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2016年7月

2016年7月31日 (日)

6月分⑪:巡業中央コース

630日 松竹大歌舞伎巡業中央コース初日(越谷サンシティホール)
年に1度の越谷行き、やっと会館までの経路(ったっていとも簡単なんだけど、何しろ方向音痴で…。余談:父は「方向音痴」という言葉はおかしい、「方向痴」と言うべきだって、ついでに本気とも冗談ともつかぬがいつも言っていた)を覚えていると言えるようになった。
全体にお客さんのウケがとてもよくて、嬉しかった。
「歌舞伎の見方」
越谷に歌舞伎が来たこと、歌舞伎の見方が始まること、担当は萬太郎クンであることが大薩摩で紹介されるというちょっと面白い趣向で始まった。萬太郎クンは今月2度目の「歌舞伎の見方」だから手慣れた感じで、舞台上手下手、花道、所作板(所作台)の説明を進めていく。ツケは勇ましい男性、飛脚、見得に合わせて打ち方を披露した。黒御簾から聞こえる太鼓の音は山おろしを表す(この後、鳴神だからね)。
この後、鳴物入りで亀寿さんが登場し、以後2人で進行。亀寿さんが指定する天気に応じて太鼓が弱風→強風、雨、雪と表現し、合わせて萬太郎クンが演技する。さらにはツケと黒御簾音楽に乗って萬太郎クンの立ち回りがあった。女方の緑さんと越谷ダルマを巡って立ち回りを見せる。この場面は、それぞれのご当地名物の紹介も兼ねているようだが、越谷のダルマは初めて知った(お近くなのに不勉強、恥入る)。立ち回りでは所作板が滑りやすかったようでちょっと心配な場面もあったが、無事にすんでよかった。
この後、この日の演目の簡単な解説があった。
「鳴神」
松緑さんの鳴神、梅枝クンの雲の絶間姫、とフレッシュな配役で楽しみにしていた。
初役の梅枝クンは見事に期待に応えていた。夫とのなれ初めを語る場面や鳴神を籠絡させる場面は、品を保ちながらコケティッシュでコミカルな部分も見せ、引き込まれた。初役で初々しいながら、雲の絶間姫の芯の強さ、優しい心、鳴神へのすまない気持が十分感じられた。これから持ち役になることだろう。
松緑さんの鳴神は、厳しさから徐々に姫の話に興味をもつところが面白かった。鳴神も人間であり、男であるのだというのがよくわかった。怒りに狂う鳴神の凄まじさは気の毒でもあり、勇壮さがかっこよくもあり。
客席も大喜び、巡業に相応しい面白い演目であった。

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2016年7月29日 (金)

6月分⑩:四谷怪談

629日 「四谷怪談」千穐楽(シアターコクーン)
舞台の真ん中が客席のほうに少しせり出しており(蜷川さんの芝居ではこういう作りがあった)、これまでとは違うなという感じが、芝居もこれまでとは違いそうという予感を起こさせる。
下手側奥に大きな仁王像が立っていて、舞台を江戸時代~現代の色々な人が歩き回る。笹野さんが金きらの手袋をしている。サラリーマン集団が整然と舞台を横切ったり、現代人がちょこちょこ登場したりするのは、人の心の恐ろしさ・闇はいつの時代も同じ、伊右衛門の時代から現代に脈々と潜んでいるということを言いたいのだろうか。私にはそんな解釈しかできなかったが、それなら通常の歌舞伎のように人物を丁寧に描いていくだけでも十分なように思うから、私には理解できないもっと違うことが言いたかったのかもしれない(読みが浅くてすみません)。そういう私だから、現代人やごちゃごちゃと出てくる人たちの存在がうるさくて物語に入り込めない部分が多々あった。
もちろん、こういう歌舞伎を否定するものではない、試行錯誤は決して悪くないし、こういう「四谷怪談」(「東海道」はつかない)も「あり」だと思う。というより、これが新しいコクーン歌舞伎なのかも、とも思う。ただ、単純に好みで言えば、今回はあまり好きにはなれなかった。借金取りともう1人誰だったかが大正時代か昭和初期のような恰好で出てきたりして(歩き回る現代人たちは原作にないからまだしも…)。私は物語の時代、世界に入っていきたいほうだから、集中できないのだ。それと、全体に必要以上のコミカルさがあって、その分深みが薄れたような気がしないでもなかった。
また、お岩さんが薬を飲む場面では、お岩さんの心の内がセリフではなくスクリーンに文字で映し出されたのにもびっくりした。このあたりからお岩さんの顔が変わる場面はいつもなら自分の中でも感情が盛り上がって感動するのに、文字で見るとあっさりしており、感情移入ができなかった。これも好みの問題なんだろうが、ここはていねいにこってりと描いてほしかった。なんか中途半端で消化不良。扇雀さんは最近立役のほうが好きだが、お岩さんはよかった。ただ、何度も言うようだけれど、この演出だと見せ場が弱いし哀れさも薄まったように感じた。
宅悦の描き方も中途半端に思えた。お岩との人間的な関係が伝わってこない。伊右衛門もよくわからなくなった。伊右衛門には感情があまりないんじゃないか…とさえ思った。
鶴松クンのお梅は能天気な自分のことしか考えない娘(というより、ただ単純に恋に一途な箱入り娘か)ではあるけれど、可愛らしかった。笹野さんはデフォルメし過ぎな気もしたが、孫可愛さのお爺さんの気持ちはわからないでもなかった。小仏小平の国生クンが上手になったと思った。ずっと気になっていた発声がよくなって、歌舞伎としての違和感がなくなった。

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2016年7月27日 (水)

6月分⑨:熱海五郎一座

626日 「ヒミツの仲居と曲者たち」千穐楽(新橋演舞場)
160727atamigoro 年に1度の楽しみ、熱海五郎一座。前日の「メルシーおもてなし」と2日続きのコメディで笑いに笑って幸せ。
今年の千穐楽はダブルキャストのTAKE2のうち初めて深沢邦之さんであった。
<開演5分前の記者会見>が行われ、深沢さんが舛添前都知事を皮肉るパロディで笑わせる。「私、先日辞職しました」「本当は東京五輪まで…」「精査したら千葉の旅館ではなくて熱海でした」等々。出演者の寸評でも、ささやき女将(未だにネタとして笑えるんだなあ)とか学歴詐称とか時事ネタがふんだんに盛り込まれていた。深沢さん(または東MAX)の役は週刊誌記者・馬場裸一(ばば らいち)で、当然文春を意識したものである(劇中での週刊誌名が「週刊文章」だって)。
そういえば、誰かに「白羽の矢が立った」というセリフがあり、つい前日、「メルシー」の外務省役人にも同じセリフがあったので、「おお‼」と内心ウケた。外務省のほうは悪い意味だと悲観していたが、こちらはいい意味で使われていた。

ストーリーは、女将(昇太)と番頭(三宅裕司)が切り盛りする箱根の老舗旅館ふじみ楼を隣接するホテルヨルトン箱根が乗っ取ろうとする騒動を中心に進行する。時事ネタが盛り込まれて、クスリとさせられる場面も多々あった。
ある日ふじみ楼へ住み込み仲居として働きたいという女性(松下由樹)が訪ねてきて採用される。この女性、一流旅館での仲居経験があるという触れ込みだったが、イマイチ「??」な感じ。ふじみ楼には人気歌手の桐山来亜(笹本玲奈)とマネージャー(丸山優子)、中国人実業家・超裕福(野添義弘)が宿泊している。いっぽうのヨルトンは、神奈川県知事(ラサール石井)の口添えで次のサミットの会場候補となっている。しかし、週刊誌記者(深沢)のリークで、ヨルトンのずさんさが明るみに出たり、知事のスキャンダルがあったりして…。
登場人物の名前が面白い。ふじみ楼の女将は保梨伊代(もてなし いよ)、番頭は室満(むろ みつる)、新しい仲居は小手向江(おで むかえ)、ヨルトンの支配人は五星蛍(いつつぼし ほたる:小倉久寛)、副支配人は心付弾(こころづけ はずむ:渡辺正行)、知事は天下団五郎(あまくだり だんごろう)。ほかの役名も面白いんだけど、一応中心となる人たちだけで。
役の中では笹本さんだけが喜劇的要素がほとんどなくて、複雑な心境をこういう登場人物たちの中で繊細に表現していた。もちろん歌と踊りの場面はとても素敵で楽しかった!!
松下さんがタップを披露したのには驚いたが(テレビのイメージからは想像できなかった)、カーテンコールでの話を聞くと驚くにはあたらなかったようだ。
深沢さんはこっちが東MAXほどコメディアン的感覚で見ないせいか、真面目な印象を受けた。いや、真面目だからって可笑しくないのではなく、にじみ出る可笑しさ、そして深沢さんの味が感じられた(深沢さんの芝居を見るのは初めてだと思う)。

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2016年7月24日 (日)

6月分⑧:メルシーおもてなし

626日 「メルシーおもてなし」千穐楽(パルコ劇場)
千穐楽を取ったはいいが、日曜日の渋谷…人人人…最悪。
開演前に中井貴一さんのアナウンスが入った。パルコ劇場はあと2カ月で閉館ということで、43年の歴史がその幕を閉じる(閉館ではあるけれど、リニューアル閉館だから)。本公演はラストランである。志の輔さんが1人で築いてきた落語を12人が演じる。スタッフも合わせると総勢50人ということだった。

さて、確かに落語だった。とくに、2人でする会話は高座が目に浮かびつつ芝居を見ているという不思議な感覚。
けっこうショックだったのは中井貴一さん。オッサン感ばりばりなんだもの。最初、一瞬このおっさん誰だろうって思ったくらい。ズボンがそう見せる? 上方が? 眼鏡が? いや、そういう外観もだけど、言動すべても。おっさんの演技がうますぎる。
町内の抽選会は、笑った笑った。阿南健治さんの大熱演が可笑しくて可笑しくて。
FAX
の件は長くてダレかねないところを役者の力量で笑わせて、結局間違いFAXの受信が間違いFAXの送信に繋がるのがウケた。うちにも時々間違いFAXが来て、放置しておいたものか、知らせるべきか、迷うから、身につまされつつ、笑った。中井さん、勝村正信さん(うまいよね~)の早口せかせかの中で、YOUさんのあの独特の喋りが案外活きていた(通常は、あのべた~とした喋り苦手なんだ)。
外務省の役人音尾琢磨さんがまた可笑しかった。フランスの外交官夫人とその娘にひな人形工房と日本の生活感あふれる商店街を案内する、その役目として彼に「白羽の矢が立った」のである。それは名誉なことだと言う人たちに、彼は白羽の矢には2つの意味がある。1つはいい意味だが、もう1つはいけにえになるということ、自分の場合は後者だと、最初からネガティブ思考なんである。商店街の人たちとの噛み合わなさ――彼自身も語っていたが、役人の立場って実際こういうものなんだろう。だから彼自身はその立場がなければ、商店街寄りの感覚・考えを持っているに違いない。
通訳役としてサヘル・ローズさんが出ていたのが嬉しかった。好きなんだ、サヘルさん。きれいで知的で、過酷な経験をしているのに大らかな明るさがあって。舞台には登場しない外交官夫人と娘の存在を実感させる大事な役どころにぴったりだったと思う。
役人の立場とか、活気のない商店街の実情とか、笑えない問題を笑いの中で考えさせられた(とくに商店街の問題は、テレビでもよくやってるし)。笑いの場面は、千穐楽なのでところどころ普段に比べてハイテンション、ハイパワーだったらしい。


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2016年7月23日 (土)

6月分⑦:6月新派公演

625日 六月新派特別公演(三越劇場)
チケットを取るつもりだったのに、仕事がモーレツになってきて取りそびれていた。でも、月乃助の名での最後の舞台、しかも国定忠治とあってはどうしても見たくなって、急遽千穐楽を取った(仕事を考え、翌日の歌舞伎座第三部は涙をのんだ…。でもそのおかげで仕事はぐ~んと捗った。そうじゃなくちゃ、犠牲にした第三部にも申し訳ないし)。
「深川の鈴」
人情もの。久里子さんは本当に不思議な役者さんだ。失礼ながらお年も若くはないし、決して美人というわけでもない。それなのに、とても可愛らしくきれいなのだ。そしていじらしい。物語の雰囲気をしっかりまとっている。久里子さんの演じる人物は手を握り締めて応援したくなる。お糸もそういう女性だった。
お糸を娘のようにかわいがっている元講釈師の円玉役の立松昭二さんの人情深さに胸打たれた。おしも役の川上彌生さんは、深川っ子の自然な気の強さが嫌味なくてよかった。伊藤みどりさんは蓮っ葉で意地悪くイヤなババアを好演。善人が多い中、こういう人がいると面白い(お芝居だからね、現実にはこんな人いてほしくないに決まってる)。
月乃助さんは、この前の河竹繁俊同様、文学青年役。信吉は繊細ではあるがひ弱ではない男の意地が見えた。
「国定忠治」
新派×歌舞伎×新国劇な舞台だった。
月乃助さんが信吉とは180度変わって侠客。高く柔らかい声だった文学青年に対し、忠治は低くドスの利いた声で、股旅姿もよく似合い、めちゃくちゃカッコいい。組を解散(っていう表現は違うか)する件は、親分としての貫録・大きさに義理を重んじる侠客の心意気に打たれた。「赤城の山も今夜を限り」は生で初めて聞いた。
さて、5分の休憩を挟んだ次の幕にはびっくりした。国定忠治ってこんな喜劇だったの? あこぎな商売をしているあくどい山形屋をとっちめるため、忠治は彦六という男に扮し、山形屋に対し下手に出ていろいろまくしたてるのだが、それが名古屋弁で、あの忠治が声もそれらしく変えて「みゃあみゃあ」言いつつ、1人で喋り続ける可笑しさったら、笑った笑った。しかし山形屋が応じないとわかると、「下手に出りゃあいい気になりやがって」と国定忠治に戻る。忠治の名はそこらじゅうに鳴り響いているようで、山形屋はびびりまくり。ついに忠治に徹底的にとっちめられる。この山形屋がなんと伊吹吾郎さんで、それこそあの伊吹さんが!とびっくりやら可笑しいやら。伊吹さんは時代劇をやっている人だから、さすがに空気の出し方がうまいと思った。

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2016年7月21日 (木)

6月分⑥:ポンペイの壁画展

623日 「ポンペイの壁画展」(森アーツセンターギャラリー)
160721pompei これももう終わってしまった。父の月命日だったけれど、天候を言い訳に前日に墓参をすませ、この日は六本木へ(よんどころなくない用事で墓参の日を変更するのはなんか気がひける)。
子供向け雑誌だったかリーダーズ・ダイジェストだったか、ポンペイの悲劇を読んで大きな衝撃を受けた覚えがある。ポンペイの遺跡から、当時の生活がそのまま現れた、すなわち人々はのどかに昼食をとっている時に噴火に襲われ、どの生活のありさまがそのまま残っていたというような記事だったと思う。
この展覧会を見て忘れられないその記憶をまた新たにし、当時も我々と同じ人間が同じような営みを行っていたのだ、災害の多い日本にあってポンペイは決して遥か昔の他人事ではない、との思いを強くした。
バラバラになった壁画の破片をパズルのように組み合わせて復元していく努力には、当然研究という面があるにせよ、そういう人々の営みをいつくしむ心が感じられるように思ったのは、展示する側にもそんな心が見えるような気がしたからだろうか。なお、壁画は重いものだが、復元は表面のみ剥がして軽いパネルに貼ったそうだ。
展示は「Ⅰ 建物と風景」「Ⅱ 日常の生活」「Ⅲ 神話」「Ⅳ 神々と信仰」の4セクションに分かれていた。
家々(おそらく裕福な家々だろうが)は多くの壁画や装飾品で飾られ、豊かな文明、高度な芸術がポンペイの町を彩っていたことだろう。ポンペイの文化はヘレニズムの影響を強く受けていたようで、建物やフレスコ画などにそれがあらわれている。ギリシア文化=洗練だったようだ。2000年前にすでに遠近法が用いられている壁画もあった。
「戦車競走」はヴェスビオ周辺都市で戦車競走を描いた唯一の壁画だそうだ。神話の描かれた壁画はギリシア神話がほとんどで、ストーリー性を重視している。
「赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス」(写真の上半分はその一部)は本邦初公開だとかで(では、他の壁画はすでに公開されているのか…)、ヘラクレスの筋肉が実に見事だ。いや、筋肉だけでなく絵画としても美しい。
「踊るマイナス」(写真の左下)は薄い衣裳の軽やかな流れがとても魅力的。
衝撃的だったのは「天球儀」だ。3月にDNPで見た天球儀は1617世紀のものだったと思うが、ポンペイには天球儀を描いたフレスコ画があった!! 断片をつなぎ合わせたものの半分にも満たないのだけれど、これはちょっと感動的だった。
ひとつの驚き…ポンペイの赤と言われるが、もとは黄色だった? 噴火の熱で赤に変色したんだとか。本当? 頭の中であの赤を黄色に置き換えるのは難しい…。
さて、ベスビオはAD79724日(小プリニウスの記述から)午後1時に噴火した。そこからのシミュレーション動画が大変興味深かった。
7/24
 13時:噴火、14時:噴煙柱、15時:降灰、16時・17時:ポンペイに降灰。
7/25
 0時・1時:火山雷、4時:火砕流、5時・6時:エルコラーノに火砕流、7時:ポンペイに火砕流届く、8時:火砕流がポンペイをのみこみ、ナポリ湾へ。
ポンペイは火山灰に埋もれ、エルコラーノは火砕流で壊滅したそうだ。ベスビオ噴火の恐ろしさはそのまま、日本の火山噴火への危惧となって、でも自然に逆らうことはできないよな~、どこかで大噴火が起きたら日本は壊滅状態になるかもと、ちょっとぞっとした。

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2016年7月20日 (水)

6月分⑤:ほほえみの御仏

621日 「ほほえみの御仏」内覧会(東京国立博物館本館)
160720mihotoke もう終わってしまったけれど「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」は日韓国交正常化50周年記念の展覧会である(まだ50年なのかあ…)。
こういう展覧会は、だいたいメインとなる作品にプラス同時代の作品という形式が多いのでそのつもりで出かけたら、展示は「二つの半跏思惟像」のみであった。
日韓の半跏思惟像は、今写真を見るとそうでもないのだけど、博物館で実物を見たら、なぜかはっきりこちらが日本、こちらが韓国とわかった。薄暗い展示室の中央で二体の仏像は静かにやさしく微笑んで、周囲に人が多くても、自分1人静寂に包まれているような感じで、心が落ち着いていった。
日本の仏像は中宮寺門跡所蔵の国宝、韓国の仏像は国宝78号金銅半跏思惟像。どちらも体のラインが美しく、気品があって、素晴らしかった。古代からの両国の歴史を振り返ると、この展覧会のもつ意味の大きさもわかるような気がした。
ところで、私、ずっと「はんかしいぞう」と思ってきたが、この展覧会では「はんかしゆいぞう」と振り仮名がふってある。どちらの読みでもいいのだろうが、なんか「しゆい」はくすぐったい…。

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2016年7月19日 (火)

6月分④:歌舞伎座第二部

621日 六月大歌舞伎第二部(歌舞伎座)
正直、幸四郎さんの権太には気が向かなかったが、そんな思いを持って申し訳ない気分だ。帰りの電車で忘れないうちにと感想をメモしておいたはずなのに、見つからない。だから、主な役についてほとんど一言ずつだけ。
「義経千本桜 木の実・小金吾討死、すし屋」
初めて見る幸四郎さんの権太以下、配役がすべてぴたっとはまって、ドラマが大いに盛り上がった。見慣れた上方の型と違うところに時々気がついて(菊五郎さんで見た時はなぜかあまり意識しなかった気がする)、あとで確認した。
幸四郎さんは悪の大きさがカッコよかった(権太の悪はあんまり大きくちゃいけないのかもしれないけど、小悪党をデッカく演じるっていうのがいい)。一家が揃って家路につく場面は仁左様と秀太郎さんで確固たる世界を作り上げているのだが、幸四郎さんと秀太郎さんで一家のつかの間の幸せを醸し出していることに、2人の役者としての力量を感じた。ここは後の悲劇を考えて胸が詰まった。幸四郎さんはとかく泣きの演技になる傾向がみられるが、権太は抑えていたのがとてもよかった。
猿之助さんのお里、好き。田舎娘の一途な純情さが哀れであった。お里を見ていたら、お光も見てみたくなった。それにしても典侍の局、お里、狐忠信とまったく違う役柄を全部自分のものとして演じる猿之助さんはすごい。
染五郎さんの維盛を見て、この役は女方ではなく立役がやったほうがいいと思った。すし桶を重そうに持つのも自然な感じでよかった(女方だとよろよろするが、曲がりなりにも源氏と戦った武将でしょ)。お里の気持ちにこたえるわけにはいかない苦悩も理解できた。
松也さんの小金吾は柄が大きすぎるような気もしたが、それだけに哀れさが増した面もある。華があって、立ち回りもきびきびしていてよかった。
<上演時間>「木の実・小金吾討死」48分(14451533)、幕間15分、「すし屋」95分(15481723

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2016年7月17日 (日)

祝:国立西洋美術館、世界遺産に正式登録

とにかくおめでとうございます。
トルコのクーデターで一時中断していた審査が再開されて、ついに正式に認められた。
そんなに価値のある建物かどうか私にはよくわからないけれど、パリでもたまたまいい場所にあったので見に行ったし、西美は個人的にちょっとつながりがあるので、関係者の強い念願がかなったことに素直に祝福したいと思う(昨日は台東区役所でパブリックビューイングが用意されていたということで、中断にはさぞ落胆していただろう)。
しかし、世界のどこでもいつでも、何があるかわからない…。バングラデシュにニース、心が痛む。

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2016年7月16日 (土)

6月分③:外国人のための歌舞伎鑑賞教室

617日 外国人のための歌舞伎鑑賞教室「魚屋宗五郎」(国立劇場大劇場)
去年見逃したので、ぜひ見てみたかったのよね。外国人しか見ちゃいけないのかなと心配しつつチケットサイトにいったら普通に取れたからいいのよね。実際、けっこう日本人もいたし。
160716kokuritu1 まず入口を入ると持ち手のついたクリアケースが配られた。中には英語のパンフレットと無料のプログラムが入っている。それからイヤホンガイドが無料だった。英語、中国語、韓国語、日本語のチャンネルがある。やっぱり日本人もOKよね(まだ、心配してる。何しろ気が小さいもので)。
今回は「歌舞伎のみかた」についてのみです。
「歌舞伎のみかた」
場内が暗くなると、客席がちょっとざわついた。セリがいくつも上がってきて一通りまわると、木佐彩子さんが下手から登場。自己紹介の後、これから歌舞伎について中村萬太郎さんがわかりやすく説明してくれます、というようなことを流暢な英語で話す。木佐さんの「Mantaro Nakamura」で萬ちゃんがスッポンから姿を現す。客席の反応が「ワ~オ」な感じだったのが面白かった。萬太郎クン、英語であいさつと自己紹介をしたが、もちろん初めて聞く萬ちゃんの英語である。なんか不思議な感じがする一方でそんなに違和感もなかった。
萬太郎クン、しばらく花道で、花道とスッポンの説明をしていたら(ここからは日本語、木佐さんが通訳)、木佐さんに舞台に呼ばれ、ツケに合わせて男の走りで舞台へ急ぐ。次に女性の走り方をしたら、とてもウケて笑いと拍手が起きた。女方には女らしく見せるテクニックがあると言って、肩甲骨と内またの説明。
次は見得テクニックについて。客の男女1人ずつを舞台に上げた。2人ともスペインからのお客さんで、5分前に言われたのでfrightenedだって。まず萬太郎クンがお手本を見せるとなぜか笑いが…。木佐さんに「笑いが起きるものなんですか」と言わせてしまう。
見得の効果の説明の後、2人が練習に入る。脚を広げ、両手を広げ、首を右から左へ(逆だったっけ?)ぐいっと回す。練習後、ツケに合わせて本番だったが、ツケ打ちさんが少しとまどい気味だったのは、タイミングを取るのが難しかったからだろう。
さて、何とか見得が出来て安心したところで3人は捕り手に囲まれてしまった。萬ちゃんが「大丈夫、強力な助っ人がいるから」。客席もみんなで声を合せて「カゲキヨ~」と呼ぶと、橋吾景清が上手から現れる。景清の立ち回りを目の前で見た2人は「amazing」。橋吾さんの六方、とてもカッコよくて、前回より感動した。
次は世話物。荒事との違いをスペインの2人も実感したようだった。
「黒御簾は歌舞伎のオーケストラピットみたいなもの」。前回は太鼓、鼓、三味線、笛が舞台に登場したが、今回は大太鼓だけ出しての実演。2人は「こんな大きな太鼓、見たことない」と言っていた。まずは風の音、あるいは悪だくみの音を紹介する。次に萬ちゃんが2人に「この音は何でしょう」とクイズを出すと、「わからない」。「ヒント、空からふってくるもの」で2人は即正解。木佐さんが「ヒント、やさしすぎる」と苦笑していた。次の音は? 2人は「water」。「これも空から降ってくる、冬に」のヒントもやさし過ぎるよね~。即「snow」。「これしかヒントの出しようがない」と今度は萬ちゃんが苦笑。
太鼓打ちを2人が体験したが、女性は力の入れ具合が難しかったという感想だった。木佐さんの「目をつぶってイメージしてみて」で自然や感情を音で表現する歌舞伎の素晴らしさ、わかってもらえたかしら。
お土産が手渡された2人が舞台を下りると、宗五郎の説明に移る。
磯部家での出来事が語られる時に不安の太鼓が鳴る。悲しみの宗五郎家に対してお祭りの音楽が鳴る…。ちなみにおなぎが持ってくる酒の樽は3.6L入りだそうです。
「時代も文化も違うけれど、人の気持ちはわかると思う」。

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2016年7月15日 (金)

嬉しいニュース

母の施設で見ていた6時のNHKニュース。
なんと、東蔵さんが人間国宝に認定されたって!!
思わず食事の介助の手を止め、画面に見入った。
東蔵さんも大変お喜びで、好きなことをやっていればつらいことなんかない、という歌舞伎愛に心が高鳴り、それが人間国宝として認められたんだと思うと、うるうるしてしまった。
東蔵さん、本当におめでとうございます!!!

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2016年7月14日 (木)

6月分②:花王ミュージアム

615日 花王ミュージアム見学会
株主の見学会。当選した友人に声をかけてもらって参加した(私は株主じゃない)。錦糸町駅に集合してバスで花王の墨田工場へ。
会議室でざっとお話を聞いてから3グループに分かれて、ミュージアム見学が始まった。花王の方がガイドしてくれるので非常にわかりやすいのではあるが、その反面、1カ所での時間が限られるため自分が興味をもった内容についてじっくり見られないのが残念であった。それについては、いずれ個人で工場見学も含めてもう一度行ってみたいなと思っている。
まずは、花王の創業について(3グループなので、それぞれ、回るコースが異なる。私たちは花王の歴史ゾーンから)。岐阜出身の初代・長瀬富郎氏が馬喰町に洋小間物店「長瀬商店」を開いたのが花王の始まりである(1887=明治20年)。当時長瀬商店で扱っていた国産石鹸(もう石鹸はあったのね)は粗悪であったことから、自ら石鹸製造に乗り出し、高級石鹸を作ることに成功した(と、簡単に言うけれど、大変な苦労があったことは想像に難くない)。桐箱入りで、花王のあの図案も自分で描いたそう(あの三日月、時代によって色々変わっているのね。後で見学したゾーンでそれぞれのスタンプを押してきた)。
1902
年には原料仕込みから包装までを一貫製造する自社工場を向島請地に完成させた。
とういうようなことをずらずら書いていくと長くなるので、興味のある方は→ココあるいは→ココをご参照ください。
商品を売るには品質が第一ではあるが、宣伝も大事だなあと花王の歴史を見て強く思った(「マッサン」の大将も宣伝がうまかったものね)。戦後間もない時期(昭和21年だったかなあ、23年だったかなあ、忘れちゃった)の脱毛剤のポスター発見。この時期に脱毛剤が売り出されていたことには驚いた。洋装になったからかもね。
次はコミュニケーションプラザ(多分。記憶があやしい)。ここでは、色々な商品が紹介されており、体験としては髪の毛の太さとか肌の乾燥具合(肌理)が調べられる。私の髪の毛は77μm、年齢的に平均くらいかな。肌はよくわからなかった。あんまり他人に見られたくないからささっとチェックした程度だし。
興味深かったのがクロロゲン酸。血管力を強くし、皮膚の状態も改善されるということ。すでにクロロゲン酸入りのコーヒーや美容液が販売されているそうだ。美容液ほしい…。
最後は清浄文化史コーナー。古代メソポタミアから江戸時代の清浄に関する歴史が紹介されている。公団住宅の一部が原寸で再現されていたり、じっくり見たいコーナーではあるが、やっぱり時間の都合で比較的さらっと流さざるを得なかった。
花王の製品は女性に関連するものが多いので興味深かったし、工場見学と一緒にミュージアムももう一度見学したいと思った。
ちなみに私、シャンプーはエッセンシャルを使っている。時々浮気して、色々なものに手を出すのだけれど、結局のところエッセンシャルに落ち着くのだ。そして又何カ月かしたら浮気心が起き、やがて再びエッセンシャルに戻る。これの繰り返しで、戻ったときには「やっぱりエッセンシャルが1!!」なんである。

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2016年7月13日 (水)

6月分①:歌舞伎座第一部

614日 六月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)
やっと仕事が終わった。1カ月遅れになってしまったけれど、自分の記録と記憶のために観劇・鑑賞の記録はぼちぼちながら残しておこうと思う。
3
部制は8月には2部通しで見ていたがそれもけっこう疲れるので、今回は3部バラバラに見ることにした。そうしたら、いつも昼の部は眠いのに、第1部バッチリ目覚めていられた。
「義経千本桜 渡海屋」
色々楽しみがある中で、ミーハー的楽しみはやはりタケルくん。
なんて可愛いの!! 半面、子供だからちょっとハラハラ。でも、全然心配いらなかった。じっと動かないでいるのも立派だったし、右近さんがセリフ一つ一つに込められた安徳天皇の思いをタケルくんに教えた成果が見事に実を結び、大物浦では感動して泣いた。
渡海屋ではタケルくんと入れ違いに右近さんが登場。前半の相模五郎ってこんなに立派な武士だったっけというくらい、コミカルな印象が強かったが、右近さんの相模五郎はそういう私の思い込みを吹き飛ばした。考えてみれば、一応北条家の家臣という触れ込みなんだから、立派な武士であってもちっともおかしくない。その武士らしさを失わずにあのコミカルな曲がった刀延ばしとか魚づくしがあるから面白い。魚づくし、丁寧でわかりやすく、ウケていた。亀鶴さんの入江丹蔵は前半はいまひとつサエなかったような気がした。
染五郎さんは、渡海屋銀平としてはあまり大きさを感じなかったし、白装束になった時は大きく見せようとして力が入り過ぎているように思った。しかし大物浦では知盛の悲痛な心情がよく表れていて、私も知盛の気持ちに入り込むことができた。
猿之助さんのお柳は夫の自慢話の後の「おほほほほ」で、思わずといった感じの拍手を受けていた。今までこんなこと、あったかな。猿之助さんは熊の皮(?)を敷いて天皇を座らせるあたりから、お柳ではなくなって典侍の局になっていた。安徳帝にお神酒を飲ませ、知盛にもお流れを酌する場面は、3人の行く末を知っているだけに、悲しい気持になった。局の天皇を守ろうとする気持ちの強さが伝わってくる。

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2016年7月10日 (日)

見逃したぁ

相撲ばっかり気になって、その前の番組に全然アンテナが向かなかった。
たまたま車で出た時、かかっていたのが、なんと緒方拳主演「太閤記」、本能寺の変。運転中は音声だけだからちょっと止まった時に期待したけれど、画面が埃だらけ、日光を反射してほとんど見えない。それでもなんとか、緒方拳秀吉、高橋幸治信長、石坂浩二三成、佐藤慶光秀はちらっと見えたのに、肝心の孝夫蘭丸はまったくわからなかった。車の中でギリギリ歯ぎしりしながら、録画しておけばよかった~と叫んだところで、もともと気づかなかったんだから。
見逃したといえば、いつだったか再放送していた「独眼竜政宗」の幼年時代(梵天丸=藤間遼太=藤間勘十郎)も。再放送に気づいた時にはもう成人していた。

ところで、秀吉が出てくる大河はこれまでに18本あって、15人が演じているそう。最年長は中村芝鶴さんの71歳だそうだ(「春の坂道」)。そして次が今の小日向さんなんですって。「真田丸」好評らしいけど、ずっと前に挫折しちゃって、全然見ていない。

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2016年7月 9日 (土)

都会を歩いていない証明?

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初めて見る光景に「なに?なに?、あれ」とそばにいる息子にきいたら、マリオカートだと。楽しそう。外国人に人気なんだって(わかるわかる)。
新宿とか銀座とかあっちこっちで見かけるよ、って。その後娘からも見たことがあると聞いた。私って、よっぽど都会というか繁華街を歩いていないのね(たいてい地下鉄・地下道⇔目的地だから)。

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2016年7月 8日 (金)

8月チケット無事ゲット

今日は8月歌舞伎座の発売日。
演目と配役を考えると、チケット厳しそう・・・と気合を入れて待機。
意外と簡単に入店できたし、いつものようにカレンダー画面になかなかいかないということもなく、すんなり。やったぁと思ったら、決済で引っかかった。やたら時間がかかっている。エラー表示が出るんじゃないかと覚悟しつつbearingいらいらと待っていたら、無事決済できたhappy02
他の部も何とか取れて、まずは一安心。と言いながら、あとで、日程もうちょっと考えればよかったかなという思いもcoldsweats01

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2016年7月 6日 (水)

時代劇における、ある発見の楽しみ

「お命頂戴」→片岡孝太郎13歳
「眠狂四郎円月殺法」→片岡孝太郎15歳
「眠狂四郎無頼控」→片岡進之介16歳
「半七捕物帳」→市川男寅(男女蔵)11歳

ひょっとしてこの子…うん、絶対そうだ。
で、最後に出演者名見て、やっぱりという時のgood感はたまらないcoldsweats01

ちなみに円月殺法には仁左様の妹さんの片岡静香さんも出ていた。静香さんは、出演者名が先で、もしかしてと思って調べたらわかった。

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2016年7月 5日 (火)

あれもおい、これもおい

あちこち痛いのも老い(肩はよくなったり悪化したり)。
熱中症になったのも老い(今日は涼しくて、一気に回復した。食欲も湧いた。でも明日からまた暑いって。恐怖だわ~)。
なんか色々億劫なのも老い(その割に怒涛の6月後半だった)。
仕事に時間がかかるのも老い(締切1日前になんとか提出したけれど、別の仕事がはかどらない)。
だって寂しいものよ、観劇レポが書けないなんて…(多分、あと1週間はきついかも)。
とりあえず、たまった分は以下のとおり。

14日  歌舞伎座第一部
15日  花王ミュージアム見学
17日  国立劇場 外国人のための歌舞伎鑑賞教室
21日  歌舞伎座第二部
21日  ほほえみの御仏内覧会
23日  ポンペイ展
25日  三越劇場 新派公演千穐楽
26日  メルシーおもてなし千穐楽(この後、歌舞伎座第三部を予定していたが…)
27日  熱海五郎一座千穐楽
29日  コクーン歌舞伎千穐楽
30日  巡業中央コース初日
7月1日 巡業東コース
次の観劇ももうすぐというのに、さあどうする!!

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2016年7月 3日 (日)

熱中症?

昨日のこと。
昼過ぎまで髪振り乱して(?)仕事して、一休みしようかという時、めまいがして胃がムカムカしてどうしようもなくなった。横になってもぐるぐるまわる。気持ち悪い。頭もずきずきする。あ~、ヘタしたら救急車呼ばなくちゃならないかも…。意識を失って入院なんてなったら締切間近の仕事の連絡を家族に頼むこともできない…。
幸い、2時間ほど休んでいるうちにめまいはおさまってきた。しかし起き上がるとまだぐるぐるしている。仕方なく再び横になり、ふと、これって熱中症かも、と考えた。携帯のネットで熱中症の症状を調べたら、ますますそんな気がしてきた。
そこで、とっくに消費期限の過ぎている(去年用ね)OS-1のゼリーを飲んだ(私はスポーツドリンクなどは苦手で飲めない。唯一、OS-1のゼリーは口に入れられる)。それから麦茶をコップ2杯。夕方になりやっと何とか起きられるようになった。
梅雨明けまでは頑張るつもりだったけれど、やむなくエアコン初めて入れました。

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2016年7月 2日 (土)

三代目吉之丞誕生!!

九月秀山祭の演目・配役が発表になっていた→ココ
私にとって特筆すべき注目は、吉之助さんが三代目吉之丞になること!!
亡くなった吉之丞さんは大好きだった。そのお名前をやはり大好きな吉之助さんが継がれることは嬉しい。お役は昼の部の「一條大蔵譚」の八剣勘解由。楽しみにしています。

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