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2016年11月20日 (日)

やっぱりラジオが面白い

北の富士さんの相撲解説のことです。
今日、九州場所中日はテレビ解説かと思ったらラジオ。テレビは録画できるけど、ラジオはずっとついてなくちゃならない。それに、時々交通情報が入る。リスナーは相撲ファンばかりじゃないし、車に乗っていれば交通情報は大事だからそれは当然だけど、せっかく面白い話の時になあ、と歯がゆい思いをすることもある。
そのひとつが、勢 vs千代の国。交通情報の後、「反射神経」とか北の富士(以下、敬称略)が言っているのが聞こえて「それを見ている北の富士さんもすごい」と沢田石アナが驚くと「いやいや退屈だから。そう見えただけで俺の話は本当かどうかわからない」。どうやら、勢の歯が折れたことについての話らしいが、詳細はわからない。最後は北の富士が「はは~、なんて」。後で録画を見たら、確かに勢の歯が折れたようで、自分で口の中から取り出していた。
今日も、面白い話がたくさんあるんだけど、そのうちのいくつかを。
北勝富士の四股名が師匠の北勝と北の富士の富士をもらったことについて(このこと、しょっちゅう触れられる。北の富士解説の時にはとくに)。「後から聞いたんだけどね、そういうわけだと。北の富士の富士じゃいけないんじゃないの? 千代の富士の富士と思えばいいんだな。伯父さんになるね」。って、このエスプリ。
遠藤 vs 佐田の海で、遠藤の人気について「羨ましいね。負けてもこの人の人気は衰えていかない。何かお客様に訴えるものがあるんでしょうね。いい男だけじゃこうはいかない」。沢田石アナが「北の富士さんもいい男」と持ち上げると「どうでもいい男だ」。私はこういう返しがすごく好き。
豪栄道が優勝したことで、稽古を見学にくる人たちが朝から大勢来る。九重部屋では「千代の富士、北勝海が優勝を続けていたからしまいには飽きて来なくなった。又ですか、って。たまにするからいいんだよ」。
北の富士の名誉のために言っておくが、人を食ったような話ばかりではなく、ほとんどがちゃんと真面目な解説だし、ちょっとじんとするような話もあるのよ、北の富士の解説には。

その一つ。ライバルについて。「ライバルはまわりが作る場合もあるし、自分たちが火花を散らすこともある。ライバルはいた方がいい。そのかわり、突然いなくなられると気持ちの持っていきようがなくなる」。これはもちろん玉の海のことを言っている(未だに泣けてくるわ)。「ライバルの成績は拮抗する傾向がある。柏鵬時代は大鵬さんの優勝が圧倒していたが、2人の対戦になると、柏戸さんの意気込みが違う。大鵬さんの方が勝っていると思うが、一気にもって行かれる相撲も多かった」。
豪栄道について。「15日間は長いから、連日いい相撲を取り続けるのは不可能。15日間のうち危ない相撲が何番かある。付き物だから、それをしのいでいくこと。今日の相手はまったく元気がないし、油断はできないが、普通にとっていれば簡単でしょう」。ところが、物言いの末、行司差し違えで隠岐の海の勝ち。「しかし、まずい相撲とったね。まるでダメ、がちがちだな。悪い時の豪栄道」「こういう相撲を取ったんだからしょうがない」。孫弟子の隠岐の海の勝利に複雑な気持ちもあるのかな、と思ったけど、どうだろう。しかし、綱取りって本当に大変なんだな。4人も大関がいて、綱に一番近いと言われていた稀勢の里が一番安定した成績なのに優勝1回もできないし、今年優勝した琴奨菊もあとがぱっとしないし、豪栄道に期待したけどほぼ絶望的だし、照の富士に至ってはすぐにも横綱とわくわくしていたのに怪我でカド番の繰り返しだし。それだけ横綱の地位は重いということでもある。
ま、この辺で。

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