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2017年9月12日 (火)

徳川将軍家→モダン東京へ

98日 「徳川将軍家へようこそ」~モダン東京(江戸東京博物館)
相撲博の次は江戸博へ。
「徳川将軍家へようこそ」は常設展示室内の5F企画展示室で見ることができる。
つい先日、6月に録画した「ヒストリア―大奥ロイヤルウエディング 篤姫と和宮と運命のプリンス」を見たばかりだったし、東京新聞に毎週日曜日掲載される「幕末・明治の残照」という記事を読んでいるので(なかなか複雑で理解しきれない)、幕末については私の中で関心度がアップしていた。
徳川幕府でいつも思うのは、その組織の細かく膨大なことである。役職一覧を見ると頭が痛くなるくらい。そうした組織が作り上げられ、そういう中で大勢の人が働き生きていたのだなあと毎度感嘆するのである。
展示品を見れば、それを書いた人たち、それを使っていた人たちの息吹が感じられ、とくに幕末はさほど遠い昔のことでもなく、親しみがわいてくる。と同時に、あの激動の時代を垣間見て、自分だったらどういう生き方ができただろうと、これも常に考える。
篤姫と和宮が必死で守ったという田安亀之助(後の徳川家達)を徳川家の跡継ぎとして認める「徳川家名相続沙汰書」は、明治新政府が内政安定のために徳川家存続が必要とした証拠であり、ヒストリアのドラマが脳内に甦った。
歴代将軍の肖像画、将軍直筆の絵(書はよく見るが、絵画はほとんど見たことがない。多才なんだなあ)など、興味深い。
展示室の外で流れていた勝海舟の無血開城へ向けての努力も、見ていて力が入った。


 

この後常設展を眺めていたら、「モダン東京」というテーマでミュージアムトークがあるというので参加した。メモを取らなかったので、たいがい忘れているし、覚えている内容も正確だという自信はないが、玉川上水と中央線の関係は面白かった。玉川上水は江戸時代から東京の上水道として使われていたが、ある時期、玉川上水を船運に利用していたことがあった。当然のことながら不潔・非衛生と理由に玉川上水における船運は短期間で中止された。その代替として甲武鉄道(今の中央線)が敷設されたという。
東京は15区から35区へ、そして23区になったわけだが、旧35区の名称は警察署や税務署に残されていると聞き、そういえばそうだねと頷いた。
モダン東京というと、やはりダンスホールが思い浮かぶが、全盛期から戦争の足音がするようになると8つに減り、それもやがてすべて消滅した。回数券的なチケットや、コイン型のチケットの展示が往時を偲ばせる。
相撲博、徳川家、と見てきたうえにガイドさんのお話はずっと立って聞いていたので疲労困憊、面白いお話をメモしなかったのは失敗だ。次回はせめて展示パネルとかちゃんと読んでこの日のお話の記憶を自分の中でよみがえらせよう。
ただ、江戸博は101日から来年331日まで改修工事のため全館休館。次の機会は来年4月以降になりそうだ。

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コメント

精力的ですね!
「芸術の秋」ももうすぐですが
当方は展覧会や美術展はなかなかカバーできないです・・・

さてさて「改修工事」で思い出しましたが、国立劇場って2020年東京五輪に向けて改修工事→休館と聞いていましたが、延期(取消)になったのですね・・・
海外赴任前(4年くらい前かな)に聞いていた話ですけど。
日本不在の間になにか動きがあったのかもしれません
てっきり開場30周年記念上演を区切りに改修すると思ってました。
今は全くその気配もないので、もし改修工事があっても延期なんでしょうね。

正月公演の発表を待っている今日この頃です。

投稿: うかれ坊主 | 2017年9月13日 (水) 13時10分

うかれ坊主様
コメントありがとうございます。私は今月は歌舞伎より展覧会のほうが多くなりそうです。

国立の改修工事は延期になったようです。オリンピック後の2021年着工、2024年開場らしいですよ。私も改修はどうなったのかなと思っていましたが、その後アンテナにひっかからず、先ほど検索しましたら、上の情報が出てきました。

正月公演、何になるのか、楽しみですね。

投稿: SwingingFujisan | 2017年9月13日 (水) 17時44分

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