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2016年4月 1日 (金)

三月歌舞伎座昼の部

327日 三月大歌舞伎千穐楽昼の部(歌舞伎座)
もう4月になっちゃった。
諸事情により、「対面」はパス。勘九郎・松緑の十郎・五郎は見たかったんだけどな。

「女戻駕」「俄獅子」
どっちも眠かった。この日はなんだかとっても眠くてつらかった。
せっかくの時蔵・錦之助兄弟+菊之助で楽しみにしていたのに、ところどころ瞼が落ちてきて残念。駕籠をかついで花道から出てきた時様、菊之助さんがとても華やかできれいだった。
「俄獅子」も梅玉・魁春兄弟+孝太郎で粋な感じ。
どちらも廓らしい風情を楽しんだけど、批評家の方々が書いておられるように、暗転はちょっと興ざめだったな。
「鎌倉三代記」
過去2回、ダウンしていたから今回もまったく自信なし…案の定。
必死になって吉右衛門さんの場面だけ頑張った。高綱の重厚さは本来の吉右衛門さんらしい役であるが、藤三郎のまろやかな、軽やかな愛敬がふっくら感じられてとてもよかった。ほかには、時姫が三浦之助の兜を持ち上げる場面があって、重そうは重そうだけど、初菊(絵本太功記)よりは楽に持ち上げてるな、なんてつまらないところを覚えていたりして…。それにしても、この演目とは一生付き合えないような気がしてきた。
なお、前回の上演(平成264月)では、長門は歌江さんだった。あらためてご冥福をお祈りいたします。
「団子売」
やっと目が覚めた。仁左様がなんて若々しくて素敵なんでしょう。江戸時代の風俗を役者として見せる踊りという感じで、とっても楽しく見た。で、この時の仁左様+翌々日に見た「乱鶯」に刺激されて、BSジャパンで放送されている「お命頂戴!」を見始めちゃった(35年前、孝夫ちゃん時代の仁左様ですぞ)。
今月は踊りがどれもヒットだったんじゃないかしら(昼の2題は眠かったけど、見ている間は楽しかった)。
<上演時間>「対面」50分(11001150)、幕間35分、「女戻駕」「俄獅子」40分(12251305)、幕間25分、「鎌倉三代記」82分(13301452)、幕間15分、「団子売」15分(15071522

寝ぼけていたせいか、千穐楽の垂れ幕、写真撮り忘れた。

 

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歌舞伎ミーハー観劇記」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

もう、4月なんですね。お花見は行かれましたか?
「お命頂戴!」に反応しちゃいます。このドラマ、存在すら知りませんでした。同時代を生きていたはずなのに、こんなに美しい孝夫さんを見逃していた自分の愚かさが悔やまれます。(歌舞伎以外の孝夫さんには目を背けていたってのもありますが)

用心棒も、板さんも、旅がらすも素敵だけれど、先日熱狂的なファンの友人にのっかって楽屋口でこっそり(笑)拝見した素の仁左様のあまりの格好よさにマジでハートがキュンと痛くなり、自分でもびっくりしました。

博多座も行くつもりでいたけれど、松竹座も名古屋もあるので全部は無理かなぁと思っているからつぎでした。

投稿: からつぎ | 2016年4月 2日 (土) 16時55分

からつぎ様
こんばんは。コメントありがとうございます。
一昨日、上野、今日は熊谷→浅草とお花見してきました。

「お命頂戴!」の孝夫さん、本当にステキですよね!!
私もこのドラマは知りませんでした。再放送してくれるBSジャパンに感謝ですわ。

若い時の孝夫さんもステキですけれど、今の仁左様も!! お年を召されてますますカッコいいんですもの、キューンとするお気持ちわかりますわ~。楽屋口で素の仁左様をご覧になったなんて、ほんと羨ましい。

投稿: SwingingFujisan | 2016年4月 2日 (土) 20時02分

こんばんは。桜が満開ですが、お天気がいまひとつなのが残念です。
昨日、歌舞伎座、昼の部みてきました。初日でもありセリフが入っていない役者がいたりして、ご愛敬です。
今月は、新作が中心で地味といえば、地味ですね。幸四郎の「不知火検校」、演舞場以来の再演ですが、今回のほうが演出が練られていた気がします。幸四郎は新歌舞伎のほうがいいですよね。セリフのエロキューションがやや歌舞伎らしくない点があるせいでしょうか。
松嶋屋の「身替座禅」、あまり滑稽さを全面に出さず、品の良いやりかた、狂言舞踊はこれでいいのでしょう。
ところで、最近思うのですが、松也、歌舞伎座でもいい役がつきますね。「操り三番叟」の後見、舞台にでたところの顔の輝き、やはりいい役で場数を踏んできたせいでしょう。お父さん(松助)が、菊五郎劇団の中で、ずっと脇でおわった人だったので、お父さんが泉下でどれほど喜んでいるだろうと思いました。

投稿: レオン・パパ | 2016年4月 3日 (日) 18時31分

レオン・パパ様
こんばんは。そうか、昨日が初日だったのですね。最近リピートしなくなったので、あまり初日は見ないことにしていますが、セリフが入っていなくてもやっぱり華やいだ感じで独特のものがありますよね。
孝四郎さんはおっしゃるように新歌舞伎だといいですね。
仁左様は右京も六助もとても楽しみです。左團次さんとの組み合わせは初めてでしょうか。先週から「お命頂戴!」の再放送を見始めて、ホレボレしております(えへへ)。先日は子供時代の孝太郎さんも出ていたんですよ。
松也さん、テレビにもよく登場しますが、ご自身の勉強会も含めて色々な経験が松也という役者を作り、また努力が実ってきているようで、嬉しいです。お父様の思い、同感です。

桜には抜けるような青空が似合うのに、ほんと、残念。

投稿: SwingingFujisan | 2016年4月 3日 (日) 20時00分

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