長崎という町は…
①とにかく坂が多い
目と頭ではわかっていたけれど、実際に歩いてみると、どこへ行くにも坂をのぼり、くだり、のぼり、くだり…。それも、ゆるやかな坂ではない。かなりの急勾配。3日目の風頭山では竜馬の「ぶーつ」にめぐり会えなかったこともあって、どっと疲れが出た。でも、小学生の頃よく遊んだ真砂町の階段と同じような階段があちこちにあり、そのたび郷愁をそそられた。
地元の方のお話では、長崎では自転車はほとんど見かけないとのこと。TVで見る他の都市の放置自転車を物珍しく思うほど。したがってバイク屋さんはあっても自転車屋さんはなかったんですって。ただ、最近は中国人の居住者が増えて、自転車もずいぶん見かけるようになり、自転車屋さんもぼちぼち出来たとか。そういえば、こちらで見るほど自転車はいなかったな。
②町がとてもきれい
全体にゴミひとつ落ちていない、という印象。出島で弁当を食べた際、ゴミ箱を探したが、なかなかなくて、ずっとパックを持ち歩いたが、そうやってゴミ箱がなくても、ゴミなどは全然落ちていないのだ。
さらにどこを歩いても色とりどりの花が家々や通りを彩っていて、美しく楽しい。私も家の庭を何とかせねばいかんなあと、触発された(実行できるかどうかはともかくとして)。
川もきれい。眼鏡橋のかかっている川だって、鯉や亀が棲んでいる。ただ、1カ所、県美術館から歩いてきて大浦海岸通りに出るところの川は洗剤やらゴミやらが浮いていた。
トイレもすべてきれい。外から見て危なそう、と思うところでも、古びてはいるが中はきれい。これには感心した。和式トイレが多いのは意外だった。
③人が親切
ガイドブックと町に交互に目をやって立ち止まっていると、おじさんまたはおばさんが声をかけてくれる。「どこ行きたいの?」そして親切に教えてくれる。こちらから声をかけて道を訊いたときも、親身になって教えてくれて、大変ありがたかった。旅行先でこういう親切に出会えると、それだけでその町を好きになる。
④物価が安い
<交通費>
もちろん、旅行者の見た物価であって、日常的な生活はわからないが、まず交通費が安い。路面電車(長崎電気軌道電)は全線100円。最終日はホテルでもらった1日乗車券をフルに活用したが、ただでさえ安いのに申し訳ない気分であった(たいていの観光客がこのチケットを手にしていた)。また、空港から長崎駅へ向かうバスは1人片道800円だが、2人分買うとなんと1200円に割引される。ハウステンボスへ行く電車も2人用の割引があった。ともに2枚切符(4枚切符というのもあるらしい)というシステムで、こちらはそんなことを全然知らないから正規の料金を払うつもりでいたのに、バスの係りの人や駅員さんが親切にそれを勧めてくれたので、おおいに助かった。
交通は路面電車かバスだが、とても便利。
<ホテル>
ホテルも安い。私たちは飛行機をマイルでまかなえたので初日はちょっと贅沢をしたが、それでも「この値段でいいの?」というくらい。2日目のビジネスホテルにしても、大阪や名古屋では考えられない安さ(博多よりも安かった)でかなりレベルは高かった。初日のホテルは稲佐山の反対側にある山の上にあり、眺望最高。2日目のホテルはどの名所に行くにも便利、ロケーション最高。
<その他>
町の八百屋さんでみかけたイチゴもこちらより100円以上安くて、目を丸くした。あ、お弁当屋さんのおにぎりも80円。
以上、あくまでも2泊3日の観光客の目で見た長崎という町でした。
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