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2017年4月 8日 (土)

見て楽しい「動物集合」

45日 「動物集合」(東京国立近代美術館工芸館)
170408animals1 ランチの約束があったので、花見と運動を兼ねて九段下→靖国→千鳥ヶ淵緑道入口→北の丸→工芸館というルートで。靖国はいつも屋台と花見客で賑やかな一帯が外苑整備工事中とかで防護壁に囲われていて、桜も上のほうしか見えなかった。そんなことに気を取られていたら見事にスッ転んで、右の太ももをかなり痛め、歩けなくなるんじゃないかと心配したが、無事1日で1万歩超えできた。帰宅後インドメタシンの入った薬を塗ったら痛みも残らずほっとした。このトシだと転倒=大腿骨頸部骨折が即頭を過るからね。
さて、「動物集合」。日本の工芸品が動物(生物)と密接に結びついている、日本の動物と日本の工芸品はよく似合う、と実感した。虫、魚や海の生き物、鳥、身近な動物、想像上の動物――帯留めやブローチのような小さな作品から螺鈿、蒔絵の箱、着物、彫刻など、作品は多岐にわたる。虫は四季を象徴するし、動物には愛らしさ、雄々しさなどがあり、またそれぞれの生物に籠められた意味のようなものもある。そうしたものをあるいは繊細に、あるいは華麗に、あるいは素朴に生き生きと表現している。どの作品も見て楽しいと思ったのは、日本人の生活は動物とともにあること、そしてどんな動物であれ彼らに対する作者の親しみや愛おしみの目を感じられたからだろう。
工芸館に行くようになったのは去年あたりからだけど、ロケーションもいいし、建物もいいし、展覧会もいい。「動物集合」はもう一度見てもいいな。

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増田三男「鍍金箱 残月狐影」
孤影じゃなくて狐影なんだけど、なんか秋の寂しげな風情を思わせるところが気に入った。狐もかわいい。
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鈴木長吉「十二の鷹 六」(六だったかどうか自信がない)。獲物を狙うような目がいいし、このシリーズは参、伍、六と出展されていたが、姿、羽1枚1枚の表現、どれもが素晴らしい。
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黒田辰秋「螺鈿亥字香合」。唯一(だと思う)、動物を文字で表した作品。
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中村好文「子供椅子 ラパン」。こんな可愛い作品も。座ってもよかったらしいけど、大人が座ったら…と思うとね。
もっと色々紹介したいけれど、キリがないからね~。

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