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2016年12月29日 (木)

十二月歌舞伎座第三部

1226日 十二月大歌舞伎千穐楽第三部(歌舞伎座)
第一部から第三部までの約4時間、本当は寺子屋を幕見したかったのだが、色々用事があって断念。あちこち歩くことで時間が過ぎた。1万歩以上歩いたよ。
「二人椀久」
前半はどうしてもちょっと眠くなる。玉さまの色っぽい微笑み、そして全体的に勘九郎さんを包んでいるような感じが姉さん女房みたいに見えて微笑ましかった。
「京鹿子娘五人道成寺」
玉さまが愛らしい。最年長であるにもかかわらず、5人の中で一番若くて愛らしいと思った。児太郎クンがかわいかったのだけど、そういう若さからくる可愛さとはちがう、可憐というのか、いや、なんと言ったらいいのか説明できないけれど、とにかくその可愛らしさに見とれた。
勘九郎さんと七之助さんを「連獅子」じゃなくて「道成寺」で見られるなんて!! 勘九郎さんの踊りは、七之助さんに比べて立役らしいダイナミックな感じがした。
「元禄花見踊」は玉三郎先生が若い生徒たちを引っ張るといった趣があったが、この道成寺ではそういう印象はあまり受けず、自らの芸を示しながら玉さまもみんなと楽しんで踊っているような気がした。ただ、鐘への恨みは全体にやや薄く、やはり玉さまが一番意識していたように見えた。
とにかく見ているこちらも楽しくて楽しくて。私は残念なことに1回しか見られなかったが、何度リピートしても楽しかったに違いない。所化さんたちもたくさんいて、豪華(吉之丞さんがいたのでびっくり)。
<上演時間>「二人椀久」35分(18301905)、幕間35分、「五人道成寺」65分(19402045

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歌舞伎ミーハー観劇記」カテゴリの記事

コメント

「二人椀久」は、菊之丞振付の富十郎と先代雀右衛門の方がやはり良いと思いました。玉三郎の松山の前半は上方舞の趣きで、動きの少ない振付でしたね。勘九郎の椀久は松山恋しさの余り発狂したという感じが希薄でしたね。そこがないと成立しない舞踊かと思います。
「五人道成寺」は観応えがありましたね!わたしの方はこれが2016年の歌舞伎の観納めの演目になりましたが、掉尾を飾るに相応しいものとなりました。

来年は一年通して日本に居るはずなので、お芝居をしっかりとじっくりとたっぷりと観たいものです。

ことしもいろいろなレポを有難うございます。
来年も楽しいレポを期待しています。
でもあまり無理をしないようにしてくださいね。
蔭ながら応援しております。

投稿: うかれ坊主 | 2016年12月29日 (木) 23時20分

うかれ坊主様
こんばんは。コメントありがとうございます。1日経ってしまってごめんなさい。
椀久、おっしゃるとおりだと思います。後半、少し動きが出てきて眠気がさめましたが、何か物足りないと思ったのは、恋ゆえの狂いが椀久に希薄だったせいかとわかりました(微笑ましいで終わってしまいました…)。
「道成寺」、楽しかったですね!! 1度でも見ることができて幸せでした。

今年1年、レポが遅くなることもたびたびだったのに、ご帰省のたびにコメントをくださってありがとうございました。また、お心遣いありがとうございます。
来年はずっと日本にいらっしゃれるとのこと、たくさんご観劇になれますね。人生に楽しみがあるのは何よりです。私も自分の中ではやっぱり歌舞伎が一番の楽しみだなあと思います。
お互い、来年も楽しい観劇ができますように。

投稿: SwingingFujisan | 2016年12月30日 (金) 20時57分

こんばんは。私は今月、京都に用があったので、チャンス!とばかり顔見世にも行ってきました。第3部だけ、しかも2階の2等席からでしたが、歌舞練場は小さいので見やすいし雰囲気もよかったです。
で、雀右衛門さんの娘道成寺! 所化が登場しないこともあって(間狂言のような、強力2人)、ちょっと地味かなと思いつつ。歌舞伎座は所化も大勢だし対照的ですねー。まあその分、海老蔵の押し戻しのパワー炸裂。思わず、ありがたや〜と拝みたくなりましたわbleah

私はこのところ歌舞伎観劇のペースが落ちてるんですが、まあ無理せず暢気に、などと思ってます。
よいお年をheart01

投稿: きびだんご | 2016年12月31日 (土) 00時55分

きびだんご様
こんばんは。コメントありがとうございます。
今年の京都の顔見世はめったに見られない場所なので行きたかったのですが、ついでがないとどうしても足が向かなくて。
きびだんご様はよかったですね!! しばらく京都にも行っていないので、お寺をまわりながら観劇もしたかったなあ、なんて欲張りなことを考えてしまいました。
道成寺って色々バリエーションが作れるんですね。雀右衛門さんのも見たかったし、海老蔵パワーも浴びたかったな。

好きなお芝居をマイペースで見るのが一番ですね。日程とペースを合せるのが大変なこともありますけれど。お互い、のんびりいきましょうか。

投稿: SwingingFujisan | 2016年12月31日 (土) 21時27分

こんにちは。すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありません。
12月三部、千穐楽にいらしたのですね!
実は私も、三部は千穐楽に観ました。
お会いできませんでしたね~残念でした!

私も、こちらでのやりとりに気づかされましたが、「椀久」、
たしかに恋に狂った様子があまりなかった…
もともと勘九郎さんは、そういうイメージがなかったですが
役のうえのことですしねえ?

「道成寺」は、華やかでとっても楽しく拝見できました!
玉様、ほんとうに、格別にキレイです。
今年さいごがこの演目でよかった!と心から思い、
ふっくりした気持ちで歌舞伎座をあとにしました。

今年はさっそく、演舞場の昼の部・歌舞伎座夜の部をみてまいりました。
昨年は、仕事のせいもあり観劇がちょっと減っていたのですが、
今年は通いたい!と思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: mami | 2017年1月 7日 (土) 13時14分

mami様
コメントありがとうございます。公開が遅くなってごめんなさい。
あらあ、千穐楽にいらしていたのですか‼ ほんと、お目にかかれず残念でした。

勘九郎さんも、玉三郎さんの薫陶を受けてこれから変わっていくのではないでしょうか。役の心を表現することの難しさを改めて感じました。

道成寺、私も1年納めの演目として大満足でした。

演舞場昼の部もよかったですね。右近ちゃんがかわいくてかわいくて。
今年はたくさんのご観劇が叶いますように。そしてどこかでお目にかかれますように。

投稿: SwingingFujisan | 2017年1月 8日 (日) 10時37分

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