?というくらい、油絵具がもたらす画面の盛り上がりなんか手を触れてみたくなるような近さで見られる。ただ、絵画そのものに対する解説はあまりなく、画家についてはすべての画家の紹介がある(ここの展覧会はいつもそうだったなあと思い出した)。絵はこちらの感性で好きなように鑑賞するように、ということだろうか。もっとも、いくつかの作品には音声ガイドもあるしね。
色々書くつもりだったのだけど、急に多忙になり(って、1週間も引っ張っておいて…)ごくごく簡単に。
目玉はアントン・ラファエル・メングスの「マリア・ルイサ・デ・パルマ」(Ⅴ章、18世紀ヨーロッパの宮廷の雅)らしい。きれいないい絵です。
ルーベンス「聖人たちに囲まれた聖家族」(Ⅲ章、バロック:初期と最盛期)を見ると、ルーベンスの構図っていつも(いつもじゃないかもしれないけど)、天へ天へと向かっているんだなあと思う。
「バベルの塔の建設」はピーテル・ブリューゲル2世の作で、有名な1世の同題異作。その細かさを間近で見て堪能。 
ゴヤ「酔った石工」と「傷を負った石工」(Ⅵ章、ゴヤ。やっぱりゴヤは別格なんだね)は、前者が後者の準備下絵ということだ。前者ではけが人の衣服が血で汚れ、けが人を両側から抱きかかえる
2人の同僚の衣服はぼろぼろ、そして2人は怪しげな視線を交し、笑みを浮かべている。何か企んでいる? しかし後者はけが人は血で汚れておらず、同僚たちの衣服もきれいになっている。変な表情も浮かべておらず、真剣に状況を憂いているような感じである。どうしてこのように変化したのかな。
マリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサル「日本式広間にいる画家の子供たち」(Ⅶ章、19世紀:親密なまなざし、私的な領域)は、どこが日本式広間?って感じだけれど…。でも全体の筆致や子供たちの様子がとてもよくて、好き。横長の画面や構図、装飾モティーフに日本美術の影響がみられる未完成の作品だそう(画家の急死により)。
一番好きな絵、感動的だった絵は、ファン・バン・デル・アメン「スモモとサワーチェリーの載った皿」(Ⅲ章)。私が静物画にこんなに惹かれるなんて珍しい。地味な絵なんだけど、サワーチェリーの実の輝き、美しさがたまらんのよ。光の表現が見事なんだと思う。
グイド・レーニの名前発見‼ 作品は「聖アポロニアの殉教」「祈る聖アポロニア」「花をもつ若い女」(Ⅲ章)。いやいや、グイド・レーニが好きなわけじゃなくて、グエルチーノのライバルだったってことで。なるほどね、グエルチーノの絵とは確かに違うわ。私はやっぱりグエルチーノのほうが好きだな。
まだまだ紹介したい絵はい~っぱいあるんだけど、ここらで。
なお、ここに取り上げなかった章は、「Ⅰ章、中世後期と初期ルネサンスにおける宗教と日常生活」、「Ⅱ章、マニエリスムの世紀:イタリアとスペイン」、「Ⅳ章、17世紀の主題:現実の生活と詩情」。

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2015年10月11日 (日)

眼科へ:ありがたや、休日診療

どのくらい前からだったか、目が痛くて時々かすんでいたのが、ここ何日かはしょぼついて特に右目のしょぼつきと痛みがひどく、あけていられないことも多々あった。これでは仕事もだけど、運転に差し支える。どうにかしなくっちゃ、ということで、休日も診療している眼科を近所で見つけ(休日当番じゃなくて、通常診療ね)、行ってきた(診察券が又増えた)。
ドライアイ一歩手前で、画像を見せてもらったら角膜がガリガリに傷ついていた。症状がよりひどいだけあって、やはり右のほうの傷がたくさんついていた。
目薬を1滴さして10秒ほど目を閉じて、それから瞬きするように、点薬は3時間に1回、いやもっと頻繁でもいいと言われた。
帰宅して2時間おきに薬をさしたら、最初の何回かは痛くて、本当にこれで治るんかいなと疑ったけれど、少しずつ痛みが薄れてきた。まだしょぼつくけどね。

まばたきをちゃんとできる人って意外と少ないらしい。半分くらいまでしか瞼が下がらない人が多いんですって。そういうのが乾燥の原因にもなるらしい。それから寝ていても目を開いている人もいるって。私もそうかも…って医者の顔に書いてあったcoldsweats02

休日診療、ありがたいsign03

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2015年10月10日 (土)

平成28年浅草歌舞伎に錦之助さんが

来年の浅草歌舞伎の出演者が発表になった。
松也、巳之助、新悟、米吉、隼人、国生と魅力的な若手に加えて錦之助さんが参加というのにちょっと驚いた。
今年は病気して行かれなかったので、来年は体調に気をつけよう。やっぱり新年には浅草歌舞伎見ないとね。演目発表が待たれる。
ところで、HPの「最新のお知らせ」の日付が2016.01.02になっている。これって、ニュースが発表された日付がでるんだよね、本当は。

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2015年10月 9日 (金)

亀鶴さんの貢チケット

続く時は続く、チケットーク。
今月24日、国立劇場で行われる伝統歌舞伎保存研修発表会は、亀鶴さんが福岡貢で、梅丸クンがお紺、春希クンがお岸だから絶対見たいんだけど、チケットは国立劇場の窓口販売だけって…国立観劇はずっと後だし、出かけるにしても国立まで足を伸ばすチャンスがなかなかないbearing そうそう完売することはないだろうと思っても心配だし…catface で、よくよく案内を見たら、伝統歌舞伎保存会ならネットで購入できるって書いてあるじゃないのgood
早速申し込みましたhappy01

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2015年10月 8日 (木)

11月歌舞伎座チケット

久々のチケットークです。
11月は周知のとおり、勸玄クン初お目見得ということで人気が集中しそうと、心臓も胃もドキドキで10時を迎えた。45分も前からログインして、8分ごとにタイマーをかけ、ログインが無効にならないようにして(仕事していると、8分ってあっという間)待機。
そして10時、座席選択画面まで進んだら、なんと通信エラーが出てしまったshock 慌てて戻ってやり直そうとしたら、そこでも通信エラー。もっと慌てて別にWeb松竹を立ち上げたら、無事に座席選択画面も出て、まあまあ希望に近い席が取れたconfident 本当は1等席を気張ろうと思っていたんだけど、いざとなったら貧乏性が出てしまって…。
先日の記者会見で、25日間休まずに来てくれるかどうかなんて海老蔵さんが言ってたけど…、きっと大丈夫だよね。

しかし、「ワンピース」の上演時間gawk 4時間50分とはbearing 面白ければ時間を感じないのは9月の歌舞伎座で実証ずみだけど、それにしても長いcatface それより、昼の部終了後わずか40分で夜の部が始まるが、
役者さんの体調は大丈夫なのかなぁ。

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2015年10月 6日 (火)

祝ノーベル物理学賞

大村先生の人となり、研究姿勢、その成果の素晴らしさを噛み締め、かつ80歳の先生が今も土を採取しているのに××歳の私はとっくに勉強を諦めて何してるんだ、と愧じていた今日、2日続きで嬉しい発表があった。
ノーベル物理学賞に梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長が選ばれた。ニュートリノ、スーパーカミオカンデ――小柴昌俊博士がノーベル物理学賞を受けてから13年経つのか。ついこの間のような気がする。私は学生時代物理が一番嫌いな科目だったし、まったく物理的頭はないんだけど、こういうことがあるとやっぱり少し興味がわくcoldsweats01
おめでとうございます‼ 車の中で速報を聞き、思わず拍手してしまったわ。

3人受賞できるところ、今回1人空席だったのは、梶田さんの師匠、故戸塚洋二さんの分なんじゃないかと、どなたかがおっしゃっていて、ぐっと胸に迫るものがあった。




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2015年10月 5日 (月)

祝ノーベル医学・生理学賞

北里大学特別栄誉教授の大村智さん、おめでとうございます‼
2年続いての日本人の受賞は嬉しいし、誇らしい。

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2015年10月 4日 (日)

久々のナマ観戦も…

10月3日 vsサガン鳥栖(@埼玉スタジアム、16:04キックオフ、35,015人)→1対1の引き分け
151003reds1 天気もいいし、なんとなくサッカー見てもいいかなって気になって、久しぶりに埼スタへ。どれくらいぶり?と自分の記録を調べたら、埼スタは去年の7月7日、山田暢久の引退試合以来、真剣試合としては2012年9月、ワールドカップアジア最終予選の対イラク戦以来、そしてレッズの公式戦に至っては同年5月20日以来となんと3年4カ月以上ぶり。
久しぶりのナマ観戦は楽しかった。ナマ観戦どころかテレビ観戦もしていないし、選手がわ151004reds3 かるかしらと心配だったが、スタメンは一応名前は全部知っていた。まあ、顔がわからない選手が3人ほど。観客数は35,000ってことだけど、メインスタジアムは空席が目立っていた。
サクラス(オペラグラス)がかなり役に立った。歌舞伎だけでなく、アッパー前方席ならサッカーにも使えるとは嬉しい。
試合は前半30分までは積極的に攻め、相手陣内でのプレーが続き、とても面白かった。23分には1点決めたしね。ところが、31分、なんだかよくわからないうちに得点されると、試合内容ががらっと変わってしまった。動きが悪く、中盤が全然支配できない。眠くなってきたよ。
151004reds2 結局、そのまま互いにチャンスを活かすことができず(危ないshockって場面が幾度か)、引き分け。なんか、やらなくていい点をやって負けたような気分だわ。
この試合が面白かったら、また次も来てもいいかなって思っていたんだけどな…。最近、埼スタが物理的に遠く感じられて億劫なのよ(12月のクラブワールドカップもバルサが来るから見たいんだけど、日産スタジアムが遠くてテレビ観戦になりそう。年齢だね~)。
試合後、これも3年4カ月以上ぶりに仲間との飲み会。こっちは楽しくbeer3~4杯いった。そしたら、10時には眠くなって(前日の睡眠時間も4時間だったし)、ラグビー見ないでしまった。サモアには勝てると思ってたから見たかったんだけどね。朝6時過ぎに目を覚ましてニュースで予想通りの勝利を知った。決勝トーナメント進出は厳しいようだけど、アメリカには何としても勝ってほしい‼ これも久しぶりに大学ラグビー生観戦してくなってきたなぁ。
そういえば、先日たまたまNHKでサガン鳥栖の歴史みたいな番組を見たんだった。以前は鳥栖フィーチャーズだったんだってことをその番組を見て思い出した。

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2015年10月 2日 (金)

9月は上野で:生命大躍進

929日 「生命大躍進」展(国立科学博物館)
151002seimei1 毎度毎度、駆け込みで、今回の会期も104日まで。会期末だからか、平日なのに、かなり混んでいた。
「目」「母の愛」「知性」の3回に分けて放送されたNHKスペシャル「生命大躍進」のうち「目」を見て非常に面白かったので(「母の愛」はまだ見ていない、「知性」は録画し忘れたという、超いい加減)、この展覧会は楽しみにしていた。
脳が追いついていかないような遥か40億年前から現代へ、たくさんの貴重な化石や151002seimei3 全身骨格、骨格標本とともに進化の歴史をたどる展覧会である(化石好きにはたまらんでしょう。触れる化石もある。恐竜の足にも触った)。動画以外は写真OKだし(でも混んでるし、展示物が暗かったりして、あんまりうまく撮れなかった。写真の説明は後述)、子供向けのやさしい解説もあって、じっくり楽しめる。
全部レポするのは大変だから、ココへ丸投げしてしまいます(超ズボラ、乞御容赦)。とくに興味深かったことだけ書いておきます。
生物は40億年前~37億年前、海で生まれた。37億万年前の海にバクテリアのような生物が存在していたことが明らかになっている。その痕跡(グラファイトという炭素)が岩石に残っているのが不思議で不思議でしょうがない。37億年もよくぞ‼
「カンブリア大爆発」、言葉は知っていたけれど、内容はこのたび初めてちゃんと知った。54000万年前~48500万円前のカンブリア期、主な動物の祖先がすべて出揃ったのがそれだ。地球環境が整えられていったのだろうが、どうしてカンブリア大爆発起こったのかはわかっていないようだ。
生物の進化の過程で、5大絶滅事件というのが起こっている。①オルドビス紀末の 151002seimei4_2 大量絶滅:約44000万年前。海洋に生息する全生物種の85%が絶滅した。急激な寒冷化、その後の温暖化、それに伴う海水準の変化、無酸素水塊の発達など短期間の変化が原因らしい。その後、生物多様性は回復する。②デボン紀後期の大量絶滅:約37000万年前。生物種の80%以上が絶滅した。とくに海の無脊椎動物が打撃を受けた。寒冷化、海の無酸素化、隕石の衝突ななど、原因については議論が続いている。③ペルム紀末の大量絶滅:25200万年前に起きた地球史上最大の事件。陸海問わず全生物種の90%以上が姿を消した。気候変動、大噴火などが原因と考えられているが、未だ謎。これより800万年前に起きた大きな絶滅事件も最近注目されている。④三畳紀末の大量絶滅:約21000万年前。海ではアンモナイト類、巻貝類、陸では単弓類、ワニ類が打撃を受ける。とくに単弓類はこの後、新生代に入るまで大型種が再出現することはなかった。⑤白亜紀末の大量絶滅:約6600万年前。恐竜が姿を消したのがこの時だ。ユカタン半島に直径10km(‼)の小天体が衝突したことにより、地球上至る所で灼熱状態となり、メキシコ湾岸を300mの津波が襲った。衝突による塵、火炎による煤などで太陽光が遮られて寒冷化が起きたうえ、硫酸の酸性雨が降り注いだ。今でも小惑星の衝突の予想や回避が話題になるが、考えるだに恐ろしい。恐竜たち生物がかわいそうになる。しかし、生物はこうした危機を糧にして進化してきたのかもしれない。恐竜が生き延びていたら哺乳類は出現しただろうか。出現したとしても、恐竜のような強い生物に滅ぼされていたかもしれない。
ところで、進化って最初は偶然の産物なんだなあ。Nスペを見て衝撃的だったのは、DNAが種を超えて移動することだった。クラゲのような動物が植物プランクトンを食べた時、植物プランクトンの光を受ける遺伝子のDNAが動物のDNAの中に混ざったというのだ。奇跡と言うか、偶然と言うか。
哺乳類の胎盤はレトロウイルス感染がきっかけだったというのも衝撃だった。生物を死に至らせるレトロウイルスだが、生き残った哺乳類の生殖細胞に偶然入り込んだレトロウイルスからその遺伝子が組み込まれた。レトロウイルスの感染相手の免疫機能を抑制する働きや、細胞同士を融合させる働きが胎盤形成に重要な役割を果たすというのだ。
地球環境の変化とともに生物は進化してきた。海から陸へ、やがて哺乳類が誕生し、人類が生まれる。これが私たちの祖先?というような生物の時代から脈々と生命は受け継がれてきているのだ。
あと2日間だし、きっと混むと思うけれど、一見の価値ありです。

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2015年10月 1日 (木)

9月は上野で:番外編

151001pigeon
10月になっても「9月は上野で」。今回は番外編ですが、もう1回あります。

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