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2016年12月23日 (金)

「ありえねえ」話

なぜか歌舞伎公演の代役として1日だけ舞台に立つことになった。役は「四の切」の静御前だと思っていたが、どうやら大蔵卿の常盤御前だったみたい。

 出番前、衣裳はごちゃごちゃと山積みにされており、その中から自分で選ぶのだが、普段着みたいなものばかり、それも洋服。みんな大忙しの中、いよいよ出番直前。
そのとき、大変なことに気がついた。
セリフ!!
私は一言だけのつもりでいた。ところがその一言に行く前にいくつか長いセリフがあったのだ。まったく準備していないから、まるちゃんの顔みたいに縦の筋が顔に何本も入る。焦りまくって、誰か台本貸してと騒いでやっと借りたはいいが、セリフの意味が少しも理解できない。腰元役の女性が1人そばにいて心配してくれていて気持ちが少し癒されるのではあるが、どうしようもない。ええい、ままよ、こうなったら台本を手に持って、上に布でもかぶせてごまかしちゃえ。
という状態で舞台に出た。
一難去って(まだ去ってないけど)また一難。今度は自分が着ているものが衣裳じゃなくて長襦袢であることに気がついてしまった。またまた顔に縦筋が。その割には落ち着いて「ちょっとお待ちくださいませ」なんて言って一度引っこむ。誰も私の衣裳の面倒をみてくれない。腰元役の人たちはみんなちゃんと衣裳をつけているのに。でもなぜか、意外と客席は騒いでいない。別に意地悪されてるわけではなくて、みんな自分のことで忙しくしているだけ。私は衣裳のありかがわからないし、それならいっそこのまま長襦袢で出ちまえ。
2
度目の登場では客席から見えないように台本を置いた。はいいが、再び一難が(これで三難目だわ)。セリフの出がわからない~。遠くから仁左様の高い声で歌うようなセリフが聞こえてくる。この聞こえ方は、私は回り舞台の裏側にいるような感じ。芝居をこわして仁左様さぞ怒ってるだろうなという申し訳なさと恐ろしさに震えているところで目が覚めた。
10日ほど前に見た夢でした。

妙に現実的にこわい夢だったな。

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