歌舞伎ミーハー日記

2017年8月 9日 (水)

10月はインド色

もうあちこちで話題になっているけど、10月歌舞伎座で菊之助さんがインドの「マハーバーラタ」を題材にした演目を上演する。その前に、今月、インドで舞踊を披露するそう。
10月、めっちゃ楽しみでござるよ。
歌舞伎美人に早くあげてくれ~。
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2017年7月21日 (金)

歌舞伎愛、師への敬愛:「歌舞伎夜話 京蔵丈、梅乃丈」

717日 歌舞伎夜話「中村京蔵 中村梅乃」(歌舞伎座ギャラリー)
梅乃さん登場ということで迷わずチケットゲット。
2人とも歌舞伎は天職とおっしゃって、強い歌舞伎愛と心からの師匠への敬愛が伝わってきた。お話は楽しくかつ、女方、後見について新たな視野を開かせてくれた。
全部紹介したいのだけど、ものすご~く長くなるので、ちょっと編集しつつ適宜かいつまんで(それでも長い)。カッコ内青字は私の独り言。

まずは京蔵さんの「マクベス」のお話から。
一昨年、コクーンで初参加した。今回は「劇場は遠いし、暑いし…」(まったく同感。夏のあの距離がつらくて「マクベス」チケット取ってない
<徳三郎型の魔女>
魔女は1983年、嵐徳三郎さんで見て、女方の挑戦に驚いた。蜷川さんには徳三郎さんがやったとおりにやってほしいと言われている。歌舞伎役者としては先人の踏襲は当たり前。姿は瀧夜叉みたいな恰好。
<ただただびっくり、ニナガワのダメ出し>
灰皿が飛んでくることはなかったが、言葉の灰皿が飛んできた。上から下まで(つまり、主役から脇まで)分け隔てなく、容赦のないダメ出しは、稽古初日、読み合わせの時からでびっくりした。自分は読み合わせはクリアー。徳三郎さんの造形は足の悪い魔女だが、あまり足を引きずりたくなかったので、立ち稽古の時軽く引くだけにしたら怒鳴られた。
歌舞伎では「二度目は難しい」とよく言われる。「惰性でやってんじゃないよ」と天国から言われないようにパワーアップしている。先生からなんて言われるか、常に思っている。
<海外公演>
先月は香港、10月がイギリス、11月シンガポール。香港ではシェイクスピアが浸透しており、ニナガワ人気もあり、オファーが来ていた。セリフは日本語で、広東語と英語の字幕を出した。17003日間完売。上演中は静か、カーテンコールは地鳴りのよう。
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年前にもロンドンに行っている(平幹二郎、栗原小巻主演)。イギリスは他国のシェイクスピアを認めないが、時代を安土桃山にして持って行ったら好評だった(舞台装置も仏壇だそう)。イギリスでは縁起が悪いので「マクベス」と言ってはいけない(知らなかった。日本の「お岩さま」的な捉えられ方だそう)。ニナガワマクベスは鎮魂劇で、イギリス人を驚かせた。

次は梅乃さん。緊張して喋れないと言いながら。
<ポートランド行>
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日、30日と、ポートランドで梅丸(梅乃さんの言葉として敬称略)の後見とレクチャーをする。女方ができるまでの司会進行。英語は自己紹介くらいで、あとは梅丸の実演を同時通訳で。準備が忙しいので英語は飛行機の中で…。ラスヴェガスでは男性が女性を演じることに驚かれたが、ポートランドでは素顔から女方になる過程を全部見せるので変身がよくわかると思う。
<ラスヴェガス公演>
ツチノコとタコの役。女方ではないが、おいしい役ではある。ラップのストーリー説明に合わせて踊るのだが、英語だから何を言っているのかわからない。日本語だと「山」の歌詞に合わせて「山」の踊りをするが、英語は慣れるまで大変だった。踊りは秒刻みで決まっているし(そうなんだ。たしかに演奏は待ってくれないものね)。でも現地スタッフが喜んでくれて、真似して踊る人もいたのが嬉しかった。それについて戸部さん「客の反応がわかりにくい劇場だったから、いい話ですね」。
<女方になった経緯>
入門から7年ほどは立役だった(その時にファンになったのだ、私は)。トンボなどやっていたので、入門時立役を選んだが、骨折をして2カ月ほど休んでいる間に立役に対するモチベーションが下がった。歌江さんもいたし、立役を立てる裏方としても女方は素晴らしいと思った。師匠に相談した時、辞めると言い出すのではないかと思っていたようだ。女方にしたいと申し出たら、長いこと宙を見て「君の将来を考えたらそのほうがいいかもしれない」と言ってくれた。師匠が、そのままやれと言ったら歯を食いしばってでも立役を続けていた。

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2017年6月30日 (金)

6月追記

書き忘れていたこと。

1.「名月八幡祭」のラスト、満月が本水の舞台床に映ってとてもきれいだった。さっきまで賑やかだった舞台に人は誰もおらず、煌々と照る月だけが余韻を残した。

2.初めて見た「名月八幡祭」の美代吉は福助さんだった。あれから7年。初めて見た「弁慶上使」のおわさは福助さんだった。あれから12年。そう思い出すと、福助さんが演じた色々な女性が脳裏に浮かんできた。

3.「黒蜥蜴」のプログラムで久々に「大ぜい」と書かれているのを見た。仮面舞踏会の男女、私服刑事、一寸法師の手下、岩瀬家の女中。今回の「大ぜい」は、名前の載っている出演者がその場面で大ぜいの人々に扮していたと思われるが、昔の歌舞伎座の筋書きでは名題下さんの名前が載っていなくて「大ぜい」になっていたものだった。今は全員の名前が載っているのが、こちらとしてもうれしいし、ありがたい。

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2017年6月22日 (木)

破沙羅、放送情報

わ~い、「破沙羅」をテレビでやるよ‼!
待ってました、この情報。
見に行きたかったんだけど、あんまり高くて断念しちゃって、テレビでやってくれないかなあと期待していました。
でも有料チャンネルだったら…なんて心配していたら、NHK BS。
放送日はまだまだ先の8月27日。22:50~25:05。
今年は時の経つのが遅く感じられるから、8月27日まで遠いなあと思うけど、楽しみ楽しみ。

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2017年6月 8日 (木)

まあまあ

今日は7月歌舞伎座の発売日。
そしてあさイチに海老蔵さん出演(緊急生出演、って…)。
七月歌舞伎座の話をしてたからこれは入店混雑しそうと予想したけど、案外すんなり入れて、まずは夜でしょ(あさイチ、あさイチ)というわけで、Swing指定席を狙ったら、×gawk 宙乗り小屋からは遠い席なのに…。そこで別の席を選んだが、まあまあというところか(花道は諦めた)。
次は昼の部。日程が×、貸切だった。そして指定席も×。しかも、選んだ席が確定するまで長い長い。青い丸がくるくるくるくる。これをじっと我慢がつらい。せっかちな私はついつい余計なことをしたくなる。画面を見ているといらいらしてくるので、他に気をそらせていたらやっと確定できた。それから決済までが又長かった。それでもとにかく無事に取れたし、座席もまあまあ。たまには違う席で見るのもいいかもしれないしね。

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2017年5月18日 (木)

ショック、獅童さんの肺癌

奇跡的なほどの早期発見だそうだけど、やはりショック。
つい、この間、初音ミクとの元気そうな画像を見たばかりだったのに。
博多座6月公演、歌舞伎座7月公演は休演だそうだけど、しっかり治して再びあの魅力的な姿を見せてくれる日を楽しみに楽しみに待っています。

獅童さん、2年前に脳動脈瘤の手術もしていたんだそうな。全然知らなかった…。

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2017年4月23日 (日)

ここだけの話かも?:歌舞伎夜話、亀鶴丈

419日 歌舞伎夜話 中村亀鶴丈(歌舞伎座ギャラリー)
亀鶴さん、声が大きいから大丈夫だろうと最後列を取ったら(終わったら早く出られる。って、そんな理由で席を選ぶ)、普通の会話トーンで早口、「ここだけの話ね」が多いし、こそこそっという部分もあって…(マイク使ってほしいと思うのは私だけでしょうか。こっちの耳がそろそろ医者行きかも)。ということで途中でメモを諦め集中して聞くようにしていたので、聞こえてかつ記憶している範囲で順不同で(話がバラバラでつながらないのはご容赦を)。それから、ここだけの話がどれだったか忘れちゃったので、そこに触れちゃったらごめんなさい。

・「氷艶」の台本を持って登場した亀鶴さん。表紙に130円かかっているそうで、客席が「おお~」とどよめくと、「それ、『おお』となる? 中途半端な額でしょ。500円なら『おお』だけど」と笑わせる。ちなみに歌舞伎の台本は三交社というところで印刷されているとのこと。
・歌舞伎ができる小劇場があるといい。普段見ない人がいきなり歌舞伎座で1万円以上というのは<敷居>じゃなくて<値段>が高い。1万円以下で見られる歌舞伎をやる劇場がほしい(同感‼ 普段見ている人だって毎月毎月そんなお金出せないから3階の一番安い席で見ているのだ。まずは、料金設定をもっと細かく分けてほしい。1階の1列目と16列目が同じ18,000円、また列だけでなく席の番号でも見え方に違いがあるもの。でも小劇場で常打ちとなると色々な人員確保が大変だろうなあ)。
・染五郎さんには「よっちゃんは声担当」と言われている。
・スケートに関しては刀を持つとテンションが上がってけっこう何とかなる。スケーターの人たちも刀を持つとテンション上がってる(染五郎さんが高橋大輔さんに刀の持ち方とか指導している映像見たっけ)。
・立ち回りは芯の人はほとんど動いていない。いかに芯が動いているかのように見せるのが周りの仕事。
・染五郎さんはすごい人。「髑髏城の七人」で別の役者さんのを見て染五郎さんの凄さがわかった。別の役者さんが悪いわけではない。染五郎さんがすごいということ。染五郎さんと一緒に出られるのは光栄。
・「氷艶」で第一声を放つのは亀鶴さんだそうで、歌舞伎界初のチャレンジだから、それを知っただけでも見たくなる。でも高い。アリーナ席(26,000円)は無理としてせめてスタンドSS席で見たいよなあ。18,000円かぁ。あんまり高いから諦めたのだけど、3日間6公演だし、それだけの価値はありそう…。亀鶴さんも「子供たちに見てほしいけど高いよねえ」と言っていた(台本を読んだ瞬間、なんにも考えずにただ面白い芝居だと思った。だから子供たちにも見てほしいとのこと)。公演にお金がかかるのはわかるからなあ(ひょっとしてひょっとするかもしれないサプライズがあったら、絶対見なきゃ損だよね)。
・子供たちに歌舞伎を見てほしいので、学校などにできるだけ出かけている。
・初音ミクの話から、「そのうち歌舞伎座にも六代目のボーカロイドが登場したりして」。戸部さん、それはないでしょ、という感じだった。亀鶴さんは初音ミクを知らなかった。元宝塚だと思っていた。それより、ある有名なメダリストを知らなかったそうで、これには客席も「え~」。その名はなんと北島康介‼ 6月は博多座で久しぶりに獅童さんと一緒と聞こえたような気がしたが、公演情報に名前がないから聞き間違いかも。
170423kikaku1 ・ギャラリーのステージには「氷艶」の弁慶の衣裳が展示してあったが、「この衣裳を着て六本木を歩きたい、LUNA SEAのコンサートに行きたい」…「冗談ですよ」。河村隆一さんと親しいらしい。そういえば一緒に芝居もしていたんだっけね。
・円形劇場は嫌い。客に背を向けるのは違うと思う。でもスケートリンクは別。
・せり上がりは乗っていると気持ちいい。「氷艶」でもセリを作りたかった。
・何の芝居だったか聞き洩らしたけれど、小刀が折れたので咄嗟に二刀流にしたらカッコよくて気持ちよかった。毎日やろうとしたら、立師に「やめとこ」と止められた。NHKの収録本番でやってやろうと思った。

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2017年4月22日 (土)

カブキブ、見てる

「ぴんとこな」でコケたから、まあ実写ドラマとは違うけどあまり期待しないでとりあえず録画したのを見て第1話(序幕:こいつぁ春から…)の途中で挫け、どうしようと迷ったけど、一応録画し続けておいた。
さっき、どれか録画消化しないと、と思って1話の後半をとりあえず見た。
そうしたらお嬢吉三の声が宗之助さんだっていうから(気がつかなかった。あとで聞き直したら確かに。後で気がついたけど、歌舞伎美人にも出てたわ。最近、情報あんまり見ないからなあ)、2話(二幕目:いとしと書いて藤の花)、3話(三幕目:知らざぁいって聞かせやしょう)と続けて見た。
なんか、少し面白くなってきた。丹羽花満のまさかのキャラ変が気に入った。
でも、10歳で日舞の名取になったという天才舞踊家が歌舞伎を見たこともなくて、「寺子屋」のストーりーも事情も知らないなんて、ありえないと思うんだけどな。
歌舞伎同好会を立ち上げることに一生懸命、猪突猛進の来栖黒悟の歌舞伎愛には共感を覚える部分多々あり。でも歌舞伎のセリフはやっぱりむずかしい。実際に御曹司だって、歌舞伎らしいセリフが言えるようになるまで努力重ねているもの。
今のところ、どのキャラも個性的で今後の展開が楽しみだが、やっぱり、アニメ中の白銀屋御曹司・蛯原仁がどのようなセリフを聞かせてくれるのか。ここはコケたくないからね。
第1話でお嬢吉三の声を担当した宗之助さんは第3話で「車引」の桜丸を、そして松王丸と梅王丸を錦弥さんが演じていた。三味線・鳴物も実際の歌舞伎音楽の演奏家による。傳左衛門さんの名前もあったよ。
それからエンディングで流れるのは懐かしい「お江戸―O・EDO―」。正体不明の五人組カブキブロックス(声優さんたち? 私はアニメはほとんど見ないので顔は知らないけれど、ネットで写真見るとそんな感じが…)が歌っているのだそうだけど、<カブキブロックス>とは考えたね(そういえば、この前「脳ベルShow」に氏神一番が出ていて58歳だっていうのに驚いた)。

ところで、「カブキブ」とは全く関係ないけど、「香川照之の昆虫すごいぜ!」第2弾が5月5日に放送される。1回目はトノサマバッタだったけど、今回はモンシロチョウだって。また、あの衝撃的なカマキリ先生になって出て来るみたいよ。
Eテレ 午前9時からだから忘れないでね。私は絶対忘れるし起きられないと思うから、1週間前になったら録画予約する。
トノサマバッタも4月30日16:25から又再放送があるそう。30日は俳優祭もあるよ。明日、予約だ。

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2017年4月 2日 (日)

吉之丞さん、幸雀さん休演

今日初日の四月大歌舞伎、藍玉屋治郎助役の吉之丞さんと仲居千野役の幸雀さんが体調不良のため休演されるそうだ。
心配ですが、お大事に。
なお、代役は錦一さん(治郎助)と京妙さん(千野)。

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2017年4月 1日 (土)

5時間弱は当たり前?

四月歌舞伎座の上演時間・・・50分(30分+20分)の休憩を挟んで4時間48分。
日が経つにつれ少しは短縮されるかもしれないけれど、4時間半超えは私にはつらい。実際に見ていい芝居であれば長さを忘れることはこれまで何回も実感しているが、事前に時間を考えるとちょっと萎える。お尻も痛くなるしね。
いつからこんなに長くなったんだろうね。ここ2年ほど、3部制を除いて、4時間半以内に終わることはほとんどない。
役者さんも大変だよね。とくに染五郎さんと猿之助さんは出番の間に多少余裕はあるとはいえ、
20分の幕間しかないんだもの。若いとは言っても体が心配になる。

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